TOP > オリジナルキャラなりきりチャット

【 指名制 / Remake 】耽溺のグランギニョル【 提供人外 / マルチエンド式 】/1575


最初 [*]前頁 次頁[#] 最新 50レス ▼下へ
自分のトピックを作る
341: レジーナ [×]
2020-08-22 20:13:34



>レオ


――!
( 予想外の返答に否応なしに高揚し、反射的にぶわっと尻尾の毛が逆立ってボリュームを増す。双眸をキラキラと瞠って返答の音源を辿り――ぽかん、と口を開いた。もしヒトの言葉で呼び掛けられていたとしたら、こんなに目を輝かせてそちらを振り返り見上げるなんて有り得なかっただろう。「 …何よ、人間のくせに上手いじゃない。一瞬兄貴かと思ったわ 」単純な高低差で言えば、建物4~5階分ほどか。さくさくと草を踏み分け屋敷の方へと歩み寄りながら、この距離でも声が届く最低限の声量を張り上げる。「 そんなに乗り出したら落っこちるわよ 」一瞬でも本物の遠吠えと聞き紛った事への悔しさと、この素晴らしい夜を共に過ごせるかもしれない相手を見つけた喜びで、不機嫌さの中に隠しきれない嬉しさを滲ませた複雑な表情でそちらを見上げよう )




342: ラドゥ [×]
2020-08-22 20:25:16




指名:ギンハ
希望ルート:捕食ルートもしくは隷属ルート
名前:ラドゥ
性別:男
年齢:12歳
職業:王族の影武者
性格:幼いながらに与えられる務めに対し真面目且つ従順。尽くすことに生きがいを見出しており、主と認めた者への忠義は篤く愛情も深い。あまり人懐こい振る舞い方はしないが、根っこは犬のような気質。双子の兄(備考にて記述)の影武者だが、冷徹で厳格な兄とは実は正反対。大らかで心優しく、仕事外の事には寧ろだらしなさすらある。オンとオフで表情から振る舞いに至るまで、別人のように変貌する。
容姿:獅子を思わせるような、もっさりとボリュームのある癖毛の黒い長髪。琥珀色をした瞳の吊り目。表情は兄に似せている為、基本は仏頂面だが気を抜くともう少し柔らかみが出る。子供だが彫りが深くくっきりはっきりとした顔立ち。白いカンドゥーラ姿。身長は156cmほど、細身。褐色肌。
備考:王族に生まれた双子の弟。跡目争いを招くとして双子は忌避された為、王位継承権を得た兄の影武者として暮らしている。両親や兄は血縁者ではなくあくまでも主であると、物心ついた頃から認識している為今でもそれを不思議には思っていない。"命令"という言葉に半ば条件反射のようなもので反応しがち。

ロルテスト:
(私室のテーブルにぽつんと置かれていた一通の手紙に、驚きで心臓が強く脈打つのを感じていた。恐る恐る指を這わせて確かめるその宛名、"兄ではなく自分の名前"が記されている手紙を目にしたのは生まれて初めての事である。そもそも存在自体無かったことにされている自分の名前を何故、そしてこの手紙は一体何処から。深まるばかりの疑問とほんの微かな喜びを胸に黒いシーリングをそっと解いて中身を取り出してみると、また一際強く表情に驚きの色が滲んだ。「招待状…?」思わず声に出したが、ますます身に覚えがなく、これは一体どう処理したものかと頭を悩ませ始めた頃である。不意に景色がぐにゃりと歪んで反転―――確かな記憶はそこで途切れていた。あの瞬間から一体どれくらいの時間が経ったのか。ぱちっと唐突に両目を開いたのは、外から部屋の扉を叩くその音に頭よりも早く体が反応したからだろう。ギッ…と寝台を軋ませながらやけに重たい体を無理矢理起こし、見慣れぬ景色と覚えのない部屋の匂いに寝惚けた頭でも困惑したが、半ば条件反射のように「…今行く」と一声投げて寄越すと、裸足のまま近付いたその扉をそっと開いて)


-----------------------------------------------------------------


あの日、僕を迎えてくれた貴方は元気に過ごしているだろうか――ギンハ様。随分と時間が経ってしまったが、僕は貴方の事も、この屋敷の事もよく覚えていた。願わくば、再びこの扉が開いてくれたらと…思う。
今夜はその伺いの為に来た。手隙の時で構わないから、考えてみて貰えると、嬉しい。…もしまた屋敷に住まうあなた方に会えるなら、声を聞かせてくれ。それじゃ。

