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1対1のなりきりチャット
自分のトピックを作る
141:
アレック [×]
2020-02-26 00:49:04
わかった…。
( 彼の分かりやすい説明を真剣に聞いては頷いて。彼とのお揃いのブレスレット。彼がこうして真摯に己と向き合ってくれて共にアクセサリー作りしてくれる。その事に大きな意味を感じていて喜びを感じつつ、彼の気遣いある言葉に安心感を覚えれば己の手元に視線を落として。「 自分のあるべき姿…、 」彼に言われたことを反復して目を伏せては考えることに集中する。己がこの先思い描く未来。己がするべきこと。護りたいもの。脳内には孤児院の子供たちや国民の笑顔、過ごしやすい国の在り方、そうするための己の心得や想いなどが浮かんで。すると己を纏う空気が小さく振動しだし腕を中心に風が巻き起こって光の粒が発生する。最後に無意識に思い描いたのは彼の笑顔。その瞬間ペンダントの魔石が共鳴して震え青白い光を放つ。それらの現象は次第に手首付近に吸い込まれるようにしいて小さくなり消えていって。己は瞑想に集中して目を伏せていたので今の現象には気付かずに手首に微かな重みを感じてはゆっくりと瞼を開いて。手首には細い金色の三つ輪っかが互い違いに折り重なって出来たブレスレットが。それが特別なものなのかは分からないが己の腕にしっくりとくるのを感じて頬を緩め。「 ギルス、これは成功でいいんだよな? 」と笑顔を向けるも少々集中しすぎて気まで込めてしまったのか軽いめまいを起こし足元をふらつかせ額に片手をあてて )
142:
ギルス [×]
2020-02-26 20:33:37
……大丈夫か…?お前はやっぱすごいな…もちろん成功だよ。初めてでこれが出来るのは上出来だ。
( 魔力の消費に足元をふらつかせる彼の体が倒れないようにしっかりと支えてやりながら大丈夫かと問いかけつつブレスレット作りが成功か否かを問う彼に問題なくバッチ成功だと告げて。急激な魔力の減りは体に異変をもたらす。彼の額へ唇をそっとくっつけると自分の魔力を分け与えるように注いで。顔色が良くなってきたのが目に見えて分かれば彼の体をやんわり離して。「お疲れさん。体調は大丈夫か?」このあとは魔石を組み込んでいく下り。彼の体調が万全でないなら休憩してからでもいいと思っているため大丈夫かと問いかけて )
143:
アレック [×]
2020-02-26 21:39:04
ん…有難うギルス。大丈夫だよ。この流れを保ちたいからこのまま続けたい。この後は魔石を選べばいいのか?
( ゆらりと揺らいだ体は彼によって支えられて、身を委ねながらブレスレットの出来を褒められると安堵して微笑み。すると彼の端正な顔を近づいてきて額に柔らかな感触が当たっては小さく目を見開く。彼に額にキスをされるのはこれで二度目。触れ合う部分から彼の優しさが流れ込んでくるのが分かりフッと体が軽くなるのが分かって、同時に微かに頬に赤みが差して。顔色が良くなっただけが理由でないその頬の火照りに微かに顔を俯かせたあと体調を聞かれれば顔を上げて大丈夫だと頷いて。彼のおかげでもう体調は何ともない。早くブレスレット作りを進めたくてその胸を告げては己の腕についたブレスレットを見て問いかけて )
144:
ギルス [×]
2020-02-27 18:35:28
……ああ…そうだよ。…でも、せっかくアレック一人で頑張ってるのにごめん…“介入”…これも禁じ手なんだけど…俺が魔石はピックアップしておいた…お前は最後にこれ入れて。ちなみに攻撃力+++ってやつ。これ超レアだから感謝しろよ?……“防御力上限無視”“攻撃魔法絶対反射”を組み込む…アレック…ほら…空いてる窪みにその魔石入れろ…完成するぞ…。
