TOP > 版権(元ネタあり)なりきりチャット

【FGO】嗚呼、日常。【3L】/4410


最初 [*]前頁 次頁[#] 最新 50レス ▼下へ
自分のトピックを作る
2101: 御影尋 [×]
2021-02-09 22:12:23

>>アンリマユ

(鼓膜を揺らすのは、引き攣って小さく漏れる自分の息と、時折シーツを撫でる音と、貴方の呼吸音。引かれた先で背中に触れた指先を一瞬ぴくりと動かして、それから…爪を立てないように、しがみつく。頸が、麻痺した背中が熱い。痛みのせいで腕に上手く力が入らない。でも、こんな自分のぐしゃぐしゃな泣き顔だって貴方はきっと見慣れているから…今更幻滅なんてされないだろう。ぼたぼたと涙を拭う術を奪われたまま「…アンリマユ、おいしい?もっと、」食べて…まで息が続かなかった。お預けした分、甘やかしたい。口が上手く回らずに、困ったように問いかけることしか出来ずに目を細めて)

2102: アンリマユ [×]
2021-02-10 20:06:11


御影尋.

(それを聞き終わるか、終わらないかの途中で理性がふつりと、弾けて消えた。欲望のままに衣服を引っ張り…否、本能に任せた乱暴な手つきは引き裂くと形容したほうが正しかった。怖がらせる、後で怒られるかも、なんてそんなことを考える余裕などなくベッドに手首を縫いつけ露になった肩にがぶり─口内に一気に鉄臭さが広がる。温かくて、甘ったるくて、体に染み渡る飼い主の気配──…嗚呼、吐きそうだ。気持ち悪いのに体が物足りないと吼えるものだから、突き飛ばすことは愚か離れることも出来ず熱に浮かされたように夢中で赤を啜っていて、)
 

2103: 御影尋 [×]
2021-02-10 21:28:45

>>アンリマユ
(びりっ、今まで…少なくとも自室で聞くことは無かった音が響いて身体が強ばる。怖い、痛いのは嫌だ、助けて…助けてくれる味方は、目の前の飼い犬なのに。暴れて逃げ出したい本能を押さえつけるように縫い止められた手と肩に広がった熱に叫び声を飲み込んで、貴方の背中に爪を立てる。背中に5本、少なくとも4本…自分の身体に刻まれた牙の痕よりは小さくて目立たないとしても、これはお互いを貪った証。大人みたいに焦れったい熱を孕んだ行為より、きっともっとえげつなく、甘さなんてない。出血のせいか、痛みのせいか、飛びそうな意識を繋ぎ止めるようとしたのか、もしくは…これ以上はお互いに壊れてしまうと理性が叫んだのか、貴方の身体を蹴り飛ばそうと脚を振り上げて)

2104: アンリマユ [×]
2021-02-11 03:49:44


御影尋.

(痛むのだろう、牙を差し込むと彼女の身体が跳ねる。背中にチクリと針を刺されたような鋭い痛みが走ってそれでも尚、赤を貪りすっかり飼い主の血が回った体は鉛のように重く、思考は溶け、酩酊感にも似た吐き気がおさまらない。…が、どんなに機能が鈍っていようと腐ってもサーヴァント。蹴りが飛んでくる前にその気配を察知し、牙を乱暴に抜けば蹴られる一歩手前で足を掴み。慌てて身を引いたせいで上手く飲み込めなかった血が口端を伝い落ちシーツを汚すが、どうでもいい。脚を掴んだまま「──今のは、アンタが、悪い。」と紅い瞳で貴女を見下ろし。分かってる、この主人は何も悪くない…それでも理性を手放すには十分の殺し文句だった。赤く揺蕩う視界が不快で、視線をそっと下に向けると拘束を解いて、)
 

2105: 御影尋 [×]
2021-02-11 08:21:34

>>アンリマユ

(視界が暗い。身体が冷えていて、重たくて、頸や肩だけが異様に熱くて変な感覚。体内から少しとはいえ異物が抜ける感覚に小さく呻いて、振り上げた脚が簡単に掴まれたのを視認…うん、ぱくっといかれなくて助かったと思った。背中に回していた腕をしっかりと回し直しては貴方を引き寄せ、なるべくいつも通りを装って「…ごめんなさい、ご褒美あげるの下手なんです。体調は大丈夫ですか?」声が掠れてしまったのは許して欲しい。あーあ、こんな飼い主捨ておけば良かったのに。そうしたら、お預けなんて喰らわずとも済んだかもしれないのに。今この場で食べ切ってしまっても良かったのに。痛くても耐えると言った手前、未だぼたぼたと落ちる涙には気が付かないふりをして、)

2106: アンリマユ [×]
2021-02-11 15:52:36


御影尋.

