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暇を持て余した匿名の遊び【無登録/暇つぶし/どなたでもお気軽に】/164


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自分のトピックを作る
101: アウトロー [×]
2018-04-02 09:58:37

(/すみません最後に抜けがありました。良縁感謝致します。スペース使わせていただきありがとうございました!)

102: ウォンテッド [×]
2018-04-03 07:09:55




(/遅ればせながら、私もお礼を申し上げたいと思います。良縁、スペースを頂きありがとうございました!)




103: 匿名さん [×]
2018-05-06 03:03:49

練習にも出会いの場にもなる素敵なトピなので支援上げ!

104: 小さなタヌキ [×]
2018-05-06 03:51:54


誰か拾ってくれないかなぁ……
(道端に置いてあるヨレた段ボール箱の中で、縁に顎を乗せて退屈そうに、何故か人語で)



105: 田舎少年 [×]
2018-05-06 14:30:00


あー……なーにがゴールデンウィークだよ。こちとら毎日毎日グリーンだっての。つかゴールデンって何がゴールデンよ。稲のゴールドか?
(360度見渡す限りの田んぼ、田んぼ、田んぼ。植えたての稲とアスファルトをかち割るど根性雑草の緑が目に優しい、緑だけが取り柄の田舎町では独り言さえ遮るものなくどこまでも響いていく。高校生。晴天。ゴールデンウィーク。そんな胸踊る条件もこの町では宝の持ち腐れという奴で、駄菓子屋でガリガリ君のアタリを引き当てたのが最大の思い出になりそうな連休を振り返ると馬鹿でかい溜め息が出る。旅行?繁忙期の農家を舐めるなよ。友達?右に同じ、そもそも古今東西の田舎民を掻き集めたような学校に通っているせいで登校しなければ会うことすら至難の技だ。彼女?うるせえ頃すぞ。せめて最後の一日を無駄にしないよう当てもなくチャリを漕いでみたものの、結局は目的地がないために本日2度目の駄菓子屋に辿り着き、腹を壊すぞと諌める店主に「んな訳ねーべや。ほら見ろ、インナーマッスルが燃えてっからへーきへーき」半袖シャツから伸びる日焼けした腕を叩いて雑に言いくるめ、2本目のガリガリ君を手に入れると軒先のベンチで齧りつく。頭がキンとして見上げた空はソーダ色より青かった。このままただ暮れていくのが惜しいくらいに。赤茶に錆びた"コカコーラ"のベンチが軋むのも構わずぐっとその空に手足を伸ばせば「……なんかゴールデンなこと無ぇかなあ」青ざめた舌に一縷の期待と望みを託して呟いて)


(/スペースお借りします!前々から片田舎の牧歌的な描写をやってみたかったので、少々馬鹿な男子高校生で失礼します。男子高校生→180cm/日焼け/バイクに乗りたいものの車学が無いので自転車が愛車。こんなだらだらしているようなきらきらしているような日常に性別年齢問わず絡んでくださる方がいらっしゃいましたら飛んで喜びます!)

106: 異形頭 [×]
2018-05-06 16:20:00




(時間など分からない。それでも、窓の奥に広がる暗がりは夜が深まった事をそれとなく表している。未だに走る事をやめそうにない鉄などで構成された四角い塊の中には、無機質な明かりが降り注いでいる。ひたすらに、というよりもどこか義務的なように線路の先へと進む電車の音だけが響き、それ以外の何かに妨害されないせいか自分の声ですら忘れそうになるのを感じ始めた。座席に座ったまま、今の静けさとは対照的な、鮮やかな色を敷き詰められたルービックキューブの頭を少しの間だけガチャガチャと動かす。幾つかの色をした四角形はそれぞれの面ごとに対して一色に揃えられてはいない。素人が初めてパズルを解こうとしたが、結局は苦戦に終わるだけのように酷く乱雑としている。動きを止めたと同時に、自分のいる車両とは違う方から慌ててこちらに向かってくる足音が聞こえ。)
─ああ、またか。
(数ヵ月なのか数年なのか。どれほどの月日が経過したかをわざわざ数えている訳でもないのだが、非常に久しぶりだというのは判断出来る。大方、本来はそこで停止するはずのホームを何でもなさそうに無視した事を可笑しく感じたのだろう。どうしたのかとまずは車掌に尋ねようとこちらへ来たのかもしれず。)