( 初期に作るものなのだから後々楽しめるようにほどほどのものをと思っていたのだが彼が装備するのだと思えば気合いが入るというもの。せっかく彼が一人で頑張っているのによりよいアクセサリーを作成させてやりたいお節介な部分が顔を出してしまえば彼の周りに現れた三つの窪み。ここに魔石を入れるのだが、そこに手を振れ“介入”と呟き一つの魔石を彼に持たせると二つの窪みに魔石を二つ嵌めて。彼に手渡したのも今自分が嵌め込んだ魔石もおいそれと手に入るものではなかったが彼のためなら惜しくはなくて。自分が介入したのはこの魔石を埋め込むため。レベルを満たしていない者が己のレベル以上の魔石を精製の際使ってしまえばペナルティでダメージを負ってしまうリスクがあって。今しがた彼に渡した魔石も彼のレベル以上のもの。これら三つを安全に組み込みにはどちらにせよ自分が介入しなければいけなかった。その事は後で説明するとして最後の一つの空いた窪みに魔石を嵌め込むように彼に告げて )
145:
アレック [×]
2020-02-27 19:47:45
…ギルスが私のことを考えて選んでくれたのだろう?ならば謝ることはない。それにギルスと共に作っているようで嬉しい。……分かった。
( 謝る彼に対して首を横に振っては寧ろ己の事を考えてくれたのだから嬉しいと優しく微笑む。それに尊敬してやまない彼と共に作れることが心から嬉しくて自然と表情が綻んで。そして彼が呪文を唱えると現れる3つの窪みと魔石。そのうち1つを渡されて彼が説明してくれるのを真剣に聞いて。魔石のことは本で学んだだけ。実際に見る機会は少なかったが彼が用意してくれた魔石がとても貴重なものなのは分かって。己が使ってしまっていいのだろうかいう心配はあったが、彼が折角用意してくれたのだ。彼を信頼すると手元の魔石に視線を落とし少し集中力を高めて窪みに魔石を嵌めて。カチャリと音を立てて嵌まった魔石。すると魔石はそれぞれの色の輝きを放ち三色が混じり合ってブレスレットの中へと吸い込まれていって。程なくして光が落ちつけばブレスレットにはその形に合わせて小さくなった魔石がきらりと輝きを放っており。「 …成功、か?…でもギルス…この魔石は貴重だったのではないか? 」先程よりも腕に馴染むブレスレット。それに身体も軽くなっている気がして。然しやはり気になるのは魔石の重要性。嬉しさは勿論あるがまずはその話からと少し眉を下げて彼を見て )
(/お久しぶりです。背後です。今回は質問があり参上させて頂きました。
まず素敵なブレスレットを有難う御座います。そして質問ですが今回ギルスさんがアレックにくれた魔石のうちの1つが気になりまして“攻撃魔法絶対反射”というのはすべての攻撃と魔法を無効化するものなのでしょうか?このあとギルスさんが説明する予定なのでしたらすみません…。)
146:
ギルス [×]
2020-02-28 17:47:49
ああ、寧ろお前のことしか考えてないよ。そうか、だったらよかった。ばっちり大成功だな。
( 彼から返ってきた言葉はいつも此方の気持ちを汲み取ってくれ優しいものばかり。頷いては寧ろ彼のことしか考えてないと伝えて。お節介だと言われても仕方がなかったのだが彼の言葉にホッとしてよかったよと告げて。もちろんブレスレットもといアクセサリー作りは大成功。ニッと笑って彼の頭をポンポンするもブレスレットに組み込んだ魔石は素人目で見てもやはり価値が高いのは分かってしまうのか貴重だったのではと気にする彼に「ま、確かに貴重だけどさ。二度と手に入らないわけじゃない。お前のために使いたかったんだ」気にしなくていいと目を細めて彼の髪を優しく撫でて )
(/すみません、分かりづらかったですかね…(汗)そのままの言葉通りなのです。全ての攻撃も魔法も無効化だと流石にチート過ぎるので攻撃魔法のみすべて無効化という認識でいて頂ければ…。回復魔法は反射しませんし、(よって魔法で回復は可能)基本魔法攻撃以外は反射しません。武器での攻撃やモンスターなんかの魔法を伴わない通常攻撃はこれまでと同じでダメージを負います。まぁ防御力上限無視がついているので防御力は底上げされてはいますが。もちろん状態異常を防ぐ効果はついておりません。…このような説明で大丈夫でしたでしょうか…?)