……何だよ、そりゃ。
(のそり、少し顔を上げると真っ赤な視界の中で困ったように貴女が笑ってるのが何となく見えた。荒い呼吸、涙と汗でぐちゃぐちゃになった顔、傷口からはいまだ血が流れ…痛いならやめて、と叫んでさっさと令呪を使えば良かったのに。殺されるなら殺されるで別に構わない。…なのに、自分を食い荒らした元凶を気にかける貴女に、無性に腹が立った。小さく舌打ちをし唇を強く噛み締めることで、ぶつけどころの無い激情を抑える。顔ごと逸らし悲鳴一つ上げず黙って生贄になってる貴女に「だから言ったんだ、先に令呪使えって。」と小さな声で述べ、涙で濡れた頬に控えめに擦り寄り、)
 

2107: 御影尋 [×]
2021-02-11 18:56:11

>>アンリマユ
…ふふ、
(小さな声を紡ぐ唇は、口紅で塗られたように赤い。令呪なんて使わなくても、貴方はきっと…それが過信だと分かっていて、最期を貴方の手で与えてもらえるのならそれはそれで良かった。口にしたら貴方は優しいヒトだから怒るかもしれない、第一、大人しく食べられた自分に今もきっと怒っているのかもしれない。頬に触れた熱に、汚れてしまいますよ、と言うより先に小さく笑ってしまって。「美味しいなら良いのです。大好きですよ、アンリマユさん」…怖かった、とは言わない。痛かったとも言わない。ぎゅう、と抱き締めた腕に力を込めてから目を閉じる…眠くはないはずなのだけれど、視界がぐらぐらするようで)

2108: ナーサリー [×]
2021-02-11 20:22:25

≫アンリマユ

あら、お茶会の前にお腹いっぱいになってはだめよ?おばあちゃんや赤ずきんを食べた狼さんはお腹に石を詰められてしまうけど、石なんかより美味しいお菓子の方がいいでしょう?うふふ。そう、みんな逞しいの!例えば、身体が脆く魔力も少なく壊れそうで棘なんてなさそうに見えて、自分の最後の気持ちは偽らず通す強い人がいたり──素敵よね?うふふふ。
(まったくもって喰えない奴等だと言われた気がして、してやったりと楽しげに声を弾ませ。そう、皆全て何かの物語の主人公。弱くても弱いはずはないのだ。誰も彼もマスターも。ああ、でもできれば誰もが幸せな結末を迎えられればいいのに。そう思っていたら捕まってしまった。物である自分としてはこうして手にとってくれるこそが嬉しい。おとなしく手に収まっ──「あの、まさかまさかと思うけど、平らで丁度いい大きさだからって物を乗せるトレイ代わりにしたりはしないわよね?」もう食堂だ。騒げないしもしお盆代わりにされてもおとなしくしているが、、)

≫御影尋

まあ!そんな簡単に許可されるなんて!マスターったらわたしをどれだけ嬉しがらせたいのかしら!それにわたしのものって、うふふ、わたしこそマスターの物、所有物なのに。ああ、でも、それなら、絵本の中で永遠に独り占めも──いえ、だめよだめよ、みんなに恨まれてしまうわ。マスターはわたしたち子供チームの中でも人気なのだもの。
(喜んだり考え込んだり悩んだりとくるくる表情が変わる。なだめるように背中を優しく叩かれて一瞬の夢想を中断しマスターの部屋を眺め──ベッド、ぴょんぴょんぽふぽふして寝そべりながらおやつタイムとか。テーブル、お茶会は優雅に椅子に座って行儀よく?、ソファー、隣同士に座って談笑、クッキーを食べさせてもらったりして。それともこたつ?どこに座っても楽しくなるわと一望した後期待の目でマスターを見つめて。「マスターのお部屋、マスターの匂いがして安心するわ。次もあるなんて贅沢で幸せ!さあ、さあマスター、一緒に楽しみましょう?」と催促を。)

2109: アンリマユ [×]
2021-02-11 20:31:55


御影尋.

