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愛しきプシュケの式日に、ルサンチマンは嘯いた__指名式、BNL/560


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543: 第三皇子ハインツ [×]
2022-02-07 21:39:45



>>リリィ姫(>>541)


そう、君は大切な俺達のお姫様。……きっとすぐにわかるよ。
(蓮の結晶を思わせるような二つの宝石がまるまると見開かれるのを、こちらも同じように一瞬目を丸くして見つめて。お姫様にはその自覚がないのか、と即時に判断してはそれ以上動揺することもなくゆっくりと眦を細めて穏やかに告げる。少しの間をおいて付け加えた言葉には何処か言い知れぬ含みが有り、皇子の表情はどこか淋しげについと視線を逸らして「 ふふ、お気に召したなら良かった。百合と姫はふたりでひとつ、――まるでヴィルケとユーリケみたいだね。 」皇子という立場でありながら、独りで滞りなくテキパキと応急処置を進めてゆく姿には違和感を覚えるだろうか。デカンタに満たされた精製水で砂利を洗い流し、綿に染み込ませた消毒液を傷へ触れさせる前に「 沁みるよ。我慢してね 」と静かに微笑んで。そして治りを促進する軟膏を手早く指に掬ってひと塗り、終始壊れ物を扱うように進んだ治療は清潔なガーゼと包帯をしっかりと巻き終えたところで一旦完了し「 そちらは……、 」微笑みを崩さないまま少し困ったように眉尻を下げてそっと彼女の膝へ視線を落として。この場でドレスをたくし上げて診察するのは彼女の羞恥心に触れるだろうと扱いに窮しながら、それでも心配そうな色は瞳いっぱいに湛えて改めて視線を合わせる。こちらへ注がれる彼女のそれはどこか熱に浮かされたような色を孕み、思わず男性的な本能が腹の奥でずぐりと熱く疼き「 ……もっと君に幸せを教えたいな 」獣の飢えを誤魔化すために口を突いて出たのか、それとも一人の男としての本心か。ともかく執着心の獣は美しい獲物のことをもっと知りたいと熱情を以って訴え「 数年ぶり、って? 」緩い角度で首を傾げてじっと彼女を見つめる。そこには稚拙な好奇心よりももっと深くて暗い形の定まらないままの欲望を宿して)




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