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  人外執事 × 人間主人 = ? (  創作 / NBL )/144


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138: ルカ [×]
2019-08-09 02:00:50


>>125 アキラ坊ちゃん

……Danke。坊ちゃんは優しいな。でも、その気持ちだけで、充分だぜ。
(ひたり、首筋の静脈に添えられた冷えた感触は今にも涎を垂らさんばかりの蕩けた表情で波打つ水面を眺める男を現実に引き戻す手法として十分な効果を発揮した。理知的な色を取り戻した瞳が、自分のそれとは違う、混じり気のない真っ黒な髪を持った主の姿を捉え、太陽光の下で煌々と輝く琥珀色の虹彩が緩やかに細められる。此方に差し出されたペットボトルを前にゆっくりと首を左右に揺らして受け取りの拒否を示すと、倦怠感の拭い切れない体で立ち上がり、薄っすらと笑みを湛え。半分は虚勢、残りの半分は本音。少年からの心遣いは執事明利に尽きるが、いくら暑かろうと喉が渇いていようとも主人を差し置いて自分だけが給水する訳にはいくまい。噴水の側で休憩して体力はもう回復したのだと嘯き、ぽんぽんと軽く頭を撫でやって口許の笑みを深めて)
外から帰って来たばっかで、ちょっと休憩してただけだから、もう大丈夫だ……気ィ使わせちまって悪かったな。

余裕のある時って言ってくれてたけど、せっかく坊ちゃんの方から話しかけてくれてんのに、次の機会に持ち越しなんて勿体ねえだろ。つーか、俺が辛抱できねぇ、から。このまま話がしたい( じっ )レスペースにムラは出来ちまうと思うから、それでも良けりゃ是非( 尻尾ぱたぱた )こっちは流してくれて構わねぇからな。


>>129 シズクお嬢さん

ぶっ、ふ!な、なんだ!?―――ッ!!
(夏の陽射しに弱った体に降り注ぐ恵みの雨、もとい水道水。放流された水を頭から被るという全く予期しなかった出来事に獣耳がピンと立つ。同じ水であっても自分から浴びるのと誰かの手によって前触れなく浴びせられるのでは雲泥の差。とにかく現状を把握しようと立ち上がろうとして、体重をかけた両手が噴水の淵から内側へ滑った。獣由来の自慢の運動神経も体調が万全でなければ何の意味もない。一度崩れた体勢を立て直すには至らず、泉の中に転げ落ち、派手に上がる水飛沫。瞬き一つの間に、全身水浸しの濡れネズミならぬ濡れオオカミの一丁上がり。浅い水底に手足を付けた四つん這いの格好で周囲を見渡せば、麦わら帽子を被り、ホースを握った令嬢の姿を見付け。ぶるぶると頭を揺らして水滴を払うと訝しげに開口一番)
俺は植木じゃねェぞ。

い、いぬ、犬……( 無垢な眼差しを前にぐうと押し黙り )あ。じゃあソイツが恋しくなった時は俺が穴埋めできるな( ふふん )面倒なんてとんでもねぇ。ただ返事のペースにバラ付きがでると思うんだが、それでも良いなら、俺も嬢ちゃんと話がしたい( にっ )こっちは流してくれて大丈夫だから、改めてよろしくな。


>>131 ディヴィア

…………。
(小犬、否、小狼の頃は晴れの日が大好きだったが、今はただただ快晴の空が憎い。ここ数年の温暖化とやらが全て悪いのだ。数十年前の英国は夏季であっても涼しかったのに。ジリジリと思考を焦がす太陽の熱を前に、在りし日に思いを馳せる辺り、限界が近い。目の前の泉に飛び込むことだけはかろうじて思い留まったが移動する気力も湧かなければ、頭も回らず。もぞもぞと四肢を折り畳み、噴水の淵に体を横たえると、伏せの体勢で蹲って。ふ、と目の前に出来た人影。ちらりと目線を上に投げれば、燕尾服を身に纏った同僚の姿が視界に映る。口を利くのも体を動かすのも億劫であるが、水は掛けてほしい。頷く代わりに獣尾を力なく左右に揺らして、無言のアピールを)


