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オリジナルキャラなりきりチャット
自分のトピックを作る
122:
上手くはないですが失礼 [×]
2022-04-14 13:53:33
【 俺は出来損ないだから & 初恋は叶わない 】
…… 。
( たった一人,とある城で空を見上げる。気分は曇っているのに,見上げる空は恨めしいほどに綺麗な群青色
を覗かせている。嗚呼,何故自分は何も力を持っていないにも関わらず,この国の後継者として存在してい
るのだろうか。種族としても我々吸血鬼は人間に恐怖を植え付けなければならない。でも,彼はそれをした
くなかった。其れは,あの日の出来事が強く関係している。誕生日で,パーティーが開かれた日だった。そ
の日は一年に一度のパーティー故に訪れて挨拶をしにくる令嬢は多かった。数少ない人間の種族だった彼女
は怖がることなく,俺に近づいてきてくれた。あの日彼女と遊び,夜を一緒に過ごした時間を忘れることは
出来ないだろう。その日,俺は彼女に恋をしたのだ。初めての甘い恋だった、。あれから早くも数年が経っ
た。俺は彼女と結婚することは出来ない。彼女の身分からして婚約しても申し分なかったのだが,一年前に
亡くなった先帝のご決意により,仲が悪い国といい国の王女を一人ずつ貰い婚約する政略結婚になったから
だ。次期皇帝になる者だとしても,出来損ないであるからこの婚約を無くすことは出来ない。彼女は彼女な
りに良い身分の人を見つけ出し,婚約するのだろう。そう考えると,苦しくなる。明日正式に婚約する俺は
もう彼女と手紙のやり取りをするのも控えなくてはならなくなるのだろう。
『 最後で良い,最後で良いから君に一目会いたい。 』
一人しかいないのに関わらず…否,一人だからこそ囁いた。夢での良いから出てきてくれれば良い,そう思
いつつ,ゆっくりと瞳を閉じ,眠りについて。 )
123:
マフィア攻めかあいいね [×]
2022-04-27 20:30:05
【気づくのが遅すぎたんだ】
(ぽつ、ぽつと雨の降る音が響く。天気予報は大外れ。ビショビショになった身体。ため息を吐き路地裏の方へと歩いて。雨で濡れた髪は陰気臭く、何だか昔の自分みたいだ。ふっと鼻で笑い濡れた前髪をかき上げる。その時 遠くから声が聞こえた。自身を探す今最も聞きたく無い声が。自分との距離は縮まっていき)
「…はハ!!いつもいつも、一体何なんだい君は!俺のファンか??生憎握手会はしてないんだ、帰り給え。」
(自身を探す声の主。幼い頃からの付き合いのアイツ。そして彼は今マフィアである自身の敵的存在の警察。無意識に顔を歪めるも直ぐにぐっと口角を上げ軽薄な笑みを浮かべ。小馬鹿にする様に言ってはけらけらと子供っぽく笑い、しっしと手を払う。嗚呼、コイツに構っている暇なんてないのに。雨に打ちつけられる肩を抑えながらため息を吐き。突如アイツの口から綺麗事が放たれた。『お前はそんな奴じゃなかったろ』なんて。まさかのほほんと警察をやって此処迄お花畑になってしまったとは。鼻で笑い其方に近づいて所謂壁ドンを。)
「変わった??変わったのは君だ。こんなお馬鹿になって…誰の所為だろうネ??」
(彼の胸元で円を描けばチラリと彼の目を見つめ。相変わらずの口調に彼は腹を立てている様。余裕が無くなっている。いつも俺と喋るとこの様な表情。余裕が無くなり笑えなくなる。そんな表情が俺は好きだったのかもしれない。くすりと小馬鹿にした様に笑えば首を傾げて彼の唇にキスを落とす。)
「好きだよ、お前の間抜けヅラ?」
((下手くそなロルでごめんなさいいい!!!此のまま可愛い受けちゃんもありだし逆転もありです可愛い何でも可愛い。。返事下さったら飛び跳ねて喜びます↓))
124:
匿名さん [×]
2022-04-28 10:56:54
【お題】
入道雲
朝顔
かき氷
花火
波打ち際
麦わら帽子
虫籠
面影
灯籠流し
或る夏の日
125:
匿名さん [×]
2022-04-29 22:38:20
【 花火 】
( やはり俺は弱い。大好きな貴女に気持ちを伝えると決めていたはずなのに、本人を目の前にすると好きの二文字が出てこなくなる。花火を見て笑顔を咲かす貴女の横顔は俺には手の届かない高嶺の花。見ているだけでいつもは緩ませない口元も、ダラしなく緩ませてしまう。伝えたい、でも今のこの関係が崩れるぐらいなら伝えなくてもいい。花火が空に咲き、周りは歓声をあげる。やはり俺は弱かった。桃色の花火が貴女の頬を染めていく。聞こえていたかは定かではないが、貴女と目が合った…気がする。 )
「 すき 」
( / 両片思い。いつもはクールで静かな男の子が気持ちを伝えようと葛藤して、花火の音に合わせて告白したみたいな。すぺかん )
126:
名無しさん [×]
2022-05-05 21:45:58
※GL、近親者への恋愛感情表現注意。某映像化漫画の双子を意識してますが、文章力無くて謎のブツ。
【初恋は叶わない】
(生まれ落ちた場所が特殊だった。そう言わざるを得ない。この敷地内丸々時間が止まってるのかと疑う程の懐古主義、男尊女卑。古き悪習のみを集めてドブと一緒に煮詰めたら、きっと出来上がる。そんな場所に私達は二人で産まれた。「女」で「双子」で「非力」。侮蔑と厭悪の条件しか無いくらいに揃ってる。降り注ぐ唾棄も暴力も、身体を縮めてやり過ごすだけの私を背に庇って、ずんずん手を引いてってくれたのは「かっこいい大人の男」では無かったから。)
………覚えてるわけないでしょう?そんなの。
(初恋は誰だったか、なんて、甘っちょろい話題。うっかりもの思いにふけっていれば、期待と高揚で瞳を輝かすミーハーな級友の視線が刺さって半眼になる。溜息混じりに一蹴して、不服声を聞き流した。この想いは、生涯私だけしか知らないの。)
((114様のお題お借りしました。お目汚し失礼します。))
〆
127:
お題 [×]
2022-05-08 09:00:21
五月病
温度差で風邪引く
慣れてるね?
爪を噛む
128:
匿名さん [×]
2022-05-12 17:55:17
【かき氷】
(心からしょうも無いと思う。ただ水道水を凍らせて削ったモノに、色付きの砂糖水ぶっかけただけだろ。たったそれだけのもんを1つ300円も出してわざわざ食う奴の気が知れない。アホか。家の冷凍庫で作った氷と砂糖口にぶち込んで咀嚼しりゃ良いだろ。5年前の自分なら母親に強請ったかもしれないが、正体を知ってしまえばこんなものだ。
そんな訳で、現在午後18:30、祭りの屋台前。ドヤ顔でかき氷を奢られたところで特になんの感動も感激も無いのだが。
─シャク、シャク、シャク。
人通りから離れたベンチに座り、発泡スチロール容器に盛られた青い氷を、先をスプーン状に加工したストローで緩慢に突き崩す。そのすぐ隣で、緑の氷を大きくおほばったアホが『うわ頭がキーンってなってる、今!』等と燥いでいるが、無視して自分も控え目に一口頬張った。生温い口内にすぐ溶かされ、ほんのり残る冷たさと砂糖の甘さは、なるほど、存外悪くは無いかもしれない。)
…初めて食べましたが、悪くないです。まあ、買って食べる程のもんじゃ無いことに変わりは無いですけど。
(/お題、スペースお借りします。クソ生意気クールな後輩と、アホで構われたがりなウザ可愛い先輩とか妄想して書いてみました。↓)
129:
匿名さん [×]
2022-05-12 20:05:42
お題
・魔法使いの休日
・見えない壁
・私にとっては
・竜の独り言
・だから僕は諦めた
・両手に沢山の幸せを
・たとえ許されなくても
・天使の私が思うこと
・夜に染まる
・貴方が忘れてしまっても
130:
匿名さん [×]
2022-05-13 20:27:55
【或る夏の日+初恋は叶わない】
