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── Crime . 【 裏組織:BML:戦闘:一部人数制限有 】/299


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自分のトピックを作る
61: アーロン・ナイトレイ [×]
2019-01-14 23:45:54


>>ダンテ

……よく分からないけど、俺はきみと同じ人間だ。
(敵意、殺意、憎悪、その他諸々の負の感情が目に見えるようで、それらを一心に受ける事等日常茶飯事であると言うのに思わず息を呑んでしまい。しかしそんな緊張に傾いていた意識を一時的に引き剥がしたのは相手の発した“狗”という言葉。一瞬にして頭に血が昇り冷静さを失いかけるも、殺意に身体が反応を示す前に意識の底へ激情を押し留めると困惑の混じった曖昧な微笑を浮かべて訂正の言葉を告げ。未だ相手が自分を知っているのか鎌を掛けられているのかは察する事ができず、それでもあくまで腹の内を探っている事を気取られぬよう言葉を選びながら「窮屈な場所から逃げて来ただけだ。別に嗅ぎ回ってるつもりは無いよ」と穏やかに目を細めて続け)


>>誠

俺は書類仕事しかさせてもらえないから、大した話はできないけどな。…ああ、大丈夫だ。それより早く行こう。また見つかったら今度こそ連れ戻されてしまう。
(先程から一向に考えている事が読めないのは相手の態度に無邪気ささえ感じてしまう事が一因。敵意の欠片も無く、肩の力を抜く事はできないまでも幾分か和らいだ心持ちであまり期待には応えられそうにないと笑みを零し。相変わらず頻りに足の調子を問われるその世話の焼き様には何処か幼い頃の記憶と共鳴する部分があり、柔く相好を崩して首を左右に振るも多少痛そうな素振りは見せるべきなのだろうと判断し歩行に支障は無い程度に足を引き摺って。しかし相手に案内をしてもらわない事には何方へ向かうべきかも検討が付かず、何分こうして道楽気分で中心部を歩くのは初めてという事もあり何処か浮足立った様子で相手を急かし)


>>ノア

そんな理由でノアと話せなくなるのは納得が行かない。それに我が一族の為には必要な事だ。いざとなったら父が揉み消してくれるさ。
(相手の言う事は至極真っ当だが、それに反抗せずには居られないのもまた事実。頑とした態度できっぱりと言ってみせるも、次には悪戯っ子のような笑みを浮かべて自らの口元に立てた人差し指を置き。漸く言質を勝ち取りぱあっと表情を輝かせると「本当か!約束だぞ、楽しみにしてる」と嬉しさに綻ぶ表情を引き締める事ができないままこくこくと数回頷き。そこへ聞こえた相手からの問い掛けにほんの僅かに逡巡する素振りを見せるも、直ぐに口角を上げると「あそこに行きたい。あの、誰とでも酒を飲める…周りに人が居て、騒がしくて、酒が飲めるところがあるだろ?」と所謂大衆居酒屋に行きたいという旨を随分と遠回りな表現で身振りを交えて伝え)



62: 榊 誠 [×]
2019-01-15 01:28:32


>>ダンテさん

(相手の軽快な言葉と鼻歌は此方の気分を高揚させ小さく笑い足取りを軽くしつつ、確かに相手と自分は目立ってしまうなと。特に相手はボスでなかったにしても綺麗な赤髪と卓越された風貌に惹かれる者は数しれないだろう。そんな端正な横顔をちらりと見て「あなたは色んな意味で人を惹きつけそうだからなー。でも大丈夫、ちゃんと人目のないところだよ。」ある意味暗殺にはぴったりな、と頭を過るが折角の楽しい時間に横槍はいれたくない。穏やかな佇みのまま歩を進めるも相手に酒瓶を持たせたままだったことに気がついて「ごめん、運ばせてしまったね。……あ、あと呑みに此処に来てるの部下たちには内緒にして来たんだよね。」と相手の手から酒瓶を取りながら、脈略なくこっそり来たことを告げ、要は秘密にしておいて欲しいと苦笑して。)



>>ノアくん

(幼い顔立ちに似合わず酒が強いことを知れば意外だなと思いつつ、飲み仲間が増えるかもしれない喜びに気分を高揚させ「いいね。うちには中々最後まで付き合える子が少ないから期待してるよ。でも君が酔い潰れちゃったときはちゃんと介抱してあげるから安心して。」自分の部下たちも良く呑みに付き合ってはくれるが、自分のペースに合わさせてしまうと体調不良者が続出してしまうため頃合いを見て止めており。相手がどれほど強いかはこれから見るとして、もしもの時は責任を持つと冗談めかしてからっと笑って。次いで黒豆を食べた時の相手が思った以上に喜んでくれているようで、綺麗な赤紫の瞳が輝く表情が可愛らしく思わずふっと笑いが溢れて「気に入ったみたいで良かった。俺はいつでも食べられるから好きなだけ取りな。なんかノアくんのそんな可愛い顔見たら色々食べさせたくなるな。」重箱を相手が取りやすいように相手に近づけて置くと、その可愛らしさについ我慢出来なくなっては少し緩んだ相手の頬をふにっと軽くつまんでしまって。)



>>アーロンくん

へえ…、強そうなのに勿体ないなー。でも仕事の堅い話は抜きにして楽しめればいいからさ。愚痴はいくらでも聞くけどね。
(相手の深い素性は知らないため言葉をそのまま受け取ることにして感想を言えば、愚痴を言い合える仲でもないためあまり期待しないながらも堅苦しいのは抜きにしようと肩を竦めて。足を引き摺る様が色々考慮してのこととまでは気付かず、何処か急かされるまま目的地へたどり着けば、店の木の扉を内側に付けられた真鍮製のベルの音を響かせながら中へ入って。すぐに店主がカウンター越しに此方に目を向けてきたので氷袋や湿布など必要なものを用意してもらって受け取ると、相手を店の奥の席に座らせて自分は再び相手の前にしゃがみ、断りを入れてから足を取って患部に氷袋を当てて「冷たいけど我慢してね。…本当はマスターが診てくれるんだけど、忙しいみたいだから。」スラムで暮らして居た頃、怪我は日常茶飯事で年上から年下の怪我の治療は幾度もしてきたため捻挫を診るくらいはお手のもの。ちらっと相手を見上げ安心させるように笑んではすぐに氷袋へ視線を落として「そう言えば…、さっき見つかったら連れ戻されるって言ってたけど、何か横着でもしたのかな?」とさっきは深入りを避けるため聞き流したことを少しの躊躇いのあと、詮索ではなく好奇心から視線は下げたままあくまで穏やかな声色で聞いてみて。)


63: ダンテ・ブルッツォーネ [×]
2019-01-15 03:01:16



>>59 ノア

(銃口を向けた先に居たのは──紛うことなき、情報屋。ふと、今回の件について思考を巡らせる。推測せずとも、これは警察側の誰かに情報を流した奴がいる。身内とはとても考えられない。特に今回は場所を知っている者は少なかった。となれば、可能性が高いのはクライムで情報屋を営む者達。勿論、目前の情報屋もれっきとした容疑者だ。そして、警察側に売ったであろう情報屋だけでなく、その情報屋にネタを流した人物もまた、突き止めなければならない。となれば、やらなければならない事は決まっている。一旦苛立ちを抑え、拳銃を下ろしては顎でこっちに来いと示し。)
──よォ、情報屋。丁度いい、お前に仕事を頼みてぇ。

(/絡んで下さりありがとうございます。こちらこそ、よろしくお願いします…!)


>>アーロン・ナイトレイ

(あくまでも知らぬ存ぜぬを通す相手に大したものだと感心する一方で、それならばと口端を釣り上げては不意に相手との距離を詰め。ほんの一瞬、見落としてしまう程の違和感はあったが、ただの困惑か、恐怖か。それとも侮蔑への怒りか判断しかねてはいるものの、一歩、二歩と遠慮なく境界線を踏み越えては堂々たる出で立ちにて相手の前に立ち塞がり。自分と比べ幾分か小さい相手を見下ろし威圧的な態度を取りながらとんとん、と人差し指で軽く相手の心臓部分を叩き。まずは境界線を踏み越える事の警告をと脅しを掛けてから一歩下がり。)
へぇ?あくまでも一般人、ってかァ?──ンなら、覚えとけ。こっから先はオレ等の縄張りだ。安易に踏み込めば──殺すぞ、鼠。


>>榊誠

(相手の指摘に自分の外見が目立つ事は十分に理解している様で肩を竦め。「否定はしねぇよ。良くも悪くも、この赤は目立つからなァ。けど、アンタがそう言ってくれンならこの先は安心だ」うんうんと頷きながらも人目のない場所、と聞いて自然と暗殺の単語に結び付き。潰すならば好機やもしれないと考える一方で今はそうするべき時ではない、安易な考えだと直ぐに考えを消し去り。僅かな思考に気を取られていた所でするりと手の中から抜けていった酒瓶を視線で追い掛けこの程度気にする事でもないだろうと思いつつも大人しく明け渡し。言外ながらに内密にと示されれば口元で人差し指を立て分かっていると犬歯を見せて笑い掛ければ、元より誰にも話すつもりはないと頷き。)
いや、これぐらいどうって事ねぇよ。──ハハッ!そりゃ、こっちも同じだ。そう心配するこたァねぇ。言ったろ?逢引だってな。



