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新・戦闘恋愛なりちゃ(イベント)/1149


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888: 多キャラの龍さん [×]
2022-03-13 16:37:16

>871 >ルミナスさん

「近づく度に感じるまどろっこしい気配はそれか。あんたがそう言うなら、あの双子とやらとは違う何かがあるって事だな。」

特定しようにもその魔力はホテルを包むように充満していて、特定が難しい。特に砂金は魔力の反応に敏感な方ではなく、鈍い分類だ。その魔力の範囲内に入ってようやく「まどろっこしい気配」が分かるのは、彼の実戦経験からだろう。

「屋上は面倒だ。窓から入る。」

チラッと屋上に目をやれば飾りとパネルがあり、足の踏み場は先程より狭い。そう判断した砂金は勢いよく最上階のホテルの部屋の窓を割って飛び込んだ。

刹那ナイフを構える。中に入れば砂金でも分かるまどろっこしさは『エゴ』。そう言った偽善に近い何かが這い寄る様な感覚だった。

ホテルの部屋を注意深く見渡すとベッド付近の壁にバシャっとインクが掛かった音、そして浮かび上がる文字が現れる。

『I'm here. Come down more. come. The devil's numbers are my whereabouts……。』

砂金は英語も読める。その字を読めば少しだけ遅れてくるであろうルミナスさんを待つ事にした。
と、ホテルの窓を除けば遊園地に突如砂金からすれば気味の悪い建築物が見える。

「……本当にドッキリばかりの街だな、此処は。」

もう、呆れるしかなかった。


>872 >873 >桜さん&みつるさん&黄泉さん

「うわぁディストピア。」

予想はしていたが百聞は一見にしかずとはまさに疾風の為の言葉だ。
銃撃に「戦闘狂だ!」「平和を乱す恐ろしい人間だァ!」と喚き、挑もうとするも銃火器には勝てず逃げ惑う信者に一見燃え盛る大きな観覧車。それを見て笑う約3名。

「うわ1番ここが悪って思われそー。ま、銃火器はさておき、Yomiは何か1人聖戦だね。ははっ。」

改めて疾風は口に出す。そして多くの魔力を感じ取れる存在やそれを知る存在は分かるだろう。観覧車の炎が消え始めた時ドーム状に遊園地を囲っていた結界がボロボロ決壊する。大きな硝子が落ちてくるようなものなので疾風は自分の身はバリアで護り、崩れ去る相手の城壁を天を見上げ消えるのを見届ける。
その時に気づく、落ちてくる結界は信者達にも刺さり、血が飛び、信者達は「お助け下さい教祖様」としきりに口にする。即死の人間もいれば、重症軽傷様々だ。ただ、結局逃げ惑うことしか出来ない。
そして、その血の海は波打つと人の形になり移動するものと地面に染み込み移動するものの2つがある。
その先には、結界で隠されていた絢爛豪華で、かつ戦車等を無理やり繋ぎ合わせたチグハグな建築物が、ホテルの隣に建っていた。
その中からは、ホテルとは違う濃厚な、そう、信者達の顔布や双子によく似た魔力が立ち込め、もっと魔力を深くさぐれるものがいるなら他に2つ、違う魔力を感じるかもしれない。

入口らしきものはひとつしかなく、それ以外から入ろうと探れば双子が漂い強い結界が貼られている。正面の人の皮を縫いつけたデザインの扉だけが、唯一乗り込める場所なのだろう。
そして、相手が迎え撃つ為の城壁。

「悪趣味。」
と、疾風は苦笑した。


>874 >ディーリスさん

「そう。なら向かいましょう。判断が早い子は好きよ?」

タンタン、と端末を操作して全ての作業を終わらせればディーリスさんに妖艶に微笑み、ホテルへと向かう。幸い遊園地とこの海岸……ビーチの為のホテルの為さほど距離はない。ないがターナは足を重くした。

「っ、なんて魔力なのかしら……。私を虐げ様だなんて、厭らしい。それに……」

量の多い魔力は特に何をしてくる訳では無いがまとわりつく為ターナは嫌だ嫌だと嫌悪を見せる。
だが信者の1人も居なければ双子の姿も見ない。……もしかするとこの魔力、このホテルは。

「ディーリス、あなたは此処にある魔力の根源をなんだと思う?私は、教祖と呼ばれる存在にとって迷惑な存在を閉じ込めたと思うわ。慌ててね。」

入口の前に着けば屋上に大きなパネルと包み込む魔力以外は装飾も少ない綺麗なホテルだ。ターナがカッとヒールで音を立てて入口のドアを開けると床にビシャッと水を叩きつけた音に思わず鞭を持つ。しかし攻撃も何も無く、魔力大理石の床には文字が書かれていた。

『Hurry up, hurry up. I've been waiting for a long time. What color do you like? Information for 2 people. I surround that angel.』

「私ホラーは駄目なのよ。」

一周まわって真顔になった女王ターナは、騎士ディーリスさんが来るのを少しふるえてまっていた。

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