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１対１のなりきりﾁｬｯﾄ
自分のﾄﾋﾟｯｸを作る
8434：
植野 聡哉 [×]
2020-12-09 21:40:08
──……ああ。（ 嬉しさを隠さずにいる彼女に驚き瞬きをするも、ふ、と自然に顔が綻び緩やかに頷いて。携帯電話を切ると、明日の仕事のため着替えを済ませ。彼女へ“もし寂しくなったら電話してきても構わない。私もまた連絡する”との旨を送り、眠りについて ）
8435：
植野 愛美 [×]
2020-12-10 08:38:44
……。（ 送られてきたメッセージの内容にふふっと小さく笑いその日は幸せな眠りについて。翌朝、出かける支度をしながら“おはようございます。お言葉に甘えて寂しくなったら電話させてもらいますね。お仕事頑張ってくださいね。”と送信すれば会社に向かい ）
8436：
植野 聡哉 [×]
2020-12-10 16:29:54
…私も駄目だな。これでは錯覚してしまう。いや、彼女とは偽装夫婦なだけだ。（ 出張先へ向かう途中に彼女からのメッセージを見ては、目を見開くもビジネスとして割り切った関係を築くはずが段々と本物の恋人、いや夫婦のように感じていることに気付き、眉間を抑えては苦悩し、言い聞かせるように戒めの言葉をぽつりと呟き。短めに“ああ。君も頑張りなさい。”と送ると、仕事の顔へ戻って出張の日々を送り ）
8437：
植野 愛美 [×]
2020-12-10 19:14:15
今日も疲れたー…。もうこんな時間なんだ。帰るの深夜近くになっちゃうな。（ それから数日間は彼と連絡をとる間もなく仕事に終われ残業が続き、帰りも深夜近くになっていて。帰宅するとご飯を作る気にもなれず予め買っておいたカップ麺を作り手早く食べて。時間が時間なため彼に連絡を取ろうと携帯を操作したものの寝ていたら悪いと思えばそのまま電源を切りテーブルに置いて ）
8438：
植野 聡哉 [×]
2020-12-10 20:31:27
（ 同時刻、ネクタイを緩めて画面をじっと見つめていて。よくよく思えば仕事以外ではそれほど女性と接することはなく、気の利く言葉をかけようにも性格上難しい、と頭を振って否定をし。悩んだ末に“お疲れ様。夜分遅くにすまない。今電話してもいいか？”と素っ気ないながらも悩みながら書いたであろう文を送り。しかし、彼女からの返信はなく諦めた様子で明日帰宅する準備をして ）
8439：
植野 愛美 [×]
2020-12-10 21:34:10
……やっと締切地獄から解放されたーっ！早くお風呂に入って疲れを取ろっと。（ この日は締切当日で、なんとか時間ギリギリで間に合いこの仕事に携わった他の社員達と打ち上げも兼ねて遅い時間まで飲み。帰宅するとお風呂を沸かして脱衣場に向かうと服を脱ぎお風呂に入って ）
8440：
植野 聡哉 [×]
2020-12-11 01:29:22
……遅いな。（ “もうすぐ帰る”との連絡をし、出張から帰ってきたが彼女の姿はなく、自室にて会議の書類に目を通し。時折腕時計を見ていたが、心配そうにぽつりと呟き。しかし、そろそろ寝るためにも入浴準備を済ませて脱衣所の扉を開けて ）
8441：
植野 愛美 [×]
2020-12-11 08:24:05
…ふぅ、さっぱりし──っ！！（ 1時間程の入浴を済ませ火照った頬でお風呂場のドアを開けてバスタオルを取ろうとした矢先、脱衣場の扉が開くとそこには出張に行っていた筈の彼が居て「きゃーっ！」と声を上げながら身体を隠すようにバスタオルで覆いながらその場にしゃがみ込み ）
8442：
植野 聡哉 [×]
2020-12-11 17:50:34
…！？す、すまない…！（ 風呂に入り出張の疲れをとってそれから──と思考を巡らせている己の前に飛び込んで来たのは、風呂上がりの彼女の姿で。驚きの余り慌ててバタンと扉を閉め、リビングへと向かい ）
8443：
植野 愛美 [×]
2020-12-11 18:11:53
びっ……くりした…。ていうか思いっきし見られた…よね、恥ずかしくて顔合わせられないー！（ 扉が閉まると力が抜けたようにガクッと肩を落とし速まる心臓と見られてしまったという事実にじたばたと焦りだし。数分後ようやく落ち着きを取り戻せば身嗜みを整えてリビングの扉をそっと開けて中に入り ）…あの、順番おかしくなっちゃいましたけど、おかえりなさい…。さっきはお見苦しい所を見せてすみませんでした…。
8444：
植野 聡哉 [×]
