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愛しきプシュケの式日に、ルサンチマンは嘯いた__指名式、BNL/607


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605: セレーナ [×]
2025-10-28 21:22:08



>603__ジーク様


(真実を聞いても存外落ち着いていられるのは、きっと物事を客観的に考えてしまう癖があるからなのだろう。だからこそ自分が創られた何者かである事にショックを受け悲しんでいるのか、ただ漠然とこの先の未来の事を憂いているのかすらも複雑に絡まり分からなくなって。何処かぼんやりとしながらカップを置き、真っ直ぐに想いを断言する彼の言葉に一つ胸が弾んだ。束の間、勢い良く立ち上がる彼を見上げて突然の事に小さく目を瞬かせては、その瞳から目を逸らせないまま紡がれる誓いに微かに頬を緩めて「 …ありがとうございます、ジーク様。けれど───無理はなさらないで。あなたに何かあったら、私は自分が許せなくなってしまいます 」武力で敵わない【魔女】を相手にして、ゲームの為に創られた己を守ろうと彼が身を削るのはいただけない。魔女なる女性が戯れに生み出さなければ元々はある筈のなかった命だから、と悲観的な言葉は飲み込んで緩慢と立ち上がり「 ……あなたは本当に、お優しいのですね 」一歩ずつゆっくりと彼の元へ歩み寄り、少しの距離を空けて足を止める。もっと欲張ってもいいと言ったのに。先程手放しに彼の申し出に頷けなかったことが原因か、控え目な願いを口にするその姿に僅か目尻を下げて。「 これから先、他の誰かを選ぶ事はありません。私に必要なのはジーク様だけだもの。───…私の幸せを願うのなら、あなたの手で導いてください 」胸元を握り締める彼の手を優しく解くように伸ばした指先を上からするりと絡め、口を突くのは随分とわがままな言葉。【姫】とはいえ一国の皇子様に無遠慮過ぎるだろうかと思いはすれど、彼以外を選ぶ未来が想像できないのも事実で。この命が続く限り、自分が望むのはただ一人の皇子様だけだと見詰める瞳に熱を込めて)




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