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日常と非日常の狭間にて/1041


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自分のトピックを作る
86: 上月紅葉 [×]
2021-03-26 00:53:54

良かった。俺と秋月さんの好みは似ているのかもしれませんね。優しい味ですか?
(相手好みの味付けだと聞けば嬉しそうに微笑んで。相手の好みに合わせた料理は優しいと言えるかもしれないが、自分の思っている通りに作った料理で優しいというのはどういうことだろうかと不思議そうに首を傾げて。相手の作った料理で共に食事をすることが明後日と決まり「はい、では明後日に。俺も楽しみです」と久しぶりに誰かの手料理を食べること、共に食べる相手がいることを楽しみに思いながらお釣りを返して。ありがとうございましたと定型文を返した後、能力を使ったことによる疲労から元気が無いように見えただろうかと思いながら相手に手を振り返して見送って。相手の姿が見えなくなればやや重い身体に小さくため息をついて)

87: 秋月楓 [×]
2021-03-26 18:55:54



(翌日。スーパーの帰りに偶然会ったのは不眠に悩まされていた常連客。会釈しながら挨拶をすると、こちらに気付いた彼の顔は晴れやかで「ふふ」と微笑みを浮かべて。「何か良いことでもあったんですか?」「ああ、実は――」穏やかな表情のままコンビニでの出来事を語り始める彼の声はどこかおっとりとしていて、それは昨夜すれ違った時の雰囲気とよく似ていた。常連客が言うには、昨晩コンビニ店員の彼に話を聞いてもらったら、今までのことが嘘のようにぐっすりと眠れたらしい。「すごい。まるで魔法みたいですね」驚きを顕にして言うと常連客は深く頷いて「そうなんだ。本当に彼の言う通りに眠れて。もうこれで安心して寝れるよ」そうして和やかに会話を続けて別れを告げた後。しかし男性の背中を見送る茶色の瞳は戸惑いに揺れており " 不眠てそう簡単に解消出来るものかな " 、 " なぜ一日眠れただけで不眠が解消出来たと思えるのだろう " と疑念を抱いており。その戸惑いに比例して、薄暗い遊歩道の木陰にぼんやりとした何かが見えた気がして目を擦ると、その日はまっすぐに家へと着いたのだった。)


(そして約束の日。悩んだ結果、カツ丼も好きだと聞いていたのでとんかつなら嫌いな人も少ないだろうと考えて。しかし、少し疲れていそうだったためあまり脂っこくならないようヒレ肉を選んだり、タレは醤油と味醂ベースの和風味にしたりと工夫しつつ。エプロンを着け、とんかつとタレ、お味噌汁を作り終えれば後はキャベツの千切りをザクザクと刻みながら考えていたのは一昨日のこと。自分が言った " 優しい味 " という言葉について尋ねられていたのだが、それは " 作り置きしてくれたことの配慮が嬉しくて温かくなった " という意味も、彼の印象を話していたような感じにもなっていて結局しどろもどろとして昨夜は満足な返事が出来ず。「しっかりしなきゃ……」と、最近戸惑うことが多いために自分に言い聞かせ。そのまま小さくハミングしながらキャベツを細かく刻んでいき。)




88: 上月紅葉 [×]
2021-03-27 02:29:12

(いつも通りとは言えず疲れがあったからか普段より1時間は遅く15時を過ぎた頃に目を覚ませば背伸びをして。彼女と約束した夕食は今夜だったなと思いつつこの後の行動を整理し。まだ日中であり、外に出ることは出来ないため彼女との接触は避けたいところではある。日暮れまで部屋に籠っているのも人間としてどうなのかという疑問もある。結果として、少し部屋で過ごした後、16時半を過ぎてから部屋から出て。彼女が共有スペースにいればコミュニティを取るということにし、寝起きでまだ働かない頭が覚醒すれば身支度を整えてパソコンで気になる情報を調べたりニュースを確認した後、自室から出ればリビングやキッチンへと顔を出して。キッチンへと顔を出せばトントンという包丁がまな板に降ろされる一定の間隔で鳴る音を耳にして。ここで出て行けば変に緊張させるかもしれないと思えばそっと部屋に戻ろうとして)

89: 秋月楓 [×]
2021-03-27 18:53:11



(窓の外のぼんやりとした気配、風に擦れる葉音、階段を降りて来る彼の足音。最近、薄暗くなるにつれて、妙に五感が鋭くなって来ているのは気のせいだろうかと小首を傾げて。シャキシャキとキャベツを切る手は止めずともどこか浮かない顔で、そう別のことを考えていたのがいけなかったらしい。ふいに左指に鋭い痛みが走って「――いたっ、」反射的に包丁を置いて両手を握り締める。そっと開いた左手、その人差し指の先が赤い血で滲んでいるのを見ると、どうやら指先を包丁で切ってしまったらしいとじんじんと痛む部位を見て小さく吐息を零して。しかし幸いにも、傷口は浅そうで血液も徐々に滲み出て来る程度のもの。そして自分以外の者の足音が聞こえれば「あ、上月さん……?」とキッチンの入口からそっと顔を出し。自分の胸の前に左手を持ち上げ、部屋に戻ろうとする彼の姿を見つければバツが悪そうに肩を竦めて苦笑し)
ごめんなさい、少し指を切ってしまって。絆創膏をいただいてもいいですか……?