…だからそうこといちいち言わんでいいって。
(今の今まで怪物に捕食されていたとは思えない穏やかで優しい声。反応に困る、なんて本音を飲み込んで頭の中では“何故”が渦巻く。イライラだっておさまらないがピッタリ密着した体温には、少なからず安堵させられて強張っていた体がじょじょに弛緩してゆく。だいぶ腹は満たされたとはいえ、視界のグニャグニャはいまだ治らず…魔力を吸い取られた貴女も何だか眠そうに見え「寝るなら離しなさいよ。コアラなのん?」と言いつつも耳に擦り寄ってしまったのはつい、温かったから、)
 

2110: アンリマユ [×]
2021-02-11 21:53:41


ナーサリ・ーライム.

しねえよ…つか、そんなことしてうちのマスターにバレてみろ?アイツ可愛い女の子に弱いんだから、怒られるじゃん。
(この少女、幼い見た目に反してなかなか…いや、口にするのは止しておこう。雉も鳴かなければ猟師に撃たれることはないように黙っていれば墓穴を掘ることはないのだ、多分!弾んだ声で紡がれた人物象には、敢えてノータッチ&ノーコメントを決め込みぎゅっ、と貴女を両腕に抱えながら食堂に入り。するとふわりと美味しそうなご飯の香りが鼻腔をくすぐる。思い思いに食事を摂るサーヴァント達の横を静かに通りぬけ足を踏み入れた厨房は、幸運なことに無人でお菓子も飲み物も取り放題…!「へへぇ、ラッキー!アーチャー居ねえじゃん。欲しいのあったら言えよ。」とお菓子の戸棚を開け。流石に貴女をおぼんにすることは出来ないから適当に袋に詰めればいい、)
 

2111: 御影尋 [×]
2021-02-12 23:03:40

>>ナーサリー

それは嬉しい事ですね…さて、どこでティータイムにしましょうか
(明るく無邪気な少女の声が鼓膜を甘く撫でていく、きらきら光る瞳に少々乱雑とも言える部屋の中を映しているのを見ればそっとその身体を床に降ろして。実際、自分は貴女たち英霊の生命維持タンクでしかないのだから…貴女のものであることに変わりはないけれど、童話(誰かのモノ)である貴女には少々難しいかもしれない。さて、ベッドでのティータイムなんて、パジャマパーティーみたいで面白そう。こたつでのティータイムは温かで快適だろう、テーブルでのお茶会は当然の事ながら最高だろう…貴女の望みのままに。「どうします?」とゆったり首を傾け)


>>アンリマユ

一緒に寝ないんですか…?
(好きだから、大切な仲間だから、大事にしたいから、痛みも苦しみも耐えようと思える。貴方たちを存在させるために呼吸をしている。きっと貴方には届かないけれど。擦り寄る熱に片手で貴方の頭を撫でては、足先をシーツに絡めて。心臓が痛いくらいに脈打っていて、血液をどうにかして回そうと躍起になっているのがわかる…こうして作られた血が、貴方の糧となるならそれはそれで良い。「あと、お風呂入らないと…汚してしまうから」、首から流れ落ちる血も、濡れたままの目元も、一先ずどうにかしなくては)

2112: ナーサリー [×]
2021-02-13 15:05:55

≫アンリマユ

そう、良かった。うんうん、怒られない行動するべきよね?狼さんもわたしも。
(そろそろ性格悪いと言われそうだけど、マスターを泣かせる時もあるのだから、このくらいの突っつきは許されるべきだ。しかしこれ以上は本当に薮蛇。再びノーコメントをもらってしまったし、今はお菓子に集中しましょう。情報源のことを聞かれても困るし。そして、しっかり抱えられて幸せになりながら開かれたお菓子の戸棚に目を丸く。「いっぱいあったらいいなと思っていたけど、まさかこんなに隠されていたなんて。あ、狼さん、そのビスケットとチョコレートをくださいな。それからミルクの瓶も。他は狼さんが選んだの、わたしも食べてみたいわ」と。あまり見つめ過ぎるとあれもこれも欲しくなってしまう。貴方の選んだものを一緒に食べる、それがきっと美味しくて楽しいはずだ。)

