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818:
ニール・グレイ [×]
2024-05-05 22:30:18
>ハイネ(>815)
そう、オレちゃん貴方が初めてじゃないよ。
(何処と無く変化を感じ取ったのか、彼の疑の形を持つそれにだけ返事を残す。その後で、褒める言葉には口元を押さえての弛いはにかみを。それから鼻先に触れた冷たい指にねだりは一度引っ込めて、「うん、絶対離さないからねぇ。」素直に注意を聞き入れる頷きを約束に、彼と歩調を合わせ廊下へ踏み出す。――くねる道、消える階段、ずらり並ぶ扉達。目の回りそうな屋敷の様相に、感嘆か興味かつかない不明瞭な音を時折口から溢しながら、視線は彼方此方と緩やかに巡る。「…どうかしたの、」ふと上がった彼の声にそちらを見遣った次に、その視線の先を追って、「……あ、」認識したモノに喉を詰める。そこに流麗な彼の言葉で頭の内へ流れ込んでくる、あのケダモノの事。…己を己と認識せず、必要ともしない、只喰らうだけのモノ。絡める手に、力が籠る。――しかし、「……嫌。」彼へ肯定を呟く音は、奇妙なほどの平坦さ。唇からも描いた弧は消えて、表情そのものを忘れたように何もかも色が抜け落ちて。唯一見開かれた瞳だけが、警戒らしき鋭い凍てつきを示し魔獣を刺している。そのまま数秒――ケダモノとの距離が己の一歩分近付いた頃に、自らも一歩退いて、「……やだ、そんなの、オレちゃん怖い。」そうした後で漸く、発条を回された玩具の如く眉を寄せて唇を曲げ、有り触れた“恐怖の表情”と“怯え震える言葉”を形作る。「ハイネ、ハイネ。」後ろに下がったままに、もう一方の手も彼を捕らえて、その背にぴったり身を寄せる。「……貴方、オレちゃんの事、守ってくれるんだよねぇ?」縋る仕草に、頼る台詞。そこに不自然な我欲の熱が混ざる視線で彼を見上げながら、己の問いへの答えを待った。)
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