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愛しきプシュケの式日に、ルサンチマンは嘯いた__指名式、BNL/560


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171: ロメロ / 第二皇子 [×]
2020-10-09 19:12:54


>>シャトン姫(>>169)

(無知なお姫様が目に見えるものだけに特別を見出すのは当然。手持ち無沙汰にクラヴァットの端っこを摘んで口許だけを隠すように顔の前で広げて見せて「 そ。君だけの特別の象徴だよ。何故君にだけそれが生えてるか、考えてみた事はある? 」声には穏やかな笑気を溶かし、きっと笑っているであろう唇がシルクに遮られる事で表情を描かない双眸だけが子猫を捉えて。距離を空けられた事は気にする事もなく、凭れていた体勢から勢いをつけて手を使わずに立ち上がり、ソファの後ろにある小さなバーカウンター擬きへと向かい。背中合わせに彼女のお詫びを聴きながら、戸棚からはブランデーグラスを、備え付けの小さな冷凍庫からはブロックアイスで満たされたアイスペールを取り出して。「 要領を得ないね。それじゃあお詫びにならないな 」些か主語に欠けた内容に肩を竦め、それは対価として受け入れられる品質の回答では無いと声色は柔らかくとも押し返し。カラン、と氷がグラスに落ちる涼やかな音が部屋の静謐を揺らし「 キティも何か飲む?そしたらもう少しお喋りが上手になるかも。 」揶揄うように喉奥で小さな笑いを転がして冗談を。アルコールが入れば口の滑りを良くする効能もあるだろうが、第一印象では酒が得意なようには見えない獣の耳をちらりと一瞥して、もし肯定を返されてもアルコールは渡さないでおこうと一人思案して。そうしている内にブランデーを注ぎ終わり、カウンターを背凭れに立った姿勢のまま彼女へ向き直り、少し遠目にも分かるほど痛々しい痕を目にして僅かに瞠目し「 ――ユーリケとそっくりだ。 」と素直に見たままの感想を。「 僕のこれは縛るためのものじゃないから、お揃いとは少し違うかな。 」カラリ。グラスを傾け一口呷って「 可哀想なキティ。君は檻から飛び出した迷い猫なんだね 」同情など含まない声。しかし冷たくはない確実な熱を帯びた吐息を絡ませ)好きなだけここに居ていいよ。





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