147:
アレック [×]
2020-02-28 18:58:36
…ギルスは偶に恥ずかしいことを言うな。
( 己のことしか考えていなかった、己のために使いたかったと言われると胸奥が温かくなり春の陽気に包まれた気持ちになって。こんなにも己のことを考えてくれる彼が傍にいることを噛み締めながらやや目を伏せて撫で受けては今しがた作ったばかりのブレスレットに指先で触れて「 ではこの貴重な魔石…今度は私が……俺がギルスのために手に入れてみせるよ。それだけ強くなってギルスに恩を返したい 」二度と手に入らない訳ではないと聞くと少し安堵しつつ、この魔石を手に入れることがいかに大変でどれだけの努力と苦難が待っていようとも次は“ 己 ”が手に入れて彼に贈るとまっすぐな瞳で微笑んで。「 …ところでずっと気になっていたのだが…お揃いはどうなるんだ? 」彼と共に作る約束をしたお揃いのブレスレット。実はそれも楽しみにしていててっきり今作ったのがそうだと思いデザインがどうのと気にしていたが、そうではないのだろうかと首を傾げて )
(/いえいえ細部まで分かりやすい説明有難う御座います。成る程、攻撃と魔法ではなく攻撃魔法ですね。把握致しました。実は今回質問させていただいたのも背後様がご指摘の通りチート過ぎたり強すぎたりするのが気になった為でして…。ブレスレットはギルスさんのアレックを護りたいという優しさが詰まったすごく素敵な代物なので大事にしたいと思います…!ですがもし今後話が展開していく上でアレックが攻撃魔法を受けたほうが進めやすい場合は、何かしらの措置をとってブレスレットの効果を無効化または弱めることは可能でしょうか?
因みにギルスさんはどれだけ最強でチートでも全く気になりませんし寧ろ大歓迎ですので盛り込んでいただけたらと思います!)
148:
ギルス [×]
2020-02-29 19:05:47
…そうか?でも事実だからな。
( 彼の言葉にきょとんとしてはすぐにニッと笑って事実だからなと言ってのける。彼から今使った魔石は必ず彼自身の手で手に入れると頼もしい言葉や彼の想いが伝わってきては「ああ、期待してるよ。…だよな。ま、このお前が作ってくれたやつを…“複製”ってするだけなんけど」期待していると告げては彼の手首に光るブレスレットに指先を触れさせ複製品を瞬時に作って見せて。何もつけていない反対側の手首へとそのブレスレットを装着して。「…これでお前とお揃いになったわけだ。…スキルも弄るか…俺今は反撃特化なんだよ…これだとこっちの方がいいな」と言いながらステータス画面を開いて自分のスキルを弄っていって。「お前ももう少しレベル上がるとスキルとか色々覚えるからな」と彼に伝えつつ最適なスキルに切り替えていって )
(/なるほど…それはそうですよね。でもブレスレット大事にして頂けてとても嬉しいです…!はい、それはもうもちろんケースバイケースで無力化等して頂いて大丈夫です!あ、そっちはオッケーなんですね。了解致しました。アレックくんを守るためにチートキャラにならざる負えない場合はそうしちゃいます。)
149:
アレック [×]
2020-02-29 19:41:33
…やはりギルスはすごいな。…ふふ、これでギルスとのお揃いがまた増えた。
( 事実だと言う彼の言葉に少し照れて瞼を伏せつつ、ブレスレットの複製をいとも簡単に織りなすのに目を瞬かせ。己は集中してもかなりの時間と魔力を消耗した。ステータスを新たにカスタイマイズしいていく彼を見ながらまだまだ己には鍛錬と経験が足りないことを実感しつつ身を引き締めて、彼に尊敬の眼差しを向けては彼の手元に光るブレスレットに視線を落として、お揃いが増えたと頬を弛緩させて。「 嗚呼、自分一人の力でできるように鍛錬に励むよ。それまでは頼りにしてしまうが宜しく頼む。 」小さく微笑み頷けば再びブレスレットに視線を落として微笑む。そのときだった。部屋の扉が勢いよく開いて孤児院で働く若い男が蒼白な顔で息を切らして入って来て『 大変だ。びょ、病院の屋上に結界を破って炎属性の上級魔獣が…、殆どの人たちは避難できたが子供を一人連れていかれて… 』と途切れ途切れに話し、相手に胸元にすがっては“助けてくれ”と懇願して )
(/ブレスレットについて了承頂き有難う御座います…!