念の為に、最後に話をしたのは>304だと伝えておくよ。




343: レジーナ/ギンハ [×]
2020-08-22 20:48:20



>ラドゥ

よくぞ戻った――等と吐くのは余りにも烏滸がましいか。
吾がそちのような賢く麗しい童を忘れるわけがなかろう。勘案などするまでもなく、吾等はそちが舞台に上がる事を甚く歓迎しようぞ。
遅くなったが、礼を言う。そちと再び文を交わせる事、心底から喜ばしく思うておるぞ。
最後に会うた夜から幾許か月日が流れておる故、新たな場面から始められればと思うが…何ぞ希望等はあるか?要望あらば遠慮なく申すがよい。





344: ラドゥ [×]
2020-08-22 21:01:14




>ギンハ


こんな時、あまり浮かれてはしゃぐものではないと分かっているつもりだが…困ったな、嬉しいものは嬉しい。再び僕を迎えてくれて、ありがとう。
僕はまだ、知らないことだらけだ。特別、こうして欲しいと頼みたい事は無いが…そうだな、もし叶うなら少し、部屋の外に出てみたいと思う。屋敷の誰がその為に力を貸してくれるのかは、そちらに任せても構わないだろうか。新しい出会いを楽しみにしてる。




345: レオ [×]
2020-08-22 21:19:06



>レジーナ

(彼女が此方を振り返る。確かに目が合って、試みが成功したのだと確信を得れば、手を離したその顔が喜色に彩られる。「はは、ありがとう。久々の真似で少々自信は無かったが、やった甲斐があるな。」彼女と同じく声を張り上げ、嬉しさに弛んだ口から弾む礼を届ける。それから、彼女の指摘に己が身の半分以上を外へ傾けている事に漸く気付く。「おっと、すまない。少々はしゃいでしまったな。」感情の動くままに言葉を述べながら、上体を部屋の方へと引き、再び窓枠に手を突いて彼女を見下ろし口を再び開く。「私はレオ。君の遠吠えに興味を引かれてな。少しばかり君の気を引きたくて、君の真似事をさせてもらった。」恥じらいも何も無く笑ったその顔で、どこまでも明け透けに己の言動の理由を伝える。「もし君に時間があるのならば、そちらで君と話をしても構わないだろうか?」自らの言葉に気持ちが逸っているのか、退いた筈の身体は彼女の方にまた傾く。自身の重みを受けた窓枠がぎし、と僅かに軋む音を余所に期待に輝いた視線を彼女に注いで、返事に耳を澄ませた。)





346: レジーナ/ギンハ [×]
2020-08-22 21:24:24



>ラドゥ

いかにも。前回はこの屋敷のことやそちが攫われてきた理由も不明のまま幕が下りたのだったな。知りたい事は、屋敷での生活の中で相手構わず訊いてみるとよい。部屋から出てみたい旨も、遠慮せず伝えてみよ。
そちがこの吾以外の怪物と交わりを持つのは些か妬けるが、そちの希望であればあらゆる怪物との縁を繋ごう。
吾と繋がりのある怪物で言えば死神のクォーヴ、またそちは今宵より本登録である為、特殊キャラのレオニダスも指名可能だ。それ以外であれば、テオ・ウーミン・ハイネあたりを迎えに回そうかと思うが、気になる怪物はおるか?




347: ラドゥ [×]
2020-08-22 21:33:35




>ギンハ

ふむ、そうか。良い事を聞いた、感謝するよ。
妬ける、などと言う言葉に縁があるとは思わなかったな…不思議な気分だが、決して悪い気分じゃあない。それに、いずれまた、貴方に聞かせる為の土産話のひとつも用意しておきたいんだ。誰と出会っても素晴らしい時間になる事に変わりは無いだろうが、そうだな…今回は、レオニダス。彼と話がしたい。