64: ノア [×]
2019-01-15 03:55:50



>>60
( / 私の作った情報屋とはまた違う、可愛らしくもしっかりしている情報屋様で素敵です。不備等御座いませんので絡み文の投下宜しくお願いします。 )

>>アーロン

分かった分かった...本当、お前は何時も少し強引すぎるんだよ。
( 彼が自分の言葉で納得しないのは今までの付き合い上、分かってはいたものの、最終的には父親と言う言葉まで口に出されて、悪戯げに浮かべる笑みに仕事の立場という物も抜けずに居たが参ったように口許に笑みを浮かべると振り回されてしまう自分が悪いのだが上記を述べ。自分と食事に行けると分かっただけでこれだけ頬を緩める人間もそう居ない...変わり者と言うのは知っていたが、ここまでとは。しかし彼のその様子は自分に尻尾を振ってくる犬の様にも見え。可愛がりたくなる気持ちも湧きつつ、同じ背丈の相手の頭をぽんぽんと撫で。相手が言っている言葉を纏めて考えてみれば一つしか思い浮かばず、...此奴が行って大丈夫なのか...!?と、まず心配になり。「 あー...人いっぱいいるぞ?どんな奴がいる分からないぞ...?お前は大丈夫か? 」なんて不安げに相手の顔を覗き込みながら聞いて見て )

>>榊

( 酒が強いと言えば嬉しげに語る相手に、この人は本当に自分を飲み仲間が出来るとしか思っていないんだな...と再確認すれば既に緊張感何てものは解けて冗談っぽくケラりと笑っている彼を見て一緒になって眉を下げながら八重歯を見せて吹き出すように笑い 「 介抱なんて、ナニをしようとしてるんだ? 」口角を上げながら悪ふざけで相手の肩をツンツンと軽く突いて述べ。それにしてもこの"黒豆"とやらはとても美味で、あまりにも美味しいので今度日本のマフィアに情報提供を求められたらこれを代償として貰おうか...なんて本気で考え初め。可愛いやら食べさせたくなるやら、聞いている事は少々ペット扱いされているような気がするが、気にせず黒豆に箸を進めていると頬を摘まれて。...この人は一体何がしたいんだ。からかっているのか何なのか...「 ...食いにくい 」 若干不服そうな顔をしながら横目で相手を見て )

>>ダンテ

( 銃口を向けられながら何かを考えている様な顔をする相手に、ボスと言う威厳を持っている人を並大抵で騙される訳もなく少し頭を捻れば簡単に自分が流した事がバレるのは当然の事で。自分に流したのが誰か分かるまでは自分の事を殺しはしない筈──しかしこの世界で生きている身、いつ殺されても可笑しくないのは当然分かっている。死ぬ覚悟もいつだってしてきたので特に恐怖を感じる事は無く。やはり案の定相手は銃口を下げ自分を此方に来るよう促して。言われた通りに其方に行くと「 ...なんだ? 」 と開き直った様に相手に問い掛けて )




65: アーロン・ナイトレイ [×]
2019-01-15 13:05:04


>>誠

そうだな、ありがとう。
(相手に“強い”と思われるような素振りどころか先程から醜態を晒している始末。一体何を判断材料としてそう感じたのだろうかと逡巡すれば、やはり此方の身分が割れているのか観察眼に長けた人物であるのか。何方にしても迂闊な事はできないと僅かに緊張感を高めつつ大人しく相手の後を付いて行き、店内に足を踏み入れる刹那素早く周囲を観察し此方へ殺意を向ける輩が居ない事を確認すると促されるまま奥の椅子に座り。こういった場所の空気はあまり肌と馴染みが無く好奇心に満ちた目で周りの様子をまじまじと眺めていれば、ふと声を掛けられ「ああ」と短い相槌の後足首に感じたひやりとした心地良さに小さく息をつき。仮にも出る場所へ出れば一つの集団を手中に収めるマフィアのボス。そんな相手が実に自然な仕草で足元に跪き怪我の手当てをしているというのは違和感やら妙な居心地の悪さやらを感じずには居られないものの、やはりその世話焼きな様子は何処か懐かしさを覚えるもので記憶の底に浸るように目を細めてぼんやりと相手の手元を眺めており。そんな折ふと問い掛けられた言葉に我に返ると「ああ…、本部に居るのは退屈だから抜け出してきたんだ。さっきは漸く追手をまいたところだった」と悪戯っ子のようにくすくす笑って答え)


>>ダンテ

…ああ、それは失礼。なら別の場所に行くとするよ。
(此方へ真っ直ぐに向かって来る相手を見れば“成程、警察連中がデスポタに手を出したがらないわけだ”と愉快な心持が沸々と湧き上がり。高揚する気持ちは心の内に押し留め目の前に佇む相手を見据えると、苦笑を浮かべる表情はそのままひらりと両手を肩の位置まで上げて忠告には応じる旨を伝え。しかしそのまま立ち去るでも無く表情から笑みを消すと「けど、言っただろ。俺は鼠じゃない。俺の言った事には応じてくれないのに、自分の言う事には応じさせようなんて思ってるのか?」とその事自体については然して意に介していないものの、どうも妙な矜持が相手の態度を受け入れる事を拒み軽く眉を寄せて問い掛け)


>>ノア

人聞きが悪いな。普段散々扱き使われてるんだ、俺だって使える物は使わせてもらうだけだよ。
(相手の雰囲気が和らいだことを感じ取り満足げに頬を緩ませるも、柔らかなお咎めの言葉には心外だとばかりに唇を尖らせて反論した後直ぐに破顔しくすくすと笑い。約束を取り付けた事に胸を弾ませ何を振る舞おうかと鼻歌交じりに考えていた時、ふと頭上に柔らかな感触を感じて驚いたように目を見開き。他人に頭を撫でられる事等久しく経験が無かった為に一瞬たじろいでしまうも、無論悪い気はせず「…子供扱いしてるな?」と口元に微笑を浮かべながら問い掛けて。果たして拙い知識とイメージばかりの説明で伝わるだろうかと不安げに相手を見詰めているも、どうやら上手く察してくれたようで途端に狼狽えた様子を見せられれば不思議そうに目を瞬かせ。「大丈夫だと思うけどな。護身術は身に付けてるし、正当防衛で安易に殺してしまったりしないぞ」と無駄に自信に満ちた表情で頷いて見せ)



66: 榊 誠 [×]
2019-01-15 14:38:02


>>ダンテさん

良くも悪くも?少なくとも俺は悪いとは思ってないよ。すごく綺麗で魅力的だと思うな。そんな色男と酒飲みが出来る俺は貴方に惚れてる人たちに恨まれちゃうかな、ははは。
(目立つと言う意味でなら良し悪しがあるにしても、自分は好意的に捉えていることを少し冗談めかしながら煽てでもおせじでもなく素直に告げて笑い。歩を進めながら、この酒盛りを口外する気はない様子に目を細めつつ再び出てきたワードにからっとした笑いを零して。「逢引かー、なんかいけないことしてるみたいで燃えるね。」実際勢力を持つ2つの組織のボスが仲良く酒盛りは‘いけないこと’なのかもしれないが今更なので気にしない。さて目的地の丘に近づいたとき、月明かりだけの薄暗いそこから嫌な臭いを感じ取り。それはあまりにも嗅ぎなれた臭い、鉄の香りで。反射的に、嫌だなと思うが相手も気付いているだろうし素通りは出来ないとそのまま臭いの元へゆっくり足を進め。案の定、そこには血塗れの死体が2体転がっており。しかも恐らく相手の、イタリアの組織の人間。すっかり酒盛り気分も冷めていつもの緩い顔も無表情になり、死体の傍らに屈むと酒瓶を地面に置いて傷口の具合から凶手を探ろうとして。)



>>ノアくん

(幾分警戒心がとけた相手に言われた軽口に、看病するつもりで言ったため始め「ん?」と返すが意味が分からないほど脳天気な頭ではないため、悪戯心が擽られては肩を突く手をやんわりと取って相手に顔を近づけて「ノアくんの気分が良くなるように、ずっと傍に居てあげるよ。」と手の甲を親指ですりっと撫でてきめ細やかな肌の感触を楽しんではくすりと笑って。そんな悪戯もすぐに辞めてぱっと手を離なすも黒豆を頬張る姿はついつい構いたくなるし手を出したくなってしまい。不服そうな相手すらも可愛らしく見えては頬を摘んでいた手で頭をポンと撫でてみて「今日は月見酒のつもりだったけど、ノアくん見てるだけでもお酒がすすみそうだよ。」と軽く笑えば自分のおちょこに酒を注いで一口で一杯を空にして。)



