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1115:
リリー・フリント [×]
2024-06-22 10:29:01
>カナニト ( >1113 )
( 人間では無い、そう直接的では無いもののそう見える事を肯定して良いものかと視線を彷徨わせればこちらを覗き込む穏やかな眼差しと交わる。その視線にやっとこくり、小さく首を縦に振る事で肯定の意を示した後に続く言葉は先程までの彼の緩い表情がなりを顰めたのを見るにきっと嘘偽り無いのだろう。あまりにも現実離れした事実をゆっくりと噛み砕いて飲み込むまでには数分を要したものの 「 ……そっか、 」 ぽつり言葉を溢した後に持ち上げた瞳は悲哀も困惑も大して宿ってはおらず。きっとこの屋敷の中で初めに出会った相手が彼のようにしっかりと説明をしてくれる相手であっただけ幸運なのだろう 「 ねぇ、カナニトくん。もし困った事があったら頼らせてもらっても良い、かしら 」 未だ見ぬ生物を拒むつもりは無いものの、今の己が持ち得るのは彼に伝えられた危険が存在するという事のみ。然程年齢が変わらぬように見える彼に頼るのは如何なものか、そんな思考が無い訳ではないものの言葉から推察するに彼も人間とは異なる存在。であれば、少なからず対話が出来て知っている彼が最も頼りやすい、なんて考えは単純な頭を持つ少女からしてみれば至極真っ当に行き当たる考え方で。話の中心を擦り替えられた事に小さく首を傾げるものの直ぐに笑みと共に首肯を一つ 「 ピアノと、あとは叔父さんね 」 己の師たる人間で且つ一番身近にいた、きっとプロの道も歩めただろう腕前を持ちながらそうなる事を選ばなかった血縁者。聞いて聞いて、私の家族って凄いのよ。そんな話は腐るほどあるのだが、すればする程に “ 近親者の栄光を着ているだけの子供 ” そんなレッテルを貼られて行った経験から開きかけた口は噤んで。「 今から? 」 こてり首を傾げては見せるものの、思っていたよりも早くピアノに触れる機会がやってきた事に瞳をキラキラと輝かせ。けれども直ぐに肯定しないのは彼の都合を考慮しての事。この屋敷に来る前の演奏の反省も済んでいない現状、きっと一度弾き始めてしまえば没頭して辺りが見えなくなってしまう事が容易に想像出来る。今すぐにでも触れたい、弾きたい、そんな欲望をキュッとスカートを握り込む事で抑え込み 「 …明日はどう、かな?どうせならいっぱい聴いてもらいたいし…… 」 顔に期待の色を滲ませる彼に申し訳ない気持ちは声色に乗せて )
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