348: レジーナ/ギンハ [×]
2020-08-22 21:36:39



>レオ

――レオ、見た所あんたはヒトの基準じゃあ もうとっくに大人なんでしょ?
( 見上げる貴方は獲物のはず、なのに捕食者である自身を忌避するどころか一時を共にしようとしてくれている様子。何か思惑があるのか、と下手に勘繰るが、あまりに外連味のない言葉選びや明朗な表情に、わずかに抱いた毒気はあっさりと抜かれてしまい「 無邪気なヤツね。 」と呟いて。大声を張り上げて自己紹介というのは大儀に感じ、ひとまずは距離を詰めようと身を屈めた瞬間、聞こえてきた言葉に片方の眉を歪めて「 そちらで、って…あんた一人で此処まで辿り着けるワケないでしょ。それともあたしに扉の前まで迎えに来いって? 」刺々しい言い方はもはや悪癖、悪気や悪意などは皆無。提案を続けるために、再度顎を引いて貴方を見上げ「 あたしがそっちに行く方が早いわ。2秒で済むから。それとも…あんたがどうしても外でって言うなら、そこからジャンプしてみなさいよ。あたしが受け止めてあげるから 」言葉と同様に挑発的な微笑みを浮かべ、暗闇に浮かぶネコ科の目をぎらりと底光りさせて )




349: レジーナ/レオニダス [×]
2020-08-22 21:52:41



>ラドゥ

興味を抱いたものに関しては、躊躇なく話題に挙げてみるとよい。怪物共も、各々好きにそちへ興味をぶつけるだろうからの。
それでは、直ちにレオニダスを向かわせよう。時間の許す限り、今宵も宜しく頼む。

***


ラドゥ、起きているか。
( 落ち着いた調子で三度ノックした後、地の底から響くような重低音で静かに貴方へと呼び掛ける。すぅ、と深い呼吸を挟み、再度開口し「 私はレオニダス、ギンハの旧い友人である。突然の訪問、驚かせてしまったら申し訳ない。 」自分から他者の部屋に赴くことなど、この怪物にとってはかなりレアなケース。不慣れゆえに口ごもり、言葉選びに脳を巡らせ、おずおずと扉へ手を添えて「 私はその、なんというか……恥ずかしながら、出不精でな。普段こうして誰かの部屋にお邪魔する機会など無いのだが、ギンハがあんまり君の事を話すから、興味が湧いてしまったのだ。 」嘘偽りない心中を吐露しながら、誰にも見られていないのに恥ずかしそうに目を伏せ「 敵意も害意も無い。こんな私を信じてくれるのであれば、どうかこの扉を開けてくれ。 」その気になればこんな扉など片手間に吹き飛ばせてしまうのだが、その手段に訴えることはなくあくまで真摯に貴方へと願い入れる。居心地悪そうに、肉球のついた両手をぐーぱーさせながら、貴方の返答を待とう )




350: ラドゥ [×]
2020-08-22 22:08:52




>レオニダス

うん、そうしてみることにする。僕も直に慣れれば、もう少し上手く話も出来るだろうからな。
ありがとう。こちらこそ、宜しく頼むよ。



…ん……?(突如見知らぬ屋敷へ迷い込んでから未だ日は浅いものの、思いの外平和な時間が流れていた。箱庭の如く、脅威の無い代わりに聊か面白味に欠ける室内に籠り切りの暮らしに少しずつ飽いているのが正直な所であったが、同時に"仮のモノ"として存在する日常から切り離される事に新鮮さを感じているのもまた事実。時間が経てば経つ程要らぬ力が抜け、とうとう寝台の上に体を投げ出し、何をするでも無くごろりごろりと転がって過ごす余裕すら生まれるような――そんな日だった。思いがけず聞こえるノックの音にぼんやりとした目を部屋の扉の方へ向けると、数秒の後それが訪問者であるという事に気付き、ぽっと湧き上がる小さな期待に素早く体を起こした。「今開けよう、少し待って。」と、早足で扉へ近付きながら、どっしりと重厚感のある声に反して少々控えめに呼び掛ける彼に返事をすると然して躊躇いもなくドアノブに手を掛け「ギンハ様のご友人…よく来てくれた――訪ねてくれてありがとう。」、逞しい男の肉体、雄々しき獅子の頭、王者の風格すら感じさせるその姿に瞬時に憧れの念を抱かずにはいられなかったのか、ついはっと息を飲みながらも歓迎して)




