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 〝 私は最後にそう言った 〟 /制限有ロル練習/18


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自分のトピックを作る
■: ロル好きな人 [×]
2018-06-13 17:06:56 





最後に言うセリフを〝お題〟として決め、それに沿ってロルを書く場です。

例) 「好きだった」をお題として決めた場合、最後に「好きだった」と言うロルを書くことになります。


1. お題は誰が出しても構いません。いくつかあるお題の中から何を最後のセリフとして書くかは書き手の自由です。

2. セイチャットルール厳守。お題やロルに対しての誹謗中傷は厳禁です。

3. ロルに登場するキャラクターはオリキャラのみ。過去に使用したキャラクターでも構いません。

4. オリキャラのpfなどは任意です。ただ提出する際は最低限にしましょう。あくまでも主役はロルです。

5. 会話をなさる時は下げで。5回以上やりとりが続くようでしたら個人トピの作成をお願い致します。

6. 感想が欲しい方はニックネームの欄に「◆」マークを付けましょう。また、感想には課題点も含まれることを忘れないでください。マークのないロルに対しての感想は書いてはいけません。

7. ロル数に制限はありません。豆からマンモスまでお好きなように。

9. 何か質問があれば主まで。







1: ロル好きな人 [×]
2018-06-13 17:10:55





それでは早速お題をば。

■ お題 ■
「なんで?」


※多少の改変OKです

ではでは、需要があるかは分かりませんが皆様のロルを楽しみにしております。




2: 通りすがりさん◆ [×]
2018-06-13 19:29:31


(この顔を見るのは何度目だろうか。ある時から数えるのを止めてしまって、でもその度に胸が激しく痛むことだけは覚えている。私は一人暮らす人間、彼は私を手伝うロボット。この一年間もとても素敵な年だった。二人でケーキを焼き、庭の手入れをし、少し遠出もしてみた。どれも素敵な思い出だ。だがその思い出は未来へ持ち越してはいけないものらしい)
すまないAT-1…どうにもできないんだ
(何年も前に突然家にやってきた『当社の不良品についてのお詫び』と書かれた紙切れ。そこにはAT-1がロボットを越える感情をもつ可能性があること、そしてオートアップデートにより1年で全ての記録が消去されるようになる旨がかかれていた。彼とどれだけの時間を過ごそうとも、どれだけの信頼を重ねようとも、一年後には全てが崩されてしまうのだ。そして今日は、彼の記憶が消える日。AT-1は穏やかな顔で笑っている。「またよろしくお願いします」と言いながらこちらを見つめていた。バカ言え、名残惜しそうにこちらを見ているくせに。
やがで時計が指定の時刻を告げるアラームを鳴らした。それと同時にAT-1はガクンと首を項垂れ目を閉じ、ただの部品の集まりになってしまった。まるで彼から全ての記憶が抜け落ちる瞬間をみるようで、この瞬間は何度みても慣れることはない。さぁAT-1は停止した、あとは再起動ボタンを押してやるだけだ)
………なんで?
(無意識のうちに言葉が溢れる。だがその理由は自分でも分かっているような気がした。これ以上彼との間柄が親密になってしまったら…きっと心が一線を越えてしまう。指先が再起動ボタンに触れ、それをゆっくりと押し込んだ。彼の体から節々が動き出す音が聞こえる。彼の目覚めはもうすぐだ。それじゃあ、初めましてから始めよう。1年後にさようならを言うまで)

(/投稿失礼します!今までにない趣旨のトピで主様の発想に脱帽するばかりでございます…思い付いたことを書きなぐったロルですが投稿させていただきます。スペースありがとうございました!)


3:   匿名 [×]
2018-06-13 19:55:18




>2 通りすがりさん 様

( / 通りすがりの者ながら読ませていただき、◆マークがありましたので感想をば……!あまり参考になる内容でも無いと思いますので、適当に流していただければ幸いです。

まず設定が素敵だなあと思いました。セリフひとつでも様々なシチュエーションが思い浮かびますが、SF的で物悲しい、そんな設定は私にはとても思いつきません!
それから肝心のロルについて。行動と心情の書き分け、配分、流れが丁寧でとても読みやすくテンポ良いロルだと感じます。最後の 1年後に〜 にとてもグッときました……!

