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1対1のなりきりチャット
自分のトピックを作る
■:
さすらいの旅人さん [×]
2021-02-27 21:41:52
さあ、目を閉じて。
内緒話をしよう、可哀想な私の小鳥。
>1 トピ内容 )
>2 細かい設定 )
>3 先生と小鳥 )
1:
さすらいの旅人さん [×]
2021-02-27 21:53:24
STORY.
親に捨てられ家を出て、行くあてを失った少女は奇妙な豪邸に迷い込みます。あれよあれよという間に仮面をした人物に促され、参加者だと間違えられた少女はドレスに着替えて豪邸の中へ。中で開かれていたのは仮面を付けた人々による舞踏会のようでした。
"お嬢さん、お相手が居ないのなら是非にわたくしと。"
"いいえ、わたくしの手をお取りください。"
何人もの男性が少女に目を付け、ダンスの相手をとせがみます。
迫る男の様子に恐ろしくなり硬直した少女。
すると背後からひとりの男が現れました。
「(失礼。)」
「─── すまない、待たせたね。」
「お、…遅かったじゃない。もう少し貴方が遅かったら、他の人の相手をしてたわ」
「それは困るなあ……おや、彼女に何か?」
少女の肩に手を添えてあたかも待ち合わせていたかのように振る舞い、それに感づいた利口な少女はぎこちない演技をして見せます。少女の肩に手を置いた男はその演技を少しばかり可笑しそうに笑っては、すぐ目の前の怪しい男たちへ低い声をかけると怪しい男らはそそくさと散らばっていきました。声色か気配か、どことなく安心できる声の主へお礼を言おうと振り向けば、言葉を発する前に唇に指先をあてられ、周りに聞こえないよう耳元で囁かれます。
「良くできました、利口な小鳥だね。でも、ここはお前の様な小鳥が囀る場所ではないよ、お家に帰って絵本でも読んでいなさい」
一瞬の事で、言葉を理解するのに数秒かかった少女が言葉の意味を理解した瞬間、思わずカッとなり精一杯の強がりで仮面の奥にある瞳を睨みつけると声を上げました。
「帰る場所がないんです、── なっ、何ならさっきの人達に買われたって構いません!」
「おっと、見かけによらず大胆だ。それ、意味わかって言ってる?」
「わかってるつもりです。」
「二言はない?買われたら二度と帰れないかもしれないよ。」
「帰る場所が無いといったはずです、帰りたいなんて言いません。」
「いいね、合格。じゃあ慈悲深い私が買ってやろう、可哀想な小鳥ちゃん。」
「えっ?あ、あの。わたし、頑張ります ... ?」
こうして自称慈悲深いという男に拾われた少女は男の家で家政婦として働くのでした。
2:
さすらいの旅人さん [×]
2021-02-27 22:18:11
ぷち設定
庭付き2LDKの新築平屋。太陽の光がうまい具合に入るようステンドグラスなどが施されていてお洒落な家であるものの、特に隠の趣味ではないとのこと。特に何も育てておらず謎に広いだけの庭がある。使っているのかはさて置き、生活に必要なものは一応全て揃えている様子。1つは隠の部屋で、小説を書く部屋、寝るのもそこ。もう1つの部屋は空き部屋で昔書いた小説を積み重ねている。小和ちゃんにはそこを使ってもらう予定です。広めのリビングには大きいソファと大きいテレビのみで生活感はなし、ソファで偶に寝る以外ほぼ使っていない。大都会から少し離れた場所に孤立して家があり、周りは結構静か。歩いて2、30分くらいで都会に着く。静かな方が小説を書きやすいんだとか。
( とりあえず思いつくものをさらさらっと書きましたが、他に何か気になることがあれば随時教えてください! )
3:
さすらいの旅人さん [×]
2021-02-27 22:34:41
@PF / 小鳥
「京先生、今からお買い物に行くので何か必要な物があるなら先言っといて下さいね!」
名前 / 花園 小和 Hanazono Koyori
性別 / ♀
年齢 / 18歳
容姿 & 服装 / ココアブラウンのミディアムヘア。癖っ毛気味で寝起きは寝癖が酷い。
丸目の瞳は焦茶色で、ぱっちりとした二重瞼。身長は158cm程で若干幼さの残る顔立ちをしている。健康的な肌色で華奢な体型。普段の服装は白のブラウス、ベージュのフレアスカート、黒のローファー。舞踏会で出会った際はプリンセスラインのサーモンピンクのドレスを着用。
