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1対1のなりきりチャット
自分のトピックを作る
363:
Theodore Glory [×]
2021-04-28 07:48:46
ん、またな。
(相手の微笑みを受け、いつものように別れの挨拶をするとひらりと手を振り返す。どこか陰りのある微笑みが気になったが次にBar出会う時に聞けばいいと思っていた。あの狭い空間で一夜を過ごし疲れているのだろう。さらには自分に疑われて余計に疲労感も重なったに違いない。何回か角を曲がると自分を助けてくれた相手を疑うなんてな、と申し訳なさに頭を掻きつつため息を零す。アンドレにも言っておかなければ・・・と頭の中に伝えることをリストアップしておき自宅に帰宅した。
身支度を整え拠点へ行くと、昨日と同じようにアンドレを呼び出した。彼はまだ許可が降りていないと言うがそれでもいいと、返事をする。別にこのまま降りるまで時間がかかってしまってもいいが、彼には一応相手がハンター出会ったことを伝えようと思った。しかしそこで判明するまで近づくなと言われていたのに接触し、不可抗力とはいえ壁から落ち一夜を共に過ごしたなんて言えば激怒されることを察し飲み込む。代わりに、呼び出した口実を今夜任務が終わったあと呑みにでも行こうと伝えて)
364:
Claus Burton [×]
2021-04-28 14:19:44
(相手と別れてから、どっと疲労感に襲われる。予想以上に多くの証拠を掴んでいた相手、オークションの主催者が捕まれば芋づる式に顧客である吸血鬼が割り出される可能性も否定できない。そうなれば、特務機関としては近年稀に見る大手柄になる事だろう。過去の行いのお陰で一旦相手を丸め込む形で信頼させる事はできたものの、その信頼も長く続くものではない筈。特務機関に登録されている情報は自分のものではないし、別人だという事は調べれば直ぐに分かる。怪しまれる事さえなければ、特定の人物について調べる者など居ないとたかを括っていたが、恐らくもうこの辺りが潮時だろう。ハンターである相手と関わりを持ち、更にその関係を深めすぎた自分自身のせいで身を滅ぼす事になるのだから、それは仕方ないと思えた。
全て、彼に話してしまおう。憎悪を向けられどれだけ罵られても、大切にした婚約者の仇を彼が果たせると思えば、それは喜ばしい事のはずで。思いの外早く訪れた終焉に深々と息を吐きつつ、近く訪れる満月を思いながら。)
365:
Theodore Glory [×]
2021-04-28 20:12:26
(アンドレと食事をしてはどこかスッキリとしてるな。と言われ笑って誤魔化した。相手と会ったことで悩みは無くなったがそれを言うことなく違う話へと逸らし。次の日から何日かは休んでいた分の仕事が回ってきて忙くなっていたが満月の日が近づくとピリピリとした緊張感が漂っていた。Barにも行けない日が続き、次会った時には吹っ掛けられそうだと苦笑いした。この日も日中から拠点で任務の書類を見ていると、アンドレから試作品だがと言われ小型の通信機が渡された。何でもそろそろクラウス・バートンについて情報を見る許可が下りそうだということで確認したら伝える。それまで実験、もとい研究に手伝って欲しい、と言われ頷きつつも彼の本音を隠さない言い方にため息をついて過ごし)
366:
Claus Burton [×]
2021-04-28 21:38:39