なんだか語彙力の無さが恥ずかしいのですが、自分が思ったことを羅列させていただきました。課題点……と指摘出来ることは特に無いのですが、いくつか誤字がありましたので一応ご報告しておきます。素敵なロルをありがとうございました。)





4: 匿名さん [×]
2018-06-18 23:02:26

支援

5: 匿名さん◆ [×]
2018-06-20 02:14:46



( 手術、失敗したんだって。____ 淡々と結果を口にした彼の視線は私ではなく窓の外に向けられていた。一面を白で囲まれた、ミルクの海の如く真っ白な病室の中。落ちた言葉は空気に流され、窓枠越しに見える青天の向こうに消えていった。私は何も言わなかった。彼も、何も言わなかった。個室内を支配しようとする静寂に抗うのは毎日勤勉な壁掛けの時計だけだった。何らかの原因で今時計さえも動きを止めてしまったら、此の光景を見て世界そのものが止まっているのかと勘違いする人も居たことだろう。____ 窓の外を鳥が飛んでいく。そうして漸く動き出した私たちの世界。差し込んだ日光に反射して光った彼の頬を見ない為に正面から少しだけ視線を下げる。視界に入った規則的に上下する彼の心臓が近いうちに止まってしまうだなんて少しも信じられない。今にもシーツと同化してしまいそうな患者服には汚れの一つも見えなくて、同じ純白でも今度着るのは祝いの席がいいねとふざけていた入院初日が途端に愛おしくなる。次に彼が純白を纏うのは暗い棺の中で眠る時だけ。その時はきっと彼自身も真っ白になってしまっている。目を閉じて、口を真一文字に結んで。想像するだけで奥底からつん、と込み上げた形容しきれない感情を堪えるべく眉間に力を籠めると何本もの皺が寄るのが手に取る様に解った。恐らく相当不細工な顔になっていることだろう。だが彼は目もくれず、もう、来なくていいから。と突き放す言葉だけを掛けた。その言外に含められた帰れの意思を汲み取ってあげられたのは、物心ついた時から一緒だった所為かもしれない。それを無視して居座ると怒ることも想像に易かった。最後くらいは良い彼女で居てあげなきゃ。お土産と御祝いの品として買ったフルーツの詰め合わせをそっとサイドテーブルに置くと、挨拶も掛けずに真っ白な病室を後にする。病院の廊下を患者や看護師が忙しなく動きまわるのを見て、漸くこれは現実なんだと認識が追い付いた。それと同時に、幻想に浸っていた脳が確かな死を理解するや否や眼球の奥から熱がせりあがって。泣いちゃ駄目だ、何よりも辛いのは彼自身であって、私じゃない。そう、死んでしまうのは彼の方なんだ。彼の、方。 ) …… ッ、なんで…っ! ( 堪えきれなかった感情が言葉になり涙と共に床へ吸い込まれていく。病室で寝たきりの彼を思い出すと立っているのも億劫で、壁際に身を寄せると蹲って手で顔を覆った。荒々しく手の甲で目元を擦ると悔し涙は拭いきれたが、其処に痕跡を残す様に肌の赤みがちくちくと存在を主張する。____ 受け止めたくなかった。彼が死ぬことも、私が残されることも。一年後には彼がこの世のどこにも存在しなくなってしまうことだって嘘だと言ってほしかった。最後に見た彼の後ろ姿が瞼の裏に焼き付いて離れない。嗚呼、… 嗚呼、神様なんて、きっと何処にもいなかったんだ。 )


(/投稿とお題拝借失礼いたします…!ヒント無しの一からシチュエーションを考える事が苦手な自分にぴったりな場所を見付けてしまい、最初のお題を見て浮かんだ衝動のままに文字を打ち込んでいれば吃驚するほど見辛い文になってしまいました…;;
後学のために感想を求めさせて頂くのですが、途中で疲れてしまった方は遠慮なく読むのをぶち切って下さいませ……!また、自分では「場面の切り替え」と「省略すべき部分(不要な部分)」が課題点と思っておりますので、その2つに関する点ないしは他に気になった点など御座いましたら、はっきりとお教えくださると大変有難いです…!宜しければお願い致します( 土下座 ) それでは、スペース有難うございました! )