351: レオ [×]
2020-08-22 22:31:20



>レジーナ

ああいや、そんなつもりでは…
(年齢を問う言葉が己には唐突に感じて、僅かに首が傾ぐ。けれども彼女の声に疑問も過ぎ去って、些か焦ったように目を見開く。思い付きで出た提案、わざわざ気取らせなければならない深い意味は無いのだと弁明するその途中、萎れた己の声に代わって彼女が告げる。──窓から飛び降りてみろ、と。驚いて何度も瞬きながら、その夜闇に光る目と視線を絡ませる。次いで、彼女の居る周辺にじっくりと見回す。…どれ程運が良くとも、落ちれば只では済まない高さ。感情の色が引いた目が、葛藤にきゅっと細まる。「ふむ。……少し待っていてくれ。」沈黙する事十秒、半端に開いたままだった口から紡いで、一度身を部屋の中へ退けて髪結い紐を手に取った。洗った時のまま下ろしていた、今は乾いたその髪を一纏めにして項の後ろに結び、深呼吸を一つ。再度彼女の前へと見せる顔には、満ち満ちる笑み。「君の言葉、信じるぞ!此処を跳ぶから、受け止めてくれ!」溌剌とした宣言の後、彼女の返事を待つ事もせずに窓枠に足を掛け、彼女の立つ位置よりも一人分程横にずれた地を目指し、靴底に踏む縁を思い切り蹴って庭園の宙へと身を全て跳ね出した。)





352: レジーナ/レオニダス [×]
2020-08-22 22:31:51



>ラドゥ

ギンハ、"様"……?
( 貴方と面識のある怪物の名を出したのが功を奏したのか、想像の何倍もすんなりと扉を開けてもらえたことに拍子抜けして目をぱちくり。小ぶりな唇からは、あろうことかいつか自分を食べてしまうかもしれない捕食者への敬称が飛び出し、怪訝そうに背後で獅子の尾を一度だけ大きく揺らして。しかし、貴方の言葉に耳を傾ければそっと片膝を床につけ、身を屈めて目線を合わせることに努めて「 嫌、失礼。突然の訪問にも拘らず、歓迎してくれて有難う。いやはや、君は随分ギンハと親しいのだな 」よもや彼が気に入った獲物に様付けを要求しているなどとは夢にも思わず、驚きを感心にすり替えて握手のための手を差し出す。ネコ科宜しく鋭い爪を引っ込め、薄いピンク色の肉球を惜し気もなく晒して「 ギンハが君を気に入るのも納得だ。まだ幼いのに凛としているね 」身を屈めた体勢のまま、目元だけをわずかに細めて )




353: レジーナ/レオニダス [×]
2020-08-22 22:48:43



>レオ

や、別に無理強いするつもりは――って、ええ?!
( 流れる沈黙に、さすがに大人げのない挑発だったかと内心で反省。バツが悪そうに鋭い爪の先を跳ねた毛先に絡ませながら視線を逸らし、言い訳を並べた瞬間に貴方の覚悟が決まった様子。部屋の灯りを背負っているため逆光でよく見えなかったが、見間違えでなければ彼は笑っていた。それだけにただのやけくそとも思えず、心から自分を信頼して身を投げたのだと伝わってしまい「 ん"ッ…! 」下肢にぐっと力を籠め、助走なしに跳躍する。相手の体が2階に差し掛かるタイミングで、空中にて抱きかかえるようにして自分より大きな体を捕まえては、跳躍地点からアーチを描くように少しずれた場所にしっかりと着地して「 ……あんた、ほんっとバカね。自分を食べちゃうかもしれない怪物に身を預けて飛び出すなんて 」受け止められなければ死、怪物が空腹でも死。あまりにもハイリスクな賭けに嬉々として身を投じる貴方を、腕の中から解放してまじまじ見つめて「 あたしはレジーナ。ワーウルフよ。あんたは…此処に来る前はギャンブラーで鳴らしてたの? 」腕を組みふんぞり返るように顎を上げ、名と種族を告げる。貴方の職業については、冗談ではなく本気の邪推をぶつけて )




