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□ 160万℃のレチタティーヴォ / 〆/4379


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自分のトピックを作る
81: 宝飾 周 [×]
2019-12-17 23:49:05






これは、……凄いね。
(傑作同士の間に結ばれる超常的な引力か、はたまた皇神が気に入りの者に寄越した天啓か。あちらこちらから無尽に飛び込むあめ色の情報をあてもなく選別する己とは対象に透明な一本道を辿った彼は迷宮のゴールをいとも容易く発見してしまったらしく、声のした方へ向かうと妙々たるランタンの群に黒い蝶がとまっていた。『鼻の利く狩猟犬のようだ』なんて、口許を緩ます顔を見ながらひっそりと失礼な事を考える。褪せたブリキが古代文字を象った精密な模様を描く横で、雪の陶器が槍の如き鋭さを纏う城を成す。匠の息吹が込められた逸品達は" 明かりを灯す "という一点を共有する他は全てにおいて異なる顔を持っていた。全体をざっと眺め、絞り出すように上記。その顔を正面から観察していれば、柔い瞳に子どもの星が瞬く瞬間を観測できたかもしれない。ありがとう、と穴場へ誘導してくれた事に対する感謝もそこそこに、ひとつひとつの重宝へ瞳の熱を注ぎ始め。__黙々と品定めをしている最中。握り拳二つ分の小さなランタンを壁に掛け、さて次はと頭を揺らしたその先、不意に見つけたのは柱の陰にぴったりと寄り添う二つの輝きで。純度の高い真紅と琥珀の硝子。上部に絡む蔦の装飾や滑らかで上品な曲線など他の全てが完璧なシンメトリーを奏でる中、赤の側に刻まれた太陽と黄の側に刻まれた月だけが両者に別の顔を持たせていた。…正直に言ってしまえば、もっと精巧な作品だって、機能的な作品だって山程ある。それでもこれほどまでに心を揺さぶられるものは今の今まで何処にも存在しなかった。所謂運命の出逢いというやつだろうか、などとらしくもなく考え事。真っ当な理由もなしに候補に入れてしまうのもと迷うこと数秒、まあいいかと適当な裁判官がガベルを投げて。随分と自分に甘くなった気がするのは、誰かさんのお陰と言うべきか。)
__ねえ、これ、珍しい硝子が使われてる。太陽の色と月の色かな。よく似てる…というか硝子の色とここのデザイン以外はそっくり同じだし、対になるように作られたんだろうね。こっちとか、君によく似合いそうだよ。
(赤を手に取り背を見れば、観察しやすいよう高い位置に掲げつつ。指先を指し棒のように動かしながら観察報告をゆったりと、されどほんの少し漏れ出した楽しさを込めて。言葉の終わりに右手を目の前の顔と並べれば__やはり完璧だ。ルビーを彷彿とさせる猛烈な煌めきは、彼という美によく映える。瞳の光を細めてはうんうんと満足気に。)



(/年末!!!!(怒りの絵文字)折角回復の兆しが見えた所、出鼻を挫くような報告となりますことをお許しください……最近のレスペース的に何となくお察しかもしれませんが、年末に向け少々多忙となりますので暫くの間お返事にムラが生まれてしまうことかと思います。なんかいつも似たような報告してる気がしますね?!?!申し訳ございません。主様からの共感と尊みに満ちたお言葉を糧にバリバリ頑張りますのでどうかご把握の程よろしくお願い致します…!タイミングが合えば即レスも大いに有り得るので…!
どっちも迎えに来てるの大共感で私はどうしたら…追い付こうとするせいで追い付けないのしんどすぎて泣きました(事後報告)テレパシーウレシ~~やっぱそうですよね?!御本人の同意を得たので堂々と妄想できるの勝ち組でしかない…。
えっえっエモーーーーー?!?!なんですかその私達の為の風習は…採用といいますかもう初めからつまりそういうことですよね(?)たった一人のための存在は尊すぎて軽率に召されました。この二人、現実の家族構成も兄と弟なのでどちらの振る舞いも案外しっくりきそうでそこはかとない相性の良さを感じてしまいますね……。大切な片割れの名前を赤の他人に聴かせるのが嫌でいつもは呼び名の使用を徹底している癖に、いざ二人きりになると呼べなかった時間を埋めるように何度も何度も真名を呼び合う彼等は絶対に居ると思いますというか居てほしいです居てくれ…(懇願))






82: 漆戸 アゲハ [×]
2019-12-24 02:47:28




(何よりも価値のある輝きをしていた。歌声も歓声もない中ながらにあの日と同じ、生きた宝石の目をしていた。静けさに支配された空間だからこそ、かえってその熱が引き立ってみえた。彼の心臓の拍動すら聞こえてきそうに思えた。誰だって、何かに夢中になった顔がきっと一番魅力的なのだ。他でもない彼からこれだけの表情を引き出すのだから、時間と人間の欲とドラマの狭間にあるこの界隈にも聞きかじる以上の価値があるのだろう。それに何より、相手の好きを理解してみたかった。今度機会があれば話を振ってみよう、嗚呼また話したいことが増えてしまった。全く悪い気はしない悩みの種に苛まれながら、あくまで体は真面目にそれらの吟味をしているように。視界を遮らぬようさり気なく半歩引き、近いような遠いようなそんな距離で個々ではなく飾られたスペース全体を眺め、時折授業中に教師の目を盗んでするように、ちらりと星の宿る綺麗な横顔を窺って。そんな調子であったから、長かったような短かったような無言に終止符を打った呼び声に、あたかも今初めて彼が此方へ意識を向けたのに気が付いた風に見せることはできても、その手の内の二つにはクエスチョンマークを飛ばすことになるのであった)
ふうん……? きみが気に入ったのなら特に異論はないけれど……、__嗚呼、何か引っ掛かると思ったら、俺たちと逆になってるのか。いや、一般的には赤い太陽に黄色い月がしっくりくる組み合わせだものね。
(見たところ最も何かに秀でた作品ではないようだった。意匠は細かく美しいが、もっと人受けしそうなものが他にあったことを確認しているし、機能性に関しては寧ろ悪い部類に入るだろう。古い時代のものなのだろうか、硝子の中の光源を入れ替える必要のあるクラシカルなそれに、上蓋の装飾の、内容物には触れさせまいという意志すら垣間見える蔦や葉は普段使いには不便極まりない。論理的思考による判断の末の結論でないのは明らかだった。つまり彼が単に気に入ったというだけ__否、否。その実、惹かれる理由が分からないでもないのだ。ただそれを言語化するのは非常に困難で、たとえ万一それが可能だったとて、目の前で片方を掲げて満足そうに頷く例外を除いて他に、誰一人として理解してくれる人はいないだろうけれど。兎に角そういう運命とでも言えばいいのか、非科学的な強制力というか、魔力じみた何かをこの作品が持っていることには確かに気がついていて、それでも何か今一つ肯けない感覚に考え込むように上記前半。じいっともう片方、黄色と言うよりは金に近い方を観察して数秒、閃きのように理解を得て。)
うん、良いね、これにしよう。但し俺は此方を貰うから……その赤で俺を飾る権利をきみにあげる。
(太陽でも月でも、他の何にでもなろう、ああなれるとも。ただ、後にも先にも一人きりだろう、唯一並び立つことを許した男と舞台を同じくするなら、照らされるのは自分でなくてはならない。彼の光を最も美しく証明するから、だから__左側に視線を遣ると、硝子に薄らと刻まれた模様の上に、店内のぼんやりした明かりを反射した自分の顔があかく写っている。血、紅葉、夕焼け、林檎、口紅、炎、それが似合うというのなら。此方、と手にした黄金をぷらりと揺らしては、目尻を細めて優しくて甘い挑発をひとつ)



(/メリークリスマス!!!(若干フライング)遅くなってすみませんというかいやもうほんとそれなすぎる年末貴様~~~~!!!(半ギレ)いえいえこの時期忙しいの分かりみしかないのでお気になさらずといいますか寧ろこちらこそ申し訳ないです!!ただどうか体調だけはお気を付けくださいね……!うっ勿体ないお言葉です私も頑張ります……、うえーんでも許されるなら周くんと背後様と一日喋るだけの日が欲しいです~~~(駄々っ子)(やめて)
そうなんですよね兄と弟のこの嵌ってる感……もう運命なんだなって(?)ってウワーーーーー(爆発)なっなんですかその二人控えめに言って無理ですし絶対居る……なんか人間の二人よりも精神的に未熟で必死な感じないですか?相手がいなくなるのが不安で仕方なさそう……軽率に片方に大怪我させてもう片方にボロッボロに泣かせがら名前連呼させたくなる……(闇)
さてクリスマスということでプレゼントを!と少し前から考えていたのですが、当方の時間管理がガバガバだったのとスランプ被ったのとで全く間に合わず形にできなかったので、ネタという名の妄想のお裾分けだけ失礼します、といっても全然大したことないんですけど……!今巷で流行りまくってる鬼滅の刃の世界に二人がいたらどんな感じかなって考えるのがちょっとあまりにも楽しいと当方の中で話題になっておりまして……中々噛み合っているというか、設定の相性が良くて本当に沢山ニヤついたので()、もしご存知でしたらちょっと休憩したいときにでも考えてみてくださいお勧めです!!)