性格 & 備考 / 面倒見が良く、お節介しがちな、家事が得意な少女。明るく何事にも懸命に取り組み、少々頑固な部分もある。嘘を吐くのが下手。適応能力が高めで手先が器用、上記にある通り裁縫や料理等の家事はお手の物。人前では滅多に弱音は吐かず、努力家。自分を拾ってくれた京先生には感謝すると同時に、出来ることは基本的に何でもしようという想いがある。ただ若干強がりな節があるので素直に気持ちを伝えられないことが度々ある。諦めが悪く、偶に童心に戻ったかのような態度を取ることも。
酒に溺れた父親に蔑ろにされ、家出を決意。母親が早くに亡くなった為、自ら家事を習得しようとしたと言うよりは習得せざるを得ない状況であった。甘味が好きで、最近は自分でも作ってみたり、それを執筆中の京先生に振舞ったりもする。
"花園"という姓に因んでか、昔から花が好き。買い物のついでに摘んできた花を京先生の部屋に飾ったりしている。
一人称は「私」、二人称は「貴方」、京さんのことは「京先生」と呼んでいる。時折勢いで「隠先生」と呼んでしまうことも。"小鳥"と呼ばれることを少し恥ずかしく思っている。
@PF / 先生
「小鳥、愛らしい頬にいちごジャムがついてる。どれ、私が食べてあげようか? ─── あっはは、冗談だよ。初いなあ、そんなに怒らなくても。」
名前:京 隠 (かなどめ なばり)
性別:男
年齢:28歳
容姿:黒の着物に紺の羽織、黒の高級そうな草履。場所によってはスーツを着用する(貴女と出会った舞踏会ではスーツです)。肩に毛先が触れるほどの長さの黒髪をハーフアップ、若しくは一つで結んでいる。毛量は少なめで癖はない。男性らしい引き締まった身体付き。身長178cm前後。瞳の色は黒く、若干吊り目気味。
設定:一人称「私」偶に「俺」。二人称「貴方」人によっては「お前」、貴女の事は「小鳥(ことり)」と比喩し、そう呼びます。稀に気分で名前で呼ぶことも。コアなファンが根強くいる物書きで、ジャンルはミステリー。いいアイデアが浮かべば3徹する事もあるが、流石に倒れる。基本的には余裕があり、少し意地悪な大人。時々荒っぽくなる。怪しい舞踏会には新作の小説のネタを拾いに出かけていて、偶々貴女が男たちに絡まれていたのを発見し、気まぐれで手助けをした。持ち帰ろうだなんて毛等も考えてなかったが、貴女の強がりが可愛らしく思えて小動物を飼うようなノリで引き取ることに。
免許も車も持っている為、米など重いものを買いに行く時は乗せていってくれる。今まで助手席に人を乗せた事はなし。自分の部屋には白檀の香りのお香を焚いていて、これがないと小説が書けないらしい。お香が切れたら小和ちゃんに買い出しを頼むことも多々あり。
( 少し最後に設定を追加しました、さらっと見てくださるととても助かります! )
4:
さすらいの旅人さん [×]
2021-02-27 22:36:13
( お相手募集板様でお声掛け頂いた小和様をお待ちしております!設定など軽く目を通して頂き、気になる事があればお聞きください。お話は募集板にも記載いたしましたが、【「いいね、合格。じゃあ慈悲深い私が買ってやろう、可哀想な小鳥ちゃん。」「えっ?あ、あの。わたし、頑張ります ... 」】直後からのお話にしようと思っています。つまり隠宅に一緒に帰るところからで、それはこちらから絡み文投下させて頂きますね!それではお手数ですが、ご移動よろしくお願いいたします! )
5:
家出少女 / 花園 小和 [×]
2021-02-27 22:46:00
( / 主様、参加許可並びにスレ建て感謝致します!!
ストーリー、ぷち設定及び京先生のPF拝見しました、それを踏まえて一つだけ質問させて頂きます。私の単なる見落としでしたら申し訳ないんですが、時代背景は現代、ということでよろしいでしょうか…?
それから、これはただの私の独り言のようなものなのですが京先生のPF、とても惹き込まれました。余裕そうな大人の表情が少々崩れるのを見られる日がとても楽しみです!私としては主様と永い縁を結べたら良いな、と思っていますので小和共々、何卒宜しくお願い致します!)
6:
さすらいの旅人さん [×]
2021-02-27 23:07:48
( こちらこそ、ご移動もお相手希望も有難う御座いました!9割諦めていたので有難いです…。
そして、やはり気づかれましたよね!!!当方、最初は明治から大正ぐらいの時代背景でもりもり書いてたんですけど、途中で明治大正って雰囲気くらいしか分からないし難しくない?現代でもいいかなあ?みたいな物凄く適当なノリでいました(←)どちらの時代の方がやりやすい、やってみたいなどありますか?明治の最後から大正にかけて車の運転もするようになったみたいなので、その辺におきましても現代でも明治大正辺りでも大丈夫です!