>>アーロンくん

退屈か…。確かに書類整理ばかりだったら俺も抜け出したくなるかも。でも、それだと戻ったときに怒られないの?
(先程仕事が書類整理だけと言っていたことを思い出せば、スラムの時から動き回っていた自分にはとても耐えられなくなって同じことをしそうだと軽く笑い。それにしても本部の追手をまけるとは相当な俊足で頭角の持ち主。もし相手に追われることになったら逃げ切れるか分からないなと懸念しつつ、今はその心配もないため顔を上げて相手のこの後を気にかけて。暫く、患部を冷やし続け頃合いに氷袋をどかすと少し湿った部分をタオルで拭いてから丁寧に湿布を貼るとズボンの裾をおろしてやり「はい、できた。この捻挫も逃げ出したからバチが当たったのかもね…なーんて。まあ数日は無茶しないように。」少々茶化しを入れて笑えば、治療も終わったし早速飲もうと立ち上がるがそれと同時にスマホが鳴って。「ちょっとごめんね。」と断りを入れ店の隅に行き通話に出ると幹部から。どうやらこの付近で下っ端が別マフィアの連中ともめているらしく。表情は一切変えずに「すぐ行くよ。」と短く答え通話を切って。)


67: ダンテ・ブルッツォーネ [×]
2019-01-15 16:46:51



>>ノア

(素直にこちらへ来たのは何も知らぬ故か、覚悟した故か。それとも、と思考を巡らせながら冷静さを取り戻す為に煙草を咥え直し肺の中へと煙を招き、車に凭れ掛かりながら自分の中の優先順位を決めれば、まず最優先に見つけるべきは情報源。この侭野放しには出来ない。次に情報屋ではあるが──仮に、目の前の者がその情報屋であったなら。殺される覚悟はあれど自殺願望はなかった、筈。ならば安易に情報源を教えるとは考えられない。寧ろ、証拠隠滅を図る可能性が高い。ゆっくりと煙を吐き出してはちらと視線を向け。案に隠せば殺すと告げては相手の反応を伺うように双眸を細め。)
裏切り者がいる。それを突き止めろ。報酬は望む額をやる。──もし、お前が情報の横流しに関与してるっつーなら、今、オレの前で正直に言えば命は取らねェ。情報屋っつーのは、そう言う生き物だからなァ。だが、嘘を吐けば、お前も裏切り者と見なす。


>>アーロン・ナイトレイ

(無害を装いながらのらりくらりとやり過ごすその態度はただの鈍感ではないだろうと確信を持った所で獲物としては恐らく上物、それなりの地位にある筈だと推測。仮に自分の推測が合っていると仮定すれば、自分の顔を知らぬ筈はない。元々、目立つ風貌である事は自覚している。曲がりなりにも一角を治めるボスを前にしての言葉とは思えないなと喉を鳴らしては、思わず口端は釣り上がり。舐るような視線を向けてからどうにも他の警察とは毛色が違うなと自分なりに結論を出せば、あくまでも高圧的な態度はその侭に名乗るよう促し。)
このオレに耳を傾けろってかァ?──ハッ!ただの愚か者か、蛮勇か。いいぜ、聞いてやる。鼠でないと言うならば名乗れ。


>>榊誠

相変わらず口が上手ぇモンだ。ま、ンな文句言う奴はいねぇよ。オレは飲みたい奴と飲む。今日はアンタと飲みてぇ気分だ。
(裏のない言葉を向けられるとどこか胸の内にむず痒さを感じるも、亡くなった母譲りの赤を褒められて悪い気はせず照れ隠し混じりに笑い。互いにいつ殺し合うかも分からぬ敵同士。殺さないに越した事はないが、上に立つ者の責務がある。例えるのなら、「さしずめ、ロミオとジュリエット、ってな」軽口を叩きながら目的地へと歩を進めるも──不意に、鼻腔を擽る染み付いた血の匂いに思わず眉根を寄せ。相手も同様に気付いておりこれは無視出来まいと向かった先にあったのは予想通りの死体。けれど、その見覚えのある顔に思わず表情が歪む。家族の人間、つい昨日まで軽口を叩きあっていた仲間だ。誰だ、家族を殺したのは。憎悪が胸の内を焦がし、つい歯軋りを鳴らし苛立ちが表に出るも、死体に手を伸ばす相手の腕を反射的に掴み。これはこちら側の問題であり余所者が下手に手を出すなと忠告しては、思い当たる面々を思い浮かべるもどれも候補の段階から抜け切らず取り敢えずは自分が調べるべきだろうと目を見開き息絶えている仲間の瞼を下ろしてやり。瞳の色が憎悪から悲哀へと色を変えながらぽつりと届かぬ謝罪を漏らし。)
チッ、興醒めだな。──待て。お前は触るな。こっちの問題だ。……悪ィ、ジャン、グイド。



68: アーロン・ナイトレイ [×]
2019-01-15 19:30:35


>>誠

勿論怒られるさ。
(早期の手当のお陰で腫れも最低限で済んでいる患部を眺めながら、相手の邪魔にならないよう小さくゆらゆらと爪先を揺らして何処か楽しげに目を細め。此方の今後を慮ってくれているらしい相手からの問い掛けには然して気にした風も無く軽やかに笑いながら頷き、その時丁度治療が済んだのか足首に涼感を得ると「いや、きっとそうだ。悪い事をしたらろくな事が起きないな。…ありがとう、助かったよ」と軽い冗談を交えて答え。相手が立ち上がれば少しの間足首を回して感触を確かめつつ、何やら連絡が入ったらしい相手からの声に目顔で構わない旨を伝えて。痛みもかなり和らぎ特に動きにくいという事も無く、中々怪我の治療は手慣れているらしいと感心していたところにほんの僅かに聞こえた電話の向こうへ語り掛ける相手の声に視線を上げるとその様子を窺い)


>>ダンテ

(名を問われればそこで漸く単純に気に食わなかった為に相手の態度に突っ掛かってしまった迂闊な言動を悔やみ、何事も無くこの場を立ち去れる可能性を一つ失ってしまった事に内心良くない展開だとぼやいて。名乗れば身分も素性も数珠繋ぎに割れてしまうことは必然。無論好ましくない事態ではあるが、現状からして逃れられそうにない雰囲気はひしひしと伝わってくる。何処までも高圧的な態度に不満は尽きないものの全ては自分自身の落ち度、下手な悪足掻きは止めておこうと腹を括ると微かに姿勢を正し相手を見据え要望通り名前のみを名乗り)
──アーロン・ナイトレイだ。



69:  [×]
2019-01-15 20:00:06

>アーロンさん

…ふぅっ残念ですね。
こちらとしては、遊び足りないので殺り合いたかったのですが、そう言われると。
そういえば、追われてると言ってましたよね。どう逃げるんですか?

(相手の言葉に痛いところつかれたなと考えながら小さくため息をつきながらナイフを足にあるナイフをしまうところに収めながら残念ですと子供みたいにしょんぼりさせながら肩をすくめにこりと微笑み明るい口調でストレス発散の延長になればと思ったんだけどなと心の中で思いながら穏便にそれを話し今これをボスに言われると不味いしと考えながらそう言われるとと付けたしけど、私が今逃がしても相手はどう逃げるんだと疑問に思い素直に伝え)


>ダンテさん

それは、良かった…。
私も役に立ったみたいで…。

めんどくさいですねぇ~。

(後始末をする相手を見てクスクスと微笑みながら安心ようにため息をつきながら一言だけ呟きとある死体から取り出したい情報がありそれをがさがさと手を血だらけにしながらも漁りとある携帯を見つけあとはこれを始末するだけと計算しながら持ち上げ自分も役たったと話しながらもうやり残したことないなと回りを確認し早くしないと仲間が来たら大変だと思っていたがそれも遅かったらしく遠くから5、6人来てる足音や気配を感じ)


>榊さん

…自由に、ですか…。
では、榊さんと呼ばせてもらいますね…。
断る理由もありませんしねぇ、こんな私でよければぜひ…。

(呼び名について説明されまぁ、確かに数回しか会ったことない人を急に呼び捨てはしないだろう相手は日本人だ礼儀というものがなと考え相手を自由に呼んでいいと言われ心の中では日本の長と思いながら無難に榊さんと伝え話さないと聞かれこの後なんも予定がないしなと考えながら敵だろうけど殺られはしないだろうその上上手くいけばよい話しを聞けるかもしれないしなと企みながらふわりと微笑みながらこんな私でよければと言いながら令嬢みたいにお辞儀をし)


>ノアさん

おや。薔薇とかもトゲがあるからこそ美しいんでしょう?交渉成立ですね…。

_____着きましたよ。ここのスイートルームです。

(相手が後から綺麗にもトゲがあると言われきょとんとしながらもまたクスクス笑いながら美しいために狙われる誰も守ってくれないならば自分が美しいと認めて自分を守るために武器を持てばいいと考えたんだと自分で詩人みたく心の中で語りだからこそトゲを含めて美しいと嘲笑うかのように呟き相手の同意を聞いたら交渉成立と明るく話し帰り血は今黒いドレス着てるから見えないだろうと考えながらレストランを案内しクライム中心部のデカイマンションを指差しここと話しさぁスイートルームへ行きましょと腕を絡めようとし)



