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1274:
クォーヴ [×]
2024-07-12 21:05:18
>ニール(>>1270)
(快諾はしてもらえないだろう、そう覚悟はしていたけれど。顔を包み込む体温が離れていってしまった事に名残惜しさを感じる前に長い舌を見せつけられてはぱちりと白黒反転した双眸でまばたきをして。彼の言うことを静かに聴き、カウンターのように差し替えされた願いには「 ……やっぱり、そう言うよね 」常に柔らかな微笑みを絶やさない死神に今その色はなく、只々辛い現実を受け入れようと苦悩するように今まで彼に見せたことのない苦しげな表情を浮かべて「 …君の覚悟はよく分かったよ 」抱き締められた身体のぬくもり、確かに感じる脈動。そのひとつひとつが宝物のように思えて、今一度決して手放したくはないとこちらからもきつく抱擁を返して呟き。いつもなら擽ったさに吐息だけの笑いを落とす耳への口付けにも反応は返せず、頭の中で巡り巡っていた作戦を口にするため決意するようにひゅっと息を吸って「 舌がないと名前は呼べないでしょう?…だから、少し…ほんの少しだけ。 」噛み切るのは僅かな部分だけ、と。愛おしい双肩に自らの手を置いてそっと少しだけ身体を離して向き合い、彼の微笑みを見つめて「 …綺麗だね、今夜も 」ここに不似合いな言葉だとは解っているけれど、そう感じてしまえば口に出さざるを得ない。何かを諦めるように肉声を落としてから初めて、疲れたような微笑が口許に戻り「 死神は肉を喰らう種族じゃないから、鋭い牙はない。……出来るだけ、痛くしないように頑張るけれど……、……ごめんね 」自分に獣のような牙があればきっと断面も美しくさっくりと噛み切れたのだろう。だが限りなく人の歯並びに近い自らの歯列では切るというより潰すような所動になってしまうことは想像に難くない。他の誰でもない貴方が望むことだからこそそれを叶えるために貴方を傷付ける事を覚悟した――が、本当に決意を固めきれているのだろうか。何かに揺らされる蝋燭の灯火のように、いつもは余裕げな双眸の奥は立ち向かったことのない類の恐怖にゆらゆらと揺さぶられているようで)
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