83: 宝飾 周 [×]
2019-12-30 03:23:45




(赤い太陽に黄色い月。彼の言うとおり、一般の常識に当てはめるのであれば妥当な配色である。現にこれらの生み親のでさえ巨大な炎を朱の塊と、満ちる衛生を黄金とその瞳で捉えたままに"そう"解釈しているのだから。然し、光球の如く輝き、遍く迷い子に道を示す目前の彼が太陽かと問われればその答えはNOと即答できる。暗闇を溶かした漆黒と鮮血の混じる真紅は、生命を息吹かせる日の光とするにはあまりにも尖すぎるのだ。活路を開く圧倒的な力の波は、その主がほんの少しその気になるだけで心の臓を紙切れか何かのようにビリビリに引き裂いてしまう。だからこそ、彼は完璧に調律された不協和音を奏でるのだろう。大衆になり得ない者が人波に紛れ込む為に。得体の知れない超越者から、導き寄り添う隣人となるために。__なんて、所詮は凡人の妄想か、そうでなければ立場は違えど自分と同じ存在であってほしいという願望に過ぎないのだが。手から手へ渡ることが許されなかった片割れを持ち、上気していた胸の内を示すよう何時もより気持ち大きく開けられた目蓋をぱっちりと上下する。燦々と心地良さげな錆色の太陽が視界の隅に映っては、幾万の星が瞬く夏の夜、とびきりの熱と共に"お日様"の称を受け取ったことを思い出し。あの時の自分はその言葉を否定したけれど、今となっては受け入れることの方が容易くて、自然な行為であるように思えたのだった。)
…わかった、お望み通りに。まあ、俺の子どもみたいなものだし、君なら上手く扱えるんだろうけど__光に関してはこっちの専門だ。君しか見えないなんてことにならないよう、そいつの素質も確り引き出してやってね。
(色の薄い頬に明るさを分ける金のそれに他でもない己の影を重ねては、訳も無く安堵を覚えた。帰る場所は彼の隣だと何時の間にやらすっかりと刷り込まれていたようで、本能が告げる認めざるを得ない事実に数ミリだけ眉を寄せる。一歩踏み出し空間を詰めれば彼が揺らすそれを愛おしげに見つめたのち幼子にするようそっとひと撫で、直後その双眸を上げた所でにこやかに仕返しを。朝のふりをした夜の色は、主人と同じくどんな灯火よりも華麗に輝くことだろう__これは予感ではなく確信だ。単純に人目を惹くビジュアルであるのはもちろん、彼の照らし方を世界で一番よく知る己がその主となるのだから。対してあちらは何にでも溶け込む月光に似た陽の光。そのままでは弱いそいつは彼の下で魔法にかけられる必要がある。頑張れよ、と自分と似た硝子へ無言のメッセージを飛ばし、機嫌良さげに店番の居る方角へと足を向け)



(/メリークリスマス!!!!(大遅刻)ああ゛~~~毎度毎度ぽかぽかあたたかいお言葉に甘えてしまい罪悪感が半端ないんですが好きです…(n回目)本当にそうなんですなんでサンタさんはクリスマスに世間の時を止めてくれなかったんでしょう???チャット形式でぽんぽん話すの楽しすぎるんで是非是非是非やりたいです(マジの目)
めちゃくちゃわかりますまだ子どもなんです…人間の二人よりも感情表現豊かだし顔に出やすいしで絶対的に可愛い…どちらかが駄目になったらもう片方も駄目になっちゃうの最高に脆くて不器用で幸せになってほしいけど不幸せになってほしいですよね(?)
危うく妄想の世界から帰って来れなくなるところだったんですがどうしてくれるんですか?!責任取って語ってください!!!!()もともと気になっていたジャンルなんですけれども、設定だけでもと検索したのが運の尽きでした。もうだめ……主人公と同じく妹に鬼の血が混じってしまった(ラブリー美少女セセリちゃんを鬼にしないでください)ことが原因で、柱と同じかそれ以上の実力があるのに鬼殺隊に属さず巧妙に世間から隠れている蝶の呼吸の使い手アゲハくんとか、柱の兄にコンプレックスを抱き修得不可能な日の呼吸の実現を追い求める提供とか……どちらかが鬼になってしまっているのも美味しいですよね、強い心で理性を保っているのにふとした瞬間相手の事を食べたいと思ってしまったり……重傷を負って他の鬼に食べられるくらいなら、と体を差し出そうとする相手に馬鹿言うなって怒りながらも本能が暴れて止まなかったり……ごめんなさいこんなに語るつもりはありませんでした鬼滅恐ろしや、続きは本誌で!(どこ?)
大変楽しませていただいたというか現在進行系で楽しませていただいているので当方からもお裾分けを!流行り繋がりで二人がポケモンの世界にいたら…というのを考えていたのですが、この妄想が本当に時間泥棒で…!手持ちにはどんな子がいるかだとか、ジムリーダーだとしたら専門のタイプやジムバッジの形はどんなだろうとか、今作の要素でいえばお気に入りのカレー()だとか、とにかく考えても考えてもネタが尽きないのでおすすめです…お時間のある時にでもぜひぜひ…!)





84: 漆戸 アゲハ [×]
2020-01-01 20:42:08



(/あけましておめでとうございます!!!背後からのみの投稿失礼します、この度中々時間が作れず、三賀日中にお返事を差し上げることが難しい旨ご連絡させていただきたく……いやホントなんで祝日のはずなのにお相手様とお話できないんだ……??ちょうどリアタイ式のお話が出ていただけに悲しさと虚しさで死んでしまいそうなんですがそれ以上にお待たせしてしまうのが心苦しいです……、新年早々ではありますが謝罪させてください。恐らく5日か6日頃にはお返しできると思いますので、把握の程よろしくお願いします……!最後になりましたが、今年も提供共々よろしくお願いします!!!)




85: 宝飾 周 [×]
2020-01-02 00:23:25




(/あけましておめでとうございます!!いやむしろお目出度いムードと裏腹に予定が山のように重なるこの時期にこうしてご挨拶をいただくことができとっても嬉しいです…!散々お世話になった主様に(この先もお世話になる気満々ですが!!!!)何かひとこと申し上げたいとうずうずしておりましたので、本当にありがたく思います。いつか気分転換に会話だけでぽんぽんと短いお話を回してみるのもいいかもしれませんね…?!?!
昨年の梅雨頃に主様の募集文に一目惚れし、アゲハくんという最高の相棒に出会わせていただき、そうして今に至るまで。やり取りを重ねるごとにキラキラと輝きの増す物語を眺めるのが楽しくて楽しくて、あっという間に時間が過ぎていきました。今では隙あらば二人の妄想に精を出す立派なインフォレクラスタです。毎日大いに楽しませていただいております…可能性の塊すぎる…。
大好きな貴方様へ"今年もよろしくお願いします"と言えることに幸せを噛み締めております。新しい年も、まだ見ぬ彼らのストーリーをともに紡いでいけますと幸いです。改めまして、どうぞよろしくお願い致します…!クールに短くまとめるつもりが安定的に長くなってしまったのでこちらは蹴っていただいて大丈夫です!!!ご無理だけはなさいませぬようお願い申し上げます!!!命は一つ!!!以上です!!!)





