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愛しきプシュケの式日に、ルサンチマンは嘯いた__指名式、BNL/560


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169: シャトン [×]
2020-10-08 23:52:55




>>ロメロ様(>>168



(“別格”“特別”が、目の前の青年にとって何の意味を持つのか等知る由もない子猫は、ただ額縁のままその言葉を受け取り「 それは、私の容姿のこと?意地悪を仰るのね 」と対して気にした風もなく、指先で頭の上で時折動く耳を撫で。興味とも侮蔑とも思えない紫色の瞳が、尻尾を目で追っている様は猫じゃらしを前にした猫のようで少々親近感が湧く。麗しく整った服装に相反して、ソファに気だるげに腰掛ける人間はまるで飼い猫に話し掛ける飼い主のよう。そして、猫と皇子様をくっきりと隔たせた境界線は“埋める物を探す”か否からしい…ただ同時に、おそらく恋だとか愛だとか、世の中が美しいものだと唄うそれらがこの子猫と皇子様には理解出来ないのだろう。受け取ってもらえた布は、まるで聖母像が身につけたベールのように青年の顔に影を作るのに、その首筋に覗く鬱血痕が鼻先に濡れた薔薇のような甘く毒々しい匂いを焼き付けて…知らないものは怖い、逃げるように顔を背け、ソファの上に腰を下ろしたままで距離を取るように離れてから“お詫びの言葉”を口にする。「 …小さい頃に扉の隙間から見たの。何かを高値で買おうとして、後にも先にも一度だけ。とても綺麗だと思って、それだけよ 」と。幻だったのかもしれない、何せ気が付いた時にはあの部屋にいたものだから、自分の全てが不確かなままなのだ。くらくらする様な甘い香りがこの多情な王子様のものなのか、首輪をつけた人のものなのかはわからない。「 皇子様は随分と情熱的な首輪をお持ちなのね。ふふ、お揃いよ 」と、首を傾ければ赤い痣が覗くことだろう。縛るという意味では同じ、愛も恋も信じられない互いにお似合いのそれを嘲笑うように尻尾はドレスの隙間でゆらりと揺れて)





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