(七月。夏休みとは言い切れないが、珍しく纏まった休みが取れたので、両親に事前に連絡を入れてから旅行カバン片手に実家へ帰省する。電車に揺られて数時間、駅に到着して降りれば何も変わっていない風景が視界に広がる。母に迎えられ実家に帰って荷物を置いて一息、世間話を少ししてから散歩がてら外に出る。今日は約束の日だからと向かった先は……)
……あぁ、やっぱり。
(想い出が、所謂タイムカプセルというものが埋まった、嘗て青春を謳歌した高校に植えてあった木の下。開ける年と日にちだけ決めて埋めた、当時口から紡がれることがなかった想いが詰まったもの。約束した相手は居なくて、開けられた形跡も無く、所詮は口約束だから仕方ないかもしれなくても、待とうと思う。思い出に耽りながら、夏の暑い日差しが降り注ぐ中、座り込む。
たくさん笑って、泣いた日を思い出す。躓く度に手を差し伸べて引っ張ってくれた。喜びも悲しみも分かち合った。家が隣だからだったからなのか、何かの縁なのか、いつも常に一緒だった。喧嘩もたくさんした。その度に仲直りもした。その度に惹かれていった初恋だった。結局それを告げる機会は無かった。
ぼーっとしていれば、いつの間にか少し肌寒くなり星が輝き出した夜になっていた。己の待ち人が来ることはないようで、開けようかどうしようか迷って、開けずに帰ることにした)
……忘れちゃったかな。
(頬から一筋の雫が落ちる。仕方ない、仕方ないと言い聞かせながら帰路を辿る。誰だって忘れることはあるんだ、仕方ない。雫が落ちたせいで、外は肌寒いはずなのに、熱かった。
あの日埋めたものはもう、開けられることはないのだろう)
だいすき
(小さく呟いたその言葉は夏の夜に吸い込まれる。長年溜まった想いはもう二度と、相手に届くことはないのだから)
(/お題、スペースお借りしました。とある女性の初恋と約束は叶わぬものとなってしまったのです……。お相手は男性でも女性でもいいなぁ、なんて思いながら。お目汚し失礼致しました!)
〆
131:
波打ち際の嘘吐き [×]
2022-07-02 18:38:06
>87【 嘘吐き 】
>124【 波打ち際 】
( 貴方の好きなように、生きて欲しい。初めて、誰かの為に嘘を吐いた。きっと貴方は、私と一緒に居たら枯れてしまう。だから嘘と一緒に手放した。嘘は、あの人の中に在る違和感を眠らせたまま日常へと馴染み、繋がり一つ残さず消えていった。あれから何年経っただろう。一週間前に知人との何気ない会話で、果たされなかった約束の一つを思い出した。一握りの好意が残っていたのか、何かで目にしたツァイガルニク効果とやらかは判断出来ないけれど、一人電車に揺られて約束の地へと赴いた。「綺麗」かつて焦がれた海は、美しいままだった。波打ち際まで行き、靴を両手で持って足を濡らす。意味なんか無い、ただやってみたかっただけ。それが案外気持ち良いもので、冷たい海水が、不要な熱を持った身体を優しく鎮めてくれる。そのまま少し歩いて、あの人との日々を振り返る。後悔していないと言えば嘘になるけれど、別れこそが私にとってのトゥルーエンドなんだろう。別れた当時は抜け殻みたいな有り様だったのに、大人になったなあと自嘲する。優しく響く波の音は、まるで私を労ってくれるようだ。「ずっと疲れてたもんね」ふと、溢れた言葉に違和感が目を覚ます。疲れてるって、どうして。確かに心に穴が空いたみたいに空虚だったけど、それでもあの人との毎日には満足していた。疲れると思ったことなんて、一度も。そんな言い訳を遮るように波が打ち寄せる。馴染んで真実になったはずの嘘が、波によって洗い流されるような感覚に、頭がくらくらする。心が波立って仕方ない。手の中から靴が落ちて行くのを気にも留めず、ある事実を確認する。あの嘘は、初めてなんかじゃない。何度吐いたかも分からない私の為に吐いた、嘘だ。 )
────枯れてしまいそうだったのは、私の方だったんだ。
( / 相手を慮り嘘を吐いたつもりが、本当に離れたかったのは自分の方だったと気付くお話。素敵なお題とスペースありがとうございました!拙いロルですが、別の視点から繋げて下さる方がいれば嬉しいです。お目汚し失礼いたしました。 )
