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39: 梅雨 [×]
2020-12-20 18:18:10



>>32 極月さん

何でこんなに寒いのよぉ…これだから冬ってにが__…!
(苦手。そう続ける筈の言葉がぴたりと止まったのは、我等が憎き敵であるアレスの一員が視界に入ってしまったから。寒い中で社員寮から出ると言う苦行をこなして居るだけでも十二分に嫌だと言うに、此処でアレスの人間と戦闘になるのは避けたい。寒いし。私、弱いし。何が何でも避けたい。幸い彼はどこか浮かれて居るようで、此方には気付いてない__と、想定してみよう。慌てて電柱の影へ隠れては、ちらりと横目にて彼の姿を確認する。無闇な交戦は避けたいが、情報が得られるに越したことはない。それに彼が懐へ仕舞い込んだUSBに何が入っているのか気になって仕方がない。寒さと興味を天秤に掛けたとき、興味の方が勝ってしまう。故に暴露ぬ様、彼の背後をこそりと追尾し出し。)


>>35 五月蝿くん

(/お気になさらず!過去回想中の返答は『』ググりにさせてもらいますね!)

過去にも?…何かあったかなぁ、うーーん……。
(緩々と首を捻り同じく過去の記憶を手繰り寄せる、目前の彼と共に会話した中で今に似ているもの。)


『死なないよー。私達は、死なないの。だって選ばれたんだよぉ、この世界を守るために!だから死なないしい、私達の代わりなんて生まれてこないよぉ。…五月蝿くんが何度死のうとして死なないのも、神様が死ぬなーっ!って言ってるんだよ、きっと。
(体にべっとりとついた血も、香る硝煙も何もかも雨は洗い流してくれる。服が濡れ重くなるのは避けたいけれど、この時期になると何となく体の調子が良かった。お陰様で己の起源は絶好調だが、相対する彼の機嫌は悪いらしい。橋の真ん中にて立ち止まると、川の轟音に掻き消されてしまいそうな声で喋りだす青年に、声を聴き漏らさんと近付いた。問い掛けの意図を食み、僅かな逡巡。死と言う漠然とした概念が、己には対して分からなかった。それは我々が選ばれしものであり、この地球の生を司る様な存在であるからに他ならないから__と、政府の人々に教え込まれて居るから。あっけらかんと笑えば、)』



>>ALL

寒いけどこの時期の焼き芋って本当に最高!あ、おじさん有難うー、これとっても美味しいですぅ!え?もう一個くれるのぉ?どうしよう、お腹いっぱいになっちゃうなぁ。
(冬は苦手だ。冬は苦手だけれど、寒くなってくると現れるこの焼き芋と言う食べ物だけは大好きだった。普段は部屋からさして出てくる事もない己が嬉々として出て来るのは、石焼き芋の音楽を鳴らし行く車が走っているのがわかった時だけ。もう幾度目だろうか、毎度毎度の如く買いに来て居るが故か、遂に店主に顔を覚えられてしまったらしい。すっかり馴染みとなった己にちょっとしたサービスとして、おまけの焼き芋を押し渡されてしまうと僅かに動揺し。二つも食べ切れるかな、と思案して居る間に車は何処へやら、寒い路地に一人ぽつんと残されては、眉尻を落とし、ううんと一つ唸り声を上げて。)




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