(/オカルトめいたシチュエーションをやってみたいため、こちらのロルを書かせていただきました。世界観としては都市伝説で有名な「きさらぎ駅」をモデルにさせてもらっています。電車内にいる人物の一人に、ルービックキューブの頭を持つ人外は黒いスーツに約180cmの身長の男性。そして、もう一人に一般人を募集させていただきます。年齢性別は問いません。もし質問や相談があれば遠慮なく申してください。それでは良縁を願って、お待ちしております。)





107: 匿名さん [×]
2018-05-10 19:58:57

あげー

108: Black [×]
2018-06-01 07:57:35



(天井高く張り付いた煌びやかなシャンデリア、エルヴィス・プレスリーがあしらわれたレトロデザインのスロットマシン、美しいカクテルウェイトレスの微笑み、絶えず流れるジャズのスタンダードナンバー。巨額のチップが行き交い、人々の声と熱気、そして眩い光に溢れる、眠らない街・ラスベガスのカジノ。ここでは遊人たちによる歓喜と落胆のドラマが不眠不休で起こり続ける。そして今まさに、今夜一番の大舞台が目前のルーレットテーブル上で繰り広げられていた。周囲一帯に緊張の糸が張り詰め、観衆が固唾を飲んで見守る中、勝負の当事者たち──俺と君だけが互いに微笑み合い、ゆったりと細いシャンペングラスを傾ける。──しかしまあ、俺の心中はまったく穏やかではないのだが。
事の始まりは一刻ほど前に遡ろう。店内のバーカウンターでひとり座面の高いスツールに座り、マティーニの湖に沈むオリーブの実を見つめる君の瞳に、この心は簡単に奪われた。取っておきの殺し文句を披露する俺を指一本で黙らせたあと、君が俺の手を引いて連れて来たのがこの場所、カジノの花形“ルーレット”の前。金銭の賭け合いに色事をブレンドして一騎打ちに持ち込もうだなんて小粋な挑戦、受けないわけにはいかなかった。勝てる自信は充分にあったのだ。
10回勝負のシングルマッチ、ハイリミットゲームでは空けたグラスの数だけ賭け金額も迫り上がる。迎えた最終局面、彼女の前に積み上がったチップの山はまさしくハイ・シエラとでも喩えるべきだろうか。対して俺の山はこじんまりと頼りない。ゲームが始まるまで知らなかったよ、君が常連客の間で“ルーレットの女王”と囁かれている女傑だったなんて。
「Place your bet.」ディーラーの鳴らすベルを合図に、ボルドーのポインテッドネイルに飾られた細い指がテーブル上にチップを散りばめる。まずは無難にアウトサイドベットへ。それからインサイドベットに運ばれたその手はまず1000ドルチップをひとつ数字の真上に、更にそれを囲うように8枚の500ドルチップが並べられる。フラワーベット法、高配当が狙えるが残額に余裕があってこそ手を出せる張り方だ。自分の勝利を確信して、俺が白旗を上げるのを待っているんだろう。しかしその強気な態度が目の前に座る男の欲を一層煽っていることに気づきもしないだなんて、女王様は少しばかりお遊びの経験値が足りていないんじゃなかろうか。
挑戦的な微笑を浮かべる唇はチェリーレッド、背中が大きく開いた大胆なデザインの真紅のドレス、スリットからのぞく白い脚で男を魅了するくせ存外身持ちは固いと見た。喩えるなら君は、人の欲が齎す渇きと無機質なネオンに覆われたこのラスベガスの砂漠に、力強く花開いた一輪の赤い薔薇。 空いたグラスをテーブルの隅に追いやる。)

