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唇に毒を、指先に愛を。(BL)《1:1/募/長文練習》(再建版)/57


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自分のトピックを作る
21: エドワード・メイソン [×]
2021-02-05 20:51:32

………食べられれば何でも。
(レポートに手早くペンを走らせつつ無愛想に答え、長い睫毛を一瞬伏せた後一旦休憩といった感じでペンをレポート用紙の上に置くと腕をぐっと伸ばしてため息を吐きながらいつの間にか恋愛ドラマに変わっていたテレビの方に目線を向ける。ココアシガレットが切れたのかポケットから新たなシガレットの箱から一本取り出して噛み砕き、自身の腕時計を見つめると「……あ…そろそろバイトの時間が。」と呟いて)

22: ヴィンセント・ルイス [×]
2021-02-05 21:07:04




ん、じゃあ適当に作っておくな。

(食べられれば何でもいいという何とも無愛想な返答に特に気にする様子も見せずにメモ帳を開けば今日の献立を考えながら冷蔵庫の在庫に何を付け足すのかをさらさらと書いていく。玉ねぎの献立だが、ある程度冷めても美味しいかレンジで温めて美味しいものにしよう。そう思えば少しだけまた買うものが増える。店の方の在庫と合わせてどのくらい必要か…と考えながらメモが丁度終わった所で相手がバイト、と言い始めるので、ちらりと時計を見た後カフェのバイトか、と思いつつ。"丁度俺も買い出し出ないといけねえから、一緒にでるか。"と話を持ち掛けながら、書いたメモを自身のポケットにしまうとクローゼットに掛けてある上着を一枚羽織って。)

23: エドワード・メイソン [×]
2021-02-06 08:45:58

……そうですね。
(静かに答え、レポート用紙を几帳面に畳んでリュックサックに突っ込むと背中に背負い、玄関先で白い軽量スニーカーを履いて踵を鳴らす。「…あ、そうだこれ…」ふと思い出したようにポケットからこれまた几帳面に二つ折りに畳まれたカフェの割引券を取り出し、「……良ければ。」と相手に差し出し)

24: ヴィンセント・ルイス [×]
2021-02-06 09:17:36




ん?、ああ、有難うな。

(上着を羽織った後、相手からの静かな返事を聴き、相手が準備を始めたのを見れば、洗面台まで行って髪の毛を少しだけ整えて財布を尻ポケットに入れれば玄関に向かう。相手がスニーカーを履いている横で自分も革靴に足を通そうとした時、スッと渡されたそれに目をやる。エドワードがバイトをしているカフェの割引券だ。あそこのコーヒーは美味いんだよな、等と考えながら、礼を言ってそれを受け取る。今週の何処かで時間を見つけていくとしよう、出来れば相手の働いている時に。そう思えば革靴を履いて玄関を出つつ。)

エド、カフェは今週いつのタイミングでバイトに入ってるんだ?

(と、受け取っているそれを見ながら相手が出やすいように玄関のドアを支えたまま問いかけて。)



25: エドワード・メイソン [×]
2021-02-06 10:56:55

……今日の午前中と…日曜の午後です。
(顎をこつこつと叩きつつ思い出すようにぼそぼそと呟き、相手に頭を軽く下げてから玄関を出て扉を施錠する。普段は軽装だが流石に寒さが堪えるのかリュックサックから青いマフラーと革手袋、パーカーを取り出して素早く着替えるとマンションの下に停めていたマウンテンバイクに跨がり)

26: ヴィンセント・ルイス [×]
2021-02-06 11:31:30




ん、了解。

(バイトの時間を聴けば返ってきた二つの返答に今日はさすがに無理だなと思えば日曜に行くかと軽く考えつつ、相手に返事を返して。扉を施錠したのが見えると相手に並ぶように歩いてマウンテンバイクの近くまで行き、寒そうに着替える相手の姿を見ながら、自身の素朴ではあるもののレトロにも見える車でも買い出しに行けるが、今日はは徒歩で行くので相手が準備が出来るのを待ちつつ。マウンテンバイクに跨ったのを見ると、子供をあやすようにぽんと頭に手を置いてやれば目の尻に軽く皺を作りながら朗らかに微笑んで。)