結構ねりにねって作ったプロフ設定なのでそう言って頂けて光栄です…。私も小和ちゃんのプロフを見た瞬間、絶対この可愛い子とお話進めたい!と直ぐに思いました。此方こそ、隠共々永くよろしくお願いいたします!)
7:
家出少女 / 花園 小和 [×]
2021-02-27 23:20:24
>主様
( / 気付いちゃいました(笑)
ふむふむ、なるほど…私も初めPF作成の時に袴にするべきか洋装にするべきか悩んだのですが、大正には既に洋服があったみたいなので洋服にしたんですよね…。私もふんわりとした雰囲気くらいしか分かりませんが、明治から大正にかけての時代風景、というかそういうのが好き()なので、出来れば其方の路線で物語を進めていきたいな、と考えています…、よろしいでしょうか…?
わわ、ありがとうございます、此方こそ光栄の至です…!まだセイチャットで也を始めて日が浅いので、失礼のないように頑張りますね!)
8:
さすらいの旅人さん [×]
2021-02-28 00:54:01
( 明治から大正時代の背景で承知致しました!元々は私もそのつもりでいたので大歓迎で御座います。気をつけますが、それその時代にあった?みたいなものがやや出てくるかも知れませんが、その際は適当にスルーして頂けると幸いです(←)
早速始めるにあたってご確認ですが、「舞踏会から出て、家を目指す」で始めちゃっても問題ないでしょうか?歩きながら何度か話して、すぐに帰宅予定です!もしくは家に着いてからの話でも構いませんので、もし家に着くまでを省いた方がやりやすいようであれば要望くださいませ!
当方も物凄く常連です、と言うわけではないのでお気になさらず!きっと隠と小和ちゃんであれば楽しく過ごせると思っています。何か付け足したい設定や、やってみたい事ありましたらいつでもご相談くださいね、こちらも直ぐにお伝えするように致します!)
9:
家出少女 / 花園 小和 [×]
2021-02-28 00:59:01
>主様
( / 分かりました、では明治から大正にかけての時代背景ということで認識しておきます。私も華麗にスルーしますので主様も私が間違った認識を織り交ぜてしまってもスルーして頂けたら幸いです(
はい、その始め方で大丈夫です!主様のロルをわくわくしながら待っております!!
了解しました、何か思い付いたら伝えさせて頂きますね。何かとお気遣い頂きありがとうございます、これからお世話になります!)
10:
京 隠 [×]
2021-02-28 01:09:51
そうと決まれば帰ろうか。
───... さ、私の小鳥、お手を如何ぞ。
(小説のネタを探しにふらりと寄った舞踏会で、まさか自分が見目一回りほど歳の離れた少女を拾う事になるとは思いもせず。流石に予想していなかった展開ではあるものの(お手伝いさんが居ればもっと楽に生きていけるのに)何て、丁度前日思っていたばかりで。小説のネタ探しは、締め切りが迫っているわけでも無いので後回しにする事にしてしまえば、動揺する事なく話を進めて。帰る場所が無いと言い張る何やら事情がありそうな少女がこの場の雰囲気に圧倒されているのを尻目に、狙う男たちを一瞥してから、彼女の相手は自分だと見せ付ける為にも紳士的な態度で出口までエスコートをと手を差し出せば、瞳を細めて笑みを浮かべ。)
( 華麗なスルー大変助かります!お互いスルースキルを高めましょう(←)余りにも無理があるところは言ってくださいね( )この辺で背後は一旦下がらせて貰いますが、上記絡み文も然り、絡みづらい点があればそれも何なりとお伝えくださいませ。本日から末永く宜しくお願いいたします! )
11:
家出少女 / 花園 小和 [×]
2021-02-28 02:53:34
>10 / 京 隠先生
( 何処か気障な言い回し、…胡散臭いと言われれば、確かにそうだと首を縦に振るしか無い気がするが、"頑張ります"と言った手前もう後に引くことも出来ない。小鳥と呼ばれるのも何だか違和感を感じる。なんとか話を合わせてみたは良いものの、如何やら自分は此の男に世話になることになりそうだ。名前も知らない男はす、と瞳を細めながら至って紳士的な態度で此方に手を差し出してきて。彼と同じように自らをダンスに誘ってきた男達を一瞥し、ゆるりと視線を動かして若干ぎこちない動きで彼の手を取る。__何だろう、幼い頃から碌でもない父親の姿を見てきたからか、大人に対してあまり良い印象を持っているとは言えない。ただ、此の男からはそう言った大人の「悪意」のようなものは微塵も感じられず。何故か自然に肩の力が抜けていくような、そんな感覚を覚えて。そう、目の前の彼を花で例えるとしたら、…花言葉に「温和」「艶麗」などを持つハナカイドウ?ああでもない、こうでもない、と色々なことを思案し続けるのは疲れてしまう。だからなのか、彼女は一旦考えるのを止めて取り敢えず礼を述べることにして。)
「あの、改めてさっきは助けてくれてありがとうございました。…名前を聞いても良いですか?
