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2人掛けの玉座 【〆】/1147


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自分のトピックを作る
543: マジェスティ [×]
2021-02-04 19:37:59


お前が執事…?は、それは興味があるな。将来王様になるお前の執事姿なんてそれこそ今日しか見れなさそうだからな。あとでお前が店番の時にの店にも行きたい。……もしかしてあれがスプリングポテトか?
(相手が参加しているという店の内容を聞いて一番興味が湧いたのはもちろん相手の執事姿だった。メイド喫茶や執事喫茶は歴史書でその名前を見かけたことがあったが、それを文化祭でやるのかと意外だった。しかもその執事の格好をするなんて。まだ私服と制服しか見たことの無いうえ、誰かに従属することを生業とする執事の姿の相手を見れるなんておそらく一生ないだろう。2人で文化祭を見て回る時間も持ちたいが、店番をして居る相手の姿も見てみたい。文化祭という特殊な場で高校生として振舞っているせいか、いつもはなかなか出ない願望がすんなりと口に出る。それにせっかくこの1週間ほど準備を重ねてきた出し物だ、その成果だって見てみたい。ソウゴの思い出を作るためにと思ってやってきた文化祭だったがいつの間にか自分自身もすっかり前のめりになっていてこの時を楽しく過ごす気で体は満ちていた。そうやって相手の店に期待を募らせていると、すれ違った生徒が手に持っているものに目がいく。長い串にクルクルと人工的に螺旋を描いたナニか、それを生徒は美味しそうに頬張っている。香ばしい匂いも漂い始め腹の虫をくすぐった。正面をみればどうやらあれが目的の店らしい。店先にはパンフレットにちらりと描かれていた螺旋を描く食べ物が並べられている。指さしてあれが目的のものかと聞いて)


544: 魔王 [×]
2021-02-04 20:36:35


確かにこういう時じゃないと着る機会ないよね。来てくれたお客さんに仕える執事っていう設定らしいよ。オッケー、…ゲイツ相手だとちょっと恥ずかしいけどね。 そうそう、バネみたいな形だからスプリングポテトって呼ぶんだって。 お腹空いたし食べよっか
(思った通り話に食い付いてくれたが相手が気になるのは喫茶店自体より自分の着る予定の服らしい。確かにこういうイベント事でないと着る事の無いであろうコスプレは現代ならではの文化だ。何度か試着はしたが実際に着て仕える側という役で接客するのは初めてで自分でも割とワクワクしている。そんな接客の様子を見てみたいと素直に言われると快く承諾するが、自分のいつもと違った姿を見せるのはちょっと照れくさい。それに喫茶店のコンセプト的には客の相手が主人で自分が執事という事になる。クラスメイトがいる中、恋人でもある相手の前でコンセプト通りに行動出来るか少し不安だがまあ何とかなるだろう。どうせならビックリさせるくらい完璧に演じようとも思い始めていて。予定が決まった所で指さされた所が目的地だと告げれば相手が疑問に思っていたであろう名前の由来を説明する。それにしてもいつもより早く学校に来て準備をした物だからお腹が空いてきた。流行りの食べ物であるせいか何人かの行列が出来ている。その最後尾に並んで順番が来るの待ち)

545: マジェスティ [×]
2021-02-05 14:03:42


つまり俺が店に行った時はお前が俺に仕える立場になるわけか、なかなか面白そうだな。それなら俺は生徒のフリをして楽しませてもらうとするか。色々と味があるみたいだな…塩、カレー、のりしお、砂糖か。どれにする?
(相手が執事として自分に仕えるだなんて想像もできないが、この日だけの思い出になりそうなシチュエーション。冷やかしも兼ねて楽しいことになりそうだ。普段緩い相手がカッチリとした燕尾服を着る姿も丁寧な言葉遣いをするところも想像できないだけに、また恋人の新たな一面が見れそうだと上機嫌でいた。だが店番をする間は1人でいることになる、そうとなれば今2人で過ごす時間も目いっぱい楽しまなければ。列に並び始めるも調理法が簡単なためか、あっという間に順番が回ってきそうだ。その前に味を選ぶ必要があるようで、店に掲げられた札を読み上げる。調理している所を見るに専用の機械でポテトを螺旋状にしあとは上げているだけとシンプルだ。基本的にどんな味もあいそうだが悩むように味一覧を眺めていて)


