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1270:
ニール・グレイ [×]
2024-07-10 19:58:41
>クォーヴ(>1261)
(いつもの微笑み、意図の捉えられない呟き。もう一度問い返すその前に髪へ、そして口許へと雪のような指が触れた事で再び黙し、その言葉を、仕草をじっと最後まで見届け。ふと徐に、彼の顔を包む両手を緩やかに離した後、「――やぁだ。」また直ぐ様、今度は頬を両側から摘まんでその無駄の無い輪郭を崩してやって。そのままべえ、と人より薄く長い己が舌を限界まで口腔の外に滑り出し、場にはそぐわない道化た否をその最適解へ突き返す。「そこまで解ってるなら、オレちゃんの牙が何を嫌がるのかも、クォーヴは知ってるでしょ。…そんな事したら、オレちゃんショックで一生声出なくなっちゃう。」次に描くは膨れっ面に拗ねた声。ついでに唇の傍を通る彼の指先を口に含んで、歯の先を当て抗議の甘噛みも。…そう、この“牙”は存在証明、感情表現、そして今は愛情表現。何でもなく大事な彼を傷付ける為、まして損なう為に噛むなど、他でもない己自身が大火傷を負う。「だから、すごく酷いワガママを言っちゃうけど……オレちゃんは貴方に噛み切ってもらいたいな。」その後には困り顔の笑みに、下手ながらも譲らぬ強さで物申す残酷な提案のおねだり。「……大丈夫。オレちゃんねぇ、クォーヴが思ってるほど弱くて儚いものじゃないの。」それからやっと彼の頬を解放した十指の一方で、今度は彼の片手を捕まえて自らの胸元に導き、普段と変わらぬ拍動を押し付けて、「貴方が“共に生きて”と俺を求めてくれるなら、俺はこんな所で終わらない。思い出になんてならない。」 作った温かな表情を全て消し、しんしんと無機質じみた“ニール・グレイ”の言葉を繋ぐ。――一歩、ゆっくり近付いて。沈んだその視線を更に覗き込んだ紅の瞳が語るは、「たとえ舌を切られても、脚を落とされても、溺れるほど血を流しても――貴方の傍に立って、貴方の名前を呼ぶ。」彼へ辿り着くまで一人きり生き抜いた、泥を這い摺り溝鼠を喰らう大蛇の如く粘つく“生”への執念。そしてそれすら全て愛する死神に捧ぐ、献身と称するにはあまりに一方的で暴力的なケダモノの純愛。赫々と渦巻き燃えるそれを隠しもせずに、響く低音で彼へ絡み付かせた後。「……だから安心して噛み切ってよ、クォーヴ。」彼の身体をするり抱き締めて、桃花の香るとびきり甘い微笑みを戻す。「ほら、こんな所さっさと出ちゃおう。オレちゃん、昨日見付けた綺麗なお星様を、早く貴方と一緒に見たいんだから。」柔く口付ける耳元、そこに不安も恐怖も微塵も見当たらない無邪気な愉楽だけを詰め込んだ声で、この箱を出た先の“二人の未来”への道をねだった。)
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