90: 上月紅葉 [×]
2021-03-28 03:40:18

……あ、えっと、おはようございます
(相手がキッチンの入口から顔を出すと同時に漂ってくる香しい血の香りに思わず呆然としてしまい。やがて我に返れば珍しく慌てた様子を見せてから何事も無かったかのように微笑んで。ここ最近能力を使っていたため人間で言えば空腹状態のようなものであり、そこへ貴重で極上の好物の匂いが漂ってきたようなもの。我に返ったものの集中力は欠け相手の言葉を理解することにも少し時間がかかってしまいって。まとまらない思考の中、理性を総動員して平静を装って「ええと、絆創膏ですね。持ってくるので少し待っていてください」と告げればリビングの薬箱から絆創膏を一枚ちぎって。それから清潔なハンカチを一枚用意すれば一度深呼吸してからぐっと歯を食いしばってキッチンへと戻り「傷は大丈夫ですか?これで血を拭いてください。拭いた後のハンカチは返して頂ければ洗濯機に入れますので」と言ってハンカチと絆創膏を差し出して)

91: 秋月楓 [×]
2021-03-28 18:27:07



……?
(彼は此方の行動に言葉を失っているようで、頭の上に疑問符を浮かべながら不思議そうに見つめ。怪我をしたと聞いて驚いたのだろうかと、ぱちくりと瞬きをする傍ら、彼の普段通りの行動に倣い一先ずは笑みを作って「おはようございます」と挨拶を。指先の赤色は時間と共に徐々にじんわりと濃く滲んで来ているが、傷自体は僅かにピリピリした痛みと熱感がある程度。先程慌てたような素振りを見せた相手のことを考えれば、実際切り傷は軽度であったため「あの、傷は本当に大したことなくて。だから心配しなくても大丈夫ですよ」と検討違いにも安心して貰おうと穏やかに微笑を浮かべて大きく頷いて。それから絆創膏とハンカチを利き手の右手でそっと受け取ってから「あ、ハンカチまでありがとうございます。こちらで洗ってお返ししますね」と気の利いた対応に瞳を笑みの形にして感謝の意を伝え。自分で使った物は自分で洗った方が良いだろうと相手の手間を考えて。するとふいに「お腹は空いていますか?」と言いながら、血液の滲む指先をまずは流水で洗おうと手が水道水のレバーに伸びており)




92: 上月紅葉 [×]
2021-03-29 06:33:22

そうなんですか。そこまで深くないようで良かったです
(動揺した原因はそこではないが、勘違いしてくれているのであればと微笑み相手の話に乗って。ハンカチは回収して染み込んだ血液を頂こうと思っていたため、相手は善意で洗ってから返すと言っていると分かっていても喜べず「いえ、お気になさらず。大した手間でもないので」と遠慮するように言って。絆創膏とハンカチを渡すため相手に近づいたこともあり、血の香りがより強く感じられ思わずゴクリと喉を鳴らせば「……えぇ、とても空いています」と答えて。相手が蛇口のレバーに手を伸ばすのを見れば、そのもったいなさに思わず相手の手を掴もうとしてしまって)

93: 秋月楓 [×]
2021-03-29 18:25:44



(彼の返答に満足そうに微笑を零してコクリと頷けば、やはり怪我をしたと聞いて動揺させてしまったのだろうと脳内で完結させて。晩御飯の支度も途中であることを考えると使ったハンカチをその場で返しても良いだろうかと「じゃあ、お任せしちゃおうかな」口元を微笑で和らがせて返答をし。他人に甘えない性格の自分が珍しく人に頼めるのは、この同居生活で少なからず心根では彼を頼りにしていたためだろう。そして「良かった。後少しで出来ますからもう少し待ってて下さいね」と空腹だと告げた彼に穏やかな返答を。しかし物理的に距離が近付き、ふいに手を掴まれれば彼を見上げるその茶色の瞳は驚きを含んで目を丸くさせており。「上月さん……?」様子を窺うように小首を傾げ、相手の反応を心配そうに見つめて。切り傷のある左手は蛇口の下に、ハンカチはカウンターに置かれた状態。その間にも指先の血液は徐々に密度を増して深みのある赤に色を変え、ぷっくりと膨れ上がればそのまま雫となってつっと指の腹に滴り)




94: 上月紅葉 [×]
2021-03-30 17:22:54

(相手の手を掴んだまま視線は傷口のある指先に集中して。指先の血液が表面張力では耐えきれず指を伝って滴る光景を見ればもはや耐えられず、掴んでいた相手の手を自分の口元へ引き寄せればその指先を銜えて指ごと相手の血液を舐めて。微量ではあるもののその味わいと秘められた力は極上で、もっと欲しいと思わせられるものであり)


(/吸血鬼の唾液には吸血性蛭のように麻酔効果や血液の凝固作用を妨げる成分が入っていて傷の痛みが無くなったり血が止まりにくいという効果がある。という設定があります)

95: 秋月楓 [×]
2021-03-30 23:13:47



(自分の指先が相手の口内へ運ばれるのを見れば驚きでぱちくりと目を見開いて。その様子に徐々に顔が火照る中で、指先の感覚が鈍くなっていくのをぼんやりと感じており。「あ、あの、上月さん……。上月さんっ、」と戸惑いがちに彼を見上げて名前を呼び。拒む発言はなくとも、何か指先に痺れるような異変を覚えてくいと腕を引いて)

( / 吸血鬼の唾液の件了解しました。前の投稿に引き続きハンカチのくだりに上手く展開を回せずすみません…。もし回復に十分な血液量になるようであれば、今後の展開として紅葉さんが怪我をする場面に回しやすいように月の満ち欠けを利用しても良いかもしれませんね。満月から新月までが14から15日程なので今は段々と月が欠けている状態(つまり月から力を得にくい状態)で、紅葉さんが敵と対す日は新月の晩にしても良いかと考えていますがいかがでしょうか。火事当日が確か満月だったので、それから2週間程経ったことにはなりますがもし日数的にも問題がなければ…!)




96: 秋月楓 [×]
2021-03-31 20:24:45



(自分の指先が相手の口内へ運ばれるのを見れば驚きでぱちくりと目を見開いて。その様子に徐々に顔が火照る中で、指先の感覚が鈍くなっていくのをぼんやりと感じており。「あ、あの、上月さん……。上月さんっ、」と戸惑いがちに彼を見上げて。拒む発言はなくとも、何か指先に痺れるような異変を覚えてくいと腕を引けたのなら、自身の指先に未だに流れる血液に首を傾げながらカウンターのハンカチを取って拭き取るも止まらず、今度は圧迫止血をして。唾液に触れていた時間が少しの間だったためかあまり時間は掛からずに止まり「ごめんなさい、ハンカチを汚してしまって……」とハンカチに視線を落として)

( / こんばんは、お世話になっております!
 上記レスですが楓が自分で血液をハンカチに付着させた方が進行がスムーズだったかなと思い投稿させていただいています。連投申し訳ありません。>>95と合わせて、主様が返しやすい方を選んでいただければと思います。確定ロルはあまり気にならないので、この後ハンカチを回収したり、(>>95でレスをするならば)血液を拭ったり等の描写を入れるも、入れずに返していただいても問題ありません。また、返しづらい箇所がありましたら、変更は可能なのでいつでもご指摘下さるとありがたいです。
 お返事を急かすつもりはありませんので、勿論リアル優先で大丈夫です!いつもお忙しい中お付き合いいただきありがとうございます!)