546: 魔王 [×]
2021-02-05 18:24:34


そういうこと。格好とか口調が執事っぽくなるだけだけどね。まあ1週間それなりに準備したから楽しみにしててよ。 ほんとだ、んー、ジャガイモに砂糖ってどんな感じなんだろ。…大学芋的な感じなら美味しそうだし、砂糖にしようかな。ゲイツは?
(お店の趣旨を理解してくれたのか楽しみにしてくれている様子の相手にこちらまで笑みが零れる。多少冷やかしの部分もあるだろうがそれなりに最後の文化祭として力を入れた成果を知っている人に見てもらうというのも悪くない。それにいつも緩いと言われるがたまにはカッコイイ所も見せなくては。そんな事を考えていれば列は進んでいき、すぐ注文の番になりそうだ。テレビで見たままの形に出来ていく調理風景にワクワクしながらも展示された味の一覧に目線向け。どれも気になるが特に一見アンバランスに見える砂糖の味付けに興味惹かれて。あっという間に注文の番が回ってくれば迷った末に自分の分の味つけは決め、相手の分伺い)


547: マジェスティ [×]
2021-02-08 12:09:24


あぁ、お前の名執事っぷりを期待しておく。大学芋ほどは甘くないだろうが、甘いポテトチップスみたいになるのか……まぁお前が甘いものにするなら俺は辛い方にするか。
(相手は曲者ではあるが演技となるとどのようになるのだろう。下手な芝居をしそうでもあるしいつも通りの緩い顔をしながらしっかりやってのけそうでもある。後ほどの時間を楽しみにしておこう。列の進みは意外と早い、客の効率はいいようだ。またスタンダードな味わいにしようかとも思ったが、それではいつかのチュロスと同じ。ここは少し冒険してみようと相手とは反対の辛いと思われるカレー味を選択した。店員に砂糖とカレーをひとつずつ頼む、ちょうど揚げたてのタイミンクだったらしく、まだ熱いスプリングポテトが手渡される。もとはジャガイモひとつのはずだが細くきられているせいか見た目にはなかなか大きい。店前から少し離れた所へ移動すると珍しい造形をしばらく眺めていて)


548: 魔王 [×]
2021-02-08 14:22:34


カレーもいいな。 そっちも後から食べてみていい? _うまっ、 揚げたてって特別美味しい気がする。…早く食べないと冷めちゃうよ?
(定番の塩を選ぶものかと何となく思っていたが相手も冒険してみる事にしたらしい。その話の流れの中で自然と反対の味を選ぶ辺りお互いに交換して食べるのが前提にあるみたいで何だか擽ったい。了承が貰える事はほぼ確信しながらもそう問いかけて。相手が2人分注文をすれば直ぐにスプリングポテトが手渡された。タイミングが良かったのが揚げたてで香ばしい匂いに食欲そそられ、早速食べようと相手と一緒に店や通行人の邪魔にならない場所まで移動して。そのまま出来たてを一口齧り、絶妙なあまじょっぱさに嬉色を顕にして声あげ。二口目を口にしようとした所で相手が物珍しそうに棒を持ったまま眺めている事に気づけば、食べないのかときょとんと声掛けて)