↓
132:
匿名さん [×]
2022-07-23 00:11:54
お題
・風鈴
・陽炎
・入道雲
・蚊取り線香
・雨のち晴れ
・夏に消える
・あの日の僕/私へ
・太陽に手を伸ばす
・ひまわり畑で捕まえて
133:
秋澄 [×]
2022-08-02 19:41:32
【蚊取り線香】
(好きなものは、貴方の傷の赤と、蚊取り線香の静かな匂い。それだけじゃないけれど、その二つは似ていて面白い。蚊なんてとうに何処かへ飛び去ってしまっただろう、然し未練がましく部屋の隅で焚いている。冷房が効いているのに、私はなぜだか団扇を片手にぼんやりと。無駄なものは、時折小さな愉しさをくれる。
貴方はこの香りが嫌いだろうか、包帯に染みついてしまうかもしれないから。
「何、読んでるんです」
団扇を動かしながら、貴方の肩の後ろから覗き込む。「面白いですか」にこりともしないで尋ねるが貴方だって私に向けて微笑まない。この沈黙も嫌いではない。
私と居るときには何の気兼ねもなく腕を晒すのは、此方からすると傷がよく見えて嬉しいのだが、少し恥ずかしがったり隠す素振りの一つは欲しい。然しそれよりも気になるのはその傷が前見た時より増えていること。心配に眉を下げつつも、その赤は鮮やかでよく映えている。幽かな欲情の念を混じえた視線は直ぐに隠して。
線香が燃え尽きるまで、)
134:
お題提供 [×]
2022-10-28 15:19:24
〈 お菓子にまつわるお題 〉
・未知なるパンプキンパイ
・しあわせのマロングラッセ
・ほほえみの金平糖
・秘密のマカロン
・涙のティラミス
・めぐりあいのマドレーヌ
・うそつきのクッキー
・友情のキャラメル
・慰めのバームクーヘン
135:
匿名さん [×]
2023-02-15 06:57:49
支援させていただきます
136:
匿名さん [×]
2023-02-18 23:37:37
お題提供!
青春
宝物
思い出
おもいにふける
空虚
絆
雪
花言葉
137:
匿名さん [×]
2023-02-24 21:46:18
支援
138:
匿名さん [×]
2023-03-22 21:08:01
支援
139:
匿名さん [×]
2023-03-26 06:51:59
(支援)
140:
匿名さん [×]
2023-03-27 20:53:29
「 思いにふける 」
( 夕陽が小さな運河を染め上げる時間、週末のヴェネツィアは、酔いしれた観光客たちの声に包まれていた。運河沿いのテラス席にひとり座り、柔らかな風を肌に感じながら、彼はすっかり老いてしまった身体を休ませる。口の中に広がるエスプレッソの風味。彼の顔には何処か懐かしそうな表情が浮かんでいた。
ヴェネツィアに来たのは何十年も前だった。あの時は若く未熟で今よりもずっと貧乏だったが、傍らに大切な人がいてくれたおかげでそんな生活も全く苦にならなかった。そんな彼らを迎え入れてくれたのが、この美しい街だった。広場の角で演奏するストリートミュージシャンや、キャラメルのような灯りに囲まれた小さなカフェ、そして美味しい食事の数々。人生で最も幸せな瞬間。あのときは長期間滞在することも贅沢することもできなかったが、その全てが心に深く刻まれている。
あの頃と変わらぬ風景が目の前に広がっている。しかしあの頃とは違い、美しく輝いていた黒髪は白く染まり、頑丈そうだった手は皺だらけになってしまっていた。だが、ここに来ると何かを取り戻すような気がする。あの頃の自分と愛しい人の姿。時の流れで失われたもの。
彼の傍らを、若い恋人たちが乗ったゴンドラが通り過ぎていく。運河に彼らの歓声が響き渡る。ゴンドラの姿が水路の先に消えていくまで、彼は揺れる水面を静かに見つめていた。あの人と過ごした日々とともに )
141:
常連さん [×]
2023-05-14 10:16:51
(支援)
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