6: 匿名さん [×]
2018-07-16 09:36:27

/支援上げです。

7: 真夜中のピエロさん◆ [×]
2018-07-30 03:41:53

私、これでも頑張ったんだよ?       
(目の前で冷たい目をしている婚約者────元婚約者に対して控えめに笑って、それでいて少し困ったように言葉を発して──まぁ才能がある貴方にはわからないでしょうけどね──と内心皮肉を言いながら)
綺麗に着飾って、それは少しでも貴方の目をひきたくて、好みを貴方にあわせて、それは少しでも貴方としゃべっていたくて、性格もでしゃばらない貴方の理想通りに、それは・・・少しでも貴方によく思っていてっ、ほしくて、自分の気持ちも貴方のために殺して、それはっ、貴方に迷惑かけたくなかったから。
(今までを思い出すように、穏やかな声で告げてだんだん目に涙を浮かばせ、だんだん声は震えてきて、最後に言い切った瞬間涙がポロポロと溢れだしその綺麗なドレスに染みをつくった。)
まだっ、たりない?まだ、届かない?次は・・・何をすればいいの?
(泣き崩れ、すがり付くように言葉を発しても、それでもなお、心を揺るがさない元婚約者に対して──嗚呼やっぱり貴方は私のことをなんとも思っていなかったのね──そう思うと何だか気持ちも落ち着いてきて、この会話も意味のないことに気づき)
・・・こんな会話をしてもただ時間がすぎていくだけだね。まぁ・・・つまり、今の言葉を全部ひっくるめて、言いたいことは
(少し息を吸い込み出来る限りの笑顔を浮かべながら────その表情には、深い悲しみが含まれていて────そして少女は最後にこう言った)

なんで?

(と────)


(/初投稿させていただきました。
なかなか長いロルも書くことができないし、まだ初心者なので、こんなみっともないものになってしまいました。こんなロルでも指摘いただけるならありがたいです。宜しくお願いします。)

8: 匿名さん [×]
2018-09-05 17:46:42



*お題(口調による改変有り)
「さあ、早くおいで」




9: 練習中の名無し◆ [×]
2018-09-19 21:37:32

お題/『さあ、早くおいで』(2018/09/19)

 「…ふぅ…やっと見つけた…大丈夫…かな?」
(灰色で分厚い雲の隙間から明るくもない光がさす。周りには草ひとつない、まるで『終末』だ。
手元には少し歪んでしまったシャベルがある。
先程まで掘っていたためか灰と砂利が所々にこびりついていた。
もう大丈夫かと思いシャベルを地面に軽く少しだけ突き刺す。
その時に反射したのだろうか、光を受けた腕のガントレットが鈍く光っていた。

本来ならば疲れ知らずのアンデッドの筈なのに、錯覚だろうか肩に負担が掛かり柄にもなく溜息をつく。
息なんて出てないのに。

「…ねぇキミ、大丈夫?」
ギリギリセーフ、と言ったところか。
先程、そこらを歩いているとふと目に止まった金属製の足とひらりとたなびく青い髪。
それと、手に抱えられた植木鉢。
…流石にこの世界じゃ芽なんて出ないだろう。
その瞬間、彼女に大きな影がかかった。
恐らく崩れてきたのだろう。
崖の上から雪崩の様に落ちてきた砂利に埋もれてしまった。
焦ってそこらに転がっていたシャベルを手に取り駆けた。そして今に至る。

どうやら負傷はないらしい。
流石アンデッドだ。
此方を向いても話しかけても何も言わないあたり、何処かのサヴァントだろうか…。
彼女の瞳には何も光は宿らず、硝子のように自分を反射させる。

