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愛しきプシュケの式日に、ルサンチマンは嘯いた__指名式、BNL/560


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165: ロメロ / 第二皇子 [×]
2020-10-08 20:04:38


>>セレーナ姫(>>163)

どうだろう、紳士の皮を被った悪魔かもね?僕の事はロメロ、そう呼んで。"様"も"皇子"も要らないから。
(第二皇子を前にしても物怖じせず、柔らかでまったりとした雰囲気を崩さない彼女の隣はひどく心地が良い。公務に夜伽にと忙殺される兄が安らぎを求めて執着するのも解るなあ、なんて手前勝手な決め付けに過ぎない感想をぼんやり抱きつつ言葉遊びを楽しむように指先で眼前のオキナグサを撫で。こちらの要求を告げ終わる頃に隣を一瞥すれば、淡く解ける綿菓子のような微笑みに一瞬心の奥がざわついて。「 ああ…、もしかして兄さんとデート? 」勘の良さは野生動物宜しく。けれど当て推量というわけでもなく、兄と約束をしているのであればこの時間に一人で庭園を訪れる理由にも合点がいくと推理を。ついでに医務室で盗み見た時と比べて随分おめかしをしている事にも道理が通る。ぴこん、と脳内で電球が点灯し、上品にも沈黙してしまった彼女から一歩遠ざかり引きの目で全体像を眺め、ふむむと楽しそうに唸りながら顎先に手を添え思案するポーズを。「 良い女は黒を着こなすって言うよね、――まるで魔女みたいに 」黒はこの上なく美しく圧倒的な魅力のある色、勿論かの悪名高き極彩の魔女にとってもとびきりお気に入りの色彩。魔女を嫌忌する第一皇子が魔女を彷彿とさせる黒のドレスを見ればどんな感傷を抱くか。「 どうだろう、兄さんは黒を好きだったかなあ 」演技がかった、それでいて胡散臭さは巧みに煙に巻く表情と悩ましげな低い声で独り言のように呟いて。きっと彼女は魔女と兄の確執を未だ知らないのだろう、であれば要らぬお節介でも焼こうと手を差し伸べ「 その散歩、僕にエスコートさせてくれない?大丈夫、このまま君を攫ったりしないから。 」ざあっと吹き抜ける夕暮れの風がオキナグサをさわさわと揺らす。柔らかな藍色の毛並みは三千世界のすべてを己へ吸い寄せんと誘惑するように靡き、風に吹かれて消えてしまいそうな口角の笑みをそのままに揺れる藤を見つめて)




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