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1005:
レオ [×]
2024-06-01 16:47:36
>キルステン/ミリアム(>1000)
うむ、久し振りだな。
有り難う。では、此方からも遠慮はせずにいよう。
…祭りの賑やかさも好ましかったが、山の夜のような静かな時間も私には馴染み深い。この夜に掴める何かがあると、私自身も祈っておこう。
***
(祭から目を覚まして少しの夜の後。あの夜の熱はもうすっかりと引いていたが、ベッドサイドへ飾った硝子の空瓶を、月明かりに透かして眺める間は口許が浮かれて弛んでいる。――ふと、ノック音が響く。そちらを向いた丁度に名乗り、用件も続いてあの印象深い姿を思い出し、「ああ、わざわざ有り難う。少し待ってくれ、今開ける。」此方も礼と行動を簡潔に告げつつ、空瓶を置いてドアへと近寄る。無論言葉通り警戒無くそれを開ければ予想に同じ、鮮やかな色をした極端な程華奢な彼女の姿。「うむ、勿論だ。」問い掛けにはまず明朗な返答を、続けて、「大きな音ならば、恐らく花火だろう。あれは素晴らしいものだな。炎で出来た花が空に咲くなど、私も初めて見たもので…」あの大輪について、出た話題のまま話をしていくが――ふと、言葉が萎れる。同時に表情も、視線は泳ぎ眉が下がって、何か戸惑う色を正直に滲ませて。……思い出したのだ。あの不完全な怪物の言葉を。悪意ある何かに支配されたドラゴンの姿を。「……その、」また彼女に向き直る。しかし掛けた声に先程の晴々しさは無く、思い悩む鈍さを見せて。「君さえ良ければ、私の話し相手に……」紡ぎかけた部屋への招きは、自らゆっくりと振ったかぶりに断ち、「…いいや、違うな。相談、が正しいだろう。あの祭の後、私一人では解決し難いものが生じたから、君の力を借りたい。」嘘も誤魔化しも出来ない実直な性分、きちんと明確に話を誘う理由を彼女に告げて。「……構わないだろうか?」真っ直ぐに対等に、その不可思議な紋様で描かれた目玉の意匠を見詰め、今度は少しばかりはっきりと芯を通した声で彼女の返答を尋ねた。)
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