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愛しきプシュケの式日に、ルサンチマンは嘯いた__指名式、BNL/560


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175: セレーナ [×]
2020-10-11 10:43:32




>172__ロメロ様


ええ、約束しましょう。三度目には必ず。…あなたの寛大なお心に感謝します。
(やはり要望を拒む事は出来ないだろうかと一人心の準備を整えていた刹那、無理に強制する事なくお茶目な仕草と共に妥協案を提示された。第一皇子と雰囲気は違えど、彼からも確と感じられる優しさに胸を温め。思わずふわりと破顔しては胸元へ手を当てながら誓う様に瞼を伏せた。───皇族は揃って言葉巧みなのだろうか。少なくとも己が出会った彼らの文言はどれも甘やかで、マイナス点までも包み込まれてしまいそう。いつの間にやら繋がれた手は緩やかに絡み合い、戸惑いに振り払う事も出来ないまま 取り敢えずは歩み始めた彼と共に足を動かす事にして。「 ロメロ様、どちらへ…… 」周辺を軽くお散歩 と考えていた己の予想とは裏腹に、彼が向かうのは何故か庭園とは逆方向。後ろをちらりと振り返り、それから先導する彼へと不思議そうな瞳を向けてふと、その迷いのない歩みに余計な疑問は飲み込んだ。──その後 辿り着いたのは豪奢な一室。彼の手により開け放たれた扉から、視界に飛び込んできた眩いほど美しく煌めく沢山のドレスを何処か茫然と眺め。どうしてここへ、という問いは投げる暇もなく入室を促され、後にも引けず躊躇いがちに" …失礼します "と足を踏み入れて。状況が上手く掴めないまま来てしまったものの、ここはどなたか女性の部屋ではないのだろうか。内心そわりと不安を募らせつつ、己にとドレスを選別する彼の言葉へも耳を傾け「 確かに露出はあまり好みませんが…、どちらのドレスも異なる魅力があって とても素敵だと思います 」これだけ煌びやかなドレスに囲まれては気後れしてしまう。とはいえ、馴染みがないからこそ惹かれてしまうのも事実。部屋の主に対する申し訳なさを捨て切れはしないが、綺麗なものを眺めるのは最早趣味のようなもの。己の色彩に合わせて選ばれたドレスも、彼の好みだという大胆なドレスも、どちらも甲乙つけ難い。無論、それは室内にある華やかなドレス全てに言えることだけれど。興味を唆られるまま彼の手に持たれた二種類の上質な衣装を交互に見遣り、色合いやデザインの好みに近い右手のドレスを指先でそうっと撫で「 ですが──っふふ、私では服に着られてしまいそうですね 」汚してしまわぬよう直ぐに離した手を今度は顎下へ添え、艶やかな衣装に身を包んだ自身を想像して小さく肩を揺らす。裕福とは言い難い家庭で育った故に違和感を感じるのは当然のこと。もし彼の厚意に甘えたとして、美しく着こなせるだろうかと暗に瞳を曇らせて)




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