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オリジナルキャラなりきりチャット
自分のトピックを作る
6446:
ロジャー・チェイス [×]
ID:abc583d49 2020-05-27 13:46:30
>6433 蒼馬 瑠璃男
>6435 四月朔日砂金
【ロジャー・チェイス→復活/大学→ノア】
うっすらと目蓋を開いた。ずいぶん長く眠った感覚があり、体全体が心地よく痺れている。
頭の半分はまだ温かい泥のような無意識の領域に留まっていた。
起き上がらなくては……と頭の中でそう思い視線を泳がせる。
よく辺りを見回すと地に倒れ伏せたはずの体は先程の位置にはなく壁にもたれかかっていた。
現状医務室に運ばれていないところを見ると眠らされてから時間はさほど経っていない様子だった。応急処置として移されたと考えるのが妥当だろうが、もし運ばれたならあの場にいた誰かだろうか……。
もたれかかっていた壁に手をつきながら体を支えて起き上がると周囲には誰もいない事を確認する。
力を使えば今からでも間に合うかもしれない。ノアを破壊する為に。
あれがあるせいでだいぶ日常を狂わされてしまった。
__行動する動機としては充分だろう。
「……許さない。」
静かに何の感情も顔には出さずポケットへ手を忍ばせる。拳を引き抜くと握れば手のひらに収まるほどの小さなオカリナを取り出す。
オカリナを握った拳は強く強く意志によって力を増していく。……そして。
__ミシミシミシミシ…パンッ!!!!
拳の中のオカリナは粉々に粉砕し、破片が食い込んだ手のひらからは皮膚を突き破り血が流れる。
すると、血と破片が混ざり合い黒い魔力がロジャーを包んでいった。
黒い軍服とエンブレムの入った軍帽。マントを羽織ってベネチアンマスク風のアイマスクを装着した男は瞳孔の色を紅く染まらせた怪人へと為り変わる。
フィンガースナップを鳴らして魔楽器を召喚させる。見た目は普通のオーボエのような形状をしているそれを手に取りワンフレーズだけ息を吹き込む。
すると黒い影が地表面から染み出して、みるみるうちに何体かの羽のついた魔獣となって出現する。
「お前たち、今まで見ていただろ。……何をするか分かっているな?」
見上げながらそう告げると有翼の魔獣はそれに答えるように鳴き声を轟かせて飛び立つ。
二手に別れたノアを追ってそれぞれ数体の有翼の魔獣が向かっていくだろいうが、その前に瑠璃男と砂金に有翼の魔獣が追いつく方が先になることは間違いなだろう。
(/瑠璃男くんと砂金くんがノアを追っているという前提でロルをあげます。二手に別れるか2人で一つのノアに向かったかはそちらで決めていただけるとありがたいです。)>瑠璃男くん 砂金くん
6447:
大海原恵人&四月朔日砂金 [×]
2020-05-27 14:43:32
>6443 >6445 >斑鳩さん&真田さん(他四名)
[日中 デネブアジト(訓練所) 恵人]
『得意かは分からないが最近幻覚や催眠術みたいな魔法が使えるようになった。』
放たれた銃弾を見て、言葉を放つ彼女。何やら体がピリッと痺れ始め、筋肉の動きが制限されていく感覚に襲われる。少ししか動けない恵人を見れば幻術は成功している。しかし彼はすうっと息を吸うと
「だが断るっ!!」
腹から鼓膜が破ける位の咆哮をだす。役者をしており、常日頃あの声量を持つ男の声は空間を支配する。幻術を『咆哮』という物理的な幻術で押し返す。放たれた銃弾を体を腰から曲げ低くして麻痺したと思い込む筋肉を動かす。ほんの数ミリでの、本当にギリギリでの回避なのは明確だ。