「これ、君の?割れては無いけど…」
先程、彼女を見つける前に掘っていたら見つけたのだ。
金属製で、丁寧に土は整えられた、植木鉢。
それを持って問い掛けると本当に『ぱしっ』と音が聞こえそうなほど早く、取られてしまった。
植木鉢を持ち、愛おしそうに抱えているところを見る限り、それが彼女の『たからもの』なのだろう。

暫くして、彼女は煤けた地面に文字を書いた。
少し歪で、所々間違えてはいるものの読むことの出来る文字で『ごめんなさい』と書かれていた。

また少しして、文が付け足される。
『わたしのしまい、は?』
その文をみて少しチクリと痛む。
痛感なんてものは無い。錯覚だろう。
姉妹とは、仲間のような、心を許せるような存在だ。
決して掛けてはならない、大切な存在。
自分も、無くしたのだ。
この手で。解体したのだ。
少し間が開き、ハッと我に返る。

砂利や灰で分からなかったが彼女の服や足にこびりついているのは、血、だ。
所々、綺麗な部品がついているところを見るとその血は、姉妹のものだろうと察せる。
サヴァントならばこんなに丁寧に作られないし血も流さない。

彼女は悲しそうな瞳で見つめる。
つい、バッと手を差し伸べてしまった。
それは彼女を怖がらせるかもしれない。慌てて彼女を見る。
案の定、怖がっている。
震え、近くに転がるシャベルを身を守るように持っていた。

ハッとして手を元に戻し頭をかく。
怖がらせてしまっては元も子も無い。
自分よりも格段に幼い容姿の彼女を置いて行ってしまうのは少し、気が引けた。
どの道姉妹が自分も彼女も居ないのだ。ここで姉妹にするのも得策だろう。
とりあえずはついてきて貰えるように説得しようと
「え、えーっと…キミの姉妹なら先に行っちゃったみたいだ。今からならまだ追いつけるかもね。」

「俺の姉妹も先に行っちゃったらしいんだ。キミ、俺と一緒に姉妹を追いかけないか?」
…我ながら口下手だ。
「き、キミは幼いから危険だよ」とか多少言い訳じみた言葉を並びに並べてなんとか説得しようと焦っている。

その様子を見て、彼女は『おかしなひとね』と書き、その後『いいよ、いっしょにいこう』
と書いて微笑んだ。

自分がぽかんとしているのを他所目に、彼女は立ち上がった。
金属製の足が、幼い彼女を支えるように地面に立つ。
先程とは打って変わって目に光が宿り、微笑む彼女を見て、安心したような。しないような。

植木鉢を両手で抱えてとてとてと歩く彼女が
透き通るような声で
「さあ、はやくおいでよ!」
と言った気がした。)


【※サヴァント…異形の敵。たまに人型もいる。
※世界観について…俺君や彼女は痛感も感覚もない人間の上位互換のような存在。
死んでから蘇った死者のような存在。

俺君…21位の男性。姉妹は自分が発狂した際、意図的に撃ち抜いて殺 した

彼女…10くらいの少女。俺君が見つける前に戦闘が起き、他の姉妹は彼女を残して殺さ れた。
喋れないのではなく、疑って喋らなかった。
最後の言葉は実際に彼女が発したもの。

