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1089:
グレン [×]
2024-06-18 08:05:24
>ハイネ( >1087 )
……そっか、
( 明確に彼の手元に未だ置いてもらえる、そう取って構わないだろう言葉を紡ぎ出されれば一瞬きょととした顔を浮かべるものの直ぐに緩く表情を崩し。再度そっか、と小さく口の中で呟く口元は見間違えよう無く口角が持ち上がっている事だろう。手際良くコンディショナーを施していく手付きはきっと蒐集癖のある彼の事、己の他にもコレクションと称し愛でていた人間が居るのか居た事があるのかのどちらかだろう。そう頭の中では理解しているのに、僅かながらモヤモヤとしたものが胸中で首を持ち上げるのは自分だけを見てくれればいいのに、そんな風に思い始めたからか。ぼう、とした思考を呼び戻したのは肩に触れた彼の手の感触。水気の取れた頭を軽く左右へと振り、そんな考えを吹き飛ばしながら 「 ありがとう 」 柔らかなバスローブの前を寄せて。「 歩くよ 」 先程の様に有無を言わさず抱き上げられたのであれば甘える様に身体を預けただろうが、選択肢を与えられたのなら当然の如く今の己が選ぶのは前者。肩にかけられたバスローブに腕を通し、差し出された手に片手を乗せて立ちあがろうとすれば目の前が揺れる感覚に顔を顰める事一瞬。そろそろと普段よりも幾らか鈍い動きで立ち上がり、然程遠くは無い道程を何度か躓きそうになりながらも自らの足で付いて行く事だろう。彼に連れられ辿り着いたのはシックに纏められた一室 「 …ハイネの部屋? 」 先程の煌びやかなバスルームとは一変、落ち着いた様相の室内だが何となく似たような雰囲気を感じ取り、ゆると首を傾げつつ確認を。普段よりも柔らかな表情と声色にぱち、と瞬きを一つ 「 ……でも、俺… 」 きっと悪夢で飛び起きるから。そう続けるつもりだった声は思う様に出てこず、やっと交わる様になった視線は僅かに斜め下へと逸らす事によって外れて。けれども素顔を見てからも側に置く事を厭わなかった彼から離れるという選択は己の中に存在せず、只々迷惑をかけるかも知れない、そんな思考が素直に受け入れる事を拒否しているだけに過ぎず。握ったままの手にぎゅっと力を込め 「 上手く寝付けないけど、それでもいい? 」 眉尻を下げ窺うように視線を持ち上げて金の瞳を見詰めようか )
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