86: 漆戸 アゲハ [×]
2020-01-09 04:07:09




(僅かに目を見張って、それから破顔。)
はは、言われなくとも! きみの相方は熱烈なきみのファンでもあるから、魅力の抽斗に事欠かないし。これがアマネの面影を持つっていうなら、たとえ専門家にだって引けを取るつもりはないさ。
(採光用の小さな窓から変わらず陽が射している。空気中の小さな浮遊物を反射して柔らかな波を描いていた。その中に、己と彼と店主と、経歴も年齢も全く異なる、ただ一つ今この瞬間にこの場に集められているという一点だけが共通するこの店の全てが平等に揺蕩っているのだ。救いに似ていると思う。犯罪者も穀潰しも化け物も、愛と希望に満ちた少年少女と同じように陽光を享受することを許されている。明けない夜はないと万人が謳える。淡白で、当たり前で、けれど誰もが見上げずにいられない。絶対性のカリスマで直視などさせずとも、無意識下に、されど確実に、あまねくひとの心が依拠するもの。月光と呼ぶにはあまりに柔らかで暖かで、そして身近なそれはきっと、実のところ人間などが御しきれる代物でないのだろう。ただ使うだけなら簡単、自分に向けていれば良い、彼が血反吐と引き換えに得たよくできた鏡のような力はあたかも万能になったかのような酩酊に酔える。しかし、今しがた自称と同じ照明器具に祈りか祝福かを分け与えた彼の真価は、決してそんなものではないのだ。そのことを誰よりも、彼自身なんかよりも余程知っている自信のある己は生憎と自他共に認める怪物であるから、自然の理を意のままに操る狂気の沙汰すら、涼しい顔で熟してみせようと思うのだ。)
__これ、お願いします。
(会計用の机に置いた音に、見上げるように彼は視線を上げた。気難しそうな縦皺を作りながら無遠慮に己と隣を観察する様は睨め付けるよう。何度か自分達の間を行き来し、最後にチラと机上を一瞥しては端に置かれた電卓に入力を始め半ば放るように此方へ滑らせてきた。二人で覗き込んでは絶句してしまう、自分ですらそれが適正でないことが分かる値だった。どういうことだとゆるゆると顔を上げても一向に此方を見ようとせずにふんと鼻を鳴らすばかり。__恐らくは照れか。どのような基準かは知らないがお眼鏡に叶ったようだ。ただ此方には価値の分かる人間がいる。良いものにはそれなりの対価を払うべきという考えを利用して食べている身であるから、さて。)



(『困ったときはランタンを持った係員にお気軽にお声掛けください☆』__迷子案内以外の面倒事も押し付けられるような気がしてならない文言に溜息を吐きたい気持ちになりながら、既にちらほらと入場し始めている一般人の手前と努めて機械人形チックな無機質を装う。というのも、パンフレットの一角、物語のあらすじのような語り口で添えられた設定によると、自分達は学院を守護するオートマタであるらしいのだ。しかし格好は中世ヨーロッパの貴族の子息といった方が適切で、それらしさといえば顔に施した特殊メイクくらいのもの。背中にゼンマイでもあればまた違ったろうけれど所詮は過ぎたこと、こうして所作や表情を意識することで対処する形をとったのであった。勿論応対の際はお客様に安心していただけるよう笑顔であたるけれど、遠巻きに見られる分には無表情も存外評判なようだ。規則的に動かしていた足をピタリと止め。この場所で一度集合する手筈になっている。少しだけ引っ掛かりをつけた動きで辺りを見回しては己とよく似た格好をしているはずの彼を探して)




(/自分で提示した期限を踏み倒し3日もお待たせした無能プロデューサーは私です!!!!!不安にさせてしまって本当にごめんなさい、サンドバッグになりたい……!!
うえええん泣いてしまう好き……大好き……(情緒不安定)(定期)今になって考えてみても、あんな取り繕うことの一切を諦めた募集文にお声掛けくださる方がいただけでも万々歳だったのに、こんなに素敵な物語を今もなお一緒に紡ぎ続けていられるのは本当に恵まれたことだと改めて感じます。背後様のお人柄もお話の繋げ方も繊細な表現も、周くんも、何もかもが大好きで、こんなに幸せでいいのかと戸惑ってしまうくらいです。どうかこの先も、私達二人だけのアイドルを、できるだけ長く貴方様と慈しみ、行く末を見届けていけたなら、それ以上のことはございません。こちらこそまだまだお世話になります、今年もよろしくお願い致します……!!(2回目)
そして勘違い失礼しました、会話形式いいですね……!じっくり回すのも楽しいんですが如何せん行き来が少ないというか、ちょっと寂しさがあるというか……。お察しの通り最近バタバタしていて正直今すぐでもやりたい程なんですがしかし久方ぶり過ぎて勝手が分からない可能性が……!自分で解釈違い起こして第n次当方内インフォレ戦争起こりそう(?)迷走しててもどうか生暖かい目でスルーして頂ければ幸いです(いつものこと)
あのえっとすみません店員さん背後様の想像詰め合わせ福袋って一体おいくら万円ですかね?あっ非売品?プライスレス?なるほど~~!!(訳.語ってくださいお願いします)鬼滅もポケも素晴らしく解釈一致しすぎてて背後様の頭の中冗談抜きで覗きたいレベルです……。鬼滅の方は鬼の提供と鬼殺隊の周くんで妄想してました。幼少期に夜外を出歩いてゾッとするような赤い目の男に出会うも無事に家の近くまで送り届けられ、紆余曲折の後鬼殺隊入りしては滅するべき敵として再会とか、お兄さんにあった強力な呼吸の才能が周くんにはなくて、単純な武力行使ができれば戦える岩の呼吸をひたすらに努力だけで磨いて、再会後に提供の討伐に赴く度に提供に気紛れに施される指南も相俟って新しく玉(ぎょく)の呼吸とか生み出すとか、ぼろぼろの周くんを守りながら朝まで戦い、最後に多くの鬼を道ずれにして笑いながら日光自殺するとか……。(ここまで一息)
ポケモンは昔やったきりだったので改めて調べてみたんですが、某百科事典の記事読んだだけで既にひんしです、えっ『むしタイプの攻撃は「心を乱す」要素が少なからず含まれているものと考えられる。』……??(こんらん)周くん宝石繋がりでいわとか、お日様からほのおとか色々考えたんですけど結局、それはそれとしてミミッキュとかミロカロスを持っていてほしい私が全てを水泡に帰していきました。二人ともジムリーダーとか四天王系に君臨しててほしいけど一緒に冒険もしててほしい……背中合わせでマルチバトルしかけてきてお願い……。ただかっこいい二人を想像したいのに気付いたら小さなポケたちと戯れさせてしまうのどうしたらいいですかね、いやでも絶対可愛い周くんがポケモンキャンプしてるの一生眺めてられる気がする……(変態) )




87: 宝飾 周 [×]
2020-01-17 16:38:21





(桁が幾らか足りていない。電池切れが間近であることを知らせる暗い画面には、学生がイベント用の小道具を購入する、というのに適切な値が踊っていた。話だけ聞けば正しい状況であるのだが、如何せん対象が対象である。それに学内といえど自分達はこれを仕事に用いるわけだ。利益を生み出す宝なら、正当な手筈をもって入手しなければならない。納得いかない、と顔を上げては同じく疑問符を浮かべた隣と双子の如くシンクロした。妙な沈黙が雲のように広がっていく。視線の合わない店主と透明な圧を押し続け、そして__押し負けた。活動資金を保管する財布を広げては、簡素なブロンズのトレイに金子を乗せる。提示された値に何食わぬ顔で二枚の札を加えては、舌打ちと共に弾かれた最上層の一枚のみを受け取って。完全なる自己満足の応酬ではあるが、これでいい。厚意の大部分を甘んじて受け入れている訳だから、可愛げのない生意気も許してもらおう。並んだ赤と黄が丁寧に、丁寧に梱包される様子を傍観する最中、ふと、なんの気無しにツバの下を盗み見る。商品の一つだと言われても納得してしまいそうな横顔。宝箱に住まう店主の気持ちが、なんとなく分かるような気がした。)