声に出す。という行為は重要だ。人間は視覚に写ったものに危機が迫った時、その次に優先するのは聴覚だとされている。故に枯葉叫んだ。麻痺することを拒み、少し体は軋みこそするがそのまま駆け出す。
彼女が銃を持っているのは『普通に戦うと戦力にならない』という言葉の意味だろう。
幻術や催眠術を信じているからこそ彼の咆哮は聞いた。何故なら周りが耳を抑えているから。
集団心理行動。恵人は幻術に対抗する手段も催眠術に対抗する手段もない故に周りを利用して、麻痺している自分を信じて奮い立たせた。
接近した彼は斑鳩さんの銃を持つ手の方に寄って体を伸ばす。銃を持っている手では殴ることは出来ても触ることは出来ないと思ってしまうからだ。
ポン、と斑鳩さんの肩に手を置く恵人の手はまだ幻術で痺れているのか震えていたが優しく置かれた。
「斑鳩くん!!……さっきの先生からのおしおきで治った頭の痛みが戻った気がする!ありがとう!1度戻ってくれて大丈夫だ!」
やはり笑顔で答える。しびれもだいぶ取れてきたのか関節の震えや手の震えも収まり始めている。
「みんな、耳は大丈夫か?」と聞くあたり煩い自覚はあったのだろう。だがそれくらいしなければ解けないと思ったのだ。この男は。
「さぁ、次は誰が来るかね!ン“ン“ッ!」
まだ若干後遺症はあるがそろそろ治ると見込んだのだろう。残りの4人に語りかけた。何故なら時間はまだまだ余っているから。
>6446 >ロジャーさん&蒼馬さん&神楽さん
[日中 大学 砂金 【ノアイベ】]
「俺は片方を追う、方がついたらそっちに向かう。」
その言葉を出す前に二手に別れたノアの片割れを追いかけた。追いかけ離れた所で同質化通信機を使って蒼馬さんに短い伝言を残す。
日中故に目立つ行為は避けたい。その為に彼は大学の木に登り、大学の上層の窓にコルトを装備して3発。割れた窓に向こうから上がる悲鳴、1発は上手く警報機にでも当たったのだろう。ジリリリリと音がする。
人々の注意は完全にそちらに向き、避難のために構内の広場へ行くだろう。人の目がなければ動きやすくなる。すぐさまコルトをしまい砂金は走って二つに分かれたノアのひとつを追いかけた。
背後から追いかけてくる【それ】を対処できる場所まで全力で足を運び続けた。
6448:
今瀧 龍 [×]
ID:5762b1903 2020-05-27 15:07:01
>恵人さん
大海原さん、手合わせお願いします。
(手合わせで、下手に魔法は使えない…魔法以外になるな…)
(そう思う理由は2つ。1つは自分が魔法を使うと動けなくなる。もう1つは、暴走すると、コントロールが不可能だから、他の人に当たる可能性が出るからだ。)
(恵人さんの前に出ると一礼をして、構える。手合わせして頂くからと言う礼儀である。)
6449:
あずき [×]
2020-05-27 15:12:20
>今瀧さん
(今度はどうやら龍さんが行くらしい。体質の関係上、魔法は使わないつもりだろう。
ごくり、と唾を飲んだ。)
6450:
真田雪菜 [×]
2020-05-27 15:13:02
(/すみません間違えました)
6451:
斑鳩刹那(名前ややこしくしてすみません) [×]
2020-05-27 15:24:09
>大海原恵人さん
「対戦ありがとうございました」
一礼して戻る刹那だったが、脳内は突っ込みやらなんやらで混乱していた。彼の原理が全く分からない。頭を無理やり整理して出た結論は一つ。
(私の幻覚に…彼の意志が打ち勝った?)
