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愛しきプシュケの式日に、ルサンチマンは嘯いた__指名式、BNL/560


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342: フィリア [×]
2021-02-04 21:16:58




     >>第七皇子様( >>339 )


 ( 猫の鋭い爪により無惨に引き裂かれた皮膚と己に寄生してるかのように咲き誇っていた黒百合の花弁が煉瓦調の地面へ落ちたのを見ては、ポタリポタリと流れ出る血液を溜め息がちにもう片方の手で押さえて。すると威嚇していた猫が何かを見て怯えたように去っていきそれを止める間もなくポカンとしていれば、漸く目の前に立つ人物に気付き。視界に映る、月の光を浴び風により揺らめく美しい銀色の髪と暗闇で怪しく己を見つめるオッドアイ、そして綺麗に整った顔付き。紛れもなく己が支える主達の一人、第七皇子だと直ぐに分かり「 あ……第七、皇子様。申し訳ありません、お見苦しい姿を…!その、巡回している最中猫が迷い混んでいるのを見つけまして 」と慌てて立ち上がり深々と頭を下げ問いに出来る限り冷静を保ちつつ口答を。何時もの自分ならば強気で出るところを、今は相手が貴族な為か気分を害してしまったらどうしよう、とぎゅう、と目を瞑り唇を噛み締め必死に考えながらずっと頭を下げたまま腹部の前で怪我している手を隠すようにもう片方の手で握りしめて。すると聞こえたのは己を罰する言葉ではなくもっと何か、別の意味を孕んだ言葉。姫、と言う己に向けられた言葉を理解できず「 あの、第七皇子様…、姫と言うのはどういう…… 」と失礼であるにも関わらず頭を上げて良いと言う赦しを待つことなく頭を上げ、思わず無意識に口から出てしまった問い掛けをはっと我に返った己は口を手で塞ぐことにより最後まで言いきるのを防ぎ。ほ、と安堵するも束の間問われた問いにぴくりと肩を震わせ恐る恐る花弁が散っていない方の手の甲を差し出すように見せ、あからさまにその手は少しの怯えから小さく震えており。「 じ、直に生えております。生まれた、時から…… 」と偽の記憶を植え付けられ産み出された存在とは露知らず応えては、彼の目を真っ直ぐ見ることが出来ず下へと下げ、不安の色を宿したまま視界に映る彼の足元をただただじっと眺めて )





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