(満月が近づき、日に日に渇きも強く感じるようになって来ると、狩りに行こうと夜家を出る。Barには足を運んでいなかったのであれから相手には会えないままだったが、やはり思うのは相手の事。明るい月の光に照らされながら通りを歩いていると、いつものように女性に声を掛けられた。彼女の髪に目が行く、彼からあの話を聞いてから赤毛の女性を妙に意識してしまうようになったと思いながら、滑らかな動作で彼女の腰に腕を回して路地裏に行こうと耳元で囁く。頬を染めて着いてきた彼女を壁に押し付けると、覆い被さるようにしてその首筋に噛み付いた。背後で誰かが悲鳴を上げたのをぼんやりと聞いていたが、何処か自暴自棄な感情が抜けず直ぐに逃げようとは思わなかった。ハンターのコートを羽織った自分が人の血を啜る所を目撃したのなら、すぐさま拠点に通報が行くだろう。彼がやって来て殺されるなら、それでも構わないとさえ思いながら一度首筋から口を離すと、力を失った彼女の綺麗な赤毛を慈しむように撫でて。)
367:
Theodore Glory [×]
2021-04-28 22:03:59
(ある日の夜、拠点で緊急の通報で出られるよう待機しているとアンドレからハンターのコートをきた男性が女性を襲っている通報が入ったため向かって欲しい、と言われ頷き急いで飛び出した。なぜ、ハンターがそんな真似をしているのか。もしや疑ってしまったことのある相手のように吸血鬼がハンターの中に紛れ込んでいたのだろうか。それとも吸血鬼がコートを羽織って錯乱しようとしているのか。様々な推測を立てながら、大まかな位置情報の元、走ってその姿を探すとある路地裏で力の抜けた赤毛の女性を抱くハンターコートが見えて銃を構える。丁度今は月が雲に隠れてその姿は朧気だが、スラッとした男のようだ。「動くな」と声をかけ、男の全貌を確認しようとすると雲が動き月の光が照らしてくる。次第に見えてきた姿に引き金を引こうとするも月の光に照らされたその顔に目を丸くして。)
368:
Claus Burton [×]
2021-04-28 22:46:29
──…テオ。……君が来ると思ったよ、
(程なくして、背後で聞こえた声と銃を構える音に相手に背を向けたまま顔を上げる。やはり自分の想像通り相手がやって来たと思いつつ、今この場で振り返れば彼との関係が断絶すると分かっているのに、気持ちは妙に凪いで落ち着いていた。口許を染めた鮮血をコートの袖で拭うとゆっくりと振り返り、腕に抱いていた女性を手離す。どさり、と重たい音と共に明るく空に浮かぶ月の光に顔が照らされ、紅く染まった瞳が月の光を受けて一層鮮やかに輝いて。驚愕の表情を浮かべた彼と視線を重ねると、静かに言葉を紡いでまるでいつもBarで言葉を交わすときのとう微笑を浮かべて。彼の視線は真っ直ぐに自分を貫いていて、何度も裏切ってしまった彼を前にこれでもう言い逃れは出来ないと、全てを終わらせる覚悟も出来ていた。)
(その頃、拠点に居たアンドレ・ターナーの元に、前々から申請していたデータ閲覧の許可が降りたことを示す通知が入った。すぐに指定されたコードを入力してファイルを開くと、クラウス・バートンに関する情報が読み込まれる。登録されていた写真は、先日見た男の写真とは似ても似つかない風貌の男で思わず目を疑った。スラリとした体型こそ同じだが、顔立ちも瞳や髪、肌の色に至るまで異なり、あの男でない事は確実だった。先程入った通報を思い出し、例の男が正体を見せたのでは無いかと頭によぎり、相手に連絡を取ろうと慌てて通信機を掴んで叫んだ。)
セオドア、聞こえるか!!──あの男は別人だ!ハンターじゃない!
