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君は小悪魔【募集/1:1】/201


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61: 通りすがりのオジサン [×]
2020-09-26 21:43:12

……チッ……己の不甲斐なさに幻滅するな。(契約云々、あっさりと他人に騙され馬鹿にされている己に呆れた様に舌打ちを打てば険しい表情を浮かべ足元で威嚇を繰り返す愛猫に視線を移して。)…一方的に決めるな、私はお前なんかの奴隷にはならない。帰ってくれ。(険しい表情を浮かべたまま相手と視線を交わす事なく、愛猫を拾い上げ立ち上がりそのまま背を向ければ厳しい口調で吐き捨て。)

62: 常連さん [×]
2020-09-26 21:53:12

あはは、じゃあね~人間さん♪
(その声に怯む様子もなく彼は笑顔のまま軽く手を振り、ばさばさと収納していた黒い羽根を羽ばたかせながら何処かへと飛んでいって。「おう、ルキアーノ。どうだった?」たまたま同じ場所を飛んでいた同僚が戻ってきた彼にそう問いかけると、「うん、大当たり。バッチリ嫌われてきたよ~。」「お、順調じゃん。ここから堕としていくんだよな?」「そうそう。」「それにしても皮肉だよなぁ。嫌いな奴の事が好きになるなんてさ。」「ホントにね。」彼ら二人は顔を見合わせて悪魔的に笑い、そのまま空の何処かへと消えて)

63: 通りすがりのオジサン [×]
2020-09-26 22:10:22

(背後で羽ばたく音がすれば流石に振り返り、黒い翼の生えた姿に声が詰まる。鷲や鷹の様な大型の鳥を思わせる様な力強い羽ばたきに目を細め、庇う様に愛猫を胸元へ。笑い声を残し去って行った室内は驚く程静かでまるで先程までの出来事が嘘のようにも感じられたが温かいティーカップが現実へと引き戻す。整った艶やかな黒髪を乱暴に乱しながら悔しそうに呟いて。)……悪魔め。

64: 常連さん [×]
2020-09-26 22:30:30

(翌日…)
あはは!昨日のあれ傑作だったなぁ…。
(ルキアーノはけらけらと楽しそうに思い出し笑いをしながら黒い羽根を羽ばたかせ、また空を彷徨いていた。「…あ、いるじゃん。見とこ…」相手をちらりと視界の端に捉えると羽根を収納して街灯の上に腰掛け、じいっと興味深そうな瞳で観察していて)

65: 通りすがりのオジサン [×]
2020-09-26 22:52:37

(街中のとある訓練場、いつもより険しい表情を浮かべた男が1人、その男の前には20名程の若い男が列をなしている。)…いいか!今日は体力強化日となっている。これからこの訓練場を20周、その後に筋トレを行う!私の後ろに続く様に!(腹に力を込めメニューを発すれば「はい!」と揃った返事が返ってくる。ダークグリーンの襟、胸元に星のバッチのついたジャケットを脱ぎ列の一番前に並ぶ男に投げれば背を向け走り出し。若い男達も後ろに続く。照りつける日差しの中、昨日の己の失態を振り払う様に目を伏せ走り続け。)

66: 常連さん [×]
2020-09-26 23:12:58

へぇ…面白いなぁ。人間って運動で過去忘れられるんだ。
(「…ちょっとからかってやろうかな~。」彼が悪戯っぽく笑うと途端に彼の顔が女性的な美貌から平凡なようで整っている男の顔立ちに変貌し、いつの間にか走っている男達の中に馴染むように紛れ込んで走っていて)

67: 通りすがりのオジサン [×]
2020-09-26 23:26:13

(隊列を崩す事なく20周を走り切り皆肩で息をしながらもその場に倒れ込む様な者など1人もおらず先程と同じように男の前へと列をなし。息を整えながらも顔色一つ変えず列をなす若者達へと指示を出し。)…それではペアを組み筋トレを開始する事、メニューはいつも通り……ん?君、初めからいたか?(指示を出しながら一人一人若者達と視線を合わせていくも、1人先程まではいなかった男が紛れている事に気づけばその男がルキアーノである事に気づかずそのまま目の前へと向かい。)

68: 常連さん [×]
2020-09-26 23:36:38

あ、はい…俺、影が薄いので…。
(若い男は照れたように頭を掻き、「仲間にもよく言われるんです。居るのか居ないのか分からないって。」と返して)