(同時刻。姿を見せない己はと言えば、ばったりと出逢った訪客にチョコレートの包みを渡されていた。講堂への案内を、という声掛けにそれならばと立ち止まった訳だが、甘味で縛られた暗黙のルールが加えられれば話は別である。道を示すのは慣れたものだが、こちらはそれ程簡単にはいかない__悪く言えば時間がかかる。だがしかし。ファンなんです、と声を震わせる彼女が持つユニット衣装と同色の鞄と二つ並んだAのイニシャルチャームを見てしまえば、その想いを無下にするわけにもいかなかった。事前に告知は済ませたはずだから、ライブへの不参加を承知の上でやって来てくれたのだろう。愛されるのは、心地良い。熱心なファンの存在はユニットの存続に繋がるから、なんて捻くれた答えを出さずとも、人として当たり前に得られる単純な感情が何よりの原動力となる。その事を教えてくれた彼の姿が脳裏によぎるも、今だけは見ないふりと目を瞑り。無を貫いていた表情を、ギギ、と軋むようなイメージで緩ませて。そうと片手を取っては眼前の喫驚へ優しく蓋をするように。)
ありがとう。でも、こいつを渡されたんじゃ道案内はできないな。……君が迷子でいるうちは、俺の灯りだけを頼ってくれるでしょ?
(誘う赤色は術師が揺らす振り子の如く。重ねた右手にほんの少しだけ力を込めれば、"王子様のような"と称される微笑に魔物の影を忍ばせて。ね、と念を押すように双眸を細めては、遅効性の毒が漸く巡ってきたのだろう、固まっていた彼女の頬に大輪の薔薇が咲き乱れ。期待通りの反応に内心で笑みが深まった。どのような形であれど、喜に由来する感情は己等偶像にとって最高の馳走である。衣嚢を膨らます菓子よりも甘美なそれにありつけている辺り、昨晩から練っていた対応は評価に値するものへと仕上がっているのだろう。割に得意分野ではあるものの、生身のリアクションは100回のシュミレーションを凌駕する。「なんて。ちゃんと仕事しないとアンに怒られるからね、ついておいで。」とはいえ、本来の役目を放棄するわけにもいかない。客人を飲み込むような恐ろしい森には誰も寄り付かなくなってしまう。離れた肌を目覚めの合図とし、擽るような声色で上記を送っては講堂までの最短ルートを辿り出して。__耳元に朱を残した彼女の姿が見えなくなるまで手を振れば、一瞬のうちに顔を切り替えくるりと方向転換を。たとえお客様のご案内という理由でも、待ち合わせに遅れているという事実は覆らない。落ち合う理由が急を要するものでないというのが唯一の救いだろうか。至って機械チックに、それでいて速度を早めながら人通りの少ない道を選択し彼の元へ。)



(/ほんとのほんとに人の事言えないんですサンドバッグは譲りませんからね!!!(?)それでもきちんとお返事を待っていられるのはどれだけ期間が空いても物語の続きが見られるという確信があるからです。プレッシャーになってしまったら申し訳ないですし正直に言えば自分への免罪符も多分に含まれているんですが、貴方様なら大丈夫だろうとのんびり構えておりますのでやり取りのペースについてはどうかお気になさいませぬよう…!ア゛~~勘違いじゃないですリアタイ式なら会話のみの方が気軽かなと…!いやもうほんとにそうなんです発言って実はとっても難しくて…実現の暁には二人で森の中迷走しましょうね、スルースキルのみが着実に磨かれていきそうでわくわくします(爆爆では?)
日光自殺で当方の脳が焼き切れましたが???(知らんがな)お日様の光で消えちゃうアゲハくん正に夜の化身って感じで美しさが言語化できない…あと敵対して闘いながら高め合うシチュエーション大好きなんですなんで分かったんですか…?(?)
めちゃくちゃにそれなですタイプ関係なしに欲望詰め込みパーティー作りたい!!!!マルチ仕掛ける時はエーフィとブラッキー繰り出してほしいです…たいようとげっこう…額の赤い玉…真っ赤なおめめと黒い体…等々と悶えている間に瞬殺されたさがあります()あとアゲハ君にはどうしても伝説や幻系と絡んでほしくて…!大きなドラゴン系と並んでる所も見たいんですが、個人的にはカプ・テテフとかぴったりだと思うんです…図鑑説明でだめでした…(とは)二人でカレー作ってるインフォレ平和の象徴ですね料理させなきゃ?!?!ルーとチョコレート似てますしいつかバレンタインする時はチョコ作りさせたいです!!!!何卒!!!!(狂) )






88: 漆戸 アゲハ [×]
2020-01-28 00:01:24




__アマネ、
(階下の窓にその姿を認めた途端、口から滑り落ちたその三文字。耳から空気の振動としてその情報を受け取った瞬間にはっと我に返った。恐ろしい心地がした。無意識に対して初めて恐怖を覚えた。機械兵たる今決して挙がることのないその名前を、意図せず口走ったその事実がとても信じられなかった。カメラの有無も求められるクオリティも関係ない、骨の髄まで演じることを刻み込まれたはずの己の性質の変化が問題なのだ。舞台に組み込まれた歯車のように、人を悦ばせるためだけに生きているのに。台本に通りに動く機構を失った漆戸アゲハに価値などない。一体いつから自分は欠陥品になってしまっていた? 微細な呼吸の乱れ、瞳孔の散大、首元の大動脈が嫌に唸って気道が狭い。アイデンティティとレゾンデートルの喪失に脅えるこどもの俄に、泡沫のように、けれど確かに震える指先、ランタンの少しだけ暖かそうな燈が薄暗い廊下のリノリウムと窓ガラスに反射し不安げに揺らめいて、やがて__いけない。見られている、見られている、見られている。その自覚を失うな。……たとえ実際にはライブの開始時間が迫ったためにこの場に人っ子一人見えなかったとしても。平静さを欠くアイデアはいらない、何も、全部に蓋をして、今持つのは人類と弟への規定された慈愛だけでいい。都合のいい取捨選択をしよう。動揺を自覚しながら見ないふりを、痛みも理由の解明も在り方の破綻も全部。きっと自分が元々ひとりだったことを、忘れ過ぎていただけだから。大丈夫、直ぐに元に戻る。回り道をする暇はない。思考の時間すら惜しい。だって、人間なんかじゃ、ないのだ。__やがてゆっくりと歩み出す。追い掛けることはしない、出来の良いヒューマノイドは行先を簡単に予測して最短距離を弾き出す。彼が案内を終えて此方に来るまでの時間を無為に空費しないという、ただそれだけのこと。ちゃんと理にかなっているはずだ。)
……ドゥ、お兄ちゃんはこっちだよ。
(生命に必要な何かが足りない目。薄くて形の良い唇が弧を描いている。踵を返したその背後から声をかけた、裾も首根っこも掴めないまま。「偉いね。お務め、立派に果たしてた」丁寧に、丁寧に、剥がれてしまわぬよう撫で付けるように。塞いでしまった内面は自分でも見えないけれど、ただ快いものでないことだけは確かで、乖離して内向きに渦巻いていることだけは分かって、吐き気がするようだった。褒めるのならば頭の一つでも撫でなければいけないのに、平常なふりを保てなくなりそうで、これ以上近づくことを躊躇してしまう。痂に壁に蓋に化けの皮にと、これだけ上塗りしているのだから、早く自我など潰されてしまえばいいのに。「……でも、連絡くらいは欲しかったかな。心配するでしょう」困ったように笑って、こつこつ、自身のポケットの上から薄い立方体を叩く。言葉はそれらしくても詭弁だ。そこまでの時間は経っていないのだから、幾ら過保護といえども筋を通せない。嗚呼やはり今の自分は壊れている、どうしたってこれは演技とは呼べない! 密かに縋る先、その取っ手が確りとした金属製だったのは本当に幸運という他なかった。)