一瞬固まったのを見るに、確かに幻覚は効いていた。しかし、あの「咆哮」が自分の催眠を、幻覚を打ち破っていた。
(やられた...すごいな)
銃を撃つ前に抑え込まれると思いきや、幻覚にかかってそれに打ち勝つ。絵に描いたような完敗に、悔しさと晴れ晴れとしたものが同時に沸き上がった。
「幻覚、解いておきますね。これで体は大丈夫かと思います」
次こそは勝ちたい。ほのかな闘志を燃やす彼女は、ゲームに負けた子供のようだった。
6452:
蒼馬 瑠璃男 [×]
ID:5762b1903 2020-05-27 15:24:15
>(ノアイベ)
>ロジャーさん
しかし、クマが走れるって…あかんやろ…(其れは、本当は中身が無い魔法なのか、中身が、吉田だったものなのかは分からない。ただ、追いかける。
………(後ろに何かいる事は分かった。後ろに大きな気配がする。仕方ないからクマのぬいぐるみから横にそれて飛ぶ。
どっちを狙っているか、明確にする為だ。瑠璃男か、ノアのクマのぬいぐるみか…)
6453:
今瀧 龍 [×]
ID:5762b1903 2020-05-27 15:32:07
>恵人さん
……(相手が少し動いた瞬間に動く。攻撃、又は反撃。する為に相手の様子をただジッと伺う。……本来なら、最後の方が、相手の動きの情報を少しでも持てて、有利ではある。だったら、他の人を少しでも有利にさせる為、俺が少しでも動きの情報を開示させよう。)
6454:
大海原恵人 [×]
2020-05-27 15:36:06
>6448 >6451 >今滝さん&斑鳩さん(他四名)
[日中 デネブアジト 恵人]
「おお!ありがとう斑鳩くん!次は今滝君だな!宜しく頼むぞ!」
普通に動くようになった体に喜び、斑鳩さんに屈託のない笑顔を向ける。今滝さんがやって来て一礼した時、恵人もまた一礼をして構える。
今回は触れることが条件の訓練だ。相手も構えているということは同じ体術だろう。
1番判断も、対処も難しい相手だなと思いながらも笑顔で構えて動きを待つ。
自分から動かないのはあくまでも今回は訓練で、相手が得意分野でどのような行動をするかを見る為だ。
【百聞は一見にしかずとは上手くいったものでね、mybrother。視覚から得られる情報は計り知れないものなのだよ!見て、感じて、そして導き出す!mybrother、僕の弟なのだからそれができると僕は分かっている。
僕はずっとmybrotherの味方だからね。】
姉の教えを頭で唱えながら、今滝さんと目を合わせて、その動きに集中した。
6455:
ロジャー・チェイス [×]
ID:abc583d49 2020-05-27 15:54:29
>6447 四月朔日砂金
【ロジャー・チェイス/大学→ノア】
大学の警報機が鳴り響く中で出所を特定すると人が流れ込む場所を避けて人目につかないようにロジャーも慎重に動き出す。
有翼の魔獣がノアを追って先に見つけたのは砂金だった。
敷地内の建物を破壊して進まずとも有翼の魔獣は影から影へと移動して進み砂金を見つけ出すとその牙を向けた。
>6452 蒼馬 瑠璃男
影から覗き見ていた有翼の魔獣は砂金と同様に影から影へと移動して刻一刻と獲物との距離を縮めて行き、瑠璃男の前に現れた。
口を大きく開けて肉養態籠のようなギザギザの歯を剥き出しにする有翼の魔獣は、ぬいぐるみを大きく飲み込むために口を閉じる。
6456:
今瀧 龍 [×]
ID:5762b1903 2020-05-27 16:09:32
>恵人さん
……(動かない。それならこちらから仕掛けるか、フェイントをして、気の緩みを見つけるか…
恵人さんに隙は無い。それだけは分かる。体術は独学か…瑠璃男の訓練が基盤だ。
隙が無い彼にどう仕掛けるか…そして、触れるだけ…だと油断してはいけない。俺は…大海原さんには悪いけど…殴るつもりでいかないと、気が緩む。殴る為には…フェイントだ。)
(体勢を引くして、右から。そのまま殴れる体勢で。お互いギリギリ届かない距離に移動する。一気に詰め寄る…普段ならするが、したら負け確定だ。あえて、バックステップで距離を取る。そこから、一気に足元を狙う為、体勢を引くして、詰め寄る。足払いをするつもりだ。しかし…無理なら、直ぐに変更する。低い体制のまま横に逸れて、腹部に蹴りを入れる。)