549: マジェスティ [×]
2021-02-08 17:34:06


…改めて見ると不思議な形だが、見た目だけでなく均等にジャガイモをあげられる構造になっていて合理的だと思ってな。____うん、美味い。もとより交換する気でこの味を選んだ……俺も砂糖味に興味がある。
(ホクホクのスプリングポテトに魅入っていると声を掛けられちらりと相手を見やる。薄くきって揚げる点はポテトチップスと同じだがそこに見た目のインパクトを足したこの食べ物は多くの人の興味を引くだろう。串に刺してあるだけで食べやすいのもポイントだ。思いついた奴はなかなか頭が柔らかい奴だと思いを馳せつつ一口頬張る。揚げたてのポテトにスパイシーな味が加わって刺激的だ。相手の言うようにこういうものは揚げたてが一番美味い。隣で甘いそれを口に入れた相手もご満悦のようで嬉しそうな声に釣られて口角が上がった。隣にいるだけで食べ物まで美味しくするのなんて、不思議な力を持つ奴だ。二口目をかじろうとする相手に向け自分の分を差し出す。そこでやっと自分が自然と相手と交換すること前提でこの味を選んでいることに気がついて、一瞬言葉が詰まって目を丸くする。遊園地でチュリトスを交換するのさえ躊躇っていたことを思えば随分と大胆になったものだ。それは相手との関係が変わったからでもあるが、だからといって恥ずかしさがないとは言えない。目線を横に流しながら言い訳を探すも上手い言葉は見つからない。もとよりそんな必要もないのだが。とにかく食べたいのならば当然恋人の相手を断るわけもない。差し出した手はそのままに目線を相手に戻して)


550: 魔王 [×]
2021-02-08 18:46:14

なるほど…? 面白そうな形とは思ったけど、そういう見方はした事無かったなあ…。 ふふ、そっか。 じゃあまずは一口貰おうかな…ん、ピリッとしてこっちも好きかも。
(相手の言葉を受けて改めて手元のスプリングポテトに注目してみる。珍しい見た目の為に面白い切り方をしているホットスナックといった認識でしか無かったが、言われてみれば素早く美味しく出来上がる為の工夫だ。自分には思いつかなかった視点に素直に感心した。こうやって相手と一緒にいて、自分の持っていない物や視点を見せてくれる瞬間が割と好きだったりする。こうやって並んで同じモノを食べたりするのもだ。自然と口元が緩みながらその時間を楽しんでいれば何も言わずとも相手のカレー味のポテトを差し出される。初めはあんなにお互いガチガチに緊張した食べあいっこもこうやって相手からしてくれるのも関係性が変わった故か。今だって目こそ泳いでいるが素直に自分の意志を伝えてくれている。そう考えればますます口元がニヤけてしまうのも仕方ないだろう。また照れて頬を摘まれる前に差し出されたポテトを一口頬張る。自分の物と元のじゃがいも自体は一緒だが、カレーの味付けがスパイシーでまた違ったテイストになっている。これはこれで好みの味だ。笑みを深めて感想を零しながら今度はお返しとばかりに自分の砂糖のスプリングポテトを相手の口元に差し出して)

551: マジェスティ [×]
2021-02-08 20:11:48


この形もこの時代の人間が生み出した創造物と言ったところだな。……お前は…相変わらず緩いんだか策士なんだか……ん、___砂糖の方は程よいバランスだな。……交互に食べるのがちょうど良い。
(食糧が枯渇した未来ではこんな形にジャガイモを加工することもない、平和で人々の心が豊かだからこそ生まれる形のように思う。自分の目標はこれが自分が生きていた50年後にも残っているような未来を作ることだな、とぼんやり思う。大袈裟な物言いだが、心の余裕がなければこんなものは作れない。そしてこんな些細なことも目の前にいる未来の王となら残していけると思う。ゆるい顔をしてスプリングポテトを頬張るこいつがスプリングポテトの文化を無理やり消滅させることはないだろう。その当の王様はこちらを見て嬉しそうにニヤニヤしている、熱々のスプリングポテトを口に無理やり押し当ててやっても良いのだが、それでは火傷することは確実だ。それでは暫く口付けがお預けになってしまう…と、そこまで考えたところで無意識に相手との唇を重ねることを望む自分を冷静な自分が捉えて羞恥心が襲いきた。ただでさえ食べさせ合いっこで動揺しているというのに。ここで躊躇すれば相手の笑みは益々深くなる気がする。余計な邪念を丸ごと振り払うよう一口にしては大口で砂糖が振りかけられたスプリングポテトを齧る。ジャリジャリと砂糖が歯に当たる感覚とポテトが程度に合わさって甘くて塩っぱい味だ、悪くない。大口で食べたせいか口の端に砂糖がついてしまってキラキラ輝くが当の本人は気づいておらず、甘くなった口を中和するためにカレー味のそれを1口また食べて)


