TOP > オリジナルキャラなりきりチャット

愛しきプシュケの式日に、ルサンチマンは嘯いた__指名式、BNL/560


最新 50レス ▼下へ
自分のトピックを作る
326: リル=フィシー [×]
2021-01-31 20:17:58



>>ハインツ(>>310)

あら……あら、まあ。いけないの。それは残念(皇子と目が合った気もするのだがそれを遮るように視線を足元に向けると足をくすぐるような感覚で手際良く手当が行われている事が分かる。見下ろす旋毛に向かって、手当の直前に彼が口にした気持ちの良い言葉に語尾に若干の笑いを含めた声をかけて。それには、狂わせると言った真意がどれほどのものか、皇子が腹に抱える深い闇を知らない自己愛の姫にとってはただひたすら欲望を満たしてくれる甘い言葉としてだけ響き、頭についた否定の言葉と一向に上がってこない視線をからかうような雰囲気が含まれていて。「二人きりって素敵」口約束とも呼べないような、たんなる独り言かもしれない皇子の言葉には続けて、「わたし、沈む夕陽より美しい瞳を知っているのだけれど、それじゃあ皇子様は見れないものね」それは皇子の瞳を、もっと言えば姫と呼ぶ自分に向けられる熱心な眼差しを含めた瞳を指していて。彼の体に隠れてその手元はあまり見えないが、それほどきつくはない薬草のにおいやぬるく冷たいような感覚を押さえつける布の感覚からそろそろ終わるのだろうかとあたりをつけたのと同じく右足に宛がわれた手が離れれば僅かの解放感、痛みに伴う熱とは別の不快ではないじわりとした温かいものが残る包帯巻きの足首は彼の手の平の温度も封じ込めたのかしら、などとぼんやりと思わせ。ぱち、と、今宵何度目か分からない夕焼けとの見つめ合いで曰く幸運な皇子に名乗らせる事が叶うとドレスの裾も髪の毛もをパッと離して「ああ、これであなたへのお手紙も書けるわ」言いながら宙にそのスペルを指でくるくると書き。てっきりベッドに腰かけるものだと思っていた皇子が少し離れたサイドテーブルへと歩いてしまうとあら、と首を傾げそのまま数秒黙りこくり。子女と思い込んでいても造られた身の上は所詮街角に立つような身分なので飲み物の種類など詳しくはないし、黙って見つめるのはすぐ隣に来なかった彼への傲慢な疑問。「ハインツ皇子、聞いてほしい事があるの。飲み物よりも先に……聞いてくださる?」首と同じ方向にやや体を傾け、するりとベッドのシーツを撫でるように手をついて離れた位置の彼をまるで全身で下から伺うように見て)



最新 50レス ▲上へ

名前: 下げ

トリップ: ※任意 半角英数8-16文字
※画像を共有する場合は、外部の画像アップローダなどをご利用ください

規約 マナー
※トリップに特定文字列を入力することで、自分だけのIDが表示されます

【お勧め】
初心者さん向けトピック



[0]セイチャットTOP
[1]オリジナルキャラなりきりチャット
[9]最新の状態に更新
お問い合わせフォーム
(C) Mikle