≫御影尋

じゃあこたつにするわ!こたつでお茶会なんて機会はそうそうないもの!うふふ、マスターはお菓子の準備をしてくださる?わたしは紅茶を準備をするわ!
(部屋の主の前だからとおとなしくはしてみたが、首を傾け此方を見つめる瞳は望むまま好きにしていいよと見てとれる。マスターのモノとしての在り方についてはいまいちよくわからないけど、そこまで好きにしていいのなら。それならばもう少しわがままを言ってみようか。ぱたぱた、きょろきょろ、ごそごそ、遠慮なく宝探しのようにティーセットを探して、このソーサーが可愛い、あのカップ綺麗、などと呟きながら準備を進め、ふと口を開く。「ねえマスター?お腹が満たされれば当然眠くなってくると思うのだけど、えっと、そ…」──添い寝、とかだめかしら。とは言えなかった。なんでもないわと照れ笑いして作業再開。)

2113: アンリマユ [×]
2021-02-16 19:02:27


御影尋.

…あー……前言撤回。
(彼女のことだから恐らく無自覚なのだろうが先から煽ってるとしか思えない。さも当たり前のように投げかけられた疑問、傷つけられてなお他人を思いやる心、女にとっては開いた傷よりもシーツが汚れることのほうが気になるらしい。”よそ見が出来るほどまだ余裕が残ってる”と分かり、こちらもこちらで活力が戻ってきてぽつり、ボヤいた声が静かな部屋にこだまする。肘を折り曲げることでシャワールームに行くこと阻止しようとしながら「さっきまでのは”殻”としての情欲でさ、本番はここからだ。悪いけど付き合ってくれよ。」淡々とそう述べれば、お腹に這わせた指を沈ませ感触を確かめて、)


ナーサリー・ライム.

あ、そのクッキー美味いよね。オレは…コーラとポテチと…あ、そうだ!
(今は自分達以外いないとはいえ、いつ誰がくるか分からない。いつでも逃げられるようにちゃっかり聞き耳を立てつつ小さな指先が指し示したお菓子をサンタさんよろしく袋のなかへぽいぽい詰め込んでいき。自分の好きなお菓子も放り込んで…ふと、冷蔵庫に寒い雪山にはうってつけのある温かい『お宝』が眠ってたことを思い出し。早速、冷蔵庫の扉を開け嬉々としながら「なあ、これも持っていかねえ?おにぎりの代わり…!」と言って肉まんやらあんまんやらが入った袋を貴女に見せつけ、)
 

2114: 御影尋 [×]
2021-02-17 23:40:02

>>ナーサリー
はい、お菓子ですね__ふふ、何ですかアリス
(部屋の中にこだまする楽しそうな小さな足音、自分も命じられた通りにお菓子を用意しようと甘いものをたっぷり蓄えてある棚の前へ…向かったのだが。ふいに聞こえた声に聞こえていても聞こえないふりをしたかもしれない。意地悪が好きな訳では無いけれど、欲しいものを欲しいと言うことを自分は良い事だと思うから。コタツのテーブルの上へ棚から持ち出したチョコレートをばらばらと置いては「欲しいものがあるのなら、叶えますよ」とほんの少し口角を持ち上げ)


>>アンリマユ
ぅ…、
(頭がぐらぐらする。毒にでも当たったみたいに、血が足りなくて冷たくなった身体に温かく感じる大きな手が無遠慮に触れるものだから、身体が強ばる前に小さな声が漏れて。身体の中は冷え固まって気持ち悪いのに、身体の外は貴方に触れているところが気持ちがいい。そういえば、服も布切れになってしまったのだった、換えを頼まなくては…貴方がどうして自分を複雑な顔で見下ろしているのかが分からない。「…自分、貴方にあげられるものなんて、何も無いですよ」と、まだ何かを欲するような貴方に一言…渡せるものは、全部渡したから)

2115: アンリマユ [×]
2021-02-18 21:18:55


御影尋.

まだこっち(身体)が残ってるだろ。
(ようやく触れられた花、手折りたいとは思わないけどもう少しだけこの時間を享受したいと思う。…まるで、人間みたいな感情。危うくそれが自分のモノだと錯覚しそうになるがこれは殻の意思だろう。食われる寸前の被食者を彷彿とさせる飼い主の反応が面白くて、横腹をふにふにと痛くない力でつまんでいたが、やがて鼓膜を揺らした声に顔を上げ上記を。耳元に唇を寄せると「…飼い犬に手を噛まれた、と思ってくれ。」とそちらが令呪でも使わない限り、律儀に待てをする気はもうない。じゃれるように耳裏に鼻先を押し付けて、)
 