552: 魔王 [×]
2021-02-08 21:09:32

そうだね、ちょっとした文化みたいなものかな。 でしょ、この味にして正解だったね。…、……っ、砂糖付いてたよ
(大袈裟な言い方だが未来人の相手からしたら物珍しい物でこの平和な時代だからこそ出来る事なのかもしれない。スプリングポテトみたいにちょっと変わってて安くて美味しい食べ物を毎年文化祭で楽しめるような文化をずっと守っていくのもきっと王の役目だ。誰もがこうやって大切な人と一緒に行事を楽しめる未来にして行きたいと素直に感じていた。交代として差し出した砂糖の方もお気に召したらしい。交互に、ということは何回か食べさせ合うという事だ。そう思うと思わず口元が緩む。そのまま上機嫌に砂糖という選択をした事を得意げに語りながらカレー味になった口に今度は自分の分を運ぶ。また口内に甘さが広がった所でふと相手の口端がキラキラと光っていることに気付き。また頬張って咀嚼している口端に目を奪われて仕舞えばぼんやりと興味惹かれるまま顔を近付けていき。そのまま舐めとってしまいたい。欲のまま随分と近い位置まで顔を寄せるが体育館の次の演目を告げる校内放送が聞こえてくればふと我に返る。ここはお互いの部屋でもなくて公の場だ。流石にこれは良くないと思うくらいの常識はある。舌の代わりに指で相手の口端についた砂糖拭えば慌てて顔を離し、自分のしようとした行動に熱が上がってしまいそうになるのを隠すように視線反らし)

553: マジェスティ [×]
2021-02-08 22:06:21


確かにこの時代独特の文化と言えるな。そもそも砂糖を振りかけるなんて俺の時代ではぜいた____……お、まえ……なぜお前が照れるっ!見られて困るのはお前の方だろう…
(世界の人口が半分に減り有り様が変わってしまえば価値観も変容してしまう。その事実を高校生が主催する文化祭なるもので味わうことになるとは、まさに文化を体験している。そんなふうにスプリングポテトに大袈裟とも言える関心を示して目線をそちらに向けていれば、目の前に迫る人間に気づくのが遅れてしまった。まさか直近に迫る人物が最も信頼を置く人物とは思わない。気がついた時には相手の顔はすぐ目の前にあって、そしてその眼に目を奪われる。何かを欲する目、欲望のままに動いているのがありありと分かる目、愛おしい相手がこちらに対してそんな目線を向けていれば心が跳ねる以外の選択肢はない。全身に一気に血が駆け巡り目を開いたまま硬直してしまう。だが間一髪とも言うべきか、寸止めと言うべきか、肌は柔らかな食感を覚えることなく代わりに指の腹が口の端を撫でた。心臓がうるさい、息が粗くなっているのが分かる。しかし何故か目の前にいる仕掛けた側であるはずの相手も視線を反らして何とも言えぬ顔をしていて思わず声をあげてしまった。危うく公共の場でキスをする所だ、2人の関係は隠そうと約束しているのに。だが未完に終わったキスに未だ体は高揚していて不完全燃焼のまま燻っている。変に高ぶった体を抑えるようにまたスプリングポテトに齧り付きつつ、その場を誤魔化すようヤレヤレと首をふり)