(/また一週間以上空けてしまって申し訳ないです、毎度お待ちいただいてありがとうございます……!!ええっそんな!!いやでもこの前お互いに殴りあってたし実は二人ともサンドバッグだったのでは?(??)う~~~背後様のお気持ちとても嬉しいです……!プレッシャーには全然ならないんですけど何だか少しむず痒く……、しかし優しさに甘えてお待たせしてしまう状態を当然のものとして扱うのは違うかな、とも思ってしまって。だから少々鬱陶しいとは承知で、それでも何度でもお礼と謝罪を言ってしまうと思います。なのであ~またか、くらいで軽く流して頂いて結構ですので……!はい一緒に迷いながら細かいこと気にせず爆走しましょう~!!またやりたいことが増えてしまいましたね、どれから手をつけていいやらはーやれやれだぜ(楽しい)
ブイズしんどすぎていいね通り越してそれなボタン100億万回連打したいです……そんなの繰り出される前から死んでるやつじゃないですか(?)カプ・テテフさん見てきました、えっピッタリ過ぎてびっくりどころの騒ぎじゃないんですけど???なんだか提供って某Nさんみたいにいきなりポケモンと話しはじめてもあんまり違和感ないですよね……伝説や幻のポケモンから話を聞いて歴史を紐解いたり天変地異の前触れを皆に伝えたりするために全国を旅しつつ人間とポケモン間の齟齬を解消するポケモン通訳者アゲハと護衛か何かの理由でその旅に同行して時折宿やテントで手持ちに話し掛けてみては「……やっぱり分からないや」って困り顔で笑うアマネくんどっかに落ちてないかな……。チョコレート絶対絶対作らせましょうね……!
こういう妄想するときふと思うんですが、原作の皆との関係が実は前から気になってて……!!クラスとか部活とか自分で考えているだけでもハチャメチャに楽しいんですけど、公式(公式?)からの供給が欲しくなるのも事実で……というか兄と弟なのもそうですけどクラス分けも神がかり的にハマりきってませんか??無理すぎてpfを拝むことしかできない……(??) )




89: 宝飾 周 [×]
2020-02-07 21:04:59





アン、……ああ、うん。ごめんね、可愛い羊の相手をしていたら、つい。
("眼球の奥が相手の視界と繋がっている"などという設定があっただろうか。奇跡的なタイミングでその名を宙に放られては、紛い物の胸にだって生身の愕が浮かぶ。滑らかにならないよう慎重に、歪みを持ってその身を反転させてみれば、血温を知らない夜闇が笑んでいた。__改めて、異形の面がよく似合っていると思う。性別の垣根を越えた美を惜しげもなく散りばめた尊顔に、長年の役者経験が生む圧縮された黒の雰囲気。重力を感じさせない細身の体躯は作り物を演じるのに丁度いい。…なんて、つまらない賛辞なら誰にだって生み出せる。他人の称など当の昔に紛失した己は、完璧が放つオーラに欠片にも満たない違和感を覚えた。並べた言葉がどこかたどたどしくなったのはそのせいだ、魔法を解いてはいけないとあれ程言い聞かせていた筈なのに。悪戯な顔で謝罪を述べては思考の対象を次のアクションに切り替えて。否、思い違いだと割り切って、やるべき事をやるのが正解なのだ。態々考えるまでもないし、無駄を嫌う賢者であれば迷い無く行動している場面である。__それでも己は、己だけは、完璧な彼の世界に紛れ込む不純物でありたい。そう願う事さえ仕組まれていたのだとしたら、何者でもない己は本物の人形に成り果ててしまうのだけれど。新しい空気を短く捉えて、舌上の言葉に練り込ませ。「それより!人間達を見習って俺達もそろそろ休憩しよう。丁度肩の軋みが気になっていたんだ、あっちでオイルを差してくれよ、ね。」そちらが来ないのならこちらから。予告もしないまま無遠慮に距離を詰めては、空いた掌を己のそれで絡め取る。逮捕劇の終焉に似た乱雑な力加減。無論彼が本気を見せれば脆い手錠など忽ち千切られてしまうのだろうが、そうはならないと無責任にもゴーサインを出す己がいた。瞳で念押しをしておきたい所だが、このような役回りは専門外であるためいまいち勝手が分からない。眼窩の貴石に幾度となく惑わされた事を考えると、やはり割愛しておいた方がいいだろうか。頬桁の角度までプログラミングされた笑みは眉間の空白へ。僅かに鳴いた角灯に促され前を向けば、その色を宿す片割れと規則正しい足音を響かせよう。愚行を嘲る毒を抜かれた魑魅魍魎のオーナメントに別れを告げ、狙う先は薄暗い倉庫と化したレッスンルーム。彼が引き連れ己が従う。固定化したポジションが反転した世界に、得体のしれない風が吹いた。)


(随分と小狭く変貌したその場所へ辿り着けば、周囲に人の、化け物の気配がない事を確認し静かに閉扉する。世辞にも広いとは言えない限られた空間。スイッチを押すまでもないと判断すれば、灯の役目を所在無さげな自然光に一任して。__さて、と。倹約家の時間を食い潰した事に罪悪感を抱かないほど鈍ってはいない。しかし、押し潰された歪みをどうしても見殺しにできなかった。そうしてはいけないとさえ感じた。確信の割に理由を語れないのでは子どもの言い訳にすら及ばないとは重々承知しているけども。自然のままに解けていた片手を伸ばしかけ、引き戻す。目撃者を排除した密室に人ならざるものは存在しない。動くも動かないも彼の勝手だ、幸いにも待てをするのは慣れている。数時間で身体の一部と化していたルビーを近くの教壇に飾っては、いつも通り緩慢に、人間らしく。)
君がヘマをするとは思えないけど…どうしたの?見た目通りの病弱じゃああるまいに、自慢の翅が萎れてるよ。
(いらぬ憶測をした所で瞬きのうちに流されて、子どもの如く窘められるのが常であった。けれども聞き分けのいい青虫を演じるには今ひとつ歪んでいて、柔軟さが売りであった心はどこまでも真っ直ぐで。頼むから、愚問だなんて言わないでくれ。平熱を取り戻した声色に反し、両の金眼は隠蔽された真実を解き明かさんと鈍い光を揺らしていて。)



(/うっうまれた~…!できたてほやほやのロルです冷めないうちに…(嫌)主様のお考えに有り難やと滝涙しつつこちらも張り合うかのように遅れてしまい本当に申し訳ございません…!言い訳といいますか弁解なのですが、リアルで少々しんどい出来事が続き久方ぶりの難産に苦しめられまして…。そのためこの度のお返事は全体的にやや読みづらいものとなっているかもしれません、画面越しに全力の土下座を見せられないのが歯痒いですがご把握いただけますと幸いです。かたじけない…。ちなみに蛇足ではありますが、現在はじんわりと回復傾向にございます。次のお返事を考える頃には完全復活していると思われますのでご安心くださいませ。
アッめちゃくちゃわかるどうしようどうすればいいですかね?!?!(?)アゲハ君、口笛吹けばその辺のポケモンが手持ち代わりに指示を聞いてくれそうなんですよね……それ故に自分のポケモンを持っていなくて、他のトレーナーから吹っ掛けられる勝負は大体提供が対応しているとか……ある……あるぞ……(確信)
クラス分け完璧ですよね天才????個人的に提供はKnightsの姉騎士やその友人の烏くんなんかと相性が良さそうだなって妄想してます、何気ない時間にゆる~く談笑してほしい…。アゲハ君は学年やクラスの垣根を超えて色んな子と接点がありそうだなあと…!各所を飛び回っては悩みを抱えている子にさり気なく助言したり、気紛れに戯れてみたりなんて。それとお互いのいない所でお互いの話をしているコンビというのが堪らなく好きなんですがわかりますかね…?自慢も惚気(?)も愚痴も悩みも全部聞きたい……来世はモブクラスメイトになります今決めました……。)






90: 漆戸 アゲハ [×]
2020-02-18 00:44:24




__え、
(傾ぐ。予定にない。腕を引く力の強さに、初めて自分の身体が重いことを自覚した。縺れかけた脚を咄嗟に整えてしかし、歩みには躊躇いを残しながら。頼もしいような、情けないような、でもほっとしたような気がした。前を行く一筋通った背中を見る。何かに追従した経験が遠いせいか、行き先がきっと羽休めのための止り木と予想できていても、何か先を見通せないような、どうなるか分からない不安感があった。かぼちゃお化けのオーナメントがカタカタと嗤っている。不思議と抗う気はなかった。事なかれ主義者が起こすスケジュールの逸脱を軽視できなかったのかもしれない。そんなに酷い顔をしていただろうか。劣化への危惧と反省は然り、だが__嗚呼。気付かれて嬉しいだなんて、本当にどうかしている。外側から分からないように唇を引き結んだ、恐ろしさに堪えるように。無防備なまま食い荒らされるのを黙って見ている。自分が自分じゃなくなっていく。進化の要たる変異を歓迎できないでいた。取られた手を引っ掻くように軽く握って手放した。痛みなく、痕も残らないように、傷付けばいいと思った。)