(初心者で、右も左も分からない状態で書かせて頂いたので変なところがあると思います…m(_ _)m)】


10: 匿名さん [×]
2018-09-21 22:23:08

支援

11: 一見さん◆ [×]
2018-09-22 13:23:03

お題*「さあ、早くおいで」


(わたしの通学路に、小さな神社がある。子供が2人でやっと通り抜けられる程度の細い鳥居の先には、もう掃除をする人も居ないのだろう荒れ放題の社。町の人から忘れられたと言わんばかりのその場所は日差しの強い昼間でも薄暗く、そこだけ別の雰囲気が漂っており気味が悪い。小さい頃はよく遊んでいたそうだけど、全く記憶に無いしこんなぼろぼろの神社でどうやって遊んでいたのだろう、と首を捻るばかりだ。わたしの家から学校に行くにはその神社を通る道が近道、というかそこを通らないと何故かものすごく遠回りになってしまって倍近くの距離を歩かなければいけなくなる。いつもは出来る限り目を瞑るか早足で過ぎ去るのだけれど、先日の体育で右足を挫いてしまい走る事が出来ず、しかも今日に限って補習を食らってしまい、こんなに日が暮れるまで学校にいる羽目になってしまった。すっかり沈んでしまった太陽の代わりに出てきた月はとても薄い三日月で、月明かりとして頼るには弱く心許ない。この角を曲がれば例の道だ、と気付けば段々不安が募って来て、湿布が貼られた右足もズキズキと痛む。街灯なんてものは勿論立っていないので、スマホの画面を見ながら通り過ぎようと意を決して角を曲がり。視界の右端にあるだろう神社を見ないようにしながら歩幅を広げる。ーーーかさり、と木々が擦れる音がして、それが人の声に似ていて思わず立ち止まってしまった。そんな訳は無いのに、視線を小さな画面から外すことが出来ない。ドキドキと鼓動が早まっていくのを感じていると、突然スマホが震えてメールの着信音を鳴らした。友人か家族か、どちらにせよ少しだけ平常心が戻り慣れた手つきで画面を操作すると、宛先も件名も空白のそこには、『おいで』という言葉と小綺麗なあの神社の写真。わたしが小さい頃だってこんなに綺麗では無かったはずなのに、何故だか懐かしくて涙が出てくる。ふいに名前を呼ばれて顔を上げるとそこに居たひとが、薄く口角を上げる。その微笑みも、その人から漂う金木犀の香りも知らないはずなのに、何を言ったかだけははっきりと分かった。ーーー “さあ、早くおいで。” その言葉に答えるように、わたしはゆっくりと右手を伸ばして、 )
……おかえりなさい、いま、行きます。



(/お題拝借いたしました。闇堕ちとかホラー展開なはずだったのに…あれ?和解してないこれ??ってなりました……しかもお題の台詞が最後に来てないとかタブーなのでは…?だらだら長い上に回りくどい文となってしまった為、途中で読むのを投げ出した方はすみませんでした…! )

12: セイチャットファンさん [×]
2018-10-07 17:36:49

(あなたは言う幸せが一番って…けどね。私は普通の幸せじゃ足りないの。もっと苦くて甘い幸せじゃないと。)

ふふっ、壊れちゃった?大丈夫?
…すごい顔ね。可愛い顔が崩れちゃってるわ。

(貴方は目の前の現状を見て涙いや、水分と言うあらゆるものを顔から出して放心していて私はゆっくりと近づきながらクスクス笑いそっと話しかけあぁ、あなたに睨まれても怖くないもっともっと私に夢中になって?はやくはやく憎しみでも言い貴方の目が私をとらえるならどんな感情でも構わないだから…と歪んだ感情を巡らせ無理やり貴方の目を自分と合わせ静かにつぶやき)


さぁ、早くこちらにおいで

(三日月のように顔を歪ませる私は何者かしら大丈夫よ、ちゃんと人間よたぶんと自問自答しながら怯える彼女の涙を舐め)

13: ほのか◆ [×]
2018-10-07 20:57:07

<さぁ、早くおいで>

(黒い羽を伸ばし黒い“悪魔“の尻尾を撫でては呟く)
…人間ならば良かった。
(悪魔として生まれた私は不老不死、魔力だって持っている。そして美しい顔と女の子らしい姿を魔力で作り男を騙して魂を奪い取る。しかしあろうことか標的だった男に恋をしてしまったのだ。魂を取ることに罪悪感、嫌悪感、不安を感じるのははじめてのことでなかなか手が出せない。思わず出た本音は誰にも聞かれず虚空へ消えていく。「相手の魂は抱きつくだけで取れるのだから、頑張れば出来る」そう自分を説得しながら後ろを振り向くと笑顔で「やっほー。」といい、抱きつこうとしてくる貴方に涙が出そうになるが堪え。一言いう。)
さ、はやくおいでよ
(これで最後かなんて思いながらいった言葉に嬉しそうに笑ったあなたは私に抱きつき、どんどん体温が奪われていく。最後に耳元で何かを呟いたが聞き取れないまま私とあなたの関係は終わった)

(/か、書きすぎた…よ、よかったらコメント頂けると嬉しいです…!)

