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夜空を渡って【 3L / 非日常 】/65


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28: リタ・グリーン [×]
2021-01-27 21:53:09




>26 エリック


そうだねえ。物語の中みたいにふわふわしてて。でも、怖いものじゃないよ。自由になれるだけ。
( ゆったり口調のまま付け足す言葉も結局は柔らかな抽象的な表現で。情報を伝えようにも理解不能。「ひとつ言うなら、此処は空の上で、現実とは違うってことかなあ。きっと怖いことなんてないって、そんな気がするの」不確定な言葉を投げ掛け、視線は遠い窓の外へ。光る星々を見ているだけで気分が落ち着き、何でもできるような気がしてくる。それだけでも充分面白いと言えるのではないだろうか。「やっぱり持ってたねえ。それがなきゃ無賃乗車になるから、ちゃあんと持っていなきゃ。なくしたらだめになっちゃうよ。後それ、中身も見てよ。きらきらしている硬貨、あると思うんだけどー……」自身の鞄の中から取り出した硬貨を目の前に掲げつつ、歩み寄ってそれを見せる。透明感があり、星を散りばめたかのように煌めくもの。外が暗いこともあって輝きは強調され、美しく見える。財布に仕舞うと表面が触れ合ってちゃりんと音を立て。汽車の揺れる音以外、他に何も聞こえない。静けさは空虚を象徴しているかのようで、居心地が悪い。「エリックはどこに行きたい?これがあれば、どこへだって行けるよ」緑色の切符に視線を向けて、ゆるりと首を傾げる。明確な答えを求めるよりも、会話を続行させたい思いでいて )


>27 アイリス


そうだよ、どこまでも、ずうっと走っていくの。誰にも止められないし、限りなく自由なの。
( ゴトゴトと音を立てて走る汽車。一定間隔の揺れは少しもぶれることを知らず、そのままを保ってすすんでゆく。どこまで行くのか、それは誰にもわからない。車掌が何者なのか、この旅に終わりはあるのか。わざわざ考えようともしなかったけれど、幾つかの疑問は確かに残る。とはいえ、それをはっきりさせたところで現実に戻るわけではない。止まらない汽車はきっと、自分自身の肩の荷が降りなければ元の場所には戻れない。戻りたくないと願う今は、特に。切符を持ったまま、夢見心地で話す。それはとても抽象的で、具体性など少しもない。それでも今はそれで良いと、根拠もないのにそう思った。「そうだよ、一緒。二人で進んでいくの。二人ならどこへだって行けるって、大丈夫だって。きっと楽しい旅になると思うよ」うんうんと頷いて、手を繋いで歩く。彼女が希望の中に少しの不安を感じているのなんて気づかぬまま。己の胸を満たすのは、少しの希望と自分を満たしてくれるであろう、夢中にさせてほしいという無意識下での欲求だった。知らず知らずのうちに持っていた承認欲求が彼女の存在によって埋められようとしていて、少しずつ薄れているのは紛れもない事実。それでも二十年という年月は長く、簡単には埋まらない穴が空いてしまっているのだ。「感動……うん、そっか。普通と違うだけでこんなにも新鮮にうつるって、結構凄いことだよねえ」驚きと歓喜が入り交じったような声色に、ゆるゆると首を振って肯定の意を示す。しかし僅かに感動し切れない自分がいるのも事実。もっと知っていきたい。今まで周りを知ってこなかった、見てこなかった弊害は思った以上に大きいらしい。モノクロの世界と異なり眼前に広がる鮮やかな世界は面白い。ふと聞こえてきたのは猫の鳴き声。藍の瞳に白い毛、朱色の耳。子の鮮やかな世界に溶け込むようで、しっかりと存在を主張してくる愛らしい子。猫に従うのはいかがなものか。一瞬躊躇うも、どうせこれは行き当たりばったりの旅。少しくらい気紛れに乗ってみるのもありかもしれない。表情を緩めると返答を。長いものには巻かれて、郷に入っては郷に従う。そうして流されるのも悪くはないはずなのだ )
良いね、案内して貰おうか。色々見て回りたいしねえ。


( / 勿論大丈夫です。つい続けて返して冗長になってはおりますが、前半はばっさりとカットして、外での出来事の方にシフトして頂ければと。ファンタジーめいたものは寧ろ大歓迎ですし、問題ありません……!他に動物と出会っても良いですし、店員が獣耳を持つ獣人だった、なんて展開でも面白いかもしれません。)




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