寒くないようにな、行ってらっしゃい。




27: エドワード・メイソン [×]
2021-02-06 19:13:15

……はい。
(こくりと軽く頷き、マウンテンバイクのペダルを強く踏み込むとバイト先のカフェへと出発する。しばらく冷たい向かい風に吹かれて震えながらマウンテンバイクを漕いでいたが目的地に着き、駐輪場にマウンテンバイクを停めるとカフェの中へと入ってカフェの店員達に「…おはようございます。」と軽く挨拶をした後バックヤードでカフェの制服に着替え、ホールに出ると同じ大学のバイト仲間に「よっ、エドワード。お前割引券のノルマ終わった?俺全然でさ~…」と話しかけられていかにも鬱陶しそうに首を振りながら「…終わった。」と答える。バイト仲間はため息を吐きながら「お前はいいよな~。一人は確実だろ?ほら、あのルームシェアしてる…お父さん?」「…ヴィンセントさんは赤の他人だけど。」「え、それマジ?ずっとお前のお父さんだと思ってたわ。ぶっちゃけどういう関係な訳?」バイト仲間にずけずけと質問を投げ掛けられて不快そうな表情を隠そうともせずにいかにも嫌々といった様子で「…とりあえず、想像してるような関係じゃない。」とだけ返してバイト作業に移り)

28: ヴィンセント・ルイス [×]
2021-02-07 02:37:47




やあ、久々。
コーヒー豆が無くなりそうでな、買いに来たんだ。店の酒の新入荷も兼ねてな。
最近はどうだ?

(エドワードを見送ると自分も少しだけ寒さに首を竦めながら歩きだす。歩いて何分かすればすぐにスーパーマーケットが見えてくるのでまずはそこに入って買い物を済ます。じゃがいもに人参、後はバターとメモを見ながら物をかごの中に入れつつ最近は何が入荷しているのかと軽く中を一周する。そこでの買い物が終われば今度は飲料店に行く。自身が行きつけの、というかバーの仕入れ店である飲み物を全般を売り出しているそこの店。入れば店員から"ヴィンセントさん…!お久しぶりです。"と声がかかるくらいには知り合いだ。出迎えをしてくれたその店員には"ああ、久しぶり。店主を呼んできてくれないか?"と微笑みながら頼む。いつもは店員に仕入れを任せているからここには顔を出さない。だが家のコーヒー豆が切れた時と店の酒の新入荷を考えている時は立ち寄るのだ。最近は甘いリキュールが流行ってるのか…と品揃えを見ながら思う。程なくして店主が出てくれば軽く挨拶をして最近の調子を聴きつつ、コーヒー豆を頼んで)



29: エドワード・メイソン [×]
2021-02-07 12:12:16

……コーヒー二つですね。
(淡々とした調子でテラス席に座る二人連れの女性客の注文を取り、下がっていくと女性客達が横目でエドワードを見ながらひそひそと何やら囁き合う様子を見ていたバイト仲間が「エドワード、お前ホントモテるよな~。」と茶化すように口にすると嫌そうな目線を彼に向けて「…興味ない。」と素っ気なく返しながらコーヒーを二つテラス席に運び、その後も同じような調子でバイトを終わらせると「…じゃ大学なんで…また日曜。」と全員に軽く挨拶をしてから停めておいたマウンテンバイクに跨がり、大学へと走る。大学の敷地内へと入ればエドワードの数少ない友人である経済学部の青年が笑顔ともつかない不思議な表情を浮かべて手を振り、「…おはよう、エドワード…今日もバイトだったの?」と声を掛けてくるのに「…ん。終わったとこ。」と珍しく笑顔を向けて答え)

30: ヴィンセント・ルイス [×]
2021-02-07 13:24:30




そうかい、上手くやってんならよかったよ。

(出てきた店主は自分と同い年の旧友だ。店の調子を聴けばぼちぼちだというので、軽く笑いながら何も変化がないことは良い知らせだと言って。少しだけ店の中に入って個別の部屋で、最近の酒の仕入れ状況やら流行りやらを聴いていれば、外で何やら黄色い声がする。ドアの外に何人か女性が立ち聞き、覗き見をしているようだ。店主が困ったよう溜息を吐き、"お前が来るといつもこうだ。仕事が捗らねえ。"とぼやく。はは、と軽く笑いながらこの個別の部屋に通されてから吸っていた煙草を灰皿に押し付ければ"じゃあ、そろそろ失礼するかな。"と立ち上がる。新しく入荷する酒の注文票を店主に渡し、頼んでいたコーヒーの袋を受け取り、さあ行こうと思えば、店主が自分の持っているスーパーの袋に1つ小さい袋を付け足してくる。)

…?コーヒーの袋はこの大きいやつで十分だが?