70: 榊 誠 [×]
2019-01-15 20:47:48


>>ダンテさん

(相手の歯切れのよい言葉も軽口も飲む前から此方の気分を良くさせてくれ、本当に今日は彼と出会えてよかったなんて呑気に考えていたが、場の空気は一変してしまい。先程まで綺麗に思えていた月も今は殺害現場を不気味に照らし出す傍観者でしかない。死体に触れるか否かの直前、腕を掴まれ止められては失敗したなと思い。相手の言う通り彼の配下の人間と分かった時点で、部外者で更には敵対している自分も傍観者にならなければならなかったと。咄嗟にすまない、と謝罪しそうになった言葉を飲み込み立ち上がると少しだけその場を離れて仲間の死を労る背中を見つめ。その背中からは相手がどれだけ仲間──家族を想っているかが伺え、自分も同じだからこそ思ってしまう。自分の家族でなくてよかったと。それに今回彼の仲間を殺したのが自分でなかったとしても、この先この手にかけていた可能性もあるため謝罪はせず、敵に対する敬意として静かに目をつむり瞑想するだけに留めて。ざわりと冷たい風が吹き目を開ければ、これ以上此処に自分がいる意味はないため「…俺は失礼するよ。──お酒は彼らに。」と言葉を残し静かにその場を去って。その時、死体の傍に日本の象徴である菊が彫られたボタンが落ちていることは気付かずに…。)

(/本体が失礼します。今回場面を一度区切らせて頂きました。この後展開によりますが落ちていたボタンの真相が明かされると思うのでよろしくお願いします。もしこうしたいなどありましたら何なりと。)



>>アーロンくん

(怒られると確信しているのに全く気に留めずむしろ快哉とした様に、この子また抜け出すんだろうなと苦笑しつつもどこか応援したくなる気持ちでいて。礼に対しては気にするなと軽く手を上げ通話をするためにその場を離れ、事を終えると相手の元へ戻りすまなそうに眉を下げて「ごめんね、用事が出来ちゃった。…また会うことがあったらそのときはゆっくり呑もう。俺は行くけどよければ一杯飲んでいって。──それじゃあ。」と微笑んで相手に背を向けてカウンターへ行き、バーの店主に相手が何を頼んでも良いように多めにお金を渡すとチリチリンと扉のベルを鳴らし店を後にして。
店を出た後、短く息を吐き視線だけ扉の向こうの相手へやる。酒を奢ったのは誘ったにも関わらず先に辞去する詫びでもあったが、相手は警察、もしも下手にこの後追跡されても面倒なため軽い保険でもあり。手練れそうな相手に通用するかは不明だがとにかく今は現場へ急ごうと闇夜に姿を眩ませて。)



>>垂くん

ふふ、礼儀正しいね。こんなって言うけど垂くんみたいな美人さんと歩けるだけでも俺は嬉しいよ。
(相手の真意はともかく、仕草の一つ一つが繊細で美しい相手を褒めつつ、一瞬地面に視線を落としては先程まで呻き声を上げていた男も失血死したのか屍と化しており。これも全部目の前の相手が殺ったことでその命を奪う姿も美しいのだろうなと思いながら笑顔で軽口を漏らせば「じゃ、行こうか。…なにか食べたいものはある?」と路地裏を出て歩を進めながら尋ね、約束通り相手の行いは無かったものとして脳内から除外して。そして街に近づいて行けば街灯も増え周囲は明るくなっていき、それと共に感じるのは街の男達の相手へ向けられるねちっこい視線。きっと相手が男で人の首を刈る人間だなんて思ってもいないのだろう。今にも話しかけて来そうな雄の獣たちの視線は立場上少々厄介で、相手の手を取ると「ちょっと急ごうか。」と足を早めて。


71: ダンテ・ブルッツォーネ [×]
2019-01-15 22:42:23



>>アーロン・ナイトレイ

(また躱されるかと思えば、諦めて腹を括った相手に良い判断だと内心呟き。元より疑わしき存在を逃がすつもりはない。もしも、悪足掻きをするのであれば、強硬手段とて厭わない。そうならなかった事は果たして運が良いのか悪いのか。ふむ、と舌の上で聞きなれない名前を転がしてからならばこちらも名乗らねばなるまいと口端を釣り上げ。こちら側の土地に許可なく踏み入る事、そしてこの顔を忘れるなと殺気を滲ませるも、一瞬にして圧迫した空気は霧散。ずい、と顔を近付けては先程までのボスとしての高圧的な態度をさっぱりと消え去りニィ、と笑みを浮かべ。あくまでも拒否権はないと腕を掴んでズカズカと自らの領土に引きずり込んでしまおうと。)
──オーケイ、アーロン。鼠は訂正してやる。名乗らせたからにゃ、オレも名乗ンねぇとなァ?オレはダンテ・ブルッツォーネ。覚えておけ。──ンで、気が変わった。お前、ちょっと付き合え。


>>垂

(複数の足音に溜息を吐いては、大方遊んでいる途中で連絡が行ったのだろう。楽が出来たと思ったが、寧ろ手間が増えた。死体処理の手間が増えるな、と肩を竦めては仕方なしに拳銃を取り出し。この程度であれば一人で片付ける事も容易いが、面倒である事に変わりはない。元より、目の前の殺人鬼が原因であるのだから、これは正当要求だと自分を納得させ、相手側から来る敵は任せたと背を向けこちらを仕留めようと躍起になっているであろう敵の方へと駆け出し。距離を測りながら不意打ちにて曲がり角で男を蹴り飛ばし、そのまま控えていたもう一人を撃ち殺しては、一旦引き下がり裏手に回ってから背後から口元を押さえ悲鳴を上げさせぬ様にナイフで喉元を切り裂き。)
オイオイ、ちゃっかり仲間呼ばれてンじゃねぇか。しょうがねぇなァ。──暇してンなら手伝ってけ。


>>榊誠

(今日は良い日になる筈だった。少なくとも、悪くはない日になる筈だった。気分は最悪だ。こちらから拒んだ以上相手を引き留める事は出来ず。一度として振り返る事はなく「嗚呼」と短く返事を返せば、一人残された現場で大きく溜息を吐き。生き死にが脅かされるこの世界。仲間が死ぬ事は日常茶飯事。しかし、この感覚に慣れ切るにはまだ自分は若いなと空を見上げながら通信機で仲間に連絡を取り。暫くすれば迎えが来るだろうとその場に座り込んでは、相手が置いていった酒瓶を空け。ラッパ飲みで酒を煽れば下らない思い出話を一人で語りながら──ふと、死体の横で月光に照らされる物を見つけ。拾い上げ照らしてみれば、それは見間違う事なき菊の花を象ったボタン。つまり、ここには日本の奴らが居たと言う証明だ。敵同士であれば、こんな事もあるだろうと思う一方で抑えきれそうにない怒りに拳を地面に叩き付け。)
────クソがッ!!

(/了解致しました!提案して頂きありがとうございます。こちらもこれで一旦区切らせて頂きます。取り敢えずは流れで動きますので、お任せ致します。何かありましたらこちらからも声掛けしますので……!)



72:  [×]
2019-01-15 22:45:24


>>垂

…まぁ、それに近いものです。(ちり、と鼻孔の奥に突き刺さる血液の匂いは何度体験しても慣れぬもの。紙のマスクを介しても尚漂う血の匂いに誘われて見やった先には笑顔の人物が。その笑顔は中性的で美しい部類に入るのだろうが、目を引くのはそれよりも、?にべったりとついた返り血で。他の部位にはあまり血が付いていないことから手練れだろうともう一度顔を見てふと相手が中国マフィアの右腕と呼ばれる人物だと分かればこの可笑しな、不気味な光景も成る程と簡単に腑に落ち。やっと絞り出した上記に「貴方もですか?」と付け足し、目だけでニヤリと笑いかけ)


>>榊

頭、どこまでお出かけですか?(突然ぬ、と音もなく酒瓶の横に現れると、にこ、と目だけで相手に笑ってみせるも、それはすぐに消え。別に他意はなく、単純にどこまで行くのかという疑問なのだが、長身と見えない口元のせいで何かしら怖く見えるのはいつものこと。そんな表情のまま転がった酒瓶を拾い上げ、マスクから鼻だけ出すと匂いで毒味をした上でサッ、と相手に酒瓶を返し「毒は入っていないようです。傷もないようです。」と短絡的な答えを)


>>アーロン

…アレは…(忍者にとっての忍装束とは何か?それは、その場に溶け込むための服に過ぎない。木の葉を隠すなら山の中というのならば警察の巣に潜り込むならそれ相応の服を…警察が持つヤマトの情報は如何程な物かと潜り込んだ本人は手頃な警官から奪った制服に身を包み、堂々とホク内を歩いていたものの、前方に相手を見つけると足を止め。警察側のナンバー2の実力を収集するチャンスが目の前に釣り下がっているのであらば、とすぐさま止めた足は彼を追い始めて)