私は花園 小和、と言います」
12:
京 隠 [×]
2021-02-28 10:37:18
いいえ。…嗚呼なんだ、可愛らしい良い名じゃないか。私は かなどめ なばり、京都の京に隠すという字だね。呼び易いように如何ぞ。
(助けたとは言っても、他の男とは違う意味だとしても、少女を持ち帰る事には変わりないのに律儀に御礼を伝えられては軽く笑って。どんな事情で帰る家が無いのかは不明だが、大方親に大切にされていないもので名前すらも適当につけられているのではとぼんやり考えていた所為か、少女の見目にぴったりな名を耳にすれば少し安堵しつつ、偶々とは言え自分が勝手につけた「小鳥」という呼び名がとてもしっくりくるなと内心満足げに。自己紹介の最中、顔を半分隠したままと言うのも失礼に当たる。仮面は必要ないなとあっさり取ってしまえば、その後に自分の名を告げてよく漢字を聞かれる為、漢字の説明もさらりと付け加え)
13:
家出少女 / 花園 小和 [×]
2021-02-28 11:13:42
>12 / 京 隠先生
( 可愛らしい良い名だと褒められて悪い気になる人間なんてきっと居ないだろう。母親が付けた此の名前は自分でも気に入っている、ただその母親はもう__居ないのだけれど。それについて今更どうこう悩んだりすることはないし、今までも父親の件でそんなことを考える余裕すらなかった。側から見れば前向きに見えるのだろうな、とぼんやり考えつつ彼の名前を聞いて正直に感想を述べて。)
「へぇ、京 隠さん…、かっこいい名前なんですね」
( 字や響きも相まってか"かっこいい"なんて言えば、彼はあっさりと仮面を取ってしまっていて。自分も豪邸の扉の前に居た人間に半ば半強制的に付けられた仮面を取る、はっきりと見えた彼の表情は彼の雰囲気と似たような柔らかいもので。やっぱりハナカイドウかな、なんて確信してしまえば若干乱れた自らの髪を直して。未だに身に纏うドレスは着慣れていないからなのか、それとも中に自分が元々着ていた服を着ているからか動き辛く、早く脱いでしまいたいと考えていて。…それにしても、やはり男性と言葉を交わすと如何しても父親と比較してしまうが、彼は比較にするのも烏滸がましい程に容姿端麗だ、おまけにスーツだからか何処か洋の雰囲気も感じられる。失礼にならないように、と気を引き締め直して「んん、」と少し考えた後に。)
「じゃあ、京さん。…お家、此処から近いんですか?」
14:
京 隠 [×]
2021-02-28 13:12:00
そんなに遠くはないよ、如何する?…そのドレス、貰ってもいいみたいだけど、着替えてくるかい。そのまま帰えるのもお姫様を攫ったみたいで、粋だけどね。
(珍しいだとか読みづらいだとかはよく言われるが、まさか28にもなりかっこいい名前だと褒められるとは思ってもおらず一瞬目を丸くするも、直ぐに細めては可笑しそうに笑いを溢しながら"それはどうも"とだけ返事をし。そんなやり取りをしている間、背後から屋敷の使用人に小声で声を掛けられ、少女が着用していたと思われる服を一式手渡された際(此方の手違いですので、お詫びにドレスはお好きにどうぞ)と言う言葉も添えられては苦笑い。何故こんな場所にこの子のような少女が居るのかと思えば、少女の意思ではなく単なる手違いだったのか、そう気の毒に思いながらも貰えるものは貰っておけ精神。更衣室くらい少し借りれるだろうし、どうしても動きづらい様であればと言う優しさから冗談も混じらせながらの問い掛けではあったが、内心こんな怪しい場所の更衣室に仮面を取っ払って素顔を晒した可愛らしい子を一人を見送るのは大人としてあまり避けたいのも事実で。)
15:
家出少女 / 花園 小和 [×]
2021-02-28 14:18:45
>14 / 京 隠先生
