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607:
第一皇子ジーク [×]
2025-10-29 18:26:52
>>セレーナ姫(>>605)
(一番目の皇子として生まれ落ちたことを自覚したのはわずか四歳の時。その時から、自分には本質的な自由は何も許されないのだとどこか悟って生きて来た。好きな時に友達と遊ぶ事も、食べたい物を好きなだけ食べる事も、心から愛する人を見つけて結婚する事も。一生涯、何も許されず、国と民にすべてを捧げて命を全うしなければならないのだと。その覚悟は、大人になった今も何も変わらない。だからこそ、気が触れてしまうような情愛を向ける女性と結ばれる事が嬉しくて、思わず片方の眦から温かな雫がひとつ、頬を伝った。「 ――セレーナ、 」もう目の前の女性は魔女の生み出した作品――【姫】なんかじゃない。国よりも民よりも大切なたった一人の【妻】。現実で何も変化がなくたって、第一皇子にとってはそれが真実だった。手に体温が重なってその温もりを感じた瞬間、今まで我慢していたものが溢れるように、男の力で強く強く抱き締めて「 愛してる 」歓喜の涙に震える声は皇子としてではなく一人の男として花園に落ちて。彼女の存在を腕の中で確かめるような長い抱擁をしてから今までにない柔らかな表情で見つめて、他人行儀な二人称も敬語も取っ払った等身大の言葉で綴って「 ……たくさん、話をしよう。君のこと、私のこと、二人が出会うまでの空白を埋められるように。きっと、私はもっと君を好きになる。君は…私に失望する事もあるかもしれないね 」冗談めかすように小さく笑って、「 それでも君が私を選んでくれるなら…式を挙げよう。私の妻として、純白のドレスで隣に立ってほしい 」魔女のタイムリミットが無かったとしても、きっとすぐにでも挙式を提案しただろう。早くこの素晴らしい女性を正式に娶り、そして――愛に飢えた兄弟たちに、彼女は私の妻だと示したいから)
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