>>秦凱

…慈善活動ですか?(街中でぶらつく今日は完全なオフ…のはずだったが、やはり職業病からか、薄暗い場所へ視線は行ってしまい。そんな中、場所の薄暗さに似合わない白銀の髪が揺れるのをみるとオフはオンに切り替わるのも当然のこと。ここからは見えない角度の顔を瞬時に思い出す。忘れられるはずもない、何故ならば相手は中国マフィアのトップだ。何なら今ここで、と暗い欲望を抱えて背後から相手に声をかけて)
珍しい…こんな町では、ですが。


>>All

…はー…っ…(昼間と夜が混ざる時間、ひしひしと夜の寒さがかじかみと共にやってくる。燻った煙なような白い吐息が黒い口布から一筋上がると、次いで出てくるのは低いため息。それは足元に転がる動かぬ彼らに降り注ぐ。忍として一仕事終えた後はどうしても感傷的になってしまいがちで、そんな自分が嫌になりもう一度ため息を吐く。黒い忍装束は返り血を隠してくれるが、返り血に濡れた冷たさまでは拭ってくれはくれず、黄昏時が夜に変わる前に帰ってしまおうと近くのおんぼろビルを見上げ、足場になりそうな窓に手をかけて)


>>主様、皆様方
(/参加許可ありがとうございます!まさか褒め言葉までいただけるとは思っておらず、感謝感激です。
皆様方の個性溢れる素敵な息子さん方に絡めることを楽しみにしておりました!All文を出されていた方には駄文ながらも絡ませていただいたつもりです。抜けていたりした場合はすぐさまおっしゃっていただけたら、と、思います!
返信するペースがすこぶる亀で、日本語がちょくちょく捻れていますが、精進しますので何卒よろしくお願いします!)

73: 秦凱 [×]
2019-01-15 23:11:24

>誠クン

大事無くて何よりネ。…ふ、アナタのそういう所、ワタシは嫌いじゃないヨ。ドゥーツァイのお酒は格別ネ、オススメ教えてあげてもいいヨ。

(相手がそんな初歩的な不注意をするとも考えにくいので、大方子供の方が突っ込んで来たのだろうなとの予想はついたが、それを口にしない相手の優しさをわざわざ無下にすることも無いだろうと敢えて無難な回答を選び。確かに今晩は雲一つなく澄み切った良い月の宵ではあったが、まさか敵マフィアのボスに酒に誘われるとは予想もしておらず、刹那、驚いたようにやや眉を上げたものの直ぐにいつもと同様、口元を緩く歪めると了承の意を示し。ドゥーツァイには中国由来の美酒が溢れているというのは強ち嘘ではなく、恐らくは相手もまた気に入ってくれるだろうと読むとちょいちょいと手招きをして折角なので各街の酒を取りそろえる酒場の中でも窓が大きく月を見ながら飲むのにぴったりの酒場へと歩みを進め)


>垂クン

そうだネ。そんな恰好で夜道を歩いてたら、面倒な警察が飛んできちゃうからネ…嗅ぎまわられるのも面倒だから余り頻繁に派手に遊ぶものじゃないヨ。

(警察は何とかマフィアを取り締まろうとしているらしく、日夜自分たちの動向を嗅ぎまわっているらおり、そんな彼らに見つかったら面倒だと思いつつドゥーツァイにあるアジトに向かって歩を進め。夜のドゥーツァイはいつにも増して治安が悪くそこらでドラッグの売り買いが行われ、酒に飲まれた人間が地に這いつくばり、何処か目の虚ろな人間が徘徊する。愚かしさに高尚な説教を垂れてやるほど真っすぐな心根も持っておらずそんな中を事も無げに縫うようにして歩くと漸く辿り着いたアジトで再び相手に向き直り「ところで明日の昼は暇?」なんて緩く首を傾げ問いかけて) 


>ノアクン

…ああ、キミか。可愛いネ~、従順な猫は好きヨ。ワタシは…どうも嫌われてしまったみたいだけどネ。情報屋サンも猫が好きネ?

(背後に感じた気配には敵意を感じず、掛けられた声は聞き慣れたものであったため、思わず真顔になっていた表情にいつも通りの張り付けた様な胡乱な笑みを浮かべて振り返ると案の定そこに居たのは贔屓にしている情報屋。子猫を抱きかかえようと手を伸ばしたものの先ほどの仄暗い気配を感じ取られてしまった為かすっかり怯えられており苦笑しつつ手を引っ込めて立ち上がり。自分がミルクの一杯や二杯を与えたところできっと数日後には消えてしまっているであろう生命に完全に背を向けて、同じようにこの街においてはどのマフィアにも属さず脆弱でありながら強かに生きている相手のことは嫌いではなく、有益な情報でもあれば今日も買おうか等と呑気に考えつつそんな話を振って)


>ダンテクン

おや、イタリアの…。珍しいだなんて酷いネ、アナタの目にはワタシがそんなハクジョーモノに映ってマス?そう言うアナタは随分と大荷物で景気が良さそうじゃないですカ。

(不意に感じた気配は独特で、緩く頭を擡げてそちらを見ると何やら大量の酒を抱えた相手の姿が見え。あの量の酒をまさか一人で飲むわけでもないだろうし、恐らくは部下に振る舞うつもりなのだなと察しては仲間思いなボスだと常々聞いてはいたものの事実そうであるらしいと認識を改め。勿論自分が猫を手助けしたのは単なる気まぐれで、相手に話しかけられなければまた気まぐれに猫の脆弱な細い首を折っていたかもしれない等と考え相手の指摘は最もであるなと思いつつ両手の塞がった相手を襲うのは容易そうだと考えるものの折角買った酒を台無しにしてやるのも風流に欠けるなと思い直してミルクを出す為に脇に置いた買い物袋を手に取り敵意の無い事を示す様に微笑んで)


>アーロンクン

それは随分楽しそうネ。それにしても相変わらずのフリョー警官ネ?余りマフィアを揶揄ってるといつか食われちゃうヨ?…なーんて、ワタシも暇だったんだ、刹那の誘拐劇でも演じようカ?

(ククと喉の奥を鳴らす様に笑いながらも瞳だけは獲物を見定めるかの様に僅かに細め。僅かの間相手を凝視していたが、ふと息を一つ零すと肉食獣を思わせるような瞳を形作った三日月へと変えてにっこりと笑いかけながら相手を茶化す様に言い、その虚構と事実の境界をぼかす様に言葉を続けては突拍子もなく相手の腕をグイと掴んで有無を言わせずその腕を引き歩き出し。裏路地へと相手を連れ込むと遠くに見えた別の警官の姿を見つけてこれは好都合とばかりに笑みを深くすると敢えて其方に向かってずんずんと躊躇いもなく歩いて行って)

(/今日は、此方こそ裏表ある魅力的な息子様と絡ませて頂いて光栄です!ゆっくりの更新ですがぜひ仲良くして頂ければと思います、何卒よろしくお願い致します。)


>梔クン

まぁネ、そういう”気分”だったんだヨ。キミこそ殺す気はあるみたいなのに声を掛けてくれるなんて律儀ネ。

(項がチリと痛む様な鈍い殺気を感じて猫から目を離すとしゃがむ為に傍に立て掛けておいた棍を手に取り身軽な動作で立ち上がって声のする方へと振り返り。猫はその異様な雰囲気に驚いたのか走って逃げていき、その様子を横目で見ながら自分とは対照的な薄暗い路地の闇に溶け込むような相手の姿を見遣り目を細めると口角を上げ。自分も相当に表情の読めない人間であるという自負はあるが、口元を覆った相手もまた表情を読み取る事が難しく、喧噪の中で相手と対峙すると動向を伺う様に相手の次の動作を待ち)


74: 榊 誠 [×]
2019-01-16 00:27:14


>>ダンテさん

(相手と別れた翌日の朝、ヤマトの一角にあるアジトは清々しい朝に反して騒がしく、ボスとして与えられた部屋で自分に向かって青ざめた表情の下っ端くんが先程から涙目で弁明しており。弁明の内容は昨夜あの丘で起きた殺人について。下っ端くんが言うには現場付近を偶々通り掛かったとき、丁度殺人犯と思わしき人物が去っていくところで、関わってはいけないと思ったが報酬得たさに近づいてもみ合った際にボタンを落としてきてしまったようだと。それに気付いたのは今朝で、犯人に逃げられるは腕を負傷するはで散々だったとも。ボタンを現場に落としたのが確かなら、此方が疑われても可笑しくない。無駄な争いは避けたいところだが果たして話が通じるだろうかと懸念して。「何にしても関わった以上、死体を放置するのは良くないよ。…で、犯人の顔は見たんだろ?」声を低くしながらも怒ることはせず問えば、こくりと頷き返ってきた言葉にまた頭を抱える。その犯人は数年前日本マフィアに所属し仲間を殺して裏切った男で、日本製の短刀も所持していたと。悪いことに悪いことは重なるもの。それでも自分の組織が大いに関わっている以上無視はできない事案であり、犯人の動向を探るべく刀を腰に下げると「君は此処で待機。」といつになく真面目な表情でアジトを後にして。)

(/いえいえ、拙い文にお付き合い頂き感謝です。拙い上に語彙力不足ですので不明な点があれば何でも聞いてください。こちらは蹴り可です。)