( そんなに遠くはない、という言葉に安堵する。それならばドレスで帰っても差し支えはないだろう。…少々目立ってしまうかもしれないが、今は月が空に浮かぶ夜。辺りが暗ければきっとあまり気にならないだろうし、出歩いている人間も少ない筈、何ならこんな時間に出歩いている人間は案外派手な格好をしているかもしれないし。隣を歩く彼もスーツ姿、自分だけが夜の街に浮いて見えてしまう、ということは無いだろう。暫く彼とやりとりを続けているうちに声を掛けてきたのは此の屋敷の使用人と思われる人間で、自らの服を手渡される。"ありがとうございます"、と軽く頭を下げながらそう紡いで、使用人の言葉に彼のことをちらり、と窺った。__家を飛び出してきてから、特に持ち物も無い、如何しても金に困ったら売れるものくらいは持っていても良いかもしれない。そんな考えでドレスを貰っても良いのか、と言われれば少しだけ迷ってしまう気持ちが無い訳ではないし、罪悪感が無い訳でもない。ただし折角の好意、無碍にする方が失礼に値するのではないだろうか。…それにきっと、もうこんな服を身に纏うような機会は無いだろうし。暫く、と言ってもほんの十数秒だが思案し、彼女は答えを出して。)
「折角なので持って帰ります、…あと、私はお姫様、なんて優雅なもんじゃないですから!」
16:
京 隠 [×]
2021-02-28 21:56:51
あっはは、それは失礼。じゃあ、やっぱり愛らしいお前には小鳥が似合うね。
(手違いで連れて来られ、すぐ助けに入ったとは言え身が強張る思いをさせられた事に対して特に怒る事なく、服を返してもらって律儀にお礼だけを述べている少女に少しばかり関心と同情を。大人な対応をしてみせているのか、まだ若いのにも関わらず諦めからなのか、そんな事を考えていればドレスのまま帰宅する事を選んだと思われる少女の口からから飛び出たのは、先程冗談混じり伝えた「お姫様」の呼び名が気に入らなかったが為の否定文句で。そんなに間に受けなくても、と自分には無いその純粋な可愛らしさと、まだ若いのに色々と諦めてしまっているのだろうか…何て何も知らない少女のことを深読みしていた自分の思考と正反対の現象がこんなにもすぐ起こったこの状況に安堵しつつも思わず吹き出してしまえば、エスコートしようと取った手を離して、子供をあやすかのように頭を上からぽんぽんと叩いて。)
17:
家出少女 / 花園 小和 [×]
2021-03-01 19:59:55
>14 京 隠先生
( 愛らしい、なんて親にも言われた経験が無い為か少しだけぎこちなく目線を動かしたのも束の間。此処が人前であることを思い出せば、「やめてください、人前ですよ」なんて拾われた分際で少々厳しめのことを言うものの。彼女の表情からは"嬉しくない"という感情はあまり感じられず、それよりも彼女の内側に生まれたのは一つの感情と、一つの疑問で。嬉しさや恥ずかしさと言った感情が一つ、疑問と言うのは__会ったばかりの相手にそんな風に言える、ということは、手慣れている、ということなのだろうか?幾ら考えても答えには辿り着けない、相手が自分のことをよく知らないように、自分も相手のことをよく知らないのだから。これから互いに知っていけるのだろうか、そもそもそんなに長い時間を過ごせるのだろうか、何方にせよ拾われたならばその恩を返すまでの話。基本的には自分は何でも出来る方だし、周りの雑用くらいなら済ませられるであろう。少なくとも__父親のところに居るよりは、ましな生活が出来る筈だ。そんなことを考えていれば、ぽんぽん、と頭を撫でられて少し驚いたような顔をして。)
「ちょ、っと…びっくりした、」
( その焦茶色の丸めを大きくして、明らかに驚きを見せる彼女。けれどもその口角は少し上がっていて、「ふふ、」と笑ってしまう。頭を撫でられたのも何時ぶりか分からない。何方かと言えば歳下や同期に向かって撫でる、と言う側の方が多かった気がする。この人は自分を子供扱いしているのだろうか、歳は幾つ離れているのだろう、そんな風に考えつつまた彼の方から紡がれたのは"小鳥"という言葉。あと一文字、それだけ変えれば自らの名前になるのに。若干不思議に感じつつも彼女は慣れないドレスで彼の隣で歩みを進めながら紡いで。)
「私もう18ですよ、子供じゃないんですから」
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