>>132 リゼル

だよなあ。じゃあ厨房に行こうぜ。何か冷たいモン食いたい。
(水中で遊ばせていた左手を引き上げ、次は逆手を。肘まで捲り上げたシャツの裾口が濡れるギリギリまで腕を浸しながら、ちゃぷちゃぷと掌を泳がせて波紋を立てる。一見脈絡のない質問に対して得られた返答に満足気に口角を吊り上げては、再び右手を泉の中へ。両手で椀を作り、冷えた水を掬うと気付けに自分の顔に掛け。幾らかスッキリとした面持ちで立ち上がる頃には獣耳と獣尾は消えており、人と寸分変わらぬ出で立ちに。燕尾服を纏った彼の腕をむんずと掴めば、学舎にむけて足早に歩みながら、白い犬歯を覗かせて悪戯っぽく笑み)
さっきから土の匂いがするから、お前も一仕事終えたとこだろ?……俺、コーヒー淹れんのスゲー上手いんだぜ。


>>133 エティエンヌ

はーん、こりゃまた用意周到なこった。主人と俺らじゃあ体の造りが違うんだから放っときゃ治るっての。エティは大袈裟なんだよ。
(手の内にころりと転がる二粒のタブレットを一瞥。備えあれば憂いなしとはまさにこの事。つくづく自分とは対照的にスマートな同僚である。もっとも大多数の執事がそうであるのかもしれないが。感心したように鼻を鳴らして、掌に顔を近付け、あぐりと口を開き。素直に助言に従ったのは、同胞が持つ人徳の為せる業だろう。微塵の警戒もなく差し出された錠剤を彼の手から直に食し、咥内に招き入れた固形物を舌で数度転がし、ガリガリバリバリ奥歯で噛み砕いて一息に嚥下。ごくり。喉仏が上下して、唾液と混ざった塩味のそれが喉元を通り過ぎて腹の底に落ちる。筋肉に覆われた硬い腹部を確かめる様に衣服越しに撫で擦り、自分たちは人外で、人間のように脆い存在ではないのだからと頭上に広がる青空を仰ぎ見ては吊りがちな双眸を細め。業務の邪魔をしている訳ではないなら、時間が来るまで、もう少し世間話に付き合ってもらおう。未だ仕舞い忘れたままの獣尾をゆらりと揺らして噴水の縁を叩き)
いや、俺は課外学習の付き添いの帰り。大事なだァいじな、お子様方がどこぞの馬の骨に傷物にされちゃ、堪ったもんじゃねぇからな。


>>137 ロドルフ坊ちゃん

―――ッ、坊ちゃん! ……、ぅ、
(絡んだ視線、伸ばされた指先。あまりにも自然な動きだったから、咄嗟に否とも応とも返すことが出来なかった。幼少の頃、無条件に与えられていた温もりを思い出すような、そんな柔らかな所作で汗を拭われる。凪いだ海面のように穏やかな碧色の虹彩をただ見つめるばかりの双眸が大きく揺れ動いたのは、数秒後のことだった。我に返って、弾かれたように上げた大声は夏の陽射しに疲弊した脳にそれはそれはよく響き、小さく呻き声を上げ。後悔先に立たず。ズキズキと鈍痛を訴える米神と己の無鉄砲加減に眉根を寄せ、気休め程度に親指と人差し指の腹で眉間を揉み解しながら少年の方を一瞥。飲み物を分け与えると申し出る主に対してこれ以上の迷惑を掛けることは自分自身の矜持に関わる。それよりも気掛かりなのは自分の所為で汚してしまった彼の私物のことであり、腕まくりをした左手を差し出して、ハンカチを寄越すようにジェスチャーを。告げる声に力はなく、半ば懇願にも等しいトーンになったことには気付けないまま)
いや、飲み差しでも俺は気にしねぇ、けど、そういう問題じゃなくて。……洗濯して返す、から。とにかく、それ、渡してくれ。


>学園長センセイ、シオン坊ちゃん

……そうか。もし俺に手伝えることがあったらいつでも声掛けてくれ。力仕事なら任せとけ。まあ、それ以外でも……足引っ張らねえように頑張り、マス。( 尻すぼみ )
ただ、シオン坊ちゃんには学園長に取り次いでもらった礼を返せず仕舞いだったからな。ま、肩の力を抜いて自分らしく過ごしてくれってだけ伝えてもらえたら。I wuensche Ihnen viel Glueck und alles Gute、坊ちゃんのこれからのご活躍とご多幸を心より願っています。学園の外や、諸外国で見かけたら、声を掛けるから、そん時には好みのタイプでも聞かせろよ。( 瞳細めて )


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