>>梔

…梔。君はほんといつも突然現れるね。──月見酒をしに来てただけだよ。…それで君は此処に何しに?
(突如表れた右腕の姿に驚くでもなく、その気配の消し方は見上げたものだなと改めて感心しており、名前を呼んでこちらもゆるりと笑んで。目的はと言うと本当に酒飲みだけで隠そうにもいつものことなので素直に打ち明ければ問い返して、返される酒瓶を受け取り少し困ったように笑って「あのね…、本当に毒が入ってたらどうするのさ。臭いだけで効く毒もあるんだから、気持ちは嬉しいけどあまりそういうのはやめてね。多少の毒なら耐性があるし大丈夫だよ。」相手の忠誠心は先代のころから確かなものだが、どうにも身を犠牲する行動は例え軽い毒味であっても憚られ、叱るというよりも願うように言えば相手の肩をポンと叩いて。)

(/絡んで頂き有難うございます。真面目な右腕さまということでだらしないボスが迷惑をおかけすると思いますがよろしくお願いします。あと、右腕ということで呼び捨てさせて頂いていますが、もし不都合があれば訂正致しますのでおっしゃってくださいね。)



>>凱くん

お、嬉しいな。凱くんが薦めてくれるお酒なら格別なんだろうね。…お酒は強いの?俺、結構強いから酔い潰しちゃうかも。
(相手の言葉と表情から全部見通されているのだろうなと思いつつ、酒場を紹介してくれる様子に嬉々と声を弾ませれば相手の後を付いていき、相手が酒に弱いなら無理させるつもりなど全くないが楽しげに冗談を零して。そして暫く歩を進め目的の酒場にたどり着いてみれば流石相手のすすめる店といったところか、落ち着いた空間の中にある大きな窓からは見事な月が見え、客層も雰囲気も申し分ない。ここを知れただけでも今日は良い収穫になったなと上機嫌に席に座れば「それで、何がおいしいの?」とのんびりした口調ながらどこか急かすように問い。)


75: アーロン・ナイトレイ [×]
2019-01-16 00:45:18


>>垂

(どうやら此方の言葉に納得し今回は引き下がってくれるようだが、まるで歌うように告げられた“遊び足りない”という言葉は気分の良い物では無く。要するにその遊びとやらの延長で彼らは殺されてしまったのかと横目で転がる死体を見れば、その内の一体がまだ微かに喘ぐような呼吸を繰り返している事に気が付き。遅かれ早かれこんな状態では助からないだろう。苦しみを長引かせる事も無いと素早く銃を指に引っ掛けると、消音器の付いたそれで今にも事切れそうな彼の脳天を打ち抜き。何事も無かったかのように銃をホルスターへ収めると相手からの問い掛けに微笑んで首を傾げ、何処か楽しげな口調で答えて)
どうって?普通に逃げるんだよ。走ったり隠れたりしてね。


>>誠

…それは残念だ。次の機会がある事を願ってるよ。
(相手が席を外す様子を一瞬も見逃さないとばかりにじっと見詰めれば、流石に会話こそ聞き取れないもののただならぬ気配は察し。無論此方へ戻ってきた相手の雰囲気が微かに色付いて感じたのも同様、しかし詫びも心からの言葉と思えば微かに眉を下げてひらりと手を振り。無論このチャンスを逃すはずも無く、折角の相手の人となりを探る機会を取り上げられてしまったのだからこれくらいの対価は貰っても構わないだろうとほんの僅かに時間を置いてからそっと店を後にし。あの様子から察するにマフィア同士の小競り合いだろうか。この周辺で過去に大なり小なりその舞台となった場所を思い描きつつ、一先ずは相手が向かっていった方へと足を進め)


>>ダンテ

分かった、覚えておくよ。
(此方の要望に応じてくれる旨を聞けば微かに表情を和らげて頷き、その上思いの外律儀に名を名乗って来るのを聞けば筋は通っているようだ、と呑気にもそこばかりは好意的に受け取り。無論聞くまでも無く相手の情報は幾度と無く頭の中に叩き込んだが、其方が己の言葉を聞き入れるならば此方も同様と素直に頷き。しかしまたも場の空気が張り詰めるような殺気は気付けば跡形も無く、突然腕を掴まれれば驚いたように目を見開いて。一体何を考えているのかと微かな警戒心を滲ませるも、ただでさえ警察内部の情報網としては突出して不十分なデスポタの様相をボスの公認下で知る事ができるならば僥倖。一先ず身を任せてみようと、この賭けにも近い状況に僅かながら高揚感を覚えつつ「なんだ、さっさと殺す気にでもなったのか?」と軽口を叩きながら抵抗せずについて行き)


>>梔

(何者かに尾けられている空気は感じるものの、相当気配を消す事に長けているのか何処に、どの程度の距離を保って追跡されているのかまでは掴めず。無論己を監視する警官の一人の可能性も否めないが、少なくとも今この場所を訪れている警察連中の中にはそこまで隠蔽に富んだ者は居ないはず。こんな退屈な場所で楽しみの方から歩み寄って来てくれるのであれば僥倖だと密かに口元を緩ませると、恐らく相手の方にも届くであろう声量で声を掛け)
──きみも息抜きに来たのか?

(/初めまして、既に随分流れていたにも関わらず此方の絡み文に絡んでくださりありがとうございます…!凛々しくも愛らしい一面のある息子様とお話させて頂けて嬉しい限りです。今後の展開に胸を弾ませております…!此方こそ、何卒よろしくお願い致します!)


>>凱

それは嬉しいけど、不良警官でもきみらを揶揄ってるわけでもないからな。その辺は──ってちょっと待て、こら、
(ほんの一瞬感じた張り詰めた空気にやはりある程度此方の手の内を明かしているとは言っても油断ならない相手だと密かに警戒を深めたが、直ぐに相手の纏う雰囲気が綻べば何事も無かったかのように微笑み。そこへ唐突に腕を掴まれると些か驚いたように目を見開くも大人しく身を委ねて相手の後に続いて歩き、道中先程の軽口への訂正を求めて抗議の言葉を紡ぎ。しかしそれが途切れたのは前方に小さく警察官の姿が見えた時。相手も気付いているだろうに全く方向転換をする意思が感じられなければ明らかに故意であるのは言うまでも無く、僅かに足を踏ん張って声を掛けるが無駄だろうというのも薄々感じており強引に足を止める事はせず)



76: ノア [×]
2019-01-16 03:34:35



>>アーロン

ッくく、たしかに。そう考えればそうだな。少しはアーロンの気持ちも尊重してくれるのもいいもんな?
( 同じように頬笑みを浮かべたかと思えば子供の様に唇を尖らせ反論してくる彼に賛同する様な言葉を述べながら何処か無邪気さの垣間見える笑顔につられて八重歯を見せながら笑い。つい頭を撫でてしまったが、流石に名家の人間にこれは失礼過ぎた。しかと相手は年上だというのに。しまった、と思う頃には口許に笑みを浮かべている相手が目に入り、安堵の溜息を零し「 子供なんて思ってないさ、少し可愛らしく思えてしまったんだ 」 なんて撫でる手を止め眉を下げ苦笑いをして。自信満々に護身術や正当防衛云々と話されるも、そういう問題では無く名家の人間が果たしてそんな酒臭い庶民的な場所に行っても良いのかという心配であり、自分が聞いた事であり。少し俯きながら顎に手をやり、眉間に皺を寄せながら思考を巡らせ。そう言えば彼は未知の世界だとしても構わず進んで行くような人間だった、それを止める事も勿論困難であり。「 ...よし、じゃあ、行くか!!」 と、覚悟を決めたように顔を上げ相手の方を向き。 )

>>榊

( 彼の事だから自分が何を言っているのかも理解している筈、そこまで子供では無いだろう。口許をニヤつかせながらも相手の返答を期待していると、小さな返答を貰い、まさか...?と、顔を歪めるもその後の彼の行動は相手が年上であり、立場が上である事を示すには容易い程の出来事で。顔を近づけ、肌の質を堪能するかの様に撫でられると、顔は体から頭に登ってくるように頬が染まり、 「 ッ、何だそれッ。だったらそんな変な触り方すんな...ッ 」 顔を顰めて悔しげに歯を食いしばりながら離された手を引き。彼と居るとやはり調子を狂わされっ放しであり、内心とてつもなく悔しいがむすりとしながらも黒豆を食べる手を進めて。頭に掌を置かれて撫でられ、目を瞬きさせるとまさか自分がこんな事をされる日が来るなんて...と少し嬉しげに頬を緩ませ。彼の言葉を聞いては何だか凄くからかわれている感が否めず、やはりまだ不服さはあるが 「 ...変わり者だな、アンタは 」なんて言いながら先程彼にやってもらった事を思い出し空になった相手のおちょこにお酒を注いで )

