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505:
リル=フィシー [×]
2022-01-09 14:17:07
>>セス皇子(>>482)
(ふぅー、ふぅー、ともう何度か指を吹き冷ませば最早熱の名残はなく、それなのに色さえ変わらぬ白い指先には不思議と疼く感覚が残っているようにも感じる。暑い日差しにも感じたことのないその感覚を不快に思わないのは、それが姫を害するための熱ではなかったからだろうが、そこに思い至らないおつむはただただ不思議に、その疼きを閉じ込めるように再び胸元で指を包んで。落ち着きなくばたばたと動き出した第四皇子の様子を他人事じみて子猫は動き回るものなのね、などと思いながらタオルを手に戻って来た皇子様が跪くまで声をかけるでもなくぼんやりと眺め。ぼんやりとしながら、頭の中ではぼんやりと先の皇子様の言葉が、ゆっくりと巡る。熱かったか、ごめんなと言う子猫の瞳のなんと可愛かったことだろう、こっくりと濃密で綺麗な色は吐息よりも熱く見つめてはいなかっただろうか。そう思えば心地良いものを感じると同時に不満も浮かんでくる、この子猫の皇子様はどうにもよそ見が多い。ドレスの裾なんて放っておけばいいのにと声をかけようとしたところでふいに視線が上げられるとそのまま数秒じぃっと見つめ、外されない視線に気分を良くしながらほんの少し顔を近付け「帰らなきゃとは思うけれど、怒られないならずっといたいわ。でも、皇子様が意地悪するんだもの」なんて皇子様には身に覚えのないことを言ってのけ。目線をす、とずらしてまるで拗ねたような仕草で肩口の髪を弄り出せば上半身を引きソファの背凭れにくったりと背を預け「リルといるのに、違うこともいっぱい考えてるみたい」第四皇子の吐息に触れた指にくるくると髪を絡ませてはほどき、絡ませてはほどきを繰り返し。「ああ……人食い熊は優しいままかしら。夜は明けてしまったけれど」そういえばドレスが濡れたようだけれど、第三皇子に贈られた靴は汚れていないだろうかと昨夜きり顔を見ていない彼を思い出そうと瞼を閉じてみて)
(/あけましておめでとうございます。温かいお言葉ありがとうございました。背後様にとっても素敵な一年となりますようお祈り申し上げます。ふつつかな姫と背後ではありますが、素敵な物語を紡いでいけるようこれからも努めていきたいと思います…!本年もよろしくお願い致します。
こちらの会話の返信として前後してしまいますが、セス皇子も姫を引き留める予定であったとのことで大変安堵しました(笑)申し訳ないなと思いつつ、おたおたとするセス皇子が大変可愛らしくて…ありがとうございます!それでは、これにて背後は引っ込もうかと思いますので、不備がなければ返信不要です)
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