97: 上月紅葉 [×]
2021-04-01 18:14:59

ん……す、すみません!
(戸惑った様子の相手から声をかけられ、指を引き抜かれればハッとして謝罪し気まずそうに顔を逸らして。相手がハンカチを使って止血するのをみれば「あ、えっと、洗いますね」と言ってハンカチを受け取って。怪我をした他者の指先を口に含むというシチュエーションはラブコメ漫画で描かれていることもあるが、そのようなことは知らないためただただやってしまった、不審がられると思い顔色を悪くしながら「本当にすみません」と頭を下げて)


(/お世話になっております!返事が遅くなってしまって申し訳ありません。
別パターンの投稿ありがとうございます。>96の方を使用させて頂きました!
色々とお気遣い頂きありがとうございます。返事に困った時にはご相談させて頂こうと思います。こちらこそお付き合い頂きありがとうございます)

98: 秋月楓 [×]
2021-04-01 22:39:21



――…あ、いや、そんな、頭を上げてください……っ
(頭を下げて謝罪する彼に、未だに火照りの抜けない顔のまま焦りを滲ませた口調で言って。今まで自分ばかり赤面して余裕が無いところを見せていたためか、彼のこういう隙のある一面はむしろ好ましく思う自分もおり「全然です。わたし気にしてないです」ぱっと表情を明るいものに変えて言えば、くるりと絆創膏を指に巻いて。しかし彼の表情を見る限り、狙って自分の指を咥えたわけではなさそうだと検討もついており。そしてふとハンカチに視線を向ければ心配そうに見つめ「ハンカチ。ちゃんと血落ちるかな……。もしだめそうなら言って下さいね」と申し訳なさそうに眉根を下げて)

( / いえいえ、此方もお返事が遅くなったり予定が入ったりしたこともありましたし、全然大丈夫です!
了解しました、何かありましたらいつでもお声掛け下さい。)




99: 上月紅葉 [×]
2021-04-03 02:54:13

ですが……
(頭を上げてと言われればためらいがちに頭を上げて。その表情は非常に申し訳なさそうで。気にしていないと明るく告げられれば少し安心した様子で微笑み「ありがとうございます」と言って。ハンカチについて話題が振られれば「きっと大丈夫ですよ。気にしないでください」と答えて。未だ少し気まずそうにしながらも「料理の邪魔をしないようリビングにいますね」と言えばハンカチを受け取りリビングへと行こうとして)


(/ありがとうございます。こちらもまた何かありましたらお声掛けください!)

100: 秋月楓 [×]
2021-04-03 18:41:10



嫌だったわけじゃ、ないのにな……。
(彼の " 大丈夫 " という愛想の良い返答にほっとしたように安堵の息を吐いて。そうして気まずそうにキッチンから出て行く彼の背中を見つめながら、無意識にポツリと落とした呟きにふるふると頭を振り。思い出すとまた集中力が欠けて指を切ってしまいそうなので今度は俎板上のキャベツに目を向けて、トントン、と一定のリズムで刻んでいく。切り終えればとんかつに添えるように千切りになったキャベツを丁寧にお皿に盛りつけた後に手を洗って。お盆の上に料理を乗せて。そしてダイニングテーブルに、キャベツの千切りととんかつの乗ったお皿や和風ソース、お味噌汁、ご飯が揃うとリビングにいる彼の方を笑みを浮かべて振り返って「上月さーん! お待たせしました。あ、上月さんはワイン飲まれますか?」飲み物は何にしようか考え首を傾げて)




101: 上月紅葉 [×]
2021-04-04 02:06:53

(キッチンから出て行った直後に聞こえた呟きに聞き間違えかとも思うも、吸血鬼としての聴覚では聞き間違っているとも思えず疑問を浮かべながらリビングへと入りテレビを付ければ座って。スマートフォンで参考として友人と喧嘩して仲直りする方法を調べていたところに相手からの声がかかってスマートフォンをしまって「ありがとうございます!今行きます」と返事をしてダイニングテーブルへと向かって。テーブルに並ぶ料理を見れば微笑みを浮かべ「とても美味しそうです。そうですね……ワインは食後に頂きます。食事の時はお茶で」と答えて)

102: 秋月楓 [×]
2021-04-04 18:21:30



(横から料理の感想が聞こえると嬉しそうに口元を綻ばせて頷いては、そっと視線を向けて。自分は起きてから時間が経っていても、生活リズムの違う彼にとっては体感的に今は昼くらいの時刻なのだろうかと予測をつけ。椅子のある方向へ彼の背中を柔らかく両手で押せば「座って座って。良くしてくれたお礼に、今日はわたしがおもてなししたいの。今お茶持って来ますね」と機嫌良くにこやかな笑みを浮かべた後、くるりとキッチンへと消えて。そうして戻って来ればお茶の入ったグラスをまずは彼の前に、次に自分の前に置きそっと椅子を引いて座り。お口に合えばいいな、と先程よりも緊張した様子で料理を見つめてふと視線を上げれば「いただきましょうか」と小さく笑みを作って)