>>ダンテ

...分かった分かった。そう怖い顔をするなボスさん。望む額をね────そうだな...情報屋って言うのは人を裏切って生きていく生き物だ、今回の事は関与している。警察に流したのは俺だ。
( 常時睨み続ける彼は、きっとこんな所で生きていない人であれば死んでいるんではないかと思うくらいの鋭い目付きで。本当に大した暴れ馬に捕まってしまったもんだ、果たしてこの状況をどう逃げ出せるか。少し考えて見るも、やはり素直に受け答えをするしか方法は見い出せないようで。それに望む額を貰えるのなら、隠しておく必要性も無い。イタリアのボスである彼は仲間を誰よりも大切にしているのは勿論耳に入っている、見つかり次第相手が殺されるのは分かっている。しかしそれは自分にとっては関係ない。誰が死のうが自分が生きて行ければそれでいい、なんて思考を巡らせた後余裕気に口角を上げてツラツラと正直に答えていき )

>>垂

...面白い考え方だな、...綺麗なものに棘は必要無いだろ。
( 刺があるからこそ美しい、そんな事を言ったのは彼が初めてで。しかし自分との考え方は少し違うのか、片眉を上げて付け足す様にポロリと零し、口を「へ」の字にして何処か地震げに言ってみせて。彼が一体何処に行こうとしているのか等は全く掴めないがとりあえず彼がレストランの場所を考えている様なので彼の言う通りにしていようと着いていくと、豪華で煌びやかなレストランに着いて。唖然とした顔でその建物を見上げ。相手が不意に発したスイートルームと言う言葉に驚愕し。まさかこんな大きな場所に連れてこられるとは...と少し頭を抱え。腕を組まれそうになるとするりと抜け 「 ...腕組む必要あるの? 」なんて怪訝な表情を見せて )

>>梔

──────何してんの。
( 夜、肌寒い風が自分の体温を下げては身震いをして。すっかり季節は冬...外で行動するには鼻が赤く染まったりする時期で。今日も情報屋としての活動をしっかりと終えて夜になればマフィアは活動する時間になるので、散歩がてら情報収集でもしようと歩み出て。不意に廃れたビルに視線をやると日本で言うニンジャとやらの格好をしている相手が登ろうとしている所を見つけ。格好も格好でやはり惹かれるものはあったが、その近くに転がっている息のない屍と何か彼が関係があるのか気になり。何処か雰囲気が知り合いに似ているのもあり、近づいて行っては声を掛け。 )

( / 絡ませて頂きました、ありがとうございます。レス速度に関しては本当に気にしないで貰っても大丈夫ですので、どうぞこれから宜しく御願い致します。 )

>>秦

従順な猫か...猫は早々居ないんじゃねーの。どっちかって言うと、従順な犬。ちょっと怖かっただけだ、人間と同じなんだ。ただ人間より頭も力も無いだけで、...俺は動物、好きだよ。
( 特に驚かす事も無く襲われる事も無く、それに安心したが何処か嘘臭い彼の笑顔と猫に背を向けてしまった相手を横目で見ては自分が近付き柔らかい頬笑みを浮かべると、弱々しく震えている猫を優しく抱き上げて。「 ほら 」 なんて言いながら相手の手の平に猫の前足をぽん、と置いて見せて口角を上げて目を細め。少し能天気過ぎるだろうか?しかし動物が居ると構わずには居られないので、やはりやめることは無く喉元を人差し指で撫で。彼が何を思っているかなど梅雨知らず、この子は自分で買おうか。可愛らしい顔をしている、なんて此方も此方で脳天気な事を考えていて。 )




77: ダンテ・ブルッツォーネ [×]
2019-01-16 08:31:23



>>秦凱

(薄情──そもそも、あちら側には情と呼べるものが存在するのか。いつも煙を掴むようで、こちらからすればやり難い相手だ。損得だけではない、しかし義理人情でもない。もっと別の何かが行動の裏に在る様な。だからこそ、何の足しにもならない様な行動が気になった訳で。こちらに手を出す様子のない相手同様に敵意のない者に手を出すつもりはなく、一緒にしゃがんで子猫に視線を落とせば弱りながらもミーミーと愛くるしい声を上げ餌をねだる様子に何となくむず痒い様な、擽ったい様な感覚に頬を掻き。何となしに指先で頭を撫でてやれば、懐く様に押し付けられ思わず表情が緩めながら隠す事でもないだろうと大量の酒の理由を明かし。)
そりゃ、アンタ等の所は特に変なのが多いからなァ。──ま、丁度一仕事終えた所でな。その祝い酒だ。偶には労ってやンねぇと。


>>榊誠

(一夜が明け、捜査は想像以上に順調に進んだ。死体の傷は刃物、それもナイフやカッターではなくもっと鋭利な、それこそ刀なぞの特殊な切り傷であった事。現場に残された頭髪は東洋人のものである事。拾った菊のボタンは間違いなく日本側の物である事。昨夜の被害者二人は飲みに行く為中央部に足を運んでいた様で、楽しみにしていた店の予約が漸く取れたのだと自慢話を聞いていた仲間がいた。ならば、こちらから仕掛けた可能性は低い。ただ、殺された。恐らくは一方的に。無闇な殺しは抗争に発展する。必要とあらば戦争を避けるつもりはないが──相手の人柄だけでなく、互いの立場を考えても、ボス直々に殺しを命じたとは考えられなかった。寧ろ、こう言った手法は好まないだろう。ならば、勝手な行動を取る部下がいたか、はたまた裏切り者が潜んでいたか。想像の域は出ないが、恐らくそのどちらかだろうと当たりをつける。しかし、そちら側が起こした問題であるのなら無視は出来ない。そして、誰かが責任を取らなければならない。一晩掛けて調べた資料を机の上に投げ捨て、吸っていた煙草を磨り潰す。「──出掛けンぞ。ジュリオ、車出せ」部下に声を掛けジャケットを羽織り。拳銃を懐に収めれば、アジトを出る支度を済ませ現場へと足を運び。)


>>アーロン・ナイトレイ

(存外にも素直な様子に益々他とは違う事を認識しては、ただの鼠と追い払うには惜しいだろうと強引に手を引きながらも抵抗せずについて来る相手に気分を良くし「まぁ、それも悪かねぇが──お前に興味が湧いた。お前の事が知りてェ」と素直に好奇心によるものだと明かしては、さてこの辺で良い店があったかと地図を脳内に張り巡らせ。部下に知られればまたこっ酷く叱られるだろうなと思いこそするも止める気はなく。歩きながら馴染みの店を一つ思い浮かべては、スタスタと慣れた足で小道に入り階段を降りて行けば如何にも怪しげなネオンに照らされた扉を開き。レトロなBGMが流れる店内に慣れた調子で踏み入り、奥から出て来た白人男性に軽く手を振りながら挨拶を。)
Ciao!相変わらず寂れてンなァ。そんな店に吉報だ。今日、今から貸し切りで。


>>ノア

(やはりか、と納得こそすれどその怒りが収まるものではなく。割り切った潔さは好ましいが、相手に回した奴が悪かったな、と心中で呟き。裏切り者の始末に損得はない。金を出し惜しむ気はない。最優先は情報源。裏切り者は殺すそして、殺さないとは言ったが、情報屋に手を出さないとは言っていない。煙草の煙を吐き出した所で──不意に、下ろしていた拳銃を向ける。家族に死者が出ていない事が不幸中の幸いだろうか。もし、これで一人でも死んでいれば、相応の報いを受けさせなければならない。ボスとしてではなく、家族の一人として。今回は腕一本で我慢してやろうとご褒美の言葉と共に躊躇わず相手の右腕に向かって発砲。)
──オーケイ。ンなら、イイ子チャンにはご褒美だ。


>>梔様
(/背後からのみで失礼します。時間の関係上取り敢えずは今お返事を頂いている方に返信させて頂きました。時間が出来次第絡ませて頂きます…!一応、 >58 にこちらからの絡み文がありますので、もしお手隙でしたらそちらでも問題ありません。今作成途中ですので、もう少しだけお待ち下さい。それでは、こちらは蹴って頂いても大丈夫ですので。)



78: 榊 誠 [×]
2019-01-16 11:43:12


>>アーロンくん

───遅かったみたいだね、全く。……君、何したか分かってるよね?
(クライム中心部の繁華街から少し離れた廃墟の中、真っ赤に染まった死体を眼下に短く息を吐けば背後で小さくなっている男──転がる死体を成した張本人である自分の部下を低声で凄んで。この世界、喧嘩や対立は当たり前、勿論殺しも。しかし今回の死はあまりにも無意味で軽薄なものだった。喧嘩相手は中国マフィアの人間で、ほんの些細な口論から始まり歯止めが効かなくなってカッとなり殺ってしまったと。下っ端とはいえうちの組織にまだ自制力の利かない者がいたとは、指導不足だなと今後の下っ端への指導の見直しを考えつつ死体をどう処理するかと。抗争の最中殺ってしまったならお互い様だが、今回ばかりは此方に非があり、それこそ戦いのきっかけになりかねない。戦いなればそれだけ犠牲がでるし謝って済む問題でもないため、気は向かないが隠蔽するしかないかと。無意味な死は嫌い…この世界に生きてきて甘い考えかと内心苦笑を漏らしながら、息絶えた敵組織の人間の元に跪き哀悼した後、隠蔽工作をするため死体に手を伸ばして。)