69: 通りすがりのオジサン [×]
2020-09-26 23:49:30

…割り切れる人数だった筈なんだが……すまない。君は私と組んで貰うよ。ついてきて………それでは始めっ!(後ほど名簿で確認するかと不思議そうに首を傾げながらついてくる様指示し、歩きながら各ペアを見渡しトレーニング開始の合図を出しては先程の位置に戻って。)…我々も始めようか、再度柔軟を行ったら腕立てから始めるぞ。

70: 常連さん [×]
2020-09-27 07:32:23

はいっ!
(若い男は元気に返事を返し、見えないようこっそりと名簿に「クリス」と書き加えて)

71: 通りすがりのオジサン [×]
2020-09-27 09:36:55

…いい返事だ。名は…クリス、だな。(若者の返事を褒めつつ名簿で名を確認すればアキレス腱を伸ばす柔軟などを行った後、他の隊員達の元へと歩きながら声を出すよう指示したりきちんと柔軟するよう指示をしたりしながら戻って来て。)…クリス!腕立て100回を5セット、始めるぞ。(立って待っている相手の背中にトンッと軽く手を当てれば自らも地面に手をついて。)

72: 常連さん [×]
2020-09-27 10:16:09

了解です!
((「昔の経験がこんな所で役に立つとはね…経験って案外バカにできないなぁ。」)「クリス」は相変わらず元気な返事を返して地面に手をついて。(「…正直こんな運動なんて必要ないけど、疲れるフリくらいした方が良いかな。」))

73: 通りすがりのオジサン [×]
2020-09-27 10:44:34

…腕はしっかり伸ばす!顎が地面につくように下げる、基本だぞ。(隣で腕立てをする相手へ厳しく指摘しては立ち上がり腕立てをしている各隊員の元へ。ただ腕を上下させるだけの軽いやり方をしている隊員の服を掴みそのまま持ち上げれば睨みつけ「最初からやり直せ」と耳元で告げれば顔を青くする隊員に念を押すように「いいな」と続けて。)…なかなかよくなったな。(相手の元へと戻れば先程よりやり方のよくなった相手を褒め再び腕立てを始めて。)

74: 常連さん [×]
2020-09-27 12:32:10

ありがとうございます!
(クリスは腕立ての姿勢で俯いたまま返事を返し、(「…人間ってこんなので鍛えてるんだ。不思議だなぁ…ホント。」)内心楽しむように腕立てを続けていて)

75: 通りすがりのオジサン [×]
2020-09-27 13:02:51

…クリス、少しいいかい?(他の隊員には通常メニューを続けるように指示し、腕立てをしているクリスの肩を優しく叩けば訓練場の奥にある訓練所を指差し。相手が大人しくついてくるならば黙ってそのまま訓練所へ。相手が抵抗するようならば胸ぐらを掴んででも訓練所へ連れて行こうか。)

76: 常連さん [×]
2020-09-27 13:23:22

…はい?
(クリスはひょいと立ち上がり、相手の後ろについて行き(「…バレたかなぁ?ま、いいけど~。」))

77: 通りすがりのオジサン [×]
2020-09-27 13:43:56

(訓練所に入るや否や鋭い目つきで相手を睨みつければそのまま問いかけて。)…クリス、君は一体何者なんだ?……名簿には確かに名前があった、だが私はこれでも教官だ。(一歩、また一歩と相手との距離を詰め低く厳しい声色で問いかけながらも後ろ手で拳を握り。)

78: 常連さん [×]
2020-09-27 13:50:35

何者…って…僕はただの隊員ですよ。
(クリスは怯えたような表情を浮かべてそう返して)

79: 通りすがりのオジサン [×]
2020-09-27 14:21:18

……いいや、違う。クリスという隊員は全部隊の中で8人、今年の新人の中には1人もいない。…訓練所は新人隊員の寮だ、わかるか?ここは誰でも出入りできる場所じゃない。(握った拳で壁を叩けば、相手の顔を覗き込み。)…何者だ、貴様。

80: 常連さん [×]
2020-09-27 14:57:48

は~ぁ…面倒くせぇの。
(クリスががしがしと髪を掻きむしると、顔がその顔立ちから女性にしか見えない美貌へと変貌する。「人間さん、ご名答~。俺はルキアーノ。今日は人間さんが随分と面白そうなことやってるから、からかってやろうかな~って思って来ただけだし。じゃあね~。」正体をばらしたルキアーノはまた軽薄に笑うと、黒い羽根で羽ばたいて何処かへと消えて)

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