(見るとそれはコーヒーの豆の入った袋のようだ。不思議に思ってそう問いかければ、店主が再び溜息を吐く。"こんな難儀な男とルームシェアしてるエドワードくんへの手向けだよ。仕入れの難しい豆なんだ、ちゃんと淹れて飲ましてやれよ。"と手をひらりと振られる。その優しさにまた小さく笑えばこちらも軽く手を振ってその店を出る。ちらりと時計を見れば12時はもうとっくに過ぎていた。)

昼…は過ぎたな…、今日はやっぱ無理だったか。
帰るか…。



31: エドワード・メイソン [×]
2021-02-07 18:39:01

……。
(講義が終わり、疲れたようにペンを置いてぐっと腕を伸ばすと長い長い息を吐く。そんな様子を見ていた友人が「…お疲れ様…エドワードは今日これで終わりだっけ?」と問いかけるのに「…ん。」とだけ答え、ひらひらと彼に手を振ってリュックサックに筆記用具からノートから全部突っ込むと思い出したように折り畳まれたレポート用紙を提出してからさっさと教室から退散するなり駐輪場に走り、マウンテンバイクを開錠してサドルに跨がるとペダルを踏み込んで自身の住むマンションへとマウンテンバイクを走らせ)

32: ヴィンセント・ルイスヴ [×]
2021-02-08 03:38:15




さて、こんなもんか。

(14時頃。マンションまで帰ってくれば流石に自分も腹が減っているので昼飯くらいは食べないとな、と思いつつも、16時までには此処を出なくてはならない。そう考えると昼飯を食べてから少しして直ぐに夕飯の作り置きをしないとな、と思いながら、手早くパスタを作って昼ご飯を済ませる。昼飯の後の一服が終われば、さて、というようにコーヒー豆やその他諸々買ってきたものの整理をして、夕飯の作り置きを作り始める。今日の作り置きは玉ねぎ入りのポテトサラダとシチューだ。手際よく作っていけば、それは15時半前には出来上がった。米が夕飯の時間、大体17時半頃には炊けるように設定すれば準備は完了だ。ふう、とまたリビングの方へ戻れば1本煙草を吸い始める。この1本が終わったら出掛けないとなと、今日1日、出掛けることが多いという理由だけで付けっぱなしのサングラスを片手で整えながら思う。そろそろエドワードの講義が終わる頃だろうかと考えながら、一応相手の帰りを待って。)



33: エドワード・メイソン [×]
2021-02-08 16:17:51

………ただいま…
(マンションの駐輪場にマウンテンバイクを停め、オートロックのエントランスを通って近所の人に挨拶しつつ自身の部屋へと帰りつくと中にいるであろう人物に小声で挨拶をしながら扉を開ける。靴を脱ぎ、パーカーとマフラーをハンガーに掛けると手袋をリュックサックに雑に詰め込んでからリビングへと戻ってソファに腰掛け、ポケットから棒付きのソーダ味キャンディを取り出して口へと放り込み)

34: ヴィンセント・ルイス [×]
2021-02-08 18:31:35




ああ、お帰り。

(台所で一服していれば扉が開く音が聞こえる、帰ってきたのかと思い、其方を向けば小さな声で帰宅の挨拶をする相手が見える。自分もほぼ吸い終わったそれを口から外しながらその挨拶に返せば、ソファ近くにある灰皿に煙草を潰して。時計を見ればそろそろ出なくてはならない時間で、相手と入れ違いだなと思えば、リビングに戻ってきてソファに座るエドワードに"夕飯、冷蔵庫の中にポテトサラダ、鍋の中にシチューがあるから"と軽く告げて。昼頃に帰ってきた時に羽織った上着ではなく細身に見えるコートを身に纏い、白いマフラーをすればリビングを出る前に一度相手に振り返って。)

あ、コーヒー豆、違う種類のがあるけどまだ飲まないでくれよ。
中々手に入らないらしい。後で、一緒に飲もう。
それじゃあ、行ってくる。



(/滅茶苦茶思ったのですが、米…ヨーロッパらへんで米って炊くんだろうか…と疑問に思ってしまいました…世界観ぶっ壊してたら申し訳ないです…!)



35: エドワード・メイソン [×]
2021-02-08 20:30:35

(いえいえ、特に国の指定はしていませんので世界観は大丈夫ですよ。)

…はい。
(一瞬二つの言葉にどう返事を返すべきか悩んだようだがどちらにも同じ言葉で良いと気付けば小声で返事を返してひらり、と控えめに軽く手だけを振って相手を見送り、エドワードは日が傾き始めた部屋に一人残される。彼はしばらくした後、ふとため息を吐くともう片方のポケットから煙草のケースを取り出して火を点け、テレビを点けてチャンネルをニュース番組に変えると紫の煙を揺らしてぼんやりとした様子で窓の外に虚ろな瞳を向け、黙り込んだまま時計の針が時間を刻む音と煙草の先端が焦げる僅かな音だけが包み込む静寂に身を委ねていて)

36: ヴィンセント・ルイス [×]
2021-02-09 04:18:52



(/良かったです…。何か世界観壊してしまうような事あればおっしゃってくださいませ)