2116: 御影尋 [×]
2021-02-18 21:59:55

>>アンリマユ

…オイシクナイです、自分、オイシクナイ
(令呪を使いたくはない、首輪なんてつけたくない。ふにふにといつも通りに触れる指先は緊張感なんてないのに、聞こえた声は嘘みたいに現実的。擦り寄る飼い犬を叱ることは無いし…多分、なにより、絆されてもいいと思えるくらいに近くにいすぎた。まるで人間みたいな貴方は、人間らしい欲が薄い自分からすると時々とても尊くて綺麗で怖い。「アンリマユさん、知っているでしょう?コウイウのは、自分、」知らないし、分からないし、怖いんです。冷えた指先で背中にしがみついて駄々をこねるように首を振り。嫌とか、貴方が嫌いとかソウイウんじゃなくて…貴方を汚したくない、何も知らないままでいた方が最期が幸せなはずだ)

2117: アンリマユ [×]
2021-02-20 06:50:02


御影尋.

嫌なら、令呪を使え。
(散々お預けされたのだから知ってる。甘ったるい戯れは不慣れで他人に踏み込まれることも苦手で、貴女にとって未知を知る、という行為は怖い事だということは。声とは裏腹にしがみつく熱が狂おしくて、腹立たしくて頭がどうにかなりそうだ。嫌々をする貴女の前にたった一言、突きつけた答えは至極単純明快でありこれまで再三にわたり言い続けてきた提案。このまま身を預けるか、それとも最終手段を使うか──選択肢を与えたところでこのお人好しは首輪をつけないだろう。お腹から手を離し頬へ、次いで触れられたのなら頭を撫でようと腕を動かし、)
 

2118: 御影尋 [×]
2021-02-20 11:47:53

>>アンリマユ
…、…うん
(それは、できない。頬に触れて、頭に伸びる手があまりにもいつも通りで、重たい体に気持ちがいい。そうだ、これは貴方の被った殻のせいで、貴方の意思ではない…多分そう、きっとそう。貴方が望んでいないこと、そう割り切ってしまえば良いだけのこと…諦めることは得意だから、問題ない。貴方は望んでいない、だから助けないといけない…マスターだから。「…あげる」、今更好き合った人じゃないと嫌だと騒ぐような人間でもない、冷たく痺れた指先から力を抜くように腕を離しては、触れられた跡を辿るように貴方の頬へ手を伸ばして)

2119: アンリマユ [×]
2021-02-20 15:58:00


御影尋.

……、
(嗚呼、ほら、やっぱり。分かったようなことを言いつつ彼女は令呪を使わない。意思を剥奪されたところで、今更なにも感じないのにどうしてそこまで頑なに令呪を使うことを拒むのか…自分にはワカラナイ。感情を押し殺してあくまで与えられた役割に従事する姿は健気で、立派で──反吐が出る。伸びてきた冷たい指を甘受しながら眼下で大人しく組み敷かれてる貴女のことをただじっと、黙って見下ろして、)
 

2120: 御影尋 [×]
2021-02-20 18:38:28

>>アンリマユ
…そういえば、自分が渡せるものがまだある事を思い出しました
(付き合えと言ったのに、強要をしない貴方はなんて優しい悪なのだろう。頬に触れた指先を滑らせて、そっと髪を漉きながら思う。ほかの英霊たちにも言えることだけれど、この手を取ってくれた彼等は等しく愛しい。博愛主義者にはなれないから、飼い犬に手を噛まれるくらい許してしまうのは仕方ない。「選択肢にチョコレートも加えてください。私なんかより腹が満たされますよ…今後は、こういう時のためにちゃんと経験を積んでおくことにするので」、正直にいえば、今の自分よりはチョコレートの方が満足がいくだろうし、その方が貴方だって気が楽かもしれない。困ったように眉尻をさげて…如何せん正しい人間としての生き方が分からないものだから、求められたものしか与えられない)

最初 [*]前頁 次頁[#] 最新 50レス ▲上へ

名前: 下げ

トリップ: ※任意 半角英数8-16文字
※画像を共有する場合は、外部の画像アップローダなどをご利用ください

規約 マナー
※トリップに特定文字列を入力することで、自分だけのIDが表示されます

【お勧め】
初心者さん向けトピック



[0]セイチャットTOP
[1]版権(元ネタあり)なりきりチャット
[9]最新の状態に更新
お問い合わせフォーム
(C) Mikle