554: 魔王 [×]
2021-02-08 23:01:04


…っ、だって、何か美味しそうだった、から。 ……移動する?
(何故と言われても身体が勝手に動いたからとしか言いようがなかった。相手を前にするとそんな事が良く起こるようになってしまった。近付いた時の驚いて硬直した表情は自分の中の何かを刺激して校内放送が無ければそのまま口付けただろう。自分のした事のはずなのにドキドキと脈が五月蝿い。何度も口付けをした事にある柔らかな唇にキラキラとした甘い砂糖が散らばっていて、食べてしまいたいと思ってしまった。その衝動を伝える上手い表現が見つからずにそのまま言い訳のように口にして。寸前に終わった口付けは変に熱を呼び起こしてなかなか冷めてくれない。それどころかちゃんとキスがしたいという欲が疼き始めた。だけど、ここは人通りが多くて出来そうにない。キスの代わりに相手の口端を拭って付いた指先の砂糖舐め取り。確かに甘いはずなのに良く味が分からない。手元のスプリングポテトを頬張るが結果は一緒だった。先程までの賑やかな雑談の空気からすっかり変わってしまった空気感では新しい話題も思いつかないくらい頭は困惑している。代わりに口から出たのは熱が見え隠れする在り来りな提案で)


555: マジェスティ [×]
2021-02-09 00:17:35


素直に答えるな!…っ、!__あぁ、……別の場所に行く
(何故と問うておいて答えるなとは理不尽な返しだとは思うがそう言わずにはいられない。今さっき互いの距離は確実に口付けをするそれに近づいた、周囲の状況など全て無視して。間一髪その状況は免れたものの、簡単にせりあがった熱を流せてしまえるほどこの熱には慣れて居なかった。美味しいという言葉が如くあの時まさに相手に喰われそうになっていて、驚きつつも甘んじてその行為を受け入れていた。あの瞬間周囲の全てを忘れて口付けを望んでしまっていた自分がいる。残っていたスプリングポテトを口に押し込むも気持ちが紛れることはない。ふと目線をあげれば指先で拭い取られた砂糖が相手の口の中に消えていくところが見える、その一連の流れに魅入ってしまった。自分の代わりに相手の口内に取り込まれた砂糖が羨ましいとすら思ってしまう。そんな思考にたどり着く自分に時間差で恥じらいを覚えて息を詰まらせていた。熱をもった体は収まることがなくて寸止めされた欲望を満たしたいと疼いている。そんな中で隠しきれない熱が滲んだ問いかけにゾクリと体が痺れる感覚に陥った。少し間を置いて肯定の意で頷く。おかしな空気になったのを周囲の人間に悟られないためだと自分の中で言い訳をするが、互いが何を望んでいるのか分からないほど馬鹿でもない。人気のない場所に行こうと促す視線を向けるも、その瞳には相手と同じく隠しきれない熱が揺らめいていて)


556: 魔王 [×]
2021-02-09 08:15:36


…ん、付いてきて。__ ここなら、大丈夫だと思う
(今日は単に一緒に色んなお店を回って屋台の食べ物を味わって楽しむだけのはずだった。だが、相手といるとふとした瞬間に劣情を煽られてしまう。欲のまま吐き出した提案に返された言葉と視線にはきっと自分だけが分かる熱を孕んでいて、相手も同じ心情だと分かれば安堵と嬉しさが募る。移動するからとスプリングポテトの最後の1口を食べ終える。口内は幸せな甘さで満たされているはずなのに何かが物足りなくて口寂しい。早く満たしてしまいたい。あくまで他の場所を見に行くという体で声をかけて移動し始めるが、歩みは人の流れに逆らっていて周囲も段々と賑わいが減っていく。これから何をするか分かっていて、その為に移動している。遠くなった喧騒が不健全なことをしてるような気持ちにさせて心臓が落ち着かない。辿り着いたのは今日1日使われることのないだろう運動部の部室棟の裏だ。周囲に誰もいない場所まで来れば振り返り、改めてモノ欲しげに相手見つめ)