369:
Theodore Glory [×]
2021-04-28 23:26:49
な、んで・・・クラウスが・・・。
(月明かりで見える顔に始めは他人の空似だと思ったが、名前を呼ばれいつもBarで会っていた相手だと分かる。その表情はいつも通りで、焦る様子もないが、瞳の色と僅かに口元を汚す赤が妙に目につき震えた声で疑問を述べる。なぜ相手がこのような真似を?先日、相手自身が自分で吸血鬼ではないとはっきり言っていたでは無いか。そんな疑問を頭の中で浮かばせていれば通信機から焦ったアンドレの声がして登録されているクラウス・バートンと写真の相手は別人であったと声が聞こえた。それは前に分かっていたこと。だが、今の言い方だと全くの別人であることが分かった。それも渡した写真とは似ても似つかない顔がハンターとして登録されている程の。
嫌な考えが頭の中で繋がっていく。もし、彼の言葉が全て嘘だったら。口の中がカラカラに乾いたようだった。水槽の中の魚が酸素を求めるかのように口をはく、と動かしたが喉からはかすれた音も出てこずただだだ混乱した表情を前に出していて)
370:
Claus Burton [×]
2021-04-28 23:50:11
…ごめん、…彼の言う通り、僕は別人だ。クラウス・バートンは死んだ、──初めて、僕を殺しに来たハンターの名前だよ。
(通信機から聞こえた声は、相手の同僚のハンターだろうか。情報を調べていたのかもしれないが、特務機関に登録されている人物と自分は似ても似つかないだろう。何年も前に殺したハンターで、背格好が似ていたためコートや武器を奪い、彼の持ち物から名前などを確認し存在ごと成り代わったのだから。目の前の彼は自分を罵る事もなく、ただただこの状況が信じられないとばかりに混乱した様子で此方を見つめるだけだった。相手に告げていた名前も、生い立ちも、その全てが嘘で塗り固められたものだと理解して絶望するだろうか。自分はハンターのクラウス・バートンではないと告げながら、不気味なほどに大きく明るく空に輝く月を背負って相手と対峙していた。)
371:
Theodore Glory [×]
2021-04-29 05:06:32
(ハンターのクラウス・バートンは既に死んでいる。そう彼は言った。つまり、相手の何もかもが全て嘘だということになった。相手本人が言った自分は吸血鬼じゃないということも。満月の夜居なかったのは狩りに行っていたため。体調が悪かったのは血が足りなかったため。あのオークションにいたのは、人を買うため。これまで何人もの血を吸い命を奪ってきたハンターの敵。その事を淡々と話す相手に怒りや絶望ではなく静かに悲しみの感情が止まらない。
相手は自分と出会った時から嘘をついていたのだろう。どこからどこまでが嘘だったのかは分からない。だが、相手をハンターだと信じて近づく自分を見てどう思っていたのだろう。単純だな、と哀れんでいたのかもしれない。その事が衝撃的で銃を持つ腕と顔は下がってしまい、ぽつりと全てが嘘であったことを呟き)
そうか・・・じゃあ全部、嘘、だったんだな・・・。
372:
Claus Burton [×]
2021-04-29 09:56:04
(向かい合っていた相手の視線は下がり、銃も力なく下ろされてしまった。どうして騙したのかと憤り、裏切った事や多くの人間を殺してきた事を罵り、憎悪に染まった瞳と銃口を向けられると思い込んでいた、それなのに。相手には悲しそうな表情をして欲しくない、自分を憎んで仇を果たしてくれるのならそれが本望だった。表向きの顔は全て嘘で塗り固められたものではあったが、相手との時間を楽しみしていた事や、抱いた好意は全て本当だったのだから。だからこそ初めて、罪悪感という感情を抱いた。
俯いてしまった相手を見つめながら、彼の婚約者についてはまだ自分から口を開けずに居た。悲しませた事を謝る言葉も出てこない。赦される筈のない罪を幾つも重ねた自分が、こうして彼の前にいる事が居た堪れなかった。全部嘘だったのか、という相手の呟きには小さく頷いて、柔らかく微笑を浮かべる。相手を前に、自分は完全なる悪として終わらせるべきだと思っていた。彼に余計な情を与えないためにも、彼女の仇を果たして自分を葬ることで、また前に足を踏み出して貰うためにも。)
──自分でも何が真実か分からなくなるくらい、嘘で塗り固めて生きてきた。
373:
Theodore Glory [×]
2021-04-29 10:38:07
・・・さぞかし生きずらかっただろうな、お前は。
(自分でも本当のことが分からない程偽っていなのなら辛いものがあっただろう。懺悔をするような声で全てが偽りで生きてきたなんて告白するのだろう。まるでそれを後悔しているかのような・・・。相手の顔を見たくなくて銃を持っていない手で目を覆う。視界に映る全てのものを見たくなくて、目の前の真実を信じたくなくて、だが手に握った銃の硬さと冷たさ、鼻につく血の匂いがこれが現実だと訴えかけている。クッ、と口角が上がり自虐的な笑みが口元に浮かび思いの内を口に出した)
それで面白かっただろ?お前の嘘を真実だと思い込んで笑ってる俺が。・・・吸血鬼だと思いもしないで同じ人だと、友人だと、信用しきってた俺を見て、ずっと、ずっと嘲笑ってたのか!