103: 上月紅葉 [×]
2021-04-05 01:52:50

(相手の様子を見れば否定的な表情はなく、自分では致命的だと思っていた行動ではあったがそうでなかったことに安心して。背中を押されれば言われるまま椅子に座って。「ありがとうございます。慣れない台所での調理は大変ではありませんでしたか?」と今になって思えばどこに調理器具や調味料があるかなど探すのが大変だったのではないかと想像すればもっと詳しく伝えておけば良かったと少し申し訳なさそうに。少し緊張した様子の相手から食事を開始しようと声をかけられれば両手を合わせ「はい。いただきます」と言った後箸を手に取り食事を始めて。味噌汁やとんかつを食べた後「とても美味しいです」と柔らかく微笑み相手に伝えて)

104: 秋月楓 [×]
2021-04-05 12:22:22



大変、というより……。
(調理中のことを思い返すと目線は自然と下がり沈黙してしまい。考えれば考える程、コンロや調理台が綺麗だったり、未開封の物が多かったり、余計な物が一切なかったり。そうした違和感は彼が今までどんな食生活を送っていたのかを曖昧にさせる。引き出しを開けて見つけたゴム手袋は一番上にあり、最近キッチンの掃除をしたのだろうと敢えて思考を止めたが、考え出すと言葉を詰まらせ「い、いえっ、綺麗に整頓されていたので見つけやすかったです」ぱっと目線を上げて何とか顔に作れたのは苦し紛れの笑み。すっと視線を料理に向け、静かに息を吸って吐いてから両手を合わせ「いただきます」と彼に続いて食事の挨拶を。緊張と不安が綯い交ぜになる中、御箸を取ってお味噌汁を口に運びながらもカフェの時とは違って彼の様子を見れずにいて。そっと顔を上げたのは " 美味しい " という呟きが聞こえたからで「ほんと……っ?」と嬉しそうに見つめて。料理上手であろう人に手料理を振る舞うのはそこそこ勇気がいるらしく、しかしそう褒めてもらえたことに口元の笑みは隠せずにいて)




105: 上月紅葉 [×]
2021-04-05 23:14:13

そうですか。それなら良かったです
(相手が返答に困っているように感じられたが問い詰めるのもおかしなもので、気にした様子は見せずに微笑んで。どうにも彼女と目が合わないなと感じるものの緊張しているのだろうかと考え気に留めず。相手が嬉しそうにこちらを見てくれば「えぇ、本当に。お味噌汁も俺好みの味です」と味噌汁のお椀を降ろして笑顔で答えて。こうして誰かと食事をするのもかなり久しぶりで懐かしく思いながらあの家族はどうしているだろうかと昔のことに思いを馳せながら食事を進めて)

106: 秋月楓 [×]
2021-04-06 12:17:11



(考え込むような難しい表情を浮かべていたが彼の普段通りの微笑みに気付くと、一瞬気まずそうに顎を引いて表情を固くして。しかしすぐに取り繕うようにニコッ、と浅く顔を傾け淡い微笑で返し。いつも通りの行動を心掛けることに決めたようで、意図して肩の力を抜けば「良かったあ……」と味付けが気に入ってもらえたことに、ほっとして表情を緩ませ。「上月さんにそう言ってもらえると嬉しいです。それに誰かと一緒にお家でご飯食べるのも久しぶり」手元の料理に視線を落とし、味わうように目を細めて嬉しそうに見つめれば、とんかつに箸を伸ばして口に運び食べ進めて)




107: 上月紅葉 [×]
2021-04-07 01:16:35

俺も家で誰かと一緒に食べたのは久しぶりです。楽しいですね
(自分が人間ではないということがバレるのではないかという気苦労はあるが、楽しいというのは本当で懐かしそうに微笑みながら言って。サクサクとしたトンカツを食べしっかりと味わいながら飲み込んで「秋月さんの家庭には何か家だけの特別メニューなどありましたか?」とふと思いついたことを尋ねて)

108: 秋月楓 [×]
2021-04-07 18:35:12



わたしも楽しいです。家族とか、親しい友人、恋人くらいじゃないと、一緒にお家で食べる機会ってなかなかないですよね。
(懐かしそうな表情を浮かべる彼に、楽しい食事の思い出があるのかなと微笑みを浮かべながらその様子を眺めて。お箸でご飯を食べ進める傍ら、彼の問いかけに口元を抑えてコクリと飲み込めば「そうですね……」と考え込むように視線を下げて。記憶を探るようにテーブルの一点を見つめていると「ビーフシチュー、かな」とポツリと呟き。「デミグラスソースから作ってくれた、母の手作り料理です。わたしが落ち込んでるとよく作ってくれたんですけど、それが美味しくて」口元の微笑みに懐かしさを含ませながら、思い出すようにテーブルを見つめ)




109: 上月紅葉 [×]
2021-04-08 01:58:26

良かったです。確かに家で一緒に食べる機会というのは限られていますね
(相手の言葉に同意しながら苦笑いして。丁寧に食べ進めながら相手の返答を聞けば「素敵なお母さんですね」と愛されているのだろうなと柔らかな微笑みを浮かべて。相手がこの家で過ごして何日か経ったが何か困っていることはないだろうかと「何か不便だったりということはありませんか? 聞いておきたいこととか」と尋ねて)

110: 秋月楓 [×]
2021-04-08 19:24:09



そう、だから本当に嬉しい。それに今日は上月さんともゆっくりお話出来ますしね。
(慣れない土地で一人暮らしをすることは寂しかった分、指折りはしゃぐように笑みを浮かべて答えて。母についての感想には嬉しさと孤独を瞳に灯しながら頷いて「はい、明るくて優しい母でした。お料理も上手だったから、もっと教えてもらえば良かったなあ」と告げてから自分が全て過去形にしていることに気付いて、雰囲気が重くなることを危惧してか「えっと、上月さんのお家は何か特別メニューとかあったんですか?」と首を傾げて問い返し。お味噌汁のお椀を手に取って食べ進める傍ら、彼からの問い掛けにはふっとその手が止まり。秘密があるというのに聞いていいのだろうかという思いがあって、少し考えた後に「ありがとうございます。ご配慮いただいたおかげでむしろ助かってます。……聞きたいことはあります。でも知りたいって言ったら困らせてしまいそうで。わたし、上月さんに嫌われたくないんです」と顔を上げ彼を見つめて)