6457:
蒼馬 瑠璃男 [×]
ID:5762b1903 2020-05-27 16:40:15
>ロジャーさん
……狙いは…クマか…(躊躇いも無く変身する。刀を出して…高く飛び、魔獣に刀を振り下ろす。一刀両断をするつもりだ。)
6458:
ロジャー・チェイス [×]
ID:abc583d49 2020-05-27 17:22:33
>6457 蒼馬 瑠璃男
高く飛び上がった瑠璃男を見上げると有翼の魔獣はギチチチチチチィッと、聞いた事もないよう鳴き声を発した。
降下してくるのであれば避ける手段もないだろうと黒い炎を瑠璃男へ向けて吐き出した。
6459:
四月朔日砂金&大海原恵人 [×]
2020-05-27 17:23:35
>6455 >ロジャーさん(魔獣)
[日中 大学 砂金 【ノアイベ】]
「邪魔だ。」
ノアに追いつくと同時に背後から追いかけてきた追跡者(チェイサー)と相対する。振り返りざまに両手にファイティングナイフとコンバットナイフを持って牙を剥いてこちらに襲い掛かるその化け物……魔獣にまっすぐ向かい口に手を入れる形でナイフの刃をを上下にして両腕を入れ内側から突き刺す。握った拳と拳を重ねることで完全には口を閉じれない状態にすると【重撃】を込めて左右に引き裂いた。あまり血は飛び散らせたくなかったが下手に口を閉ざすように刺してナイフを持っていかれても困る。今回はいつもの武器しかないのだから。
口を裂かれた化け物をトドメのように踏みつけナイフを背のホルダーにしまいベレッタを足のガンホルダーから取り出すと5発、6発と目や首や四肢に撃ち込んで足を離した。二チャリとほんの少し粘着質な生き物血がブーツに糸を引いたのも気にせず砂金はノアに振り返りポーチからピアノ線を取り出して捕獲に移行する。
>6456 >今滝龍さん(他5名様)
[日中 デネブアジト訓練所 恵人]
「んん!?」
今滝さんが動き出したのを見て右から来る攻撃をかわそうとした瞬間にバックステップをかけられる。ふっと姿が見えなくなったのを瞬時に下だと判断して詰め寄られた距離を見て思考する。
足払い、腹部への攻撃、アッパー……この角度、範囲だとどれも受身を取ればいいものだが今回は触れられたらいけない訓練だ。受身を取るということは自然と拳を受け止めることになる。やはりこの訓練は体術を扱う人間相手には難しく、酷く考えさせられる。
考えた末に恵人が選んだのはひとつだ。
「すまない!」
一言そう言う頃には彼は地面を蹴って同じように後ろに下がり、走るり出した。恵人の後ろは壁だ。彼は壁に向かって走りそのまま「うぉぉぉっ!」と声を上げると壁を踏み、1、2、3。
壁をかけ登って天井に行く前に蹴り飛ばすように片足を伸ばして今滝さんの上を飛ぶ。正確には跳ねているのだが。そのままくるりと体を回しながら自分の柔軟性を利用して地面に全身をへばり付けるように今滝さんの背後に着地すると瞬時に腕力で上半身を上げてその勢いのままバシッと彼の両肩を掴んだ。
「はぁー!フェイントかけてたな?あぶないあぶない、逃げ場が無くなるところだった、良かった、ありがとう!あっ、肩は痛くないかな!?今怪我をしてもさせてもその、先生にしばかれるからな……。ひとまず下がってくれ!さぁ、残りはどうする?どっちから行くんだ?」
反動のままに肩をバシッと音が鳴るくらい掴んだのだからいたいにきまっているのだが、男は笑顔で先程走った息切れもしていないその顔でちょっと慌てた様子で今滝さんを見ていた。
周りからすれば壁は走れるものだったか?という疑問点やらお前はスライムかなにかかと言う感じになってしまうが。
今滝さんに触れたことで訓練を終了とみなして残りの人達を見る。先程から真田さんの顔色が悪いのは分かっているので彼女の時はひとこと告げるつもりではある。
今、自分は彼らにとってどんな存在に見えているだろう。他の組織の末端の人達のように【化け物】だと思われてるのだろうか?