……きみ、男前になったなあ。
(そう見えるかい、と調弄す方が遥かに簡単だったし、間違いなくそれが正解だった。知らなくて良いことは教えなくて良いのだ。時間は有限だ、寄り道の暇なんかない。けれどそのことを承知の上で彼はこれをやってのけた、一年前は教師の便利屋をしていた彼が(自分に対してはあの頃から屡々反抗的ではあったけれど!)。強い意志の力を感じる双眸に射貫かれては掠れかけた感傷的な声で酷く嬉しそうに、少しだけ切なそうに呟くと、積まれた段ボールを壁にしてずるずると座り込む。傍らに光源を置くと膝に肘を引っ掛けて頭を抱え込んだ。今まで蔑ろどころかないものとして扱ってきたものを他者の前に晒すのは、どうやっても整理する時間が必要だった。息をするように演じる人種であれば尚更抵抗がある。深呼吸を一つ残しておよそ10年ぶりに自分と向き合った。静寂。部屋奥に掛けられた時計がBPM60を淡々と刻む。呼吸の音だけが二つの心臓を証明していた。「いまからかっこ悪いこと言うから、聞いたら全部忘れてね」天才に相応しい横暴さで無茶振りを前置くと本物の炎の揺らめきに照らされた横顔で)
きみが俺から離れてくように見えた。いや、頭では分かってたんだぜ、案内してるんだって。でもなんでかその、びっくりして……論理的に考えてあの子に悪感情なんか抱けるはずがなくて、寧ろ会いに来てくれたっていうなら俺が相手したかったくらいなのに、……なんていうのかな、上手く言えない。
(要領を得ない説明であることを自覚しながら、それでもなんとか言葉を繋げて。どんなに複雑な感情でも巧みに表現できるのに、ポンコツとしか言いようのない現状の有様に自分でも驚いた。伝わらないフラストレーションと自分の女々しさにううと呻きながら再度下を向いては「忘れて」と念押し。今だけ生き埋めにでもされたい気分だった。__いつか来たる日。着いておいでと、前を向けと、ありがとうと、好きと、全てと同じ温度で、きみじゃなくていいと言えなくてはならない。先に失くした方がずっと良い、傍に置くと、きっと連れていきたくなってしまうから、言わなくちゃいけないのだ。だからこれは、少なくとも残り1年の猶予を理由に執着したことに対する、未来の自分への罪悪感。現段階で露ほども手放せる気がしないことに涙が出そうだ。自分で呪いを掛けてしまっていたのだ。きっと身を裂く想いがする。やっぱり、心なんて無い方が幸せだよなあと自重を背に預けた)





(ひとつぶで、しあわせ。控えめな高級感と柔らかさを醸すパッケージに入った大粒チョコレートの代名詞ともいえるフレーズ。今季のCMは幅広い客層をターゲットとするべく3種類、どれも甘酸っぱくてほろ苦く、温かくて寂しいようなドラマ型、全編はHPで閲覧可能。鎬を削る製菓会社の企業戦争の武器の一角に選ばれた男はしかし、小さな悩みに頭を抱えていた。大方栄養補給の光景を誰かに目撃されたのだろう、差し入れにと大量の製品を頂いてしまったのである。大人気商品を一人で食べきってしまうのは忍びない、という建前はさて置き食べられはしても飽きが来る。斯くしてしあわせの押し売り、チョコレイト・テロリズムの敢行が決定されたのであった。手順は簡単、標的の口に突っ込むだけ。真っ先に犠牲者となった哀れな男の唇に人差し指を押し当てる形にまで押し込むといたずらっ子な顔で)
ハッピーバレンタイン。



(/だっ大丈夫ですかーー!?!?!?液晶の中に頭と手足と胴体突っ込みたい……うっうっあまりに無力……(うちあげられた魚)土下座なんていいのでどうかご飯食べて温かくしてしっかり寝てくださいませ……!!
本当は即日お返事したかったんですが提供の対周くん感情がクソデカ&入り組みすぎてて書き尽くせないという予想外の罠にかかりバレンタインデーにも間に合わない遅参をかましましたもう本当いい加減にしろよお前……(ガチトーン)(息切れ)来年こそはチョコレートを作らせるのだという強い意志を持ちつつ気分だけでもと謎時空で回してみております、お好きなシチュエーションでチョコレート代わりにお楽しみいただければ……!
うわエッッモ天才か……天才だった……!!いやマジで切り掛かられたときに護衛に全幅の信頼置いて丸腰で悠々と構えてる主と敵の死角から飛び出して刃滑り込ませてくる従者のシチュは性癖なんですなんで知ってるんですか???しかもこれはあれだろお互いに相手に 付き合わせてる/連れてってもらってる で自分が邪魔になってるように感じてるやつだ絶対そうだ(決めつけ)はぁ~~~野生のポケモンと一緒に草むらの陰から見守りたい(余りにも堂々とした変質者宣言)
なんだそのマイナスイオンと可愛さの暴力みたいな空間~~~!?すきしか言えなくなる……3人でマンゴーサラダ食べててくれ……。提供はほんとその通り神出鬼没なイメージです、1,2年生とは仲良い一方で一部のカリスマな3年生とは反りが合ったり合わなかったりしてると良いなあという妄想……クラスでは天才コンビとか赤の魔術師君とかと因縁と確執が絡まり過ぎて仲良いのか悪いのか分からんやりとりしててほしたみ(ほしたみ?)があります。わっ分かる~~~~!!!印象作戦も含めてユニット結成初期から絶対に各所でそれとなく惚気まくっているので初対面の上級生に値踏みされる周くんまで想像できましたしんどい……晴れてモブクラスメイトになれたら別クラスに配属されて後で情報共有しましょうね……モブ会……。)





91: 漆戸 アゲハ [×]
2020-02-25 21:17:55



(/こんばんは、偶奇を乱してしまう投稿ごめんなさい……!
できるだけ近いうちに、どうしても、リアルタイムでお話する時間が欲しくなってしまって、この度浮上させていただきました。お忙しいとは承知ですが、どうか背後様のお時間をいただけないでしょうか。
本日であれば今からでも、難しいようであれば明日でも明後日でも週末でも、いつでも構いません。
これを機に置きレスでは言えないことでも、何でもないことについて話すのでも、話題は何でも、周くんでも背後様とでも、背後様がお話しやすい形で。何卒ご一考よろしくお願いいたします……!)




92: 宝飾 周 [×]
2020-02-25 21:55:39





(/ドラマでしょうかいいえ現実????作り話でもなんでもないんですが本当にたまたま主様とアゲハくんの事を考え考えお返事をこねくり回していたタイミングで通知メールが届きドッキリ大成功~!って看板を持ったカメラマンが自室に乗り込んでくるのかと思いましたちょっと何言ってるかわからないですねごめんなさい興奮してます(率直)
え、あの、お誘い嬉しいです……見ての通りもうなんか好きの気持ちが溢れて日本語ぐちゃぐちゃな状態ですがそれでもよければぜひ、ぜひお話させてください。鉄は熱いうちにと言いますし、よろしければ今からお休みになるまでのお時間をいただくことは可能でしょうか?お恥ずかしい話ではありますが、早く言葉を交わしたいと気が急いておりまして…。
素敵なご提案をいただき感謝申し上げます。今の気持ちはとても一言では表せないのですが、それでも一言ありがとうございますと伝えさせてください…!お返事は背後様、アゲハくん、どちらでも構いません。後出しじゃんけんのようで少しずるいですが、こちらはお返事をいただいた方に合わせようかなあなんて。長々と申し訳ございません、ご検討いただけますと幸いです…!)





93: 漆戸 アゲハ [×]
2020-02-25 22:35:39



(/良かった……!当方寝落ち常習犯ではありますが気力が続く限り何時まででも大丈夫なので無理って思ったら遠慮なく切り上げてくださって大丈夫ですので!