(身の内から湧き上がるこの気持ちはなんだろうか。裏切られたことへの絶望、怒り、悲しみ。自分の間抜けさを実感した自虐的な感情。湧き上がってきた感情がグルグルと混ぜられ口調が強くなる。なぜ、あの倉庫で一夜を過ごした時に言ってくれなかったのだろう。あの時に分かっていればこんなにも感情に苛まれることもなかったのに。ただ裏切られた純粋な怒りと憎しみで向き合うことが出来たのに、と頭の中は冷静であるものの感情は徐々に高ぶっていて)
374:
Claus Burton [×]
2021-04-29 11:32:01
……赦されないとは分かっていたけど、テオの事は本当に友人だと思っていた。嘲笑ってなんかいない。
(この状況で彼を友人と言うのは、彼の気持ちを逆撫でするものだろう。それでも、それだけははっきりと伝えたくて言葉を紡ぐ。相手を嘲笑っていた訳ではない、何度も葛藤しながら、離れなければと思いながらもそれが出来ない程に相手を大切に思っていた。しかしその胸の内を全て相手に伝える事は、相手を傷付ける事に繋がるだろうと言葉少なに返事を返しただけで。大切な人を奪った、彼がなによりも嫌悪している吸血鬼としていま相手の前に立っているのだから、彼を友人だと口にする権利は自分にはない。徐々に憎しみや怒りの感情が湧き起こるように此方を見据える相手の瞳を見つめ返しながら、初めて自分の運命を恨んだ。人間として生まれれば、彼の友人としてこの先もずっと、カウンターで酒を酌み交わす事ができていたかもしれないのに。)
375:
Theodore Glory [×]
2021-04-29 12:04:03
じゃあなんで今正体をバラした!人目に付きやすいこんな場所で、そのコートを着て!
(本当に友人だと思っていた、嘲笑ってなんかない。その言葉にそうだ、相手は自分を笑うような性格ではない。と思いつつ自分の思考を煽るように聞こえてきて目を覆っていた手を振り下ろし、相手を見据える。ふつふつと湧いてくる怒りに任せ疑問をぶつけてしまった。自分は吸血鬼でないと証明してから、自分で吸血鬼であると、自身の発言を覆すような行動。このタイミングで正体を明らかにすることになんの意味があったのだろう。相手はこれまでも人を吸血していたのだろうが、バレることは無かったはず。その証拠に今夜のような通報はなかったのだから。
吸血鬼にとって人の寿命なんてさほど長くはない。あと寿命で死ぬとしても、吸血鬼に殺されるとしても、自分を友人だと思っていてくれたのなら最後まで隠していて欲しかったと叫ぶ。こんな言葉、ハンターに有るまじき告白だ。吸血鬼であること隠して生きろだなんて。だがそう考えるほど、この真実は知りたくなかったのだ。)
今まで隠し通せてきていたんだろう!?なら最後まで隠し通せば良かったじゃないか!
