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愛しきプシュケの式日に、ルサンチマンは嘯いた__指名式、BNL/560


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449: シャトン [×]
2021-12-02 21:30:37


>>ハインツ様( >>448


(本当に、なんて優しい人なのだろう。口約束でも構わないと思える程に甘く密やかな約束は、限りなく猫のためを思ったもの。ふわりと柔らかい髪が揺れるのと同じように、目元がやわらかく緩んで口角も自然と持ち上がる。向けられた大きくて確かな思い遣りと、ほんの少しの独占欲に揺れる表情が心地よくて、けれど素直に言葉にするにはあまりにもはしたない言の葉が飛び出てしまいそう、だからほんの少しだけ小さく頷いて…それだけで、とても楽しみだという思いを伝えられたなら。本当は外に出られるというだけで、その片方しか光を映さない瞳を覆う瞼に口付けしたいくらいに嬉しいのに。扉を御自ら開け、恭しい一礼を前に皇子様の手を煩わせてしまったと月のような瞳に影を落としたものの、導かれるままに部屋の中へと足を踏み入れれば…聞こえた声に導かれるように窓際の椅子へ。当然のように居場所を見つけた飼い猫のように、すとんと音もなく腰を下ろす姿を知らない人が見れば無作法に批判することだろう。しかしながら、猫に浮かんだ表情はとても穏やかなもので「 皇子様の気配しかしない場所…なぜかしら、とても落ち着くの。」ふわふわと髪が頬に影を落とし、視線は吸い寄せられるように窓の外へ。暗い闇がそこにはある、あのお茶会の時のようで…あの時、皇子様はこの場所に残るための方法を口にして、私はそれを頭の片隅にしまっていて。「 …皇子様も、私が何か特別だと仰るのかしら」ぽつりと呟いた言葉は小さく、冷たい空気を揺らす力など持ってはいないけれど、もしそうなのだとしたら…不思議と姫と呼ばれることを当たり前だと思える程に、気を許してしまっているはずなのに、気まぐれに野良に戻されるようなことがあったらどうしようと思ってしまう。ひやりと指先が冷えた気がして、ぎゅっと手を握りしめ )




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