最初に言った通り、女性が相手だからといって手加減はしないよ。
俺は生ぬるい賭けはしない主義だし、殊に今夜はその対象があまりに魅力的だからね。

(ストレートアップベットで赤の1に残り全てのチップを賭ける。どよめく観衆は呆れ声を上げる者が大部分、拍手で盛り上げる者が若干名。ロボットの如きポーカーフェイスのディーラーまでがピクリと眉を動かした。貯めに貯めたバンクロールが底を尽きても構いやしない。君を手に入れられる望みがあるのなら、2.7%の勝率に全てを捧げよう。ディーラーがホイールを回し、大袈裟な身振りでボールをトスする。胸の前で組んだ腕をそのままに、ベットの変更を行わない意思を示す。「Last call.」同じく手を変える気は無いらしい君と視線が絡み合う。「No more bet.」ベルが2回鳴らされると同時に視線は解れ、カラカラとホイールの内側で回り続ける象牙の球を睨み付ける。徐々に回転速度は低下するが、それとは反比例して鼓動は早まり、唾の塊を飲み込む音が響く。盤上を跳ね、忙しなく駆けまわるボールはやがて歩調をゆるめ、最後にその身を収める席を探し始める。マックスベット額寸前に及ぶ多額のチップ、そして俺と君の“これから”を委ねた、この大勝負の行き付く先は──。)



(/大好きなトピなので上げついでにスペースお借りします。ゲームの進行描写をやってみたい!という欲に駆られ、ラスベガスのカジノを舞台に好き放題作文させて頂きました!自己満足です。あらすじは“ギャンブラーの「俺」がカジノ内で一目惚れした「君」に交際を申し込んだらルーレットバトルを申し込まれた”といった具合です。念のため下記に簡単なPC情報を置いておきますね。お目汚し失礼致しました…!
◇PC情報……男/20代後半/米国人(白人)/栗色の髪、碧眼/黒いスーツ/身長180cm程)




109: ルーレットの女王 [×]
2018-06-03 20:59:30


>108 Black様

(数多の観衆から脚光を浴びる中、対戦相手とグラスを傾け喉を潤し、口に広がる上品な味と至極当然の状況に思わず笑みが零れる程極上の気分。目の前に対峙するのは、先刻初めて出会い唐突に甘い言葉を投げ掛けてきたスーツ姿の男。彼とは、いつもの退屈な日々を華やかなものに一変させるラスベガスのカジノを訪れた際、渇きを紛らわせるためにバーカウンターにてマティーニの底に沈むオリーブの実を転がし眺めていた時に言い寄られたのが始まり。あまりにも滑稽な事を言うものだからその口を指一つで静止させ、有無を言わさずにこの場に引き連れては一つの賭けを持ち掛けた。――私に勝てたら貴方の誘いに乗ってあげる。甘く妖艶な賭け事に見事に掛かった単純な男と、こうして互いに席に着き優雅にもグラスを掲げ微笑を交わしていた。10回の勝負も残すはラストゲームのみとなり、当初山ほどあった彼のチップも既に風前の灯火。
所詮は退屈凌ぎで始めたこの勝負においても、運命の女神の祝福に加え幸運を引き寄せる自身の才によって、此方の手元の山は崩れることを知らずに富を築き上げ続けている。次の一手も1つ張るだけで十分な程に勝敗は目に見えているものの、せめて最後は“ルーレットの女王”として、完膚なきまでに突き付けて差し上げましょう。私がルーレットに愛されているとも知らずに、誘いを受けた憐れな彼に相応しい――敗北の末路を。
刻一刻と最後の遊びを告げるベルが鳴り、彼を絶望の淵に貶めるべく頬に仄かな熱を施し空けたグラスをテーブルの隅へ追いやれば、手始めにアウトサイドベットへと手を伸ばす。運命に導かれるままに、コラムとダズンの縦横共に真ん中へチップを置き、着々と舞台を整える。次いで、勝利を齎す最愛のチップに軽く口付けをし、ストレートアップベットの“黒の17”へ1000ドルチップを置き、彩り華やかな演出としてその周囲に8枚の500ドルチップを並べていく。言葉通り花形を飾るフラワーベット法。女王の異名に恥じない戦法に歓声が沸き起こり、苦悩を浮かべながら良い声で鳴いてくれることに期待に胸を膨らませ、身の程知らずに抗い続ける男に恍惚の眼差しを向ける。
同じく金額を吊り上げながら、減らず口を叩く彼が選んだのは赤の1。真に収まるのはその先とは知らずに、残り僅かな儚い命を全て賭ける大博打。半端な賭けをせずに、潔く全財産を投げ打ってくる姿勢は嫌いじゃない。何処までも甘い男との今宵限りの戯れは、想定を超えた一時だった故に、後の鳴き方次第では労いの言葉一つを送るもの悪い気もしない。
騒ぎ立てる観衆を他所に、運命を握るディーラーが手慣れた手付きでホイールへとボールを放る。彼同様に、無論此方もベットを変える意思がない旨を沈黙で示し、最後の審判が下されるまでの暫しの間、最高の賭けを披露した彼と視線を交差させる。長く感じたその時間の終わりを告げる鐘が鳴り、運命の女神が微笑むホイールへと視線を落とす。結果を見るまもなく栄光を確信しているものの、軽快な音を立てては焦らすこの瞬間に高揚せずにはいられず、駆け回る球へと瞳を奪われる。さあ、貴方は一体どんな声を聞かせてくれるのかしら。盤上を駆け巡った先で、勢いを殺し居場所を見つけた球が止まった先は――。)