376:
Claus Burton [×]
2021-04-29 12:32:54
隠し通す事は出来たよ、此れまでだってずっとそうして来た。でも、君はオークションの情報を掴んで、証拠もいくつも手にしていた。僕の正体が暴かれるのは時間の問題だったし、…それなら僕は、テオに終わらせて欲しかった。
(隠し通して欲しかった、その言葉に相手の優しさを垣間見て少しだけ悲しそうに眉を下げた。何度も裏切り、嘘を吐き続けていた自分を前に、彼はそれでも自分と友人で居たかったと思ってくれているのだろうか。正体を明らかにしたのは、ただ身勝手な理由。彼に嘘を吐き続ける事に対する負い目も感じていたし、あそこまで情報を掴まれていてはハンターに気付かれるのも時間の問題。それならそれよりも前に、相手に全てを委ねて終わらせてしまいたかった。いくつも罪を重ねておきながら自分だけ楽になろうなんて、どこまでも身勝手だとは分かっていながら。
一番の理由は、出会ったばかりの頃に彼が語ってくれた過去にあった。彼が愛した女性、月のような瞳を持った赤毛の彼女を彼から奪ってしまったのは自分で、彼はその吸血鬼を殺すためにハンターになったと言った。彼が遺恨を晴らすには、自分を殺すしかないのだ。彼は自分がその仇である事を知らない、彼が長年の恨みを果たせるのなら、自分はそのために命を落としても良いと思えた。少しの間を置いて、ゆっくりと言葉を紡ぐと相手を見据えた。)
──それに、君は仇を討たないといけない。
377:
Theodore Glory [×]
2021-04-29 12:58:01
・・・俺があいつの仇を取るのと、お前が正体をバラしたことになんの関係がある?あいつの仇はもう居ないから、代わりに殺されてやる、とでも言いたいのか。
(なんて身勝手な、と思ってしまう。だが、確かにあそこまで証拠をもち、自分ではない誰かが相手の命を奪っていたのならどんな気持ちになっていたのだろう。どうして話してくれなかったのか、なんて身勝手な考えに自分も支配されていたのかもしれない。だからこそ相手から正体を明かしてくれたのは幸運なことだったのだろう。それでも、最後を遂げるなら自分に討たれたいなんてそれを承諾することは出来なかった。
真っ直ぐ血のような赤が自分を見据える。"君は仇を討たないといけない"だなんて、長年探している仇の居場所を知っているかのような物言いに拳を強く握った。婚約者の仇と目の前の相手とどんな関係があるのかと疑問をぶつけると、相手から飛び出した発言に一瞬、心臓が止まった気がした。)
378:
Claus Burton [×]
2021-04-29 13:58:21
──…君の婚約者を殺したのは、僕だ。
(真実を伝えなければ、と覚悟を決めると、その言葉を口にした。彼の表情が絶望に染まるのを見たくはなかったが、その真実を聞いてそのまま憎しみに任せて発砲するかもしれない。銀の銃弾が心臓を貫いた瞬間に自分は命を落とすと思えば、相手の姿を、表情を、最期に瞳に映すのが彼であるようにという想いで、真っ直ぐに彼を見据えたまま瞳を逸らす事が出来ずにいて。あの夜の事は鮮明に覚えている。月を手に入れたいという衝動にも似た感覚だったように思う。彼女の最期も鮮明に記憶している、ぽつりと言葉を紡いで。)
…僕たちを駆り立てる満月のようなあの瞳を、手に入れたいと思った。
379:
Theodore Glory [×]
2021-04-29 14:35:45
(最初は何を言っているのか分からなかった。婚約者を殺したのは自分だと、満月のような瞳を手に入れたかったのだと、そう相手は言った。つまりいつかの新月の夜に婚約者の話をした時から相手は、自分が己の婚約者を殺した犯人だと分かっていたという事だった。自分の憎しみや怒りを知っていた筈なのに、なのにあぁも何も知らない風を装っていたのか。そう考えると目の前が怒りで真っ赤に染まったようになった。
今すぐ相手を殺したいという衝動にも駆られ、目の前にある姿に憎しみを覚える。こんな遠くから殺してなんかやるものか。婚約者を殺した相手の顔を最期まで見ていようと足早に近づけば胸ぐらを掴み壁に押付け、心臓の上に銃口の照準を合わせた。呼吸も興奮した獣のように荒いものになり、ジッと相手の顔を見据え)
ク、ラウス・・・ッ!お前!!