背後様が考えてくださった大切な品でもありますのでお話の中で活かせていけたらと思います。チートキャラ大丈夫です。かっこいいギルスさんを期待しております。
一応イベント的なものを引き起こしてみました。このまま流れに任せて背後は失礼させて頂こうこうかなと思いますがもし相談が必要であればおっしゃってくださいね!)
150:
ギルス [×]
2020-03-02 18:28:56
…俺も駆け出しの頃は先輩冒険者にお前と同じように思ってた。…だな。俺も嬉しいよ…もちろんだ、遠慮せず頼れよ。
( 照れたり色々と考えていたりと彼の表情は微細ながら変化する。彼の考えていることは自ずと分かるため自分も駆け出しの頃は先輩冒険者に似た感情を抱いていたと告げて。自分も彼とお揃いは嬉しい。正直にそう伝えては突如此方へ駆け寄ってくる男の尋常ならざる雰囲気に和やかなムードは一気に張り詰めて。孤児院で働いている男から縋りつかれては「伝えてくれてありがとな。連れていかれたのは子供一人なんだな?わかった、必ず助け出す。病院の屋上か…転移で移動した方が速いな…アレックこっちに…結界もすぐに張り直すとして…魔法使い協会に連絡…はお前に頼む。後で俺が連絡するからこの間言ってた上級魔獣対策案通す処理しとけって伝えておいてくれ」穏やかに笑っては必ず子供は助け出すと口にしつつ病院の屋上は転移で移動出来るため彼を近くに手招いてはぶつぶつとこれからのことを呟き。そして今しがた自分を頼ってきた男に魔法使い協会にこの事件の事と自分がこの間話していた案件を伝えておいてくれと頼んでは“病院屋上へ転移”と唱えて瞬時に移動して )
(/いえいえ、寧ろどんな展開になるんだろうと楽しみなくらいです。嬉しいです、活かせる展開にしていけたならなと此方も思っております。イベント起こして下さってありがとうございます!はい、了解致しました!またご相談の際は参りますしお呼び下さいませ!お話出来て楽しかったです!)
151:
アレック [×]
2020-03-02 19:49:47
( 彼の転移で病院の屋上へと到着すると其処は火の海。赤い炎が屋上を埋め尽くし熱気に包まれていて、立っているだけでも肌が軽く焼ける感覚がして。そして猛火の中心にいる問題の上級魔獣はゆうに5メートルを超える体長。鋭利な爪を持つ四肢と頑丈な体、鋭い牙を合わせ持ち、魔獣が吠えるだけで周囲が空気と共に振動して精神を震撼させるだけの圧を持っていて。子供は魔獣の背中の上。既に気絶していて意識はないのか動いていない。だが無事なのは確認できて安堵するも気は抜けずに。「 …ギルス今日は風が強い。移り火に気を付けたほうが良いかもしれない。 」魔獣を前にして恐怖はあるものの今は子供と街の住人の命が先決。物怖じなどしていられないと、周囲への火事などに二次災害を気にしては彼に告げつつ魔獣に視線をやり。その時あることに気付く。それは此処に来る前に感じていた違和感を解くもの。いくら上級魔獣でも彼も関与した強力な結界を解くのはおかしいと思っていたのだ。「 ……召喚魔獣。 」そう上級魔獣の左足の爪の先、かなり分かりづらいが其処には使役の証であるリングがついていて。それは人間が魔獣を捕らえて使役して自分の思い通りに動かせる主従する道具の1つ。当然見るのは初めて。ただ知識として知っていただけ。ただこの魔獣が召喚魔獣ということは使役者が近くにいるはず。「 ギルス…、 」きっと彼も気付いているはずなのでどうするか声を掛けようとしたとき、魔獣の目が此方に向けられギラリと光る。狙いが己に向けられていると分かると身体が恐怖で硬直するが剣を抜いて咄嗟に構えて。子供に怪我を与えずに…そう考えながら向かってくる魔獣に目を向けるもどう考えても己だけで対応できるレベルではなく、彼がどう動くか横目に一歩後ろに下がり剣を握る手に力を込めて )
152:
ギルス [×]
2020-03-04 19:38:17
だな…すぐに結界を張った方が良い。結界は破られなければ建物に傷がついても崩壊しても元通りにしてくれる。この範囲に張れば外に攻撃はいかないしな。