さてと。折角貴重すぎるお時間をいただけましたので本当はなりきりしたいんですが、手番を譲っていただけるとのことなのでこちらから失礼しますね。単刀直入に、腹を割って話をしておきたいんです。言いたいことはありませんか。聞きたいことはございませんか。
私はご存知の通り、未熟な身です。怠惰で、自分勝手で、改善するべきところに自分で中々気付けないし、直すのに時間がかかります。だから背後様に私の至らぬ点や、憂い事があるなら、背後様の口からきちんと聞いておきたいのです。
折角会えたのに硬い話をしてごめんなさい。何もない、また言いたくないのなら構いません。考えすぎだと一笑してください、そしてどちらかが眠るそのときまで幸せな話をしましょう。
正直なところ私自身も、踏み入るのが怖いのですが、何も訊かなかったところできっと眠れないだけだろうと愚考しこうして提唱させていただいております。如何でしょうか……?)




94: 宝飾 周 [×]
2020-02-25 23:57:17




(/お返事いただき誠にありがとうございますサイコ~~~に幸せです…寝落ちはこちらも得意技ですのでお気になさらず、お互いに無理なく気軽にお話できれば幸いです。

はっきりと申し上げます。患い事、と言われ、何も思い浮かばないことが患い事です。
決して気遣っているだとか、関係にヒビが入るのではないかと怖がっているだとか、そういうことではございません。これまでのやりとりを振り返って、貴方様という一人の人間と向き合って、それでもやはりプラスの感情しか抱けないのです。
当方は元来あまり多くの物事に関心を向けるタイプではございません。その代わり深く気に入った対象へ盲目的に愛を注ぐ傾向がございまして、仮にその対象が原因で不利益を被ったとしてもその損失を何でもないこととして処理してしまいます。自分が対象を好いているかどうか、それだけを問題とし、改善点には気付かない、といいますか気付いたとしても素通りしてしまうので気付けないのだと思います。
そんなわけで、本当に申し訳ないのですが何もお伝えすることができません。訊きたいことを考えても、好きな食べ物はなんですかとか、原作での推しは誰ですかとか、幼稚な質問しか用意できず…。脳みそのお花畑が常時満開なお陰で、逆に不安にさせてしまったことかと思われます。再三申し上げますが、決して気持ちを隠しているわけではございません。大好きで、大切で、自慢のお相手様で、だからこそ貴方様が気掛かりに思われている事も見えていないのでしょう。問題を気にしないというのは優しさではなく怠惰だと考えております。指摘も叱咤もできないのが正直悔しくて堪りません。互いを磨くのは明るい言葉だけではないはずなのに。

壮大な自分語りをしてしまい申し訳ございません。こんな話をしたあとでは言いづらいものが余計に言いづらくなってしまうと思うのですが、可能であれば主様から私に対する率直な気持ちもお聞かせ願いたく思います。上記で申し上げました通り、今の私は何にも気付けてはおりません。私の事も、主様が自分に対して気になっていることも、目を逸らさずにまずは知るところから始めたいのです。自分は言わずに相手に語らせようとするのは我ながらすこぶる卑怯だと思うので、言いたくないのであれば構いません。捻じ曲げても、切り貼りしても構いません、貴方様のお言葉を聞くことができればそれで満足です。なんて、こういうところが私改善点なのだろうとは思うのですが。

乱文でごめんなさい。どうぞよろしくお願い致します。)





95: 漆戸 アゲハ [×]
2020-02-26 02:11:46



(/お返事ありがとうございます。話しにくい話題だろうに、真剣に向き合ってくださって本当に感謝しています。
飲み込むのに大分時間が掛かってしまったのですが、なんとか理解はできたような気がします。
ご推察の通り今の私には不安があります。貴方を苦しめていないかというものです。既に私は何となく自分自身の中に心当たりを見つけていて、今日はその答え合わせがしたかったのだと思います。
ですが背後様自身が何も思い当たらない、というよりは(これは結局私の邪推に過ぎないので切り捨てていただいて結構なのですが)私へのルサンチマンが私を前にすると一切表層化しなくなるというならば、私にできるのは結局私の思う貴方を苦しませない行動を心掛けるということのみだとひとまずの結論が出ました。すっきり解消とはいきませんが、眠れなくなるということはなくなったように感じます。お話しくださって本当にありがとうございます。

訊いたのはこちらですのでできるだけお答えしたいのですが、その前に私からも私のことを幾つか伝えておきたいので、少しばかり尺をいただきます。
まず私は、私たちの関係にいつか終わりが来ることに漠然と不安を抱いています。それは、背後様を信頼していないのではなくて、失踪すること・されることを繰り返してきた私自身の過去に起因するものです。それ故に、いつ終わっても大丈夫(ではないのですが便宜上こう表現します)なように幾重にも保険を掛けます。それが背後様を傷付けると分かっていても多分止められません。こうして自覚的になった以上は勿論意識はします、けれど先述の通り直すにはかなり時間がかかると思います。
もうひとつ、これは前から悪癖である自覚があるのですが、私は守らねばならない規律や約束の中で何処まで自由にすることが許されるのかを、じりじりと線引きを更新しながら観察するようなところがあります。背後様との関わりの中でいうと、レスペースや、(自分でも本当に最低な人間だと思うのですが)掛け持ちによる嫉妬などです。これまで幼少より散々やらかしてその度に灸を据えられてきたのにも関わらず今日まで直せないところを鑑みるに、これは最早私の性質とも呼べるかもしれません。

私の方こそ自分語りが長くなってしまってすみませんでした。私から背後様に抱いている気持ちを包み隠さず申し上げます。可能な限りでいいので、私への感情は明確に私にぶつけていただけないでしょうか。私は貴方への思いは貴方だけに伝えたい人種です、けれど同じことを要求するつもりはないですし、今しがた背後様の性質を聞いたばかりですので、これが背後様にとって如何に難しいことなのかは何となくですが理解しております。しかし、それ以上に私は背後様ときちんと意思疎通がしたいのです。不平不満や不安は勿論、欲を言うならプラスのそれですら独占したいくらいです(既に沢山いただいてはいるのですが!)。勿論私に言えないことだって沢山あって当然でしょうから、無理にとは言いません。ですが特に負の感情があるならば、できるだけ直接私に。明確に受け取ってできる限り対処したいのです。どうかお願いします。)




96: 漆戸 アゲハ [×]
2020-02-26 02:15:47



(/ひええ度々すみません、ルサンチマンという言葉を負の感情の集合体という意味で使っていたのですが、実際の意味はニュアンスが違うようなので訂正させてくださいませ……!!)




97: 宝飾 周 [×]
2020-02-26 22:45:35





(/お返事が大幅に遅れてしまい申し訳ございません…!そして、丁寧なお話をいただき誠にありがとうございます。
ひとまず、それぞれのお話を受け改めて考えた事を自分なりに綴ってみました。要約ことができずだらだらと読みづらい文章になっておりますので全てにお返事いただく必要はございません。そうなんだな、と軽く目を通していただけますと幸いです。

まずは私自身が苦しんでいないか、というお話について。少しだけ話題が逸れてしまうのですが、苦しさというよりは悔しさだとか、申し訳なさといった感情に心当たりがあります。
私は貴方様の綴る文章が大好きです。はっとさせられる大胆な展開。微細な心の動き。くすぐるような言葉遊び。美しい言葉を操る豊富な語彙。恥ずかしながら学のない私は貴方様の描写を落とし込むために辞書を乱用しているのですが、貴方様を通じて世界が広がっていくような気がしてその時間でさえも愛おしいです。だからこそ、自分の拙い文章を振り返るたびに悔しく、不安に思います。もっと知識があれば質のいいロールを練ることができるのにだとか、こんなレベルの文章に貴方様を付き合わせていいのだろうかとか、飽きられてしまわないだろうかとか。
また、レスペースの遅れについて、私自身かなり気になっているのだと思います。お互い様だと言われればそれまでなのですが、原因が明確なぶん自分ばかりを責めてしまい(ちなみに私のお返事が遅れがちなのは昨年末辺りから限界を考慮しない過密スケジュールを組んでしまっていることが原因です)、また申し訳ないことをしてしまったと罪悪感を募らせている状態です。
そんな自分に対するわだかまりがふとした拍子に表面化し、結果として苦しんでいるような姿をお見せしまったのではないだろうか。また、それが貴方様のお悩みと重なったことで大きく成長してしまったのではないか。考えに考えた結果、そのような結論に至りました。見当違いなことを言っている自覚はありますし、恐らく貴方様の思い描いていた回答とは全くの別物に仕上がっていると思うのですが、これが私のありのままの気持ちです。お察しの通り自己中心的な人間ですので、見事に自分の事しか気にしておらず我ながら引いております。どれだけ自分自分自分なんだと。