354: ラドゥ [×]
2020-08-22 22:48:47




>レオニダス

おかしかっただろうか、彼にそう呼ぶように言われただけなんだ。僕は別にそれで構わないと思った、彼は美しく高貴な人だったから。(僅かに怪訝そうな素振りを彼が見せた事には素早く反応し、この屋敷へ初めてやって来た日、旧知の仲だと言う彼との会話を思い返しながら補足する。恭しい態度を取られる事には慣れているものの、己よりも数段男として格上の体躯をもつ相手を目の前にしているとあっては聊か申し訳ない気持ちがして困ったように笑ってみせた。差し出された大きな手、逞しさとは相反する桃色の愛らしい肉球に堪らず目を奪われかけるも、あくまで凛とした素振りで手を握り締める。ふんわりとした感触をひっそりと堪能しつつ、じっと金色の瞳を見詰めると「ギンハ様はとても親切にしてくれた、貴方もきっとそうだ。レオニダスさん――…様、と呼んだ方が?」と尋ね、立ち上がり部屋の中へ入ることを促すようにそっと手を引いて)




355: レジーナ/レオニダス [×]
2020-08-22 23:07:23


>ラドゥ

少々驚いたが、君が無理をしていないのなら良いんだ。
( 立場の弱い幼子が、捕食者からの要求を断るのは至難の業だろう。ゆえにギンハが無理強いをしたのでは、と一瞬肝を冷やしたが、貴方が続けた言葉にその懸念も霧散して。安堵したようにはふりと息を吐き「 美しく高貴、か。君がそう言っていたと伝えておこう、あの仏頂面が緩むのが目に浮かぶようだ 」怪物同士の感覚ならともかく、連れ去ってきた人間にまで賛辞を贈ってもらえる友人に羨望を抱かざるを得なかった。どうしても自身の醜さや浅ましさと比べてしまい、自己嫌悪に表情を曇らせるが、握り返された体温に我に返る。「 ――人に触れたのは久方振りだ。こんなにも暖かかったのだな 」感動するように数度手を握り直し、その度に冷たい肉球がぷにぷにと貴方の手のひらを擽るだろう。自身と似た色味の、けれどもっとずっと深みのある瞳をこちらからも見つめ返し「 レオニダス、で構わんよ。私は善人でも親切でもないが、教えてやれる事は山ほどある筈だ 」獲物に忌避されるどころか、エスコート付で部屋へ迎え入れてもらえるなんて。そんな類稀なる高揚を必死に押し殺しつつ、少し挙動不審に室内を見回しながら足を踏み入れよう )




356: ラドゥ [×]
2020-08-22 23:21:38




>レオニダス

名残惜しいが、今夜はそろそろ眠る時間だ。
再びこの屋敷に迎えて貰えた事、それから、レオニダス――貴方と話が出来たこと、嬉しく思う。とても楽しい時間だった、ありがとう。また次も此処に来られたら、その時は今夜の話の続きをしよう。…ギンハ様の尾も、レオニダスの手も、触りたくなるものばかりだ。ふふふ。
それじゃ、おやすみ。良い夢を。




357: レジーナ/レオニダス [×]
2020-08-22 23:26:46



>ラドゥ

態々挨拶をありがとう。
此方こそ、また君が訪ねてきてくれて飛び上がる程嬉しかったよ。次回屋敷が開かれている時、タイミングが合えばいつでも声を掛けておくれ。その頃には、君の名がメニューに載っているだろう。
君との触れ合いを楽しみにしている。この熱帯夜を快適に過ごせるよう祈ろう。良い夢を。




358: レオ [×]
2020-08-22 23:32:46



>レジーナ

(ふわ、と何処にも拠る辺の無い身体が一瞬の浮遊感に包まれ、その一瞬後には急激な落下が始まる。以前にも堕天使の彼女と味わった感覚を思い出して、しかし直ぐ様目の前の状況に意識を向ける。今向き合う彼女との距離はあっという間に縮み、己よりも一回りは細いだろうその腕の中に受け止められる。庭園へ足を下ろした身に怪我は無く、精々彼女から向けられた言葉が耳を叩くのみ。「…何となく、勘ではあるが。…君なら信じられるだろうと思ってな。」明朗に笑う言葉の根拠は、己の思考のみ。「それにまあ、この高さでも受け身を取れば…まあ怪我はするだろうが、まず死にはしないだろう。」それと、彼女以外にも信じた自らの身体能力も、飛び降りを決行した理由の一つ。どちらにせよ、“彼女が自分を襲わない”事を前提とした言葉を紡いで、からりと笑う。「いや、私は山の猟師だ。賭博は…街に下りた時に二度程やったが、勝った事は無いな。」彼女からの疑いにきょとんと双眸を丸くして首を傾げつつ、己の経験談も交えて自己紹介をする。「何にせよ…宜しく、レジーナ。」それから少し遅れて挨拶を。同時に、きらきらと輝く視線は彼女の闇に光る目を、耳を、尾を、まじまじと見詰める。「…うむ。やはり狼というのは、恐ろしくも美しいな。いやはや、見事な毛並みだ。」一人納得したように呟くのは、かつての獣を見た時にも抱いた感情。これ程間近に見る事の感動を示す素直な身体は、更なる注視をせんと彼女の方に一方足を踏み出す事を選んだ。)