>>ノアくん

(表情が次々変わり最後には赤くなる相手にからかい甲斐があるなと悪戯に笑んだまま「あれ、この触り方気持ちよくなかった?ナニか、期待されてると思ったんだけどな。」とおどけて見せるもそれ以上からかうことはせずに、どこかご立腹の様子で黒豆を食べる姿をまるで弟を見るような眼差しで頬やましげに眺め。そしてしばらく相手の髪を撫でその感触を楽しんでいたが、酒を注がれれば名残惜しいが手を離し「ありがと。」と短く礼を言いおちょこに口をつけ。その後、相手の言葉の意味を吟味するように数秒、間を開けて「…変わり者ね。…マフィアのボスには見えない?」相手の言葉に深い意味は無かったかもしれないが、実際自分はマフィアのボスの風格はないし異質に見えるかもしれない。その事は気にしていないが、問う声色は優しく静かで微笑みも携えていながら、いつも緩さがないせいか少し重みがあって。)



>>ダンテさん

(アジトを出た後、一人の部下を連れて犯人が潜伏していると思われる目星のついた小屋に来ていた。留守なのを確認し小屋の前に部下を見張りとして立たせるとピッキングで中へ潜入して有益な情報を探し。──犯人は19歳の若者。先代の頃から問題児で頭は弱いが腕だけは確かで狂気的行動が目立っていたが、ついに数年前組織のやり方が生ぬるいと仲間を殺し姿を眩ませた。その時、存在を消すため捜索はしたが結局見つけるには至らず、今回の事件を引き起こしてしまったのだ。──部屋には住んでいる形跡が至るところにあり、今夜の殺人予定の計画書も簡単に見つかった。昨夜此方の部下と揉めたのなら警戒を深めるところだが、頭の弱いところは変わっていないらしい。犯人の性格からこれが罠であることは考えにくく、姿を現すとすれば今夜、計画書に書かれた場所。その情報をしっかり頭に入れて計画書を元の位置に戻し、此処に居た痕跡を消すと扉の鍵を閉めて部下と共にその場を離れ。例え過去に衣食住を共にし背を預けた仲であっても、それは既に潰えたもの。次相まみえたときは躊躇するつもりはないが、気掛かりはイタリア組織で。できれば此方の遺損は此方で片したいがそうもいかないか。表情を険しくしつつ一度アジトに戻るため現場付近を通りかかって。)


79: アーロン・ナイトレイ [×]
2019-01-16 14:35:02


>>ノア

そうだろ?ノアは物分りが良くて助かる。
(普段言いなりになっている分ある程度の我儘は許されるべきという自論は決して間違っていないと思ってはいるものの、頭の堅い連中にはそんな理屈も通じない事が多々あるのは経験済み。故に相手からの肯定が得られれば嬉しそうに表情を綻ばせて頷き。此方の追及に対する予想外の返答には一瞬面食らったように目を見開くも、直ぐに相好を崩し堪えきれないとばかりに肩を震わせてくすくす笑うと「可愛らしい?俺が?…まあ、ノアに比べたら随分世間知らずで可愛らしいお坊ちゃんか」とほんの揶揄いのつもりで肩を竦めて見せ。こんな場合には己より幾分も慎重さを発揮する相手が暫くの間悩んでいるのをじっと観察しつつも最終的には折れてくれるだろうという確信めいた思いもあり、それに違わず此方を向く相手を見れば喜びを露わに瞳を輝かせて「行こう行こう」と小さく頷き)


>>ダンテ

それは嬉しいけど、俺の事を聞いたって何も面白くは──、
(純粋に興味を抱いてくれるならば素直に喜ぶべき事ではあるものの、相手の期待に応じられる自信は無い事を腕を引かれる最中に前もって忠告しておこうと口を開き。しかしその言葉が最後まで紡がれる事は無く、気が付けば初めて見るデスポタの街並みに魅入っていて。無論内部を観察する意図はあるが美と退廃の交わる街の光景は新鮮で、密かに胸を高鳴らせつつ相手の後をついて行き。その歩調に合わせ次々と過ぎ去る街並みを忙しなく目で追いながら小道を踏めば、そこに佇む胡散臭さと危険な香りを仄かに感じさせる佇まいの店に益々瞳を輝かせ。まさかこんな状況でこんなにも胸が踊るような経験ができるとは夢にも思わず浮き足立っていたものの、相手と親しげに言葉を交わす店主の姿を見るとハッとして姿勢を正し。彼も無論警官である己に少なからず敵意は持っているだろう。今すぐにでも襲い掛かって来られる可能性も無いとは言えずその場合に応戦できるよう意識を張り詰めながらも、此方に敵意は無い事と余所者が店に立ち入る非礼を詫びる意思を示すべく被っていた帽子を取り胸元に添えて目礼し)


>>誠

──、
(凡そのあたりを付けて向かった先から微かな人の気配を感じると、どうやらこの辺りで間違いはないらしいと周囲を見回し。その気配を辿りとある廃墟へそっと足を踏み入れれば微かに聞こえた話し声と濃い血の臭いに目を細め、自らの気配を殺しつつ腥さを追って現場へ近付き。そこには予想通り相手を含む数人の男の姿があり、足元には間違いなく死体と化した物も転がっている。物陰へじっと身を潜めながら先程見た穏やかな男とは似ても似つかぬその迫力ある声に耳を傾けると、何となく状況を把握するに足る情報を得て。要するに身内が無駄な死者を生んだと言うことなのだろう。どうやらその事実を闇に葬り去るつもりらしいが、無論一人で乗り込んできた己が何をしたところで無駄な上警察の介入は好ましくない事など火を見るよりも明らか。小競り合いならば特に有益な情報を得られそうにもなく、この場は見なかったことにして大人しく立ち去ろうと身を翻し)


80: ダンテ・ブルッツォーネ [×]
2019-01-16 16:54:27



>>梔

(ホクの一角、警察側に囚われた仲間を助けるべく、少数メンバーで根城へと侵入し無事奪還した帰り道。近道をしていくかと使われなくなった廃ビルを通って移動していた所、人の気配に息を潜め。入って来た相手が警察側でない事を確認してから、少なくとも追っ手ではないだろうと推測。とは言えこの侭鉢合わせても、面倒が増えるだけの可能性もあり、待て。と片手を上げ仲間に指示を出せば、そのまま仲間を連れ帰れと追加のジェスチャーで指示を出し。仲間がその場から立ち去って行った事を確認してから、これならば特に隠れる必要もないだろうと探りを入れるついでにカツン、と革靴の音を鳴らして相手の目の前に現れ。燃える様な髪を靡かせながらニィ、と笑みを浮かべ。)
──よォ、イヌッコロ。いい夜だなァ。人殺しにはうってつけだ。

(/遅くなりましたが、絡ませて頂きました…!口の悪い愚息ではありますが、仲良くして頂ければ幸いです。何か問題などありましたら、遠慮なく仰って下さいませ…!)


>>榊誠

(現場は既に片付けを済ませたが、血の匂いが染み付いている。少なくとも一日で消えるものではない。家族をまた、失った。その事実を深く胸に刻み付け、連れて来た部下にぽつぽつと思い出話をしながら、そこで待っていた。まだ事件が起こったのは今日明日の話だ。あちら側がどれだけ情報を掴んでいるかは定かではない。掴んでいたとしても、態々足を運ぶ可能性は低い。それでも、待たない理由にはならない。恐らく、互いに大事は避けたい筈だ。正面から入るには未だ早い。密会であれば、まだ警察も嗅ぎつけていない現場が一番だろう。暫く待った末に、聞こえてくる足音。ここに来るのは、犯人か待ち人ぐらいだろう。そしてどちらであるかは明白だ。一度部下を下がらせ、一人で丘の上から声を掛ける。夕暮れ時の風が長い髪を揺らす。深い海色の瞳に昨夜の様な明るさはなく、嵐の前の静けさの様に相手を見下ろし。)
──よォ。今日は来ねぇかと思ってたが、待ってみるモンだなァ。会いたかったぜ?Giappone。


>>アーロン・ナイトレイ

(突然の来訪、更にはマフィアが治める地域に警察を連れて来るなど普通に考えれば有り得ない事である筈が、またかと呆れ顔の店主と軽口を叩き合いながら適当に見繕ってくれと酒とつまみを注文。鼻歌でも歌い出しそうな程上機嫌な様子で一番良いふかふかのソファーの席へと腰を下ろして堂々と足を組み。店主も警察の姿に視線は送るが、嫌な顔をする訳でもなく「Benvenuto」と一言だけ告げると奥へと引っ込んで調理に取り掛かり。一方で常連客なのか慣れた様子で適当に灰皿を取り出しながら「ま、座れよ。今日のとこは奢ってやる」と声を掛けて煙草に火を着け。すっかり煙草の臭いが染み付いた店内に更に煙草の香りを充満させては、一応理解しているとは思うものの釘を刺しておくに越した事はないだろうと忠告し。)
──さて、取り敢えず言っとくが、下手に手ェ出そうとか思うンじゃねぇぞ。オレだけじゃねぇ、ここの奴ら全員だ。下手な事されると、こっちも帰す訳にはいかなくなるからなァ。




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