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1対1のなりきりチャット
自分のトピックを作る
28:
✿ 主 [×]
2018-11-11 11:18:42
黒縄 ▷ >23:苑
(ふむ、と考え込む様子で顎を摩る。それはてっきり喚いたり騒いだりすると思っていたものだから、聞き分けの良い貴方をどう扱っていいものかと考えあぐねているからで。人間である貴方が役に立てる事といえば早急に現世へ帰ってもらうということがまず1つ。しかしながら貴方を帰す方法にこの烏天狗はとんと見当がつかない以上、暫く生活を共にすることになるだろう「……そうだな、好きにするといい。足りない物は用意しよう。」何もするなといって貴方を閉じ込めておくことは簡単だが、そうすることで互いに禍根を残すのは本望ではない。烏天狗の人間への嫌悪感は、人間は常世を荒らす存在であるからに他ならず、大人しい貴方への心象はいくらか和らいでいるようで。畳へ座り込む貴方を一瞥。押入れを開き布団を引っ張り出すと、家具も何もない四畳半程のその部屋に敷きながら「そうか。」と相槌を1つ。苑という貴方の名前は確りと覚えたけれど、烏天狗は必要な時以外呼ぶ気は無いらしい。部屋に敷いたそれを指しながら「夜だ、寝ろ。」と不躾に。部屋の中へ入り込む光は橙色を伴って、まだ夜というには早い時間であると感じられるだろう。或いは、もうすぐ夜になるからという意味に取ることもできるかもしれない。「朝になれば外へ出る。休んでおけ。」真実この常世において今の時間は夜であり特に気性の荒い妖の闊歩している時間、朝ならば人間の貴方でも外を歩きやすい時間になる。朝になれば貴方を伴って、貴方の生活に必要な物を揃えに行く──というつもりらしい。しかしながらその言葉の真意を推察する前に貴方には睡魔が襲いかかるだろう。名前という大切なものを思い出したのも然り、長い長い石階段を上ってきていた貴方が疲れていないはずがないのだから。)
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葛籠 ▷ >27:続
(石階段も半ばまで降りてくると、貴方の手を引いていた少女はにっこり笑顔でくるりと振り返り「葛籠はねぇ、葛籠だよ!お兄さんは?」言いたくて仕方がなかった、まるでそんな風な様子で。先程までの沈黙は何処にもなく、少女は見た目相応な無邪気さを携えている。この場の異質さを感じとる貴方にとっては、この無害そうな少女こそ異質に写るかもしれない。「あ。」と短く声を上げ見上げた視線の先は終ぞ貴方が潜り抜けることのなかった鳥居、「此処じゃまだ起こしちゃうかも。ね、とりあえず降りよう?」声を潜めてひそひそと貴方に内緒話をするようにそういうと、掴んだ手をぐいぐいと有無を言わさぬ力強さで引っ張って下へ下へ。あっという間に一番下まで辿り着けば、其処は現実感からは程遠い古めかしい街の一角、じろり、じろりと貴方を見つめる視線が多数。視線の主たちは人としては不自然な姿形をしていて、此処が貴方の知っている普通と懸け離れた場所であることは想像に難くない。「こっち!」そんな視線を向ける何者か達をまるで気にしていない様子で再び少女は貴方を何処かへ誘おうとしているようで。)
(/ようこそおいで下さいました。PF確認させていただきましたが、不備は見当たりませんので早速葛籠でお迎えに上がりました……!
希望する展開についても了承致しました。葛籠が相手ということで⑴或いは⑵を目指す場合、展開によっては少々困難な部分が出てくるかもしれませんので、途中他の提供との交流を挟むことを此方からお勧めすることもあるかもしれませんが、その点についてご了承頂けると幸いです。勿論、それを抜きにしても指名の変更は可能ですので何かあればご遠慮なくお申し付けください……!
当トピはリセット等有りませんので、背後様のご都合が付くときにごゆるりとお返事いただければと思います。それではお相手宜しくお願い致します!)
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