( 彼の言葉に頷く。召喚獣であることにももちろん気づいていた。そしてそれを使役する者の存在も。街に被害を出さないためにも早急に結界を張った方が良くて。しかしある程度の時間はかかる。先程作ったアクセサリーで彼の能力は底上げされているだろうがそれでも目の前の召喚獣を凌ぐのにはまだ足りない。彼のレベルでも召喚獣と対等に渡り合うには…すぐさま彼に補助魔法をかけて。防御力の底上げと攻撃力の底上げを行って。「アレック、今お前はあいつと対等に渡り合える力がある。でもそれは一時的なものだから無理はするな。俺は結界を張ったら使役者をすぐに炙り出す。お前は俺を信じて召喚獣を食い止めていてくれ…頼むな」彼の力なくしては結界を張ることもこの状況も打破することは難しい。頼むなとお願いしては直ぐ様結界を張り直す呪文を詠唱して )
153:
アレック [×]
2020-03-04 20:21:11
分かった…。ギルスを信じるよ。
( 彼が己に何かすると不思議と力が湧いてくる。それは物理的なものや彼が掛けてくれた呪術のおかげでもあるが、一番は彼が己を信じてくれているのが分かったから。この危機的な局面の戦闘において経験不足の己に下がってろと言わずに戦いに参じさせてくれる。その期待に応えたく、己も彼を信じては彼が結界の詠唱を唱え始めると共に向かってくる魔獣と対峙して。少しの動きも見逃さぬよう魔獣を見据えて、まず彼の詠唱の邪魔にならぬよう大きく旋回して彼から距離を取らせて己の元へおびき寄せる。そして上手くおびき寄せた魔獣に向かって剣を振るい。一振り目は躱されたが直ぐに下から風を切り刃を魔獣へと。剣は唯の剣のはずなのだが青白い光を纏いそのまま魔獣の肩を切り裂き、その一撃で魔獣が怯んで、其の隙を見逃さずに間髪入れずに地面を蹴って跳躍すると急所である喉元に剣を突き立てる。普通は己のレベルでこの程度では上級魔獣はすぐには死なない。だがアクセサリーと彼の掛けてくれた呪術のおかげで魔獣は光の粒となって消えていき。そして落ちてきた子供をキャッチしてホッとするのも束の間、視界の端に物凄い速さで突貫してくる影を捕らえ。はたと其方を見ると詠唱中の彼に向かってもう一体の大型鳥の召喚魔獣が。恐らくは彼なら詠唱中だろうと何とかは出来たはず。だが咄嗟に身体が動けば子供を地面に置くと彼と鳥型の魔獣の間に立ちはだかり、魔獣を迎え撃ち。が、猛スピードで向かってくる魔獣の勢いは強かった。彼が防御を高めてくれていたおかげで身体へのダメージはかなり軽減されたが、衝撃には負けてしまいそのまま後ろへ身体をくの字にして思いっきり飛ばされて )
154:
ギルス [×]
2020-03-05 12:33:15
…アレック…!……お前…俺の視界から消えてろ…“レイザート”…、
( 彼は一体の魔獣を葬り去り、子供を助けてくれたのを視線の端で捉えつつも己は詠唱を続けて。大きな魔力の気配が此方に来るのはわかったがもちろん備えはしてある。しかしその魔力の気配は自分に届く前に彼が立ちはだかって。突進をダイレクトに受けて吹き飛ぶ彼を見て僅かに目を見開き名前を呼ぶもすぐにスッと感情を消したように彼を吹き飛ばした魔獣を見据え。詠唱を中断ではなく継続させたまま低い声で声と攻撃魔法を発して。“レイザート”ブリザードより火力の高い最上級の氷魔法。魔獣の頭上に暗雲が立ち込め雪が降り注ぎ魔獣の羽先や毛先に触れた瞬間にその魔獣から悲鳴に近い叫ぶような声が─次の瞬間、氷の矢が無数に魔獣へと突き刺さって。それは急所である喉元にもしっかり貫通していておれば光の粒になって鳥型の魔獣は消えていく。そんな光の粒に目も暮れず詠唱を再開。「……“再構築”“修復”“強化”」息を吐くと空が何か透明のような膜でゆっくりと覆われていき。結果は張り直した…次は…瞳を閉じて辺りの魔力を探る。「…“追糸”」瞳を開いては透明な無数の糸は人知れず使役者へと伸びその姿を捉えては巻き付いて。霧隠れのような魔法を使っていたようだが糸が巻き付いたことにより集中力を欠いた使役の魔法が継続出来ずに消えたようでその姿は現れて )
