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989:
ニール・グレイ [×]
2024-05-29 19:28:56
>ハイネ(>985)
……ただいま。
(賛辞に、何より人間であると称された事に一層と笑みを深める。悪戯に放ったそれは素気無くフラれて、「ふふ、つれないねぇ。」しかし此方も只の戯れ、残念がる台詞は形ばかりに留めて両手を退かせる。元の姿勢、彼の手元に現れる美しい彼女にすっかり見惚れてしまい、近付いた金の双眼への反応が出遅れ、心臓を握り込まれるような眼光に笑顔を固めたままで一瞬止まった後。「……うん、もちろん。こんなに素敵な子、何を擲ったって守り通すよ。」静かに紡ぐ、誓いの言葉。そこに笑う軽さは無く、かといって切り貼りされた獣の音声でもなく、フェロメナへの愛しげに柔らかい色だけを持たせて彼の瞳に了承を返す。それから、暫し預かる彼女の居場所を問われて、一度部屋全体をぐるり見回し、「そうだねぇ…オレちゃんがよく居るのは窓の辺りだから、その正面の、」陽光を気にせず寄れる窓辺にまず一目。続けてその向かいに設けられた棚を指差す為に突いていた手を離して上体を傾けた瞬間――ぺしゃん、と熟れきった果実の如く身の全てがベッドへと潰れ落ちる。「……あれ、」事態を受け止めかねて洩れた声と瞬き。すぐ様立て直そうと手足を藻掻かせたが、とっくに限界を迎えていたそれらに二度と力は入らず、身体はシーツの海を蠢くばかり。「あー…はは、ごめんねぇ、起き上がれないみたい。……えっとね、あの棚上にお願い。」やっとの事で寝返りを打って仰向けに転がれば、それが精一杯と苦々しく眉を下げて彼へ謝り、改めて彼女の場所を指し示す。「ねぇ、ハイネ。」その後、重力に従い白髪のカーテンが開けきったその瞳で、彼を見上げてにっこり満面、今回ばかりは口を大きく開いた屈託の無い笑みを浮かべる。「貴方とのお出掛け、オレちゃんすごーく楽しかったよ。」名も無きケダモノとの遭遇も、アクアリウムでのぎらつく取引も、こんな身を削りきる程の歪みも引っ括めて“良い思い出”と評して。「……今度また、オレちゃんと遊んでくれる?」怪物を前に喉も腹も晒す服従にも似た無防備な体勢で、夕暮れ時の子供のような一言をのんびり呑気に投げかけながら、ゆるり首を傾げた。)
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