380:
Claus Burton [×]
2021-04-29 15:27:39
──…ッ、…ごめん、テオ…
(胸ぐらを掴まれ壁に押し付けられると、背中に鈍い痛みが走る。憎悪と怒りの滲んだ表情浮かべた相手の顔が目の前にあり、彼を見つめたまま絞り出すように謝罪の言葉を述べた。大切な人を奪ってしまった事、いくつも嘘を重ねて相手を裏切った事、様々な後悔と残穢の念が胸の内で錯綜する。謝った所で彼女は戻ってこない、自分が楽になるためだけの謝罪と思われるかもしれない。それでも彼の大切な人をこの手で奪ってしまったことを、謝罪しなければならないと思った。自分をハンターと信じて着いてきた彼女、最期まで彼を想い謝罪の言葉を述べて命を落とした。月を手に入れる事など出来るはずもなく、美しいものを自分の手で散らしてしまったかのような喪失感を感じたまま彼女の亡骸を見つめたあの夜。その時彼は、家で彼女の帰りを待って居たのだろうか。胸に銃口が突きつけられ、安全装置が外される金属音がした。一瞬の隙を見て彼に噛み付く事も出来たが、身じろぎをする事はなく、ただ相手の指が引き金を引く瞬間を、全てが終わるその瞬間を静かに待っていた。)
381:
Theodore Glory [×]
2021-04-29 15:54:04
(憎悪に身を委ねたまま、安全装置を解除する。あとは引き金を引けば目の相手の心臓を射抜くことができ、仇をうてる。早く引き金を引かなければならないのに、その指は震えて動かず固まってしまった。全てを諦め、最後の時を待つ相手の顔を見ていれば出会った時からの思い出が頭の中を巡り余計に引き金を引かせる覚悟を鈍らせていく。相手の声や視線、表情が消えてしまうことに深い悲しみを感じ、頭の中から憎悪と怒りを消していっていた。じわりと目に涙が浮かび、視界を歪めせ始めた。婚約者の仇である相手が憎いはずなのに、それよりもこれまでに過ごした時間の心地良さや相手への愛おしさが勝って殺したくないとまで思ってしまった。そう思うと目から涙が零れ震える手から銃が落ち、ガシャン、と乾いた音がした。銃を失った手は相手のコートを掴み、握ると心の底から絞り出すように訴えて)
・・・お前を、殺せるわけ、ないだろ・・・!
382:
Claus Burton [×]
2021-04-29 19:35:57
──ッ、どうして……僕は君から大切な人を奪ったし、嘘を重ねた。情けを掛けるような存在じゃない、…殺されて当然の吸血鬼だ、!
(引き金が引かれる事はなく、地面に打ち付けられる重たい金属音と共に地面に銃が落ちるのを見た。彼は涙を零して、その上で自分を殺せない、と縋るようにコートを掴んだのだ。想定外の状況に、頭が混乱して妙に落ち着いていた心は平静を失った。自分は彼に赦されるべき存在なんかじゃない、ハンターである彼に殺されて当然の吸血鬼だ。自分が殺されなければ彼は婚約者の仇を討つことが一生出来ないし、自分自身も彼に償う方法が無くなってしまう。至近距離で相手を見つめたまま泣き出しそうな表情を浮かべて、首を振った。彼がこの罪深い自分を終わらせてくれなければ、これから自分は相手を喪ってどうすれば良いのだろう、大切な人を喪って苦しんで来た彼を、誰が救済してくれるのだろう。)
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