155:
アレック [×]
2020-03-05 13:51:02
…ッく、…
( 吹き飛ばされた体は屋上の扉に背中から叩きつけられるもその時も防御の呪術が働き壁と背中の間に空気の膜が張ったためダメージは半減されて。壁に片手をついて体を支えながら片目を眇めて彼の方見遣れば、彼が魔術を唱えると共に鳥型の魔獣の咆哮が轟き、その姿が消えゆいで彼の結界術が辺りを包んでいくところ。結界に包まれた箇所から烈火が凪いで崩壊した建物が再生していく。その魔力の強さに圧倒されておれば、この騒動の発端である使役者が彼の魔術によって炙り出され姿を現して。使役者はトンと屋上の地面に降り立つ。黒色のローブを着ていてフードを目深に被っているためその素顔ははっきりとは確認できないが、肌が不健康と言えるほど青白く少し覗く髪は真っ白。だが纏うオーラは異様で強大な魔力の保持者であることは分かり。使役者は彼の追糸を片手で軽く払うと顔を上げて己を一瞥してから彼を見遣り、余裕の笑みで肩を竦めて。『 誰かと思えば…王族は有力者であれば義賊まで従える程成り下がったのか。…第二王子、久しぶりだな。と言ってもお前は覚えていないか。 』使役者は怪しげな声色ながら愉快そうに笑めば、僅かにフードから瞳を覗かせて彼に向き『 義賊のギルス。さすが世に名を馳せるだけのことはある。お前には興味はあるが今回はこのあたりにしておくよ。…目的は果たせたしな。 』と恭しく、少しの皮肉を混ぜて彼を褒め称えてはクスリと笑い一歩下がって。刹那、使役者を黒い闇が包んで次の瞬間には跡形もなくその姿を消していて。「 …闇魔法?…我が国では禁じられているはず… 」唖然と男が消えたほうを見遣るもはっとすれば子供の無事を横目で確認しつつ彼に駆け寄って。「 ギルス!…怪我はないか? 」己が変な手出しをしたせいで彼に危害がいっていないか心配で使役者のことは気になりながらも彼の無事を確認して )
(/こんにちは背後です。今回勝手ながら行き当たりばったりですが謎の使役者を出させて頂きました。一応ボスキャラではないすが、それに近い存在にしていこうかなと考えております。今考えている簡単なPFが
謎の男
名前:保留
性別:男
年齢:見た目30歳くらい(実年齢はもう少し上の設定)
身長:186㎝ 痩せ型 白髪に黄金色の瞳
設定:王族に恨みがあり幼少期のアレックと接触経験あり(アレックは覚えていない)生まれたときから強大な魔力を保持し闇魔法を得意とする。城を襲撃したモンスターに関与していた疑いあり。ギルスと渡り合えるくらいの魔術使い。
とかなりアバウトですがこんな感じです。
細かい設定はまだまだ考えていませんし、後付け設定ばかりになっていくと思うので背後さまも自由に設定追加するなり物語の中で使って頂ければと思います。ただ一人くらいは最強キャラが敵側にいると面白いかなーと思い謎男を出現させてみました。質問や此処は変更してほしいなど希望があれば仰ってくださいませ。)
156:
ギルス [×]
2020-03-06 18:28:43
………、
( 炙り出したフードの男。魔法使いで間違いないが顔のすべては見えないためその正体は今の所はわからずに。どうやら彼と面識があるようだが男の口から覚えていないと言葉が漏れたのも聞いていて。王族に対して敬っているように聞こえない言葉遣いにこの男自身王族に良い感情を抱いていないのは何となくわかって。自分に興味があると言いたいことだけ言って姿を消した男。闇魔法の心得があるらしいことも情報として追加しておいて。子供に視線を向けると未だに眠っているようでホッとしてはそんな自分に駆け寄る彼に声をかけられ「俺は大丈夫だよ。それよりアレック、お前の方がダメージ食らってるだろ?…“治癒光”」怪我しているのは彼の方なのに此方のことを心配してくれる優しさに笑み浮かべ大丈夫だと言葉返しながら彼に手を翳して治癒魔法を唱えて )
157:
ギルス [×]
2020-03-06 18:32:12
