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993:
ニール・グレイ [×]
2024-05-30 20:14:12
>ハイネ(>991)
――ふふ。そうだねぇ、とびきり美味しくならなきゃ。
(貴方がそうしたのに、などという咎めは無粋と笑ってみせて、ただ掛けられた声に乗っかり軽口を返す。小さなアクアリウムの行き先を見届けた次、また彼がフェロメナへと向けた言葉へ表情を苦く萎れさせ、「フェロメナに怒られちゃうの、困るなぁ。気を付けないとねぇ。」今は山吹色の尾を揺らす彼女を見詰めて冗談とも独り言とも取れる呟きを洩らし自らの頬を指の背で擦る。聞き取りの出来ない言語の後で、此方に合わせた色好い返事を聞けば瞳は一層と純粋な輝きを宿して、「それじゃあ、考えとかなくちゃねぇ、対価。」今回の代価でここまで追い込まれたというのに、尚も無邪気に。彼との次の夜へ思いを馳せる内に、彼はドアの方へと。「……またね。」去っていくその背に“いつか再会を”と一方的な約束をして、寝転がったまま見送った。――扉が互いを隔てた後。暫くは山吹色を纏う美しい淑女をじっと眺め、穏やかな静寂の時を過ごす。その目が一つ瞬いた折、「……いっ、」走った鋭い痛みに喉が動いて、両手を何とか眼前へと持ち上げてみる。……犇めき合う無数の牙の痕。夥しい数の全てが皮膚の破けたものばかりであるから、どれが痛んでいるのか、もしくはどれも痛んでいるのかは解らず。その苦痛と衝動の名残を見詰め此度の十四夜、ヒトから蛇へと変貌していった陰々たる至福の記憶を揺らす瞳に、ふと何かの姿が映る。両腕をだらり垂れ下げそちらを見やれば、どの怪物の使い魔か、カラスが此方をじっと覗き込んでいて、どうも心配げにも思えるその仕草にいつもの“人間らしい”笑みを向け、「ねぇカラスさん、」明るく、されどのんびり、長閑な春風が如き声で呼び掛けて。「オレちゃん、お腹空いちゃった。……今日のご飯はなぁに?」ぽん、と自らの腹に五指を開き置きつつ、久し振りの“空腹”を訴えて食事を頼んだ。)
***
はぁー…ここまでいっぱい付き合ってくれてありがとねぇ。もうどうなっちゃうかもオレちゃん自身解らないような、わくわくとどきどきの展開ばっかりで、ジェットコースターみたいに楽しかったなぁ。…まあ、オレちゃん乗った事無いんだけど、そこは想像でね。
一旦区切りも付いて丁度良さそうだから、次は狩人さんのお話にしようよ。始めの指名はもちろん、一つ目さんの彼女でね。…言葉にし難い感情が形になった時、ふたりはどんな顔になるのかな。オレちゃんもしっかり見ておかなくちゃね。
それじゃあ、オレちゃんはそろそろ狩人さんと交代して、美味しいご飯とふかふかベッドを楽しみに行こうかな。早く元気にならなきゃ、みんなにがっかりされちゃうからねぇ。
……あ、そうだ言い忘れてた。此処の宝箱にね、今の想い出大事に仕舞いに行くから、気が向いたら見に来てね。
じゃ、今度こそ、狩人さんと代わるねぇ。……ふふ、またね。
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