TOP > BLなりきりチャット

方言男子、いかがですか?/178


最初 [*]前頁 次頁[#] 最新 50レス ▼下へ
自分のトピックを作る
61: 桜庭 [×]
2019-06-26 00:32:26

「ふふふ、だって響、俺に構ってくれんのやもん…悪戯くらい許してくれてもいいやん?」
(ふふふ、だって響、俺に構ってくれないんだもん…悪戯くらい許してくれてもいいじゃん?)
奈津は不服そうに口をとがらせた。

62: 常連さん [×]
2019-06-26 06:16:44

「しゃあないなぁ…ええよ?俺も暇やし…」

響はシャーペンを置くと苦笑する。

63: 桜庭 [×]
2019-06-26 16:44:54

「ほんと!?でもいいと?…やっぱり勉強せんと怒られるんやないん?」

自分から言ったことだが、後ろめたさを感じて響に問う。

64: 常連さん [×]
2019-06-26 18:20:33

「せやなぁ…なら、俺が次のテストで
100点取れるようにしてくれんならええよ?」

響は悪戯っぽく笑う。

65: 桜庭 [×]
2019-06-26 19:17:13

「お、分かった!俺ちゃんと本気出すけんね?覚悟しちょってよ?」

にやり、と笑い、響を押し倒す。

66: 常連さん [×]
2019-06-26 19:35:09

「重いわ、退いてぇな?」

響は少し驚いたようだが、くすくすと笑う。

67: 桜庭 [×]
2019-06-26 20:22:29

「やだ、絶対退かんもん」

言えばぎゅう、と響を抱きしめる。

「んー…響、いいにおいやね」

鼻を鳴らして嗅ぎ、奈津は言った。

68: 常連さん [×]
2019-06-26 21:47:03

「せやろ?京がオススメしてくれた
シャンプーに変えたんよ」

響は友人である日野 京夜(ひの きょうや)の
名前を挙げ、笑う。

69: 桜庭 [×]
2019-06-26 23:26:59

「…………」

奈津は響の上から降りた。

「ふーん、そうなん、仲良しなんやね」

冷たく言い、ふい、と顔を逸らす。

「…やっぱり勉強しよ。早よ座り」

70: 常連さん [×]
2019-06-27 06:19:46

「ん」

響は身体を起こし、座り直す。

71: 桜庭 [×]
2019-06-27 20:59:47

「次の問題、自分で解けるやろ?昨日予習したんやし。頑張り」

問題を指差し、奈津は言う。

72: 常連さん [×]
2019-06-27 21:34:47

「…はいよ」

響はどこか不服そうに問題を解き始める。

『響ー、奈津先生ー、おやつどうぞー』

73: 桜庭 [×]
2019-06-27 22:10:25

「お姉さん、ありがとねー、今取りいくけん、待っとってー」

にこにこして返事し、ドアを開ける。

74: 常連さん [×]
2019-06-28 06:20:23

『はい、こっちが響のでこっちが奈津先生の』

姉が階下に降りようとしたとき、
誰かの声がする。

《すんませーん、響いますかー?日野ですー》

『はーい』

階段を上がってきたのは響の友人、
日野京夜本人だった。

「あれ?京。何で来たん?」

《響の顔見たくなったから》

「んふふ、さよか。なら一緒に勉強しようや」

《うん、俺はええけど…先生は大丈夫なんか?》


75: 桜庭 [×]
2019-06-28 22:00:53

「ありがとね~お姉さん」
ぺこり、と礼して笑いかける。


「……別にいいばい、もう今日の分は終わったき。…じゃあね、響くん、楽しんで」
(……別にいいよ、もう今日の分は終わったから。…じゃあね、響くん、楽しんで)
京夜にそう言うと、荷物をまとめて立ち去る。

76: 常連さん [×]
2019-06-29 05:48:49

《……響。あれはな、先生怒ってはるねん。
次の日ぃ謝りや?》

京夜はばつが悪そうに頭を掻く。

「…そうなん?何で怒っとるんやろ…」

《多分響の鈍感さと、その性格やね》

「鈍感?何が」

《そういう所や》

77: 桜庭 [×]
2019-06-29 11:56:41

いつもよりも大股で帰り道を歩いていく。
「何なん…響のばーか…!」
足元の小石を蹴飛ばし、毒を吐いた。
「……あ…。…ボールペン忘れた…。…もういいや!戻りたくないけん!」
大きな声で言うと、また歩きだした。
「あー、ほんとぐらぐらこくばいね、すかーん…」
(あー、本当に腹が立つね、嫌いだ…)

78: 常連さん [×]
2019-06-29 12:01:13

《ほな、帰るわな。さいなら》

京夜はひらひらと手を振って帰っていった。

『あれ?響。これ先生のペンとちゃうん?』

「ホンマや。忘れてったんやな」

『届けに行きぃや。響、足速いやろ』

「分かったわ」

響はペンを握って家を飛び出す。

「…陸上部舐めたらアカンで」

独り言を呟きながら、どんどん加速する。

背中が見えたらしく、大声で呼び掛ける。

「せんせー、奈津先生ー!ペン忘れてるー!」

79: 桜庭 [×]
2019-06-29 12:08:50

「うわ、なんか来よーやん!?なんで!?」
(うわ、なんか来てるじゃん!?なんで!?)
驚くと、奈津はその鈍足で走り出した。
「お友達はどうしたんー!?1人にしたらダメやろー、可哀想やろー!?」
奈津は走りながら言った。

80: 常連さん [×]
2019-06-29 12:12:33

「京なら帰ったでー!」

響は現陸上部である。

鈍足の奈津に追い付くのは簡単だったが、
あえて追い付こうとはしなかった。

「それより、ペン忘れてたから届けに
来たんやー!」

響の脳内で、京夜の言葉が再生される。

《謝りや》

「…奈津先生、怒っとるん?」



最初 [*]前頁 次頁[#] 最新 50レス ▲上へ

名前: 下げ

トリップ: ※任意 半角英数8-16文字
※画像を共有する場合は、外部の画像アップローダなどをご利用ください

規約 マナー
※トリップに特定文字列を入力することで、自分だけのIDが表示されます

【お勧め】
初心者さん向けトピック



[0]セイチャットTOP
[1]BLなりきりチャット
[9]最新の状態に更新
お問い合わせフォーム
(C) Mikle