(/素敵な謎の男の登場ですね。動かして下さり、色々考えて頂きありがとうございます。了解致しました!ボスに近い存在…私も必要だなと思っていましたので彼にはここぞという時には登場して頂きましょうっ。)
158:
アレック [×]
2020-03-06 19:11:58
…有難うギルス。…この子も無事のようだ。
( 彼の無事を聞くと安堵した微笑みを浮かべ、逆に此方の心配をされて治癒を施され。温かな光が体を包むとスッと体が楽になり礼を述べてはすぐに子供の元へ行きその胸元に耳を当てて、熱で肺などの臓器がやられていないが確認をする。子供の無事を確認すると小さく微笑みその身体を抱き上げては彼の元へ戻って。「 念の為に病院へつれて行こう。…しかしさっきの男が気になる。それに目的は果たしたと…。 」やや眉を潜めては表情を曇らせるも、そこで屋上の扉が開いて魔法使い協会の部隊が入って来て。『 騒ぎは収まったようだな…。お前の結界のお陰で街への被害は最小に済んだよ。感謝する。…全く誰がこんなことを… 』そう彼に話しかけたのは部隊長の男。年齢は彼と同じくらいだろうか屋上を見回し難しい顔しては思い出したように彼を見て『 そうだ。魔法協会から御達しだ。今国は危殆な状況下にも関わらず人手不足に喘いでいる。言わば兵士不足。そこでお前たちに踏破して欲しいダンジョンがあるそうだ。アレック王子の鍛錬にもなる。詳しくはお前たちがやると決めたら話すが…どうする? 』と話を持ち掛けて来て、部下達に屋上周辺の調査指示を出しながら彼を見遣り返答を待っていて )
(/此方こそ了承してくださり有難う御座います。背後様も同じように考えていたと知れて安心致しました。
そうですね、彼を上手く使って話を盛り上げていけたらと思います。ではまた背後は失礼致します)
159:
ギルス [×]
2020-03-07 20:02:43
…お前もこの子も無事でよかったよ…。
(思わず漏れ出たこの言葉は紛れもない本心。彼が子供を抱えて連れてきてくれては念のため病院へ行こうとの言葉に頷こうとした矢先にそれを遮るように屋上の扉が開いて魔法使い協会が乗り込んできて。部隊長が話しかけてきては「礼は別にいい。俺は当たり前のことをしただけだ。…今しがた上級魔獣との戦闘があったばかりだぞ…受けるのは明日以降だ」労いの言葉など皆無になるような依頼が設けられる。今しがた彼は上級魔獣と戦ったばかり連戦は避けたい。彼が大丈夫なら良いが疲れているのは間違いないだろうと思いつつちらりと彼に視線を向けて )
(/はいっ彼を使って共に盛り上げていきましょう!はい、此方も失礼しますね。お話しできて感謝致します。)
160:
アレック [×]
2020-03-07 21:06:56
問題ない…と言いたいところだし本心でもあるが、…もしものことがあってギルスには迷惑を掛けたくない。ダンジョンは明日、万全の状態で向かいたい。
( 彼から漏れた言葉。心配を掛けてしまったのだと分かれば反射的とはいえ身を危険に晒すような行動は避けようと心に決めて。そして持ち掛けられたダンジョンの話。己としては今からでも全く問題ないと思ったが、ダンジョンは気力だけで踏破できるものではない。彼の此方を気遣う言葉を聞いて思い直しては、今のままいけば知らぬ間に溜まった疲労によってまた危険な状況におかれかねないと。ならば体力の回復を待ち万全な状態でダンジョンに向かうのがベスト。冷静に考え直しては上記を述べて彼から部隊長へと視線を移して。『 …分かった。ではダンジョンへは体力が回復してから早急に向かうように。詳しいことはこの紙に書いてある。…子供は此方で預かって病院に届けよう。あとは魔法協会が取り持つからお前たちはもう下がっていいぞ。 』部隊長は要件だけ手短に話すと己に一枚の用紙を押し付けてきて、暗に邪魔だからすぐに此処を立ち去れと言ってきて。彼の功績なのにいいところだけ取って…と思うも、街も子供も無事ならばそれでいいかと視線を落とし。ただ子供を預けるべきか迷い彼に視線を向けて判断を仰いで )
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