557: マジェスティ [×]
2021-02-09 11:33:37


…そのようだな。……まったく、俺もお前も……どうしようもないな…
(相手に連れられるまま歩みを進めていく、華やかさが溢れる場所から遠のいていく。それが今から相手と2人きりになって人目がはばかられる行為をする為の移動だと思えば背徳感と緊張で胸が激しく鼓動を打った。今からするのは偶発的な口付けではない。2人が自ら望んで、堪えきれなくなって、同意のもとに行う行為。少し前ならばけしからんなどいって一蹴していたことだろうが、今はどうにも抑えきれない。相手もあの一瞬で自分との口付けを意識して熱が抑えられていないのも愛おしくて、そうやって求められることに心が満たされる。歩みが止まったのは建物の物陰、人がいないとはいえここは間違いなく屋外で少し歩けば人が大勢いる場所だ。誰かがここを偶然通りかかってもおかしくない。だがそんなものは今は微々たること、こちらを求めるその目を見れば何もかもどうでも良くなってしまう。少し前まで神経を張り詰めて暮らしていたのが嘘のようだ。自嘲気味に小さく笑うことはできたが、我慢できたのもそこまで。相手の首からぶら下がるネクタイを掴むと強引にこちらへ引き寄せる。自分の腕の内にその体を収めてしまうと、後頭部に手を添え固定してしまい、そのまま唇を重ね)


558: 魔王 [×]
2021-02-09 13:06:20

そうだね、…結構駄目なのかも。…ん、
(屋台の並ぶ通りから少し離れるだけで随分と静かになる。それでもここは学校内の敷地で、いつでも人が来れるような場所だ。他の人が通りかかるというリスクを背負ってでも相手を求めたいという気持ちの方が強い。自嘲気味な笑みに緩く笑って同意を示す。相手と出会って好きになって関係を深めていく内に段々と欲深くワガママな自分が出てきてしまっている。それを怒るどころかこうやって受け入れて甘やかしてくれる相手の存在はもう無くてはならない物だ。我慢の限界なのかネクタイごと引っ張られるとぐいっと先程と同じかそれよりも近い位置に顔が近付く。そのまま腕の中に収まってしまえば求めていた体温がそこにあった。そっと唇が重なって漸く足りなかった物が満たされていく。柔らかな感触も熱を帯びた温かさも全てが自分好みで愛おしい。手を背中に回して此方からも抱きつきながら時折唇を啄み、長いキス続けて)

559: マジェスティ [×]
2021-02-09 14:21:32


ん、……は、甘いな……
(遠くの方で時折校内放送の残響が聞こえる。人々の賑わいはすぐそこだが、今ここは2人だけの場所になっていた。腕の中に収めた相手の体は思った通り微かな熱を帯びていて抱きしめるたけでも心地いい。腕が背中に回されるとその柔らかな体温に包まれているようにもなって一層思考をボヤけさせていく。唇が重なって、時折そこが啄まれると唇同士が擦りあって擽ったい。先程食べたばかりの砂糖が僅かについていたのか、相手の唇を食んでみると甘い味が広がった。ポツリと呟いたあとに、今砂糖でコーティングされた唇はさぞかし甘いだろうと脳内が揺れる。正常な思考から外れたそれを正すよりも衝動に身を任せる欲望が勝って、相手の唇を舐めとるように舌を動かした。予想通り甘いが、もうそれが砂糖の甘さなのか相手との行為によって感じる甘さなのか判別がつかないほどに腕の中にいる相手に夢中になっている。もっとその甘さを求めるようにその唇に舌を這わせ、時折甘噛みしてを繰り返して)