次に関係の終わりに対する漠然とした不安について。真面目な話をしているところ本当に申し訳ないのですが枕を叩いてそれなを連発してしまいました。茶化してないです。なりきりという文化の中でお相手様がいなくなるというのは特別な事でも何でもなく、至ってありふれた事象だと考えております。私自身過去には失踪することも、されることも、数えきれないほど経験してきました。どれだけ相性が良くても、好きという言葉を投げられても、ある日突然白紙に戻る。そんなやりとりとも言えないやりとりが続いていたものですから、正直なところ貴方様にお声掛けをした時も作ったキャラを動かせないのは勿体無いしとりあえずロールを回すところまで辿り着ければいいなあ、と考えておりました。
しかし今、貴方様とこのトピックを失う事が何より恐ろしい。規約さえなければ即刻他サイトに誘導し連絡先の交換をお願いしているところです。勿体無い相手だとわかっていても、それでも貴方様の文章を受け取るのは私でありたい。いつまでも、なんてふわふわした言葉は使いたくないけれど、それでもいつまでだって物語を紡ぎたい。貴方様の仰られる保険には自己中と盲目と鈍感とが合わさって気付けていないのですが、現在の私はこの通りとんでもなく重たく面倒くさい人間になっております。自覚するのもお伝えするのも恐ろしかったのですが、それでも気付けてよかったです。自分と向き合う機会をいただきありがとうございます。

そして貴方様の性質について。これは私自身にも心当たりがあることですので現在猛反省中です。特に前述の通りレスペースについてはその傾向が強く、自己嫌悪を繰り返しているにも関わらず改善できていない現状がございます。また、掛け持ちについては様々な意見があると思いますが、当方は一切しない、というよりはできない派であるとお伝えしておきます。時間の都合と不器用さ故に同時進行が難しいという現実的な理由もございますが、一番は一人の相手に深く向き合いたいからです。これは昨日申し上げました私の性質に起因しているものだと思うのですが、今回のお返事で嫉妬や独占欲も関係しているのかなと思いました。

ここまでお読みいただき誠にありがとうございます。駄文を連ねてしまい申し訳ございません。最後に、感情を明確にとのことでしたので、今現在の思いを何とか列挙してみようと思います。これまで語った内容と重複している点もあるかと思いますがご容赦くださいませ。
私は貴方様に飽きられるのが怖いです。お話するのが楽しくて楽しくて、だからこそ終わりについては意識しないようにしています。私への不満や改善点はございませんか?
これは何度もお伝えしておりますが大好きです。こんなに気の合う方はそうそういないと思っております。こうして互いに、そして自分に向き合う機会を設けていただいて、もしや私は自分の想像している以上に好いてもらっているのかなと浮かれております。
以上です。まとまりがない!明確でない!箇条書きのようになってしまいごめんなさい!一ミリでも貴方様の心に届きますよう。)





98: 漆戸 アゲハ [×]
2020-02-27 23:40:24



(/こちらこそ昨日はお返事できずにすみません、睡眠時間をいただきました……!
精神状態が回復し多少俯瞰できるようになってきた今振り返ると色々と、穴に埋まりたすぎて死にそうな心地なのですが、背後様にとってもただお手を煩わせただけ、ということにはならなかったようでそこだけは少し安心しております。

先の投稿で自分の欠点を態々つらつらと並べ立て“本当はこんな自分だけれど貴方には受け入れてほしい”と幼稚な思考を大真面目に披露してしまった私ですが、それに対して“じゃあ自分は”と自分の身を省みることを、私は自己中心的ではなく“人のふり見て我がふり直せ”の実行であると解釈しております。どう受け取るのかは個人の自由ですから、背後様の見方を否定するつもりは毛頭ございませんが、こういう考え方もあるのだと知っておいてくださいませ。

我儘を聞いていただいてありがとうございます、背後様のお言葉、しかと拝聴致しました。
背後様もまた同じことを恐れていると知れて、どこかで安堵している自分がいます。私のような不確かな明日やその先について延々と考えては怯え沈み込むような人間こそ、背後様のように今を見なければならないのでしょうが、それでもこのタイミングで背後様への要望を訊かれるとどうしても『いいからお願い捨てないで』と答えたくなってしまいます。ただ背後様の気持ちも痛い程分かって……ううん。ちょっとここは考え過ぎてお返事が遅れそうなので、ひとまず保留とさせてください。
お気持ち本当に嬉しいです、ありがとうございます。何せその“大好き”の三文字で自分でも驚く程呆気なくすくい上げられてしまったくらいですので、どうやらそのようです。全容は自分でも把握できていなくて憶測にはなるのですけれども、多分、貴方や私が思うよりもずっと、そうなんだと思います。

突然の重たすぎる対話のお誘いにも関わらずここまでお付き合いいただいてありがとうございました……!余談ですが新年度からは今よりも忙しくなりそうで、今話しておけて良かったのかなと思います。折角ですしこのまま以前というか最近話していた即レスやっても……と思ったのですが、本編を止めてしまっておりますし今日は申し訳ないことに遅くなってしまったしで若干尻込みしている現状でございます、よろしければ背後様のご意見をお聞かせ願えますでしょうか……!)




99: 宝飾 周 [×]
2020-02-28 01:52:35




(/感情のままに作成した文章ですので伝わるだろうかとびくびくしていたのですが、受け止めていただき本当にありがとうございます…!また、貴方様の"解釈"に触れ、欠点だと決め付けていた事にも少しだけ光が差し込めたような気がしました。ひとつの見解にとらわれず、優しく前を向かせてくれる。その温かなお心が何より嬉しく、心地良いと感じます。このぽかぽかとした温もりを失った時、恐らく私は一瞬のうちに凍りついてしまうと思われますので、抱く要望はきっと同じなんだろうなと。語彙力の無さが露呈するようで少し恥ずかしいのですが、それでも何度だって言わせてください。今日も明日も大好きです。この先もきっと。

こちらこそお話のご提案をいただき誠にありがとうございます!ひええそれは悲報ですね主に私にとって!!!!お身体には十分お気を付けて、いつでも待っていますからね。
即レスについて、主様さえよろしければ3月1日~区切りのいいところまで一時的に本編を休止した状態で実行させていただきたいのですがいかがでしょう…!?と言いますのも、ネタバレとなってしまうため言及は避けたかったのですがアゲハ君の誕生日をどうしても当日にお祝いしたく…!折角なら新鮮な形式で、と考えたのですがどうでしょうか。勿論ご都合が合わなければまたの機会にということでも構いませんので、ぜひご検討をお願い致します…!)





100: 漆戸 アゲハ [×]
2020-02-28 17:29:37




(/私の言葉が背後様のお力になれたならそれ以上のことはございません!少しずつ、けれど確かに何かが変わっていってしまう時の流れの中で、同じ温もりを共有できる倖せを今はただ素直に受け止めたいと思います。それはそうと背後様から嬉しいお言葉を受け取ると幸せハッピーなまま眠ってしまう当方の精神構造もしかして:赤ちゃん説が私の中で話題なんですがどうしましょう……昨日お返事頂くまでは全く眠くなくて、流石に妙だなと思って調べたら多分脳内ホルモンのせいみたいなので、頑張る以外にどうしようもないんですが洒落にならない……再三にはなりますが本当ごめんなさい……。

うえーんありがとうございます~!そのお言葉だけでどんなに辛くてもひたすらにバリバリ頑張れます!背後様も、感染症と花粉が猛威を奮うこの時期、未だ寒さも残っておりますから決してご無理はなさらないでくださいね……!
やっやったー!!嬉しいです誕生日万歳ー!!!ただ当日は外せない予定がございまして、夕方からの浮上になってしまうのですが、それでも良ければ是非是非お願いしたいです……!)





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