111: 上月紅葉 [×]
2021-04-09 01:43:57

俺も秋月さんの手料理を頂きながら秋月さんとお話が出来て嬉しいです
(相手からの好意的な言葉に嬉しく思いながら、家での人との関わりを懐かしく思いながら微笑みを浮かべて。言った言葉自体は他意もなく。母親に対しての口調が過去形になっており亡くなっているのだろうかと推測しつつ、踏み込んでいいものかと考えていたが、相手から別の話題を振られそちらについて思考を巡らし「うちの特別メニューはいなり寿司でしたよ。ここでの特別っていうのは我が家だけの変わったメニューという意味でして、普通はいなり寿司って酢飯でしょう?うちのいなり寿司の中身はご飯とシーチキン、それにマヨネーズを混ぜたものだったんです」と答えて。「我が家ではそれが普通だったせいで弟がいなり寿司というのはそういうものだと思っていて、お店で売っている一般的ないなり寿司を見た時に『どうしてお店のいなり寿司にはシーチキンが入っていないの?』と尋ねたことがあったくらいなんです」と答えながらフフッと笑って)

112: 秋月楓 [×]
2021-04-09 18:55:45



ありがとうございます、そう言ってもらえると作った甲斐があります。
(そのままの意味だろうと受け取り相槌のように笑んでから、自分が彼に期待しないよう抑えながら出来るだけ普段通りの声音で会話を続けて。お味噌汁のお椀を置きお茶を口に含んで嚥下する傍ら、彼の弟の話が可愛らしくてくすくすと柔らかな笑声を漏らし。その弟さんは幼かったのだろうかと、人懐っこい少年のイメージが浮かんできて「愛嬌がありそうな、可愛らしい弟さんですね。上月さんが弟さんを大切になさっているのがお話から伝わって来ます」懐かしそうに話す彼の様子に、微笑みを口元に和がせてそっとグラスをテーブルに置き。家族的な話は今となっては憧れや懐かしさを覚える要素であり興味を引いたらしく、目線を彼に向ければ口を開いて「ツナマヨのいなり寿司も美味しそうですが、一般的ないなり寿司を食べた感想はどうだったんですか?」と目元を緩めて)




113: 上月紅葉 [×]
2021-04-10 00:53:00

えぇ、とても良い子で可愛らしい弟ですよ。俺のことも慕っていてくれて凄く可愛いんです。一緒にトランプをしたりゲームをしたり。手を抜いたのがバレたら「本気でやって!」と怒られるんです
(味噌汁を飲んだ後、弟についての質問がされればつい饒舌になり楽しそうに過去の思い出を話して。ずっと一緒にいる訳にもいかないと姿を消したものの、大切な弟であると思っていることに変わりはなく。「一般的ないなり寿司の反応は少し困ったように『あっさりしてて美味しいけど家の方が好き』でしたよ。どうやらうちの家族はマヨネーズが好きなようで」と懐かしそうに答えて。「良ければ今度作りましょうか?」と、今回は相手に作ってもらったのだから次は自分が作ろうと申し出て)

114: 秋月楓 [×]
2021-04-10 18:33:52



弟さんも上月さんのことが大好きなんですね。それだけ可愛いと、たくさん構ってあげたくなっちゃいますね。
(いつも落ち着いて話している分、彼が饒舌に語るのは珍しくて楽しそうに相槌を打ち。しかし懐かしそうであればある分、それは昔の思い出であることが窺えたり、弟に手加減をしている様子から少しは歳が離れているのだろうという雰囲気を感じ取っており。いなり寿司の感想は癒やされたように目元を凪がせ、 幾分か砕けた笑い声を漏らして「やっぱりお家の味が一番なんですね。上月さんもマヨネーズがお好きなんですか?」と問い掛けて。シーチキンとマヨネーズのいなり寿司には興味があったので「上月さんのお手間じゃなければ」と控えめに目を向けつつ口元に笑みを浮かべて)




115: 上月紅葉 [×]
2021-04-11 02:26:29

……そうだと嬉しいです。えぇ、一緒に遊ぶものはもちろん勉強を見てあげたりもしていました。予想もしない質問をされたり困ったこともありましたが
(黙っていなくなったため嫌われてしまっているかもしれないと思い少し悲しげな表情で微笑んで。好奇心旺盛で自分も知らないようなことを問われて困ったと小さく笑いながら話して。「両親もその感想に楽しそうに笑っていました。そうですね。美味しいと思います」マヨネーズの好みについて問われると少し考えた後好きだと答えて。相手から家で出ていたいなり寿司に興味があるという返答を聞き「俺も久しぶりに食べたいと思ったので良かったです。今度作りますね」と相手に微笑んで)

116: 秋月楓 [×]
2021-04-11 18:22:02



聞いてる限りだと良いお兄さんに思えますけどね。逆にわたしは一人っ子だったので兄弟や姉妹の存在はこう、羨ましいというか。
(彼が弟をいかに大切に思っていたかが伝わっていた分、悲しそうな様子に心配そうな眼差しを向けて。あまり聴き過ぎない方が良いだろうか。ふと話の流れを自分に引き寄せては懐かしい口調で話し始め「お姉さんに抱っこしてもらってる子を羨ましく思って、父に自分も、ってせがんだこともあったり。姉弟喧嘩したいって言って母を困らせたり」と懐かしそうにくすくすと笑い。話を聞いていると彼の両親と可愛い弟のいる家庭が想像出来るようで「家族間で味の好みが似てるところはありますよね」と言葉を返し。その後にいなり寿司の話には「ありがとうございます、楽しみにしています」と微笑を浮かべたまま嬉しそうにお礼を言って)




