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愛しきプシュケの式日に、ルサンチマンは嘯いた__指名式、BNL/560


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306: 第三皇子ハインツ [×]
2021-01-26 23:03:53


>>シャトン姫(>>304)

(獣と呼ぶには少々華奢過ぎる手が腕に絡まるのを視覚ではなく感触で確認し、体格差から生まれる歩幅の差異を考慮してゆっくりとした調子で歩き出して。『あなた様"も"』という言葉に対して、視線は真っ直ぐに前方を捉えたまま「 今、ロメロ兄さんと俺を比べた? 」ぽつりと落とされる声音には先ほどまでのような甘やかさは宿っておらず、けれど気分を害したような印象も一切感じられない、言うなれば実体を持たない幽霊が静寂へ落とすような温度のない音で。不思議だ、と続けられた言葉にも「 ほら、また。 」決して責め立てるような荒い語調ではなく不気味なほどに落ち着き払った声は、まるで第三皇子が心の奥底に飼う執着心の獣を刺激しないよう努めているかの如く。数秒後、くすくすと喉の奥で空気を転がすような淡い笑いを落として「 これから俺達はふたりだけの秘密を作るんだよ。だから兄上の話はこれでおしまい。 」姫と出会ってから一定して心穏やかである事を示すためにせめて緩やかな歩調は保ちながら、隣を見下ろすように首を曲げ「 …ね? 」ひとつしかない瞳は確かな黒い熱のこもった暗い光を宿し、それは片眼だけで十分すぎるほどの歪んだ愛情をありありと湛えながら底光りをして。垣間見せた心の闇をシャットダウンするように、朱色の瞳孔が見えなくなるほど目を細めて爽やかな微笑みを形作れば「 そうしてくれたら、俺はとびきり素敵な夜を姫にプレゼント出来るよ。 」言いながら一つの大きな扉をくぐる、その向こうには冴えた満月と青白い光に照らし出され幻想的な雰囲気を醸し出す月下美人の咲き乱れる小さな花園が現れて)



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