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愛しきプシュケの式日に、ルサンチマンは嘯いた__指名式、BNL/560


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359: リル=フィシー [×]
2021-02-12 23:52:23



>>ハインツ(>>351)

おうちに……(そうして自室を思い出そうとしたがどうにも上手く思い出すことは出来ない。自身を子女と思い違った所詮花売りに自室と呼べるものはなく、住処として極彩の魔女が宛がった場所は本来の街角の娼婦達が身を寄せ合って暮らす粗末な一室。しかし魔女の性悪さが込められているのか“リル=フィシー”という個体としての性質か、思い出せないという事実が存在の綻びになることはなく、「普段はお手紙を書かないからよく憶えてないわ」そう簡潔に思考を結んでしまうと「皇子様の物を持って帰ったら、羨ましく思った姉たちに奪われてしまいそう」姉、とは勿論実在するわけではなく思い違いの辻褄合わせに娼婦たちをそう認識しているだけのこと。そんなことよりも夢中になるべき思考は目の前の存在である。自身が身じろぐ分には衣擦れの音しかさせないベッドを、嫌な響きではなく軋ませる皇子の一挙手一投足、声までもを追いかけて視界に捉えると、窓からの月明りを遮った逆光の背中に向かい「わたしもね、最初に会えたのがハインツ皇子で嬉しいのよ。助けてくれてありがとう、本当に」他の皇子を知らないこの夜のうち今だけは確かに唯一の甘く熱い視線で愛しんでくれる優しい皇子様へと、薄い微笑みでもって喜びと感謝を伝え。あくまでも柔らかく、けれど快適な室内にひやりと侵入した夜風に皇子の髪が揺れたのが見えると、外へ向けられたためはっきりと何が見えたわけではないがだからこそ、どうして彼の夕焼けは片方を隠しているのかしらと今まで気にもしていなかった疑問がふっと浮かび。ベッドへと戻ってきた皇子の甘やかな誘いは頬を撫でるようなゆったりとした心地良さで、体温を嫌っておきながらその声もぬくもりのある瞳ももっと間近にという気持ちは誘蛾灯へ突き進む虫に例えても良いほど一切の抵抗も躊躇もなくコロン、と靴を床に転がさせて。いっそ進みにくいまでにふかふかのシーツの海を這って彼のもとへと辿り着けば少しでも動けば触れるほどの僅かしかない隙間を開け手当をしてもらった右足が上になるように横向きに頭と肩を枕に埋めて寝転がり、軽く曲げた膝を悪戯に皇子の脚にくっつけてみせ、右側から見上げると長い前髪が顔を隠しているのが余計に際立つことを発見しつつ「さっきのお話。もしもわたしが怖いもの知らずだったら、皇子様の怖いものはなあに?」きっと隣の皇子様にしか届かない声は彼への親密な囁きのような、いつ微睡みに落ちてもおかしくないような静かさで)


(/回答と素敵な展開を考えていただいていたことに感謝と驚きと喜びで軽くパニックです…!ありがとうございます!大歓迎との嬉しいお言葉ですので、「王宮に留まる」方向でいきたいと思います。よろしくお願い致します。そして、そして、流れからすれば自然だけど流石におこがましいかと思っておりました皇子様のお部屋で夜を明かすことや思いがけない贈り物の提案などいまだパニック中です…あまりに深くグサッと刺さりました…是非とも、厚かましいと思いつつも背後様の考えた展開で進めさせていただければと思っております!そうなると、姫がハインツ皇子にお礼を言わなきゃ、と探していたところ他の皇子様に遭遇するとか、第三皇子の不在を狙って姫と接触しようと訪れた皇子様といった流れになるでしょうか。ワクワクしてしまいます…!それから、初回交流の結びですが背後様のタイミングで回収していただいて大丈夫ですし、もし姫の寝落ち描写が必要であればそのようにしますがいかがでしょうか)



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