2020-12-11 18:49:31
…そうか、同居してたらこうなるに決まっているだろう。なぜ私は考えに至らなかったんだ…。（ 偽装結婚を持ちかけたのは自分、あの時は恋愛の“れ”の字も眼中になく恋などしないだろうと提案をしたが、今更ながら更に意識していることに気付き、ソファに座って前屈みになりつつ深いため息をつき。なんとか先程の光景を忘れようと四苦八苦していると、彼女の謝罪が耳に入り。顔を見られまいとくるりと背を向け ）た、ただいま。…いや。私もノックをすべきだった。今後は気を付けよう。
8445：
植野 愛美 [×]
2020-12-12 07:01:40
……いえ、私も気をつけます…ね。（ 久しぶりの再会の筈がこんな形になってしまい気まずい雰囲気に包まれて。彼は顔を合わせるどころかこちらに背中を向けており、いつにも無く寂しく感じてしまえばそれ以上話しかける言葉が見つからずただその背中を見つめていて ）
8446：
植野 聡哉 [×]
2020-12-12 07:22:10
……それで、これは土産だ。女性の好みはわからないし、気に入るかはわからないが…。（ 気まずい雰囲気を打開するためになんとか勇気を振り絞り、向かい合わせになると紙袋をすっと差し出して。中には可愛らしいご当地キャラのストラップとちょっとした焼菓子が入っていて ）
8447：
植野 愛美 [×]
2020-12-12 12:36:19
え…お土産買ってくれたんですか？ありがとうございます！…わあ、可愛いストラップ！早速鞄に付けて…と。大切にしますね！それにこのお菓子も美味しそう…。（ 差し出された紙袋をそっと開けると、ご当地キャラのストラップが入っており手に取ると早速鞄に付けて彼に見せ。まさかお土産を買ってきてくれるとは思っていなかったため嬉しさのあまり頬を緩ませて ）
8448：
植野 聡哉 [×]
2020-12-12 16:14:19
それはよかった。（ 土産のチョイスは在り来りで自信はなくふいと視線を逸らすも鞄につけたストラップが軽く揺れ、彼女の表情が和らぐのを見れば、胸を撫で下ろし。気が抜けた様子ではあるが緩みそうになる頬を引き締めると「…それで、君の行きたい場所は決まったか？」と尋ねて ）
8449：
植野 愛美 [×]
2020-12-12 20:13:24
あ、その事なんですけど…ショッピングモールに行きたいなって思ってて。私がいつも買ってるブランドがリニューアルオープンするらしくて、カップルで行くと限定で記念品を貰えるんです。…ダメですか？（ 尋ねられた質問にゆっくりと口を開けば、ブランド店のホームページを開いて彼に見せながら視線を送り遠慮気味に問いかけて ）
8450：
植野 聡哉 [×]
2020-12-12 20:58:54
ショッピングモールでいいのか？他に行きたいところあれば──…まあ、いいか。わかった。日にちだが、君の休みに合わせて今週土曜日でいいか？（ まさか行きたい場所がショッピングモールだと思わなかったのか、きょとんとした様子で。すぐに気を取り直し、懐から手帳を取り出して開くと、日程を決めて ）
8451：
植野 愛美 [×]
2020-12-13 09:23:56
はい、土曜日大丈夫です。土曜日楽しみにしてますね！──あ、そろそろ寝ないと…明日も朝が早いので先に休みますね。（ 今週の予定は特に入っていなかったため直ぐに返事をし、携帯のアプリに予定を打ち込み。時間を見るといい時間になっており寝室に向かおうとドアに手をかけて ）
8452：
植野 聡哉 [×]
2020-12-13 10:24:06
待て。…君に一つだけ聞いていいか？私と出掛けるということは…嫌じゃないんだな？私のこと。それとも君にとって私は…“偽りの旦那役で社長”でしかないのか？（ 彼女との予定が決まり、彼女の“楽しみにしている”という言葉が反芻して期待が膨らんでいき。扉へ手をつき、彼女の行く手を阻むと確認するように顔を覗き込み ）
8453：
植野 愛美 [×]
2020-12-13 10:32:36
──……。社長と出掛けることは嫌じゃありません。それに今の私たちの関係って“偽りの夫婦”じゃないですか。それ以下でもそれ以上でもありません…。（ 行く手を阻まれ暫く固まっていたが、ドアノブから手を離し彼と視線を合わせるとゆっくり口を開き。しかし話終えると何処と無く寂しそうな表情を浮かべて視線を逸らし ）
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