117: 上月紅葉 [×]
2021-04-12 01:55:15

ありがとうございます。そうなのですか、しっかりされているので下に弟か妹がいるのかと思っていました
(良いお兄さんに思えるという相手の言葉に照れくさそうに微笑んで。そして相手が一人っ子だと聞けば意外そうに少し目を見開き驚いて。相手から両親を困らせたエピソードを聞けばフフッと小さく笑って「とても可愛らしいお願いですね。喧嘩したいというのは困ったでしょうけれど」と微笑ましそうに言って。兄のように思ってもらっても良いと言おうかとも一瞬考えたが、そんなふうに急に距離を詰められたら困惑させてしまうかもと思い「姉弟がいた時にしたかったことがあれば休日に一緒にやってみますか?トランプとか何かゲームで対戦というのも面白いかもしれませんよ」と微笑みながら提案してみて。味の好みが似ると聞いて確かにそうだったなと思えば「えぇ、不思議ですよね」と答えて)

118: 秋月楓 [×]
2021-04-12 20:06:05



ふふ、でもわたしちゃんとしてるように見えても家では違ってるんですよ。理想は上月さん家みたいに下の子を甘やかしたいんですけど、本当にいたら、だらしないとこばっかり見られてそう。
(視線を右上に向け、自分に弟や妹がいることを想像すれば口元に手を当てて楽しそうに笑って。「そうなんです、いつも困らせてばかりで。幼少期は特に甘えん坊な割に活発な子だったらしくてよく手を煩わせていましたね」両親がいて、その間に自分を挟んで手を繋いで歩いていた頃のことをしみじみと思い出せば、遠くを見つめるように目を細めて。兄弟がいない分、両親にもよく遊んでもらったな、と追想に耽ると相手の提案に口を開き「あ、嬉しい。ありがとうございます。そうですね、トランプとかしてみたいな。もちろんお時間ある時で大丈夫なので」と首を傾げ問い掛け。味の好みには「そうですね、わたしもそう思います」と何かなければ話題に区切りをつけようとし)




119: 上月紅葉 [×]
2021-04-13 12:01:12

おや、そうなんですか。自宅ではのんびり過ごせることが大切だと思うので、多少はだらしなかったりしても良いと思いますよ
(家ではちゃんとしていないらしい相手の言葉に小さく笑いつつ、過ごしたいように過ごすのも大切だと答えて。相手の幼少期の話を聞けば「子どもは元気なくらいが親も安心でしょう。ご両親は大変だったかもしれませんが、そんな秋月さんのことが愛おしかったと思います」と人間ではないため幼少期というものはなく想像することしか出来ないことではあるが家庭で大切にされていたのだろうと考えて。「えぇ、お互い時間がある時に遊びましょう」と微笑めば最後に味噌汁を飲み両手を合わせて「ご馳走様です。とても美味しかったです」と食事を終えて)

120: 秋月楓 [×]
2021-04-13 19:16:52



ありがとうございます、ふふ、何だか気が緩んじゃうわ。
(彼の言葉に小さく微笑みを浮かべて答え、気の緩みで敬語が抜けてしまい。「そう、自分を愛し育ててくれた思い出があると安心するしちゃんと生きていける。本当に感謝してるの」子供の頃の記憶を思い浮かべながら目元を柔らかく凪がせれば、相手に視線を向けて言葉を続け「だから上月さんが弟さんにあげた愛情もちゃんと伝わってると思います。そういう思い出は宝物みたいに、自分の中で残っていくものだと思うから」柔和な微笑みを浮かべながら、自分の経験を元に言って。「楽しみです。わたしは大体この時間ならお家にいるからいつでも」と。食事の感想を貰えれば嬉しそうな笑みを浮かべ、此方もご飯を最後に口に含んで食べ終えると「ご馳走さまでした」と食事の挨拶をすれば、食器をそっと重ね始め)




121: 上月紅葉 [×]
2021-04-14 12:13:53

この家でものんびり過ごしてもらえたらと思います
(そう気を遣わず過ごしてもらいたいという本心から素直に相手に告げて。途中まで相手の家族のことをほのぼのと聞いていたが、途中から自分に対しての話を振られ「そうだと嬉しいです」と少し驚いた後嬉しそうに微笑んで。「えぇ、次にタイミングがあった時にでも遊びましょう」とさすがに今からというのも相手が気を使ってしまうだろうと思い次の機会にと言って。相手が食器を重ねるのを見ると自分も食器を重ねて台所に持っていき流し台に食器をおいて水につけてリビングに戻ってお茶を飲んで。「あとは俺が片付けておくので気にせず過ごしてもらえたらと思います」と言った後「少ししてから一緒にワインを飲みますか?」ともし良ければと尋ねて)

122: 秋月楓 [×]
2021-04-14 19:46:42


(片付けをしてくれるという言葉に少し申し訳なさを覚えながら「ありがとうございます」と気の利いた対応に微笑みを浮かべて。「そうですね、今はお腹いっぱいだしワインは後で」と彼の言葉に小さく頷けば「じゃあわたしは自室にいますね。また少ししたら降りて来ます」と微笑のままに一言告げてからリビングを後にして。そして自室に入るとファイリングした火事関係の書類と自分の段取りのメモを見ながらうんうん唸って。今後すべきことを検討しながら職場にはいつ頃復帰しようかと考えており。するとふいに窓の外で風音が徐々に此方に近付き遠ざかって行けば、何かが通り過ぎた気配を感じ取りハッと顔を上げて。しかしなぜ突風が吹いただけでそう感じたのか理解出来ず、首を傾げ考え事をするなどして時間を過ごしており)

( / 次のレスで窓の外を覗いたら妖怪がいるのを発見して大慌てで紅葉さんを呼びに行く、なんて考えているのですがいかがでしょう?でも戻って確認してみたらいない……、という展開です。思いつきなので、不都合があれば遠慮なく仰っていただければと思います!)


123: 上月紅葉 [×]
2021-04-15 01:47:12

えぇ、また後で
(少し申し訳なさそうな表情を見せる相手を見れば逆に気を遣わせてしまっただろうかと思うも、作ってもらったからこそ片付けは自分がしたかったのだと思えば慣れてもらうしかないかと自己完結させて。また後で一緒にワインを飲もうということになり相手に微笑み手を振って見送って。相手を見送った後キッチンに立ち、腕まくりをするとゴム手袋を手にはめ洗い物を始めて。洗い物を行いつつ、もし相手に見られた時はどうしようかと考えて。手荒れがしやすいから、という一応の理由は考えてはいるもののそもそも見られないことが一番で。買い物などもし一緒に出かけることになり通り雨にでも降られたら一大事であり、まだまだ考えなければならないことは多いなと思えば苦笑いして)


(/面白そうな展開ですね!了解です、特に問題がないのでよろしくお願い致します!)