14: 匿名さん [×]
2018-10-07 22:32:31


>11

(/日常の空間から不意に現れた異様な存在という、非常に私の好みな展開に惹きつけられました!長さも相まって、ちょっとした短編小説を読み終えたような気分です。頼りない月明かりの下で起きた、ひっそりとした終わり方に関しても魅力を感じざるを得ません。
そして女の子の最後の発言。どのような行方になったかを思わず想像してしまいます。

久々にこんな物語を読めて、心から満足です。本当にありがとうございます。)



15: 。◆ [×]
2018-10-07 22:53:40





(ぱちり、世界に響き渡るのは己が瞬きをした刹那の睫毛が掠れる音。余りにも狭い世界の中で目の前の男を壱に茫と凝視する、扨は彼は人間じゃ無いのか。余りにも理解し難い思考回路を向けられて、現実逃避にも斯く想像すると眉に垣根を寄せるのが自分乍らに分かった。
__事の発端は少し前。幼い頃からの友人であった男を喪った私に優しく声を掛けたのが切っ掛けだった。何も知らないで在ろう彼の優しさにじわりじわりと絆されていく、戯けにも私は直ぐに彼へ恋心其れ近しい感情を抱いたである。得体の知れない男を、と恐るる声も友人から上がったのも当然。然しそれ以上に喪った穴を埋める誰かを欲していたのだ。
故に、今この瞬間彼が人為らざる何かに見えた。喉はからからに乾き、言葉を発そうとせん唇は開いた侭、曖昧な呼吸音のみを漏らす。私の視線をどう受け取ったか、彼はそれはそれは嬉しそうに頬を染めはにかんで見せた。何故、何故笑えるのかと問い詰めたい。貴方が友人を殺したのかと、先程彼が述べた言葉の本心を。違うと言って欲しい念望僅か、憂慮に近しい畏怖頗る程。未だ何も言わぬ彼から逃れ様と本当的に後退った片足は上手く動かず、自身を地に放り投げる形となった。両手を突いて、立ち上がろうと視点を定かに彼へ向けた瞬間、一歩、また一歩と彼が近付く。斯様にして、掠れさった声色だ問い掛けたのだ、)

__なんで、


(/投稿失礼します!素敵なトピに以前より書き込みたいと思いつつ気付けば月日は過ぎ…こうして漸く書き込めて嬉しい限りです!稚拙な文章では御座いますが、ご指摘等御座いましたら仰って下さると有り難いです。出来ればもう少し長い文も書ける様になりたいです( 願望 )、また機会がありましたらお邪魔致します!スペース拝借致しました!)





16: さすらいのお題 [×]
2018-10-07 23:47:28



お題

「 それでも俺(私)は愛していた」




17: ほのか◆ [×]
2018-10-08 20:06:17

「それでも俺(私)は愛していた」

(ある九月の寒い日。舞台はとある中学の校舎の裏。そこにはボロボロの写真を握り泣き崩れる少女があった)
私が悪かったの…?何が…いけなかったの…!?
(少女は彼氏が浮気をしていることに気が付いていながらも知らない振りをしていた。しかしあろうことか彼が少女を振ったのだ。少女はその時の光景を思い出しながら何度も目と鼻をすりなき続けた。しかし突然泣くのをやめ、学校の屋上へ向かった。そこは私と貴方が出会った場所)
これ…で、最後ね…
(少女は悲しい笑顔に美しい涙を浮かべ屋上にたち、ふちに足をかける。そこは生の世界からのふち(最果て)でもあった。)
それでも私は愛していた。
(そう呟いた少女は屋上から飛びたち、命の蝋燭を折った。)

(/悲しすぎる←けどこのトピ好きなので投稿させていただきましたっ!)

18: 名無し [×]
2023-05-23 18:56:32

お題

「約束する」

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