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612:
第三皇子ハインツ [×]
2025-11-05 19:59:32
>>ハーシェル姫(>>610)
(歩調を合わせながら、姫の言葉の余韻を胸の奥で転がす。誠実、と言われたことにくすぐったいような、けれど少しだけ寂しいような感情が混ざって、ふと目を伏せ「 ……誠実って、時々残酷だよね 」囁くように漏らした声は、姫の耳に届いたかどうかも分からないまま風に攫われていく。けれどその後に続いた“お母様”にまつわる姫の反応に、ああやっぱり、と心の中で呟いて、記憶の奥に触れてしまったことを少しだけ後悔する。けれどその揺らぎは確かに愛おしくて抱き締めたくて、やはり美しいと思ってしまった。繋いだ手にきゅっと力を込めて「 …きっと気に入るよ 」二人の夢の先をなぞるような姫の視線を、底なしに甘やかす大人の眼差しで受け止めて扉が開いた。その瞬間に柔らかな光が差し込むみ、南向きの窓からは朝から昼にかけて陽光がたっぷりと注ぐ設計。繊細なレースのカーテンが窓辺に揺れる中、ベッドリネンは白と淡いグレージュで統一され、枕元には香りの薄い花々──白い蘭とユーカリ──がガラスの花器に活けられて「 使っていない客室の中で一番光が入る部屋なんだ 」そう囁く声とともに、部屋はまるで姫のためだけに整えられた聖域のように静かに息づいていた。「 ――でも、姫は僕達にとってお客様なんかじゃない。ねえ、ずっと王宮にいて、それで… 」姫に向き直り、繋いでいた手を解いて代わりに頬を撫ぜてから項を覆う鱗に熱い人肌で触れる。姫はそこに気を取られてくれるだろうか、そうであれば不意を突くように冷たい頬に唇を寄せて「 …僕と、甘い時間を過ごそうね。 」至近距離で朝焼けと夕焼けを交わらせるように顔を近づけ、蜜のように重く甘ったるい誘いをかけた直後、何やら急いだ様子のメイドに声掛けられて。一言二言の返事をした後「 ごめんね。行かなくちゃ 」残念そうに、でも姫と初めて会えた日の最後を悲しい顔で終わりたくなくて微笑みは保ったままそう告げて)
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