124: 秋月楓 [×]
2021-04-15 19:36:39


(火事関連の書類を読みながらやるべきことをノートにメモしていると、ふいに外から響いたのはカン、と乾いた音。続けて何度も下駄の足音のようなカランカランとした音が聞こえ、何だろうかと首を傾げながらカーテンを開ければベランダの手摺りにいたのは山伏の装束をした、鼻の長い赤ら顔の男。その瞬間目が合ってお互いに硬直していたが、男は瞳を笑みの形に変えてニンマリと笑い。ダン、とベランダの床に着地し意地悪く笑いながら此方に近付いて来れば、即座にサッとカーテンを閉めてシャットアウト。そのまま踵を返して部屋を飛び出し、バタバタと騒がしく階段を駆け下りれば雪崩込むようにリビングのドアを開け「上月さん!! 上月さん!!」血の気の引いた顔で名前を呼んで)

( / ありがとうございます!早速天狗と対面させてみました!ちなみに今後の参考として、妖怪は創作のものを出すのはNGでしょうか?既存のものの方がいいでしょうか?)



125: 上月紅葉 [×]
2021-04-16 01:24:52

(一人で生活していた時より不自由ではあるものの、相手との会話やメモでのやり取りは楽しくもあり今の生活も嫌ではなく。その分もし自分が人間でないと相手に知られ拒絶されてしまっらと思うと悲しくなり。ただ、それを悲しいと感じるくらいには人間らしくなっていることに苦笑して。そんなことを考えながら洗い物をしていると慌ただしく階段を降りてくる相手の足音を聞いて何事かと洗い物を一旦中止してゴム手袋を外して階段の方を向かえば怖い体験をしたのか青白い顔をした相手がやってきて「秋月さん?大丈夫ですか?」と相手に近づき心配そうに声をかけて)


(/創作のものでも大丈夫ですよ!ただ、前に言っていた上月と戦う相手としてガーゴイル(人の姿をした石像)を考えていますのでそれ以外だとありがたいです)

126: 秋月楓 [×]
2021-04-16 18:21:45


い、いたのっ、ベランダに! 天狗が!
(声がした方へ振り返れば、階段の方へ指を差しながらも言葉が出て来ず少しの間口を開けたり閉じたりしており。そしてごくりと息を飲み込んでから一度深呼吸をし。ようやく口を開くと言葉をつっかえさせながら自分が今見てきたものを告げて。突拍子もない返答だが、至近距離で視認したそれが気のせいだったとも思えず。ひとまず確認しに行こうと「一緒に来て!」とぱっと彼の腕を掴めたならそのまま階段を上がり、自分の部屋へと向かっていくだろう。)

( / ありがとうございます!了解しました!)



127: 上月紅葉 [×]
2021-04-17 01:09:43

天狗……えっと、はい
(相手の言葉を聞けばギョッとしてしまうものの慌てて取り繕い戸惑った様子で腕を引かれるまま二階へとついていき。彼女の気配に引かれた者が興味を引かれてやってきたのかもしれないが、まだその天狗が残っていたらどう反応すればと平和**している頭を必死に回転させて。部屋の前へと着けば「変質者かもしれないので秋月さんは俺の後ろにいてください」と言って彼女の前に立ちながら、部屋の先、ベランダにまだ天狗が残っていることを想定して魔力を叩きつけて威嚇を行い。もしまだ居るのであれば逃げ出すよう祈りつつ、部屋の扉を開けようとして)

128: 秋月楓 [×]
2021-04-17 12:05:13


わ、分かりました。……そうよね。そう考える方が普通だわ……。
(その返答は自分の発言に疑念を抱いたような声色で、頭の中では咄嗟に天狗などと口走ったのは先入観からだろうかと考えており。彼の後ろに下がる傍ら何か自分に出来ることはないだろうかと対策を講じていれば、唐突に濃密な力が放出された気配に無意識に身じろぎし、視線は自ずと彼に注がれ。そうしていると彼によってドアはギイと軋む音をさせて開いただろうか。室内は灯りを点けたままだったため明るく、比較的整頓されている様子。しかし机上に置かれた数冊の本は平積みに、カーディガンはやや雑に椅子に掛かっていることから几帳面さがやや欠けていることを物語っていて。そしてカーテンはきっちりと閉まり外の様子は確認出来ない状態。とりわけ何か物音はしておらず、室内はしん、と静まり返っており)



129: 上月紅葉 [×]
2021-04-18 02:25:14

ベランダを確認します。秋月さん、あまり離れないでくださいね
(おかしなところはないか室内を見回し、物が整頓された室内に几帳面らしさを感じつつ特におかしなところを見つけられず。もし天狗が居たとしても追い払うくらいなら今の自分でも対処出来るだろうと考えて。彼女に見られるのはまずい以外の何物でもないが、もし家に入り込まれていた場合を考えると離れていると対処しにくくなってしまうため隠れてくださいとも言えず。であればと襲われても良いように警戒しながらベランダへの扉に近づき、カーテンを掴むとバッとカーテンを開けて)

130: 秋月楓 [×]
2021-04-18 18:31:32


はい、上月さんも気をつけて……。
(先程感じた彼に対する力は何だったのか。異常なのは自分なのか彼なのか、それとも2人ともそうなのか。そう思っているにも関わらず、率先して前を歩く相手に対する頼もしさと、もし何かあったらと考える自分がおり、心配そうに言葉を掛けていて。ひとまず今はベランダにいた者に集中することにし、言われた通りついていけばカーテンが開かれたその先、窓の向こうに天狗らしき男の姿はない。室内の照明がベランダを照らしベランダの床には自分たちの影が落ちるのみ、いつもと変わらない静かな夜の景色が広がっているだろう。彼の後ろから顔を覗かせるように控えめに身体を横に傾け、ベランダの方を見ながら「……どうですか? 何かいました?」と緊張しながら彼に顔を向けて尋ね)