560: 魔王 [×]
2021-02-09 16:12:43


…、…っ、くすぐった…ン、
(腕の中に収まって、今見えているのは相手だけだった。校内放送の音も人の賑わいもやけに遠く聞こえる。相手を求めるように唇を重ねてキスを楽しんでいるとふと聞こえた呟き。直ぐに先程まで食べていた味付けの砂糖の事を指している事に気付くが、唇に舌が這うとぴくりと肩が跳ねる。単に唇を重ねるのとは違う生暖かい意思のある動きは擽ったいようなまた違うような感覚で思わず硬直してしまい、なすがままだ。先程まで相手の事を美味しそうと思ったのに、今では此方が食べられてしまいそうだった。でもそれも相手になら悪くないとさえ思えてくる。昂った熱を冷ます為に移動してきたのに、唇を重ねる度にまた別の熱が上がっていく。やられっぱなしも何だか癪で少し背伸びして距離を詰めれば自らも舌を出して相手の唇ゆっくりなぞってみて)

561: マジェスティ [×]
2021-02-09 19:50:33


……んッ、ぁ……ソウ、ゴ……なぞるだけじゃ、足りない…ソウゴ、もっと……奥まで……
(気がついた時には相手の唇に夢中になっていた。端から端までそこを味わいつくすように舌先で、舌の全面で唇を愛していく。砂糖の甘さはもうなくなっているだろうが、相手の味を求めるように何度も舌を這わせる。小さく肩が跳ねたのもこちらを昂らせるには十分な反応だ。子供のような触れ合うだけのキスからは程遠い、唇をなぞり相手を貪欲に欲するそのキスはだんだんと他人には見せては行けない秘め事へとなっていく。相手の唇を食む間、一瞬僅かに唇が離れた瞬間に相手の顔が更に近づいてきた。ちょうどあのスプリングポテトを食べた時のように、自分のコントロール外で相手に近づかれると途端に体は固まり止まってしまって、近づく相手をただ見ることしかできない。人前にいるときは既で止められたキスだったが今回は違う。近づいた顔から伸びた舌先はさらなる劣情を煽るよう態とらしくゆっくりと自らの唇をなぞる。熱を持ち興奮を示すように湿った舌先は脳内を揺さぶるのに十分だった。熱い息が漏れる、あの舌が唇に触れるだけなんて耐えられない。もっと自分の深いところまで入ってきて欲しい。僅かに残っていた冷静さや倫理観など脆く崩れ去って腕の中に収まる相手を見る。相手の体を包んでいるのに乞う側が自分だなんてばかげているが、今はどうしても相手が欲しい。熱で浮かされた瞳を携え視線を絡めつつ、深い口付けを強請って)


562: 魔王 [×]
2021-02-09 20:46:59

…っ、ふ…、いいよ。 ゲイツの欲しい物、全部あげるから…ん、…ぅ…
(触れるだけのキスが段々とお互いを求めて食らい合うような口付けに変わっていく。誰かが通りかかったら直ぐにバレてしまう薄氷の上を歩くような状況でさえ今は背徳感として興奮を煽るスパイスにしかならない。相手の真似をするように顔を近付けて唇を舌先でなぞれば抱きしめている分かりやすく相手の体が固まった。そのまま少しだけ唇を離した間に吐き出された熱い息と縋るように呼ばれる名前に段々と理性も思考も溶けていく。相手も同じ状況なのかもっと深いキスを求めて強請る言葉にゾクゾクと興奮が走る。自分を抱きしめていて、優位にあるはずの相手が自分を求める姿は征服欲をそそられてぶわりと熱が上がってくるのが分かる。このまま何もかも与えて自分の事にだけ夢中になればいい。うっすら目を細めて妖艶な笑みと共に囁けば再び唇重ねる。求められるまま唇の隙間からゆっくりと舌を侵入させれば軽く軽く口内なぞり。背中に回していた手を腰まで下ろし更に引き寄せながら相手の舌を弄ぶように舌先擦り合わせ)

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