さて、久々に接客か。

(相手の返事を聴けば相手が分かったようだと思い、玄関に置いてある車のキーを手に取れば扉を施錠して。マンションを降りれば車で自分の店まで向かい、早くから入っている従業員に挨拶をする。自分の店であるにも関わらず、自分の仕事は売上の計算とトラブルの措置、後は困った時の運営くらいで、アルバイトの数や従業員の数から、週に3回来るだけで後はアルバイトや従業員に任せている。こんな適当な店主だってのによくやってくれるもんだと思いながら、バーテン服に着替えれば襟を整えて、外に出ると煙草を一本咥える。週3で来るものの最近は接客ではなく裏方だったからな、等考えつつ、今日は接客かと呟く。今日の接客を任された理由もどうやらちょっとした太客が来るとか来ないとかでマスターに会いたいと言われたらしい。吸っていた煙草が吸い終わってしまえばもう店が開店する時間だ。もう40の男なのに、どこに需要があるんだか、と思いながら、店の方へ戻っていって店の運営を始めて。)




37: エドワード・メイソン [×]
2021-02-09 21:36:54

………俺には、やっぱり苦手だ。
(ニュース番組でコメンテーターが笑う声に掻き消されるような小声でそう呟き、ソファから降りて赤いカーペットを敷いてある床に寝転がると瞳を伏せて更にもう吸い殻になった煙草を持った右腕で目を塞ぎながらボリュームが小さく途切れ途切れの、しかし芯の通った歌声で聖歌と彼が最近よく聞いているらしいアーティストのどことなく陰気でアンニュイな雰囲気の漂う曲を一曲ずつ歌い始める。歌を歌い終わると腕を外して煙草を灰皿に押し付けた後ふと立ち上がってキッチンの方へ向かい、ルームシェア相手が作ってくれていた夕食を取り出してテーブルへと運び、テレビに目線を向けながら少しずつ料理を口に押し込んで咀嚼し)

38: ヴィンセント・ルイス [×]
2021-02-10 13:42:38





結構遅くなったな…

(店の表に出れば物凄く賑わっているわけではないがそこそこの人数がバーで酒を飲んだり談笑をしたりしている。自分と話したいと言っていた客はバーのカウンター席にいる女性客だ。年齢は20代後半だろうか、と思いながらその客に近づき、軽い挨拶から話を始める。いつも通り他愛もない話をぽつぽつと話しながら、他の客から頼まれたカクテル等も作っていく。最後までその客の会話に付き合っていれば、もう時刻は23時を回っていて、また来るというその人を見送り、店の片づけは自分にまかせるように言ってバイトを返して片づけが終わり、一服済ませる頃には0時近くだ。裏口から店を閉めて車で帰り、時計を見ながら遅くなってしまったことをぼやく。もう相手は寝てしまっただろうか、と思いながら玄関を開ける。)

ただいま。




39: エドワード・メイソン [×]
2021-02-10 16:40:15

……~♪
(よっぽど歌の世界に入り込んでいたのか、床に寝転がったまま帰って来た事にも気付かずに例の途切れ途切れの小さな歌声で陰気な歌を歌っていたがふと人の気配に気付いて歌うのを止めると起き上がって少しだけ照れたように顔を背けながら「……お帰りなさい。」と頭を下げて返し、「……ご飯は先に食べておきました…けど。」相手の様子を伺うような上目使いで聞き)

40: ヴィンセント・ルイス [×]
2021-02-11 06:21:29





ん、美味かったか?

(玄関を開けてただいまと声をかけたものの、反応がない。やはり寝ているのだろうか、と思いながら靴を脱いで車のキーを玄関の指定位置に置き、リビングの方へ向かえば小さく歌声が聞こえる。どうやら同居人はまだ起きていて、歌の世界に浸って居るようだと思えば少しだけ笑みがこぼれる。上手い歌だなと思いながらもう少し聞いていたいと思いつつリビングに入ったものの、直ぐに帰ってきた事を気づかれてしまえば、もう少し歌っていても良かったのになと少しだけ残念そうにしつつ。照れている相手をみればあまり触れない方がいいのかと、歌については触れないまま、夕飯はもう食べたという相手の言葉を聞けばそれに頷いて、美味しかったかどうかを問い掛けながら着ていたコートとマフラーをクローゼットの中に戻す。今日1日変えなかったのだから別にもう変えなくてもいいかという気持ちもあったが、付けているグラサンを普通のメガネに変え、自分も台所に行けば自分の夕飯の準備を始めて。準備中ちらりと目に入ったコーヒー豆に、そう言えば一緒に飲もうと言っていたなと思いながらもこの時間のコーヒーは目が覚めて良くないかという葛藤もあり、コーヒーを飲みたいかどうかを相手に問いかけて。)

エド、コーヒー、飲むか?
それとも、もう遅いから明日にするか?



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