だとしても恵人はヒーローで、何があろうと投げ出すつもりもない。
真っ直ぐな瞳は残りの3人を写していた。
その瞳の片方は、蝶のような蛾のような瞳孔をしているが。
6460:
夢見 ルカ [×]
2020-05-27 17:35:27
>恵人さん、真田さん
ルカ「んー……やっぱでたらめな強さだなぁ……」
心底、悪役と見なしたら悪・即・斬するような人じゃなくてよかった、と思った。本当に……なんだろう、勝ち目が浮かばないよね、デネブさん。
ルカ「えっと……どうする?どっちが先にやるか、好きな方選んでもいいよ?ボクはまぁ……戦いかたは一応決めたかな?」
ヒントになったのは……まぁ、色々となんだけど。とりあえず、ボクの場合は「ボクにできること」を全部、ぶつけてみようかなと思う。
6461:
真田雪菜 [×]
2020-05-27 17:41:23
>夢見さん、今瀧さん、恵人さん
あ……ではお先にどうぞ。
リュークさん、お疲れ様です。
(夢見さんを先に譲り、龍さんを労う。見たところ、この人は相当強いと見た。私がかなうだろうか。)
6462:
ロジャー・チェイス [×]
ID:abc583d49 2020-05-27 17:57:42
>6459 四月朔日砂金
小指から順番に指を折り曲げする。指先の感覚で魔獣に指示を送っているのだ。
__プツン。と一つの糸が切れたように指の感覚が途絶えた。
(やられたか……。だが、送り込んだのは一体だけではないぞ。)
キュッ、と握る。
砂金が始末した後で、もう一体の有翼の魔獣が追いついてきた。
無残にも散っていった仲間の元へと立ち寄っていったかと思えばギチチチチチチィッという鳴き声を発して四脚やバラバラの肉体を貪り始めた。それにより力をつけ始め羽が4枚に増えて脚も8本となり素早さや力が先程よりも増幅した魔獣が生まれた。魔獣は砂金の匂い嗅ぎつけて再び前に立ちはだかると黒い炎を吐き出した。
6463:
夢見 ルカ [×]
2020-05-27 18:06:26
>真田さん、恵人さん
ルカ「ん、了解だよー。じゃあ、デネブさん。今度はボクが相手だよ。よし、『悪夢の始まり』。」
魔力が発生し、ルカは変身する。一度デネブと退治したときのあの姿……ルサルカとして、またデネブとの戦い……とはいっても、軽い手合わせ……に望む。
ルサルカ「……こちらにできうる限りの手を尽くすよ。準備ができたら、言ってね。」
変身してから、人が変わったかのような振る舞いはもうあまりなく……雰囲気に以前の鋭さの名残はあるが、今のルサルカはそれほど殺意や威圧を感じられない相手だろう。ルサルカは……マフラーを異様に長く伸ばし、準備をする。
6464:
四月朔日砂金&大海原恵人 [×]
2020-05-27 18:35:12
>6462 >ロジャーさん(魔獣)
[日中 大学郊外 砂金 【ノアイベ】]
目の前に現れた先程よりも大きな魔獣に舌打ちをしながら黒炎を左に避ける。手早くサバイバルナイフを取り出しグリップにピアノ線を巻くと重撃を込めて魔獣の口元、柔らかい人間で言う唇の部分目掛けて投げる。それは銃弾、それ以上の威力で口を貫き反対側の壁に迄深く突き刺さる。そのまま足に同じく重撃を込めて地面を蹴りノアに向かうように、魔獣の左側を走り抜ける。深く刺さったナイフが留め具となり口の間を通るピアノ線が魔獣の体を、肉を真っ二つに断ち切る。ふたつの肉塊になった魔獣を振り返りざまに見ながら手に持ったピアノ線を力を込めて引っ張りサバイバルナイフは壁から離れ宙を舞い砂金はそれをキャッチすると血に濡れたピアノ線と先端が少し欠けたナイフを見て「また買い直しか。」と言いながら仕方なくその状態の武器で所持したままノアを追いかけた。またいつ来るか分からない。故に砂金は全力で走りノアを追い続ける。片割れの姿が徐々に近づき、砂金はより集中して駆け続けた。