131: 上月紅葉 [×]
2021-04-19 07:24:11

ありがとうございます
(前を向いたまま声に嬉しさをにじませ答えて。意を決してカーテンを開ければベランダには何もおらず、ほっと胸を撫でおろして。「良かった。何も居ませんよ」と緊張した様子の相手に明るい口調で答えればカーテンを閉めようとして。下手にベランダに出て襲われたりしてはたまらないためベランダは開けないということにしたが、場合によっては天狗の羽が残っているかもしれないとやや不安に思って。ベランダに居た何かは居なくなってはいるが、こんなことがあれば不安だろうと「不安だと思うので手間だとは思いますが部屋を変えるというのも大丈夫ですよ」と場合によっては部屋を変えることも可能だと告げて。「二階が不安であれば寝る時だけリビングでというのもできます」と出来るだけ柔軟に対応しようとしていて)

132: 秋月楓 [×]
2021-04-19 19:16:48


良かった。……でもほんの数分でベランダから姿を消すなんて。
(天狗らしき男の姿がないと分かると緊張の糸が解けたように肩の力が抜ける一方、俄には信じられず戸惑いの視線は再び暗い窓の外へ。あまりにも至近距離で異様な気配を纏った者と対面してしまったため、気のせいだろうと思うことは出来ず。ベランダに出れば黒い羽が落ちている可能性はあるだろう。そうしてカーテンが引かれてもじっと見つめ続けてしまっていたが、ふと落とされた言葉には小さな微笑みを零して。これまで幾つも彼の奇妙さに触れることがあったにも関わらず、こういった丁寧な気遣いに嬉しく思うのはどうしても彼が悪い人には見えず、疑いの中にも信じたいと思う自分がいて。「ありがとうございます。じゃあお布団だけ。お部屋を変えるかどうかは様子を見させて下さい」自分と対面した瞬間の、天狗の驚愕の表情を思い出すに自分を狙って来たようには感じず単に気紛れなように思えて。ひとまず押入れを開けると、一番上に乗せられた布団と枕を両手で持って一階へと降りて行くだろう)



133: 上月紅葉 [×]
2021-04-20 06:57:03

ここは二階ですから飛び降りて逃げたのかもしれませんね
(相手が感じた恐怖は事実であり安易に見間違えたのではというのも憚られるため、振り返り相手を見れば見られて逃げたのではないかと話して。自分の提案に寝る場所を変えて様子見するという返答があれば「分かりました。また何かあったら遠慮なく呼んでください。布団、一階へ運びますね」と微笑めば、そこまで重くはないとはいえ女性が布団を運ぶのは大変だろうということが想像でき、布団を運ぼうと押入れを開け布団を取り出して。ベランダにいた者は居なくなっていたから良かったが、場合によっては戦わなければならないことも考えられ、相手の身の安全のためにはこのまま自分の正体を隠し続けない方が良いのではないかという考えが浮かび。しかし相手に自分の正体を知られたくないという思いもあるため難しさを感じて)

134: 秋月楓 [×]
2021-04-20 18:29:56


(ふと頭では2階から飛び降りる姿よりも黒い羽をばさりと広げて飛び立つ姿を想像し、己の思考回路に半目になって沈黙し。気を取り直し振り返るとそこには既に押入れから布団を取り出す彼の姿があって「わ、ごめんなさい。ありがとうございます」と全て自分でやってしまう癖がついていたため、慌てて歩み寄りながらも嬉しそうに口元には笑みを浮かべ。自身は軽めの掛布団を持ちながら階段を降りていくと、ふと気付いたように「あ、でもわたしがリビングで寝ると上月さんがリビングに入りづらくなってしまいそう。寝る場所は和室にしておきましょうか」と女性が寝ている部屋には入りづらいだろうと思い浅く顔を傾けて。リビングのドアを開けて彼にも室内へ入ってもらえたのなら、そのまま和室の扉もスライドさせて中に入室し、部屋の隅に布団を置けば「ああ、一人じゃなくてほんとに良かったあ……。ありがとう、一緒に確認してくれて」とほっとしたような笑顔で感謝を伝えて)

( / 若干確定ロル入って和室まで場面を進めていますが、不都合があればその手前で止めていただいても大丈夫です!)



135: 上月紅葉 [×]
2021-04-21 06:01:21

いえいえ、女性が運ぶには大変だと思いますから
(謝罪と感謝を口にする相手を好ましく思いながら微笑み答えて。布団を抱えて一階へ降りると寝る場所についての提案を相手から受ければ「そうですね、和室にしましょうか」と食事が必要ないためリビングは使わない前提であったが、食事をせず夜勤へ向かうのは不自然かと思えばその提案を受け入れ和室へと入り布団を置いて。「俺が一緒の時で良かったです。少しでも安心出来たのであれば良かったです」と頼ってもらえるのは嬉しいもので、怖い体験をした相手には申し訳なく思いつつも少し気恥ずかしそうにしながら答えて)

(/特に不都合ないので大丈夫です。ありがとうございます!)

136: 秋月楓 [×]
2021-04-21 18:48:05


ええ、本当にそう。カーテンを開けたら変な人がいるんだもの。びっくりしてつい呼びに来ちゃった。
(奇妙な点が幾つもある相手なのに、とっさに頼ってしまうのは心のどこかでは彼を疑い切れない自分がいるからなのだろう。ずっと相手に踏み込み過ぎないよう接して来たのに、晩御飯を食べたりハプニングを共に経験すると心理的に気を許してしまうらしい。口調はどことなく親しげに、共に確認出来たことにほっとした様子で小さく息を吐き出して。そうしてふと思い出したように「あ、そうだ。ワインはどうしますか? わたしは今でももう少し後でもいいけど……。あとおつまみは何かお作りしてもいいし、さっき食べたばかりでお腹いっぱいならワインだけでもいいですし」と首を傾け、冷蔵庫の中身を思い出すように視線を上げながら問いかけて)



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