359: レジーナ [×]
2020-08-22 23:52:26


>レオ

ふん。今日のあたしが満腹でツイてたわね。
( 信頼に足る怪物だ、なんて獲物に言い切られてしまえば立つ瀬もなく。照れ隠しにぷいとそっぽを向き、憎まれ口を叩くも亜麻色の尻尾は背後にてふりふり揺れていて。猟師というワードに興を惹かれれば、顔は逸らしたまま横目でちろりと貴方の顔を盗み見て「 ……へえ。じゃあ、あんたには人間界の山のにおいが染みついてるってワケ? 」食の好みと香りの好みが一致している身として、都会暮らしの獲物にはない個性的な匂いは嗅がずにはいられない。今すぐにでも貴方の首筋に顔を埋め、思い切り嗅覚を行使したいのを抑えつつ、まずはさながら打診するようにジャブを。その間にも、うずうずと小刻みに耳がぴくぴく動いていて。賭博は白星なし、との言葉には「 だろーね。あんたすぐ騙されそうだし。 」と、肩を竦めてくすりと控えめに笑って。ふと感じる刺さるような視線、全身を這うそれに思わずたじろぎ「 ち、ちょっと!そんなジロジロ見ないでよっ 」貴方と同じタイミングで半歩後ずさり、己を庇うように両腕を抱いて身を捩り。好奇の目に晒されることなど慣れておらず、無意識にグルルと威嚇の唸り声が吐息に絡んで )




360: レオ [×]
2020-08-23 00:33:04



>レジーナ

ああ、こうして話が出来るからな。
(明後日を向いた彼女の言葉を額縁通りに受け取って、些か斜めに逸れた返事をそこに重ねて、視線はまた揺れる尾へ。「自分の匂いはよく解らないが…街に必要以上に下りることは無かったからな。少なくとも、あの街中のような匂いがする事は無いとは思う。」問われたそれに答える最中、己の居た山の麓の先を思い出すその顔付きは顰められ、街の匂いを好んでいない、寧ろ嫌っている様をありありと表す。「…あ、と。その…すまない。ここまで近くに狼を見る事は無かったのでな、つい…」縮まない距離にまた彼女の顔を窺った矢先、聞こえたのは彼女の突っぱねる声と威嚇。それらにはっとして、咄嗟に詫びが口をつき、踏み出していた足を引いて素早く傾いた姿勢も正す。「…いや、話をしたいと言ったのは私の方だというのに、女性に対して無礼な事をしてしまった。」続いて決まり悪そうに視線を泳がせ、頭を掻く。「ええと…その、そうだな…出来る事は限られているが、詫びに何かしよう。…それで、許してもらえるだろうか?」散々と声を惑わせて眉を垂らし、損ねたと認識した彼女の機嫌を取り戻そうと思考を巡らせて、結論として出したのは宿泊場での賭け事で大負けした際に周囲に迫られた、所謂“罰ゲームで言う事を一つ聞く”といった類いのそれ。今そうするには少々ずれたその言葉を、今の自分にとっては大真面目に彼女へ告げた。)





最初 [*]前頁 次頁[#] 最新 50レス ▲上へ

名前: 下げ

トリップ: ※任意 半角英数8-16文字
※画像を共有する場合は、外部の画像アップローダなどをご利用ください

規約 マナー
※トリップに特定文字列を入力することで、自分だけのIDが表示されます

【お勧め】
初心者さん向けトピック



[0]セイチャットTOP
[1]オリジナルキャラなりきりチャット
[9]最新の状態に更新
お問い合わせフォーム
(C) Mikle