砂金があの時、雪音さんに渡した魔力のデメリットは大きい。魔法を使っての戦闘を避けたいという気持ちもあいまって早く決着をつけたいのだ。
>6463 >夢見さん(他5名様)
[日中 デネブアジト訓練所 恵人]
「うむ、あの時の再戦だな!またよろしく頼むぞルサルカくん!いや、夢見くん!」
遂に4人目、恵人も実力のある彼らの相手をし続けたからだろう。少しばかり屈伸や腕を伸ばす等リラックスする為の動きをして、ゆっくりと深呼吸をする。
「さぁ、始めよう!!」
楽しむような笑顔を見せて恵人は何処か変化したルカさんをその目で、空気で実感しながら集中し構えた。
6465:
夢見 ルカ [×]
2020-05-27 19:21:51
>恵人さん
ルサルカ「……行くよ、ヒーローデネブ!」
有り余ったマフラーがルサルカを覆うように形を作る……それは、いつの日か今瀧さんたちを助けた際に用いた、「巨大な黒い狼」の姿。
ルサルカ狼「uraaaaaaaaa!!」
雄叫びを挙げ、そのままデネブさんへ突貫……が、そもそも激突するきはない。ここからだ。
その一、まずは不意をつく。この大きな見た目で惑わされるかもしれないけど……本体はただの人。そして……本体を一瞬見失えば、それでいい。
激突する前に狼は分解……いや、分解されたマフラーが蜘蛛の糸のように展開され、デネブさんの動く範囲を制限するように広がる。
その二、行動の制限。前回の「異常な間合いのつめかた」は見た。だから今回はそれをされたとしても……この包囲網を強行突破されたとしても、「視界と魔力探知を封じる」役割だけは果たさせる。下手に踏み込めば、その頭に巻き付き視界を封じる。たとえ魔力探知の力が冴え渡っていても、「魔力性のマフラー」のせいでそれもままならないはず、そして何より……マフラーの包囲網は、自分のための要素が大きい。
ルサルカ(よし、あとは撹乱しながら近づく……!)
その三、「マフラーを自分の足場として利用する。」これによって、空中にも張り巡らされたマフラーは、自分の足場として利用させてもらう。……それと、考えさせる暇も与えない。即座に手元に余らせたマフラーをハンマーに……地面に叩きつけ、前回以上の「地震」を引き起こす。きっと、見てる側の人にも振動が行くかもしれない……けど、全力で、勝つ!
ルサルカ(真後ろから直線…!)
地面を、壁を、マフラーを足場とし、縦横無尽に音速で駆け回り……ハンマーの地震を叩き込み……すぐさま、真後ろから身体強化魔法をまとい強襲。四足歩行のような、超低姿勢での疾駆は…デネブさんに迫る直前で、「本能的に中断」、すぐさま真上へ飛ぶ。
真上に張られたマフラーへ飛び上がりながら体を反転、足を向け……壁を思いきり蹴る容量で、擬似的な足場として利用。上から首もとめがけて手をつきいれようとして……
ルサルカ「っ!?」
……勢いよく伸ばそうとした手を、引っ込めてしまった。……今、「触ること」ではなく「首を撥ね飛ばすつもり」で動こうとしていた……その事に気づき、手を伸ばしきれず、中途半端にしてしまった。
ここまでやったのに……最後の最後で躊躇した。……デネブさんにとっては、これ以前に隙があったかもしれないが……ルサルカにとっては、致命的な失敗だった。
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