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陽が照らす桜木(設定・相談室)〆/172


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61: カラム・ハッサン(PL) [×]
2021-02-15 01:40:41



「ジーク……いや、君はイラでしたね。でも……やっと会えました」

「兄さん、お久しぶりです。再会できて嬉しいですよ! お元気にされていましたか?」

「何を言うんですか、兄さんたちも僕からジークを奪った癖に」



Name/ルキシアース(Luxiarth)
本名/Solifer=Almark(ソリフェル=アルマーク)

Age/見た目20歳、実年齢3000程。

Strain(種族)/ 魔人

Gender(性別)/♂


Character(性格)/穏やかで気が長く、柔和な微笑みがよく似合う青年。会話の際は敬語を使うことが多く、誰が相手でも丁寧な口調で接する。合理主義者であるが、基本的に勤勉で誠実で真面目。物事は冷静に淡々とこなすのが平常で、怒りや悲しみなどの感情は滅多に露にしない。
 部下や周囲の人物にも温厚な態度で接し、一見すると人格者然とした振る舞いで通しているが、実際には甘やかすのも含めて打算の内で、利用価値が消えた相手は無慈悲に切り捨てる冷たさを持っており、直前まで笑い合っていた相手の処分を拷問好きな部下に任せたところで痛む良心を持たない。主人のことは特別に大切に想っているようでありながら、本心で最も執着しているのはあくまで純然たる "力" 。その他に確執を抱いているものがあるとすれば、それは本人も無意識ながら、仲違いした実兄のみ。



Figure(容姿)/通常181cm、64kg
 薄くくすんだ刈安色のクレアウルフ、前髪は緩くかき上げ、片目にかかる程度の長さ。細い金の縁でレンズが楕円形の眼鏡をかけていることが多く、瞳の色は天色、二重でアルムナークとそっくりの整った顔立ち。
 本来の体格も実兄とよく似ており、程よく筋肉がついているが、露出を好まず、普段はベージュのディスターシャを着ている。戦闘が予想される場合は、水色のシャルワールカミーズ。靴はブラウンのブーツで頭にはクンマを被っていることが多い。装飾品も好まないが、実は服の下に隠して唯一、古の東王家の紋章が刻まれたメダルをチェーンでペンダントにして身に付けている。



Ability(属性・能力)/属性・月
①魔装…主人に自らの能力の3分の1を与え、黒い霧を思うがままに操れたり、武器の重量や硬度を変えたりできるようにする。使用時間30分。

②本能力…物体の性質を操ることができ、視界内にあるものに限定して重力や硬度や透過性を自在に変えられる。また、闇に関しても適性があり、黒い霧を扱うことが可能。黒霧発現は本来、単体だと強くない能力だが、性質変化と合わせることで武器の造形や敵の捕縛など、戦闘時の核になる能力として昇華している。



Compensation(対価)/
①使用時間を過ぎても尚使い続けると、使用者(主人)は少しずつ全身が痛み出す。身体のあちこちにグレーの斑点が生じ、そのまま軋むような痛みを伴ったり、腫れて疼痛を覚えたりする。最終的には斑を起点に腕があらぬ方向に曲がったり、歩こうと地面についた足があっさりと折れたり、人体が本来の機能を果たさなくなって死に至る。回復させるには「魔人の泉」に浸かる必要がある。

②黒霧以外の物体に対する性質変化は変異させる時間に応じて、重たい疲労感を伴う。一瞬の性質変化であれば、魔力の消費も少ないが、長時間や恒久的な性質変化になると、一回使っただけで二日以上の休息が必要。その間は魔力を使えず、身体も疲れたまま。
 黒霧発現の方は、使うごとに微少で一時的ながら五感を損ねる。回復には使った分の時間の休憩が必要。また、あまりに大量に生成すると一定時点で防衛規制が働き、五感の失調が止まり、残存魔力で五感だけが回復した後、丸っきりの魔力切れを起こし、7、8歳くらいの子供の姿になってしまう。元の姿に戻るまで五日程掛かり、その期間は一切魔力が使えない。



Weapon(武器)/サイフ
柄の部分は華やかな装飾がされた錆色で、革製の鞘に収め腰に付けている。


Fellow(契約主人)/イラ・ノウェム・アシュラバート


Contact Ornament(契約アクセ)/ ――
(後日追記予定)



Note(備考)/愛称「ルキシア」
>46>47>48>49>50を参照。
 月[カルム]のボスにして、アルムナークの弟。幼少期は兄が何処に行こうとしても着いて行って、何につけても真似をしたがり、一人で何かをやっても誇れるようなことがあると兄を呼びつけて成果を見せ、褒め言葉を貰いたがるようなお兄ちゃんっ子だった。
 ある程度、成長してからは将来兄の優秀の補佐官になることを夢見て、剣技であろうと勉学であろうと何にでも真面目に取り組むようになる。王位を継ぐことに興味のなさそうな兄を口では嗜めることもあったが、それはいつも本気の口調ではなく、最後には「まぁ、兄さんがダメダメでも僕がちゃんと補佐するようになるから大丈夫なんですけれどね」的な台詞を笑顔で付け足すのが常であった。
 後に魔人界の消失がショック過ぎて、すっかり闇落ちする。それまで長所として備えていた勤勉さや柔和な態度も全て破壊的な願望のために使うようになった。初期契約者のジークに出会い、新しく生きていく上での指標を得たようでありながら、真に深層の心理では強烈なトラウマから立ち直れておらず、むしろ、深い傷を直視しないために心を麻痺させてしまっているような節があり、如何なる悲劇を目の当たりにしても、どのような懇願や切望を前にしても、理論パズルでしか物事を考えられず、動く感情がなくなっている。


一人称「僕」あるいは「私」、二人称「貴方」「君」「○○さん」など。




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