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451:
第三皇子ハインツ [×]
2021-12-02 22:56:58
>>シャトン姫(>>449)
――っ、ふ
(苦しそうに息を詰まらせるも、物腰柔らかな表情を彩るのは苦悶ではなく愛しさで。喘ぐような音は喉の奥で堪えきれなかった笑い声の残滓であり、猫姫と繋がっていない方の手を口許に添えてもう一度大きく吐息して。「 ごめん、ね。姫がとても可愛くて…。喜んでくれて嬉しいな 」怪訝な思いをさせてはいけないと弁明を。妻か恋人か、あるいは庇護対象である自分の子供や愛玩動物を眺めるような瞳で「 他の誰にも見せたくないな 」呼吸を整えてから素直に告げて。誰かの喜ぶ姿に幸福を感じるのは元来の性格だが、その相手が特別気にかけている女性ならそれは幸甚の至りで。晩酌の用意をトレイの上に乗せ、姫が選んだ椅子の前に佇む小さなテーブルへそれらを運んで。窓の向こうで輝くお月さまと同じくらい綺麗な目をした姫の横顔を見つめながら「 ふふ、どうしてだろう。理由は俺にもわからないけれど、とても光栄だよ 」今宵選んだのは、お酒を初めて嗜む姫でも飲みやすいような甘いもので。カシスやピーチ等のリキュール、もしくはカルアの瓶を並べてリクエストを問おうとした刹那、それよりも一瞬先に耳へ届いた呟きにぴたりと手を止めて。「 俺“も”、ってことは……兄さんに会った夜に言われたのかな 」ぴり、と潰れた眼がまた疼きを訴えた気がして。今夜姫を独占しているのは自分、しかしその自分より先に一つ上の兄が姫に出会っていたこともまた事実。逆立ちしても変えられないその事実が心底の檻に閉じ込めた獣の神経を容易く逆撫でし、それでも努めて態度には出さないよう表情は穏やかなままに保ち「 シャトンは特別だよ。――いや、特別じゃないひとなんてこの世にはいないのかもしれないけど……そんな奇麗事を抜きにしたって、【姫】はかけがえのない大切な存在。だから安心して、 」先刻、彼女が自分にしてくれたのと同じように、握り込まれた小さな手にそっと手のひらを重ねて「 …ね? 」体温を分け与えるように、そしてその体温が冷めきらないうちは少なくとも王宮にいられるのだと錯覚させるほどに。姿勢はそのまま、目線だけでテーブルに並べた数々を示して)今夜は甘いお酒を飲もうか。珈琲やチョコレートみたいな甘さか、フルーツの甘味、姫はどちらがお好みかな。
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