TOP > オリジナルキャラなりきりチャット

愛しきプシュケの式日に、ルサンチマンは嘯いた__指名式、BNL/580


最新 50レス ▼下へ
自分のトピックを作る
574: 第六皇子リヒャルト [×]
2025-10-20 22:48:55



>>ハーシェル姫(>>572)


(心を開くのが怖い。厳密には人間に心を開くのが恐ろしい、だって、だって…悪い想像ばかりが浮かんでは消えて、言われてもいない事や起こってもいない事に怯え慄きシーツに包まって冷たい夜を耐え忍ぶ。そんな夜の越え方しか知らないから、寒々しい夜の闇を終わらせてくれる朝焼けみたいな姫の瞳を暖かいと感じたのかもしれない。人と深く関わる事から逃げ続けてきたから人格形成も浅く、満足な自己分析も出来ない哀れな第六皇子は背を向けたまま沈黙を守って、姫の口上が終わるのを待ってから更にたっぷりと空白を保って「 ……変なの、 」幼稚な一言はまさしく未成熟な精神の現れ。突き放すようにも、追い縋られる事を願うようにも聞こえる複雑な温度を持ったまま「 全然一つじゃないじゃん。 」はっと鼻にかけるような笑いは無理やりに押し出したみたいで、格好のつかないガキっぽい嘲笑に終わった。まるで自分を求めてもらっているような甘い言葉には後ろ髪を引かれるけれど、それを信じて心身を委ねる強さは皇子には無い。名残惜しさを振り切るように大きく息を吸って「 クラヴァット(それ)も返さなくていい、捨ててくれていいから。僕のことは、忘れて。 」何にも動じていない風を装うと必死になるあまり、姫のように巧みには本心を隠せず不自然に強い言い方になってしまって。大きめの声を出すのが久々だったから最後にケホと咳込んで、最後まで無様な自分にカッと赤面しながら第六皇子は足早に去っていく。それを面白がるように、或いは敵情視察のような真剣な面持ちで遠くから眺めている誰かが居たのかもしれない。少なくとも極彩の魔女は、紅茶のお供に一部始終を見届け第六皇子の愚劣を笑うだろう)


( / 諸々のご了解ありがとうございますー!早速場面転換とさせていただきたいのですが、前提としてお姫様には帰る場所がありませんので必然的に王宮へ留まることとなります。リヒャルトはそこまで気が回らず、というより自分のことで精いっぱいでその申し出が出来ませんでしたが、このあとそのままの流れで王宮に残されたハーシェル姫に皇子か使用人が声をかけて王宮に留まるよう勧めてもいいですし、そこはスキップして既に王宮で暮らし始めて時間が経過した状態で次をスタートすることも出来ます!この後の展開について、ぜひご希望を伺わせてください!)




最新 50レス ▲上へ

名前: 下げ

トリップ: ※任意 半角英数8-16文字
※画像を共有する場合は、外部の画像アップローダなどをご利用ください

規約 マナー
※トリップに特定文字列を入力することで、自分だけのIDが表示されます

【お勧め】
初心者さん向けトピック



[0]セイチャットTOP
[1]オリジナルキャラなりきりチャット
[9]最新の状態に更新
お問い合わせフォーム
(C) Mikle