なっ…嘘、でしょ……この私が、そんな……ッ。
――…勝ったのは貴方。約束通り、貴方の好きにすればいいわ。

(――赤の1。運命の女神の悪戯か、目を疑う出来事に酔いが一気に醒め、会場全体に歓喜と動揺が走る。堪らず組んでいた足を崩しテーブルを勢いよく叩付け、身を乗り出し血相を変えて何度も盤上を注視しても結果は変わらず。反射的にディーラーを睨みつけるも、イカサマをした素振りは微塵もなく、彼とディーラーが繋がっていないのは紛れもない事実。賭けたチップは顔色一つ変えないディーラーの手によって回収され、正当な配当がなされていく。困惑から抜け出せないまま、改めて互いの山を見比べる。子供でも分かる高額な配当を得た末に、眼下した彼の手の中には溢れんばかりに巨額の富が詰まれ、高く聳え立つ山々が連なっている。幾度となく数多の幸福を掴んできた才――女の勘が外れ、ルーレットにおいて初めての敗北。周囲を取り巻く視線に堪え兼ねず、この場を後にしようと身を翻し彼に背を向けるも、自身が発した先の言葉が頭を過る。敗者は勝者に従うのがここでの道理と、恥辱に頬を紅く染め上げたまま睨みを利かせ振り返り、女王を負かせた名も知らぬ勝者へ苛立ちを隠さずに言葉を放つ。)


(/大好きなトピの心惹かれるロルに、僭越ながら絡ませていただきました。自然と“直感”という実力のみで女王の座を手にした御令嬢が生まれましたが、些か高飛車な性格になってしまいました。賭け事に明るくなく、完全に自己満足なため、誤りがあったら申し訳ありません。素敵な機会を有難う御座いました。念のため此方も下記に簡易なPC情報を置いていきます。長々とお目汚し失礼致しました。
◆PC情報……女/20代前半/腰まで伸びる一つ結びの黒髪・澄んだ赤眼/赤を基調としたドレスアップ/凹凸のある肉付き/身長160cm程)


110: Black [×]
2018-06-04 11:59:03


>109 ルーレットの女王 様

(/はじめまして。この度は>108にレスをつけて頂きありがとうございます!背後の時間の都合上すぐにロルを返すのが難しい状況であるため、取り急ぎご挨拶のみにて失礼致します。>108は自己満足のために書き散らした駄文であった為まさかロルを返して頂けるとは思いも寄らず、故に「君」の人物像やベット方法諸々を予め描写してしまっており、確定ロルのような形になってしまい申し訳ありません…。しかし頂いたロルから見えてくる娘様の表情や仕草、性格など全てが思い描いていた理想通り、いやそれ以上に素敵で、その旨を伝えたく失礼を承知でこうして御礼のみ申上げに参りました。いつか時間が取れ次第、僭越ながらその後の展開をロルで返させて頂きたく存じます。お付き合い頂きありがとうございました!)



111: ルーレットの女王 [×]
2018-06-06 18:15:37


>110 Black 様

(/初めまして。お忙しい中、素敵な機会だけでなく、ご丁寧なご挨拶までありがとうございます!此方も無礼を承知でレス消費失礼致します。勿体ないお言葉を有難う御座います。先にも述べました通り、自己満足に稚拙なロルを回した次第ですので、形式等はお気になさらずに。寧ろ、賭け事に関しては全くの素人でしたので、ゲーム進行描写が分かりやすく大変助かりました。ルーレットの女王の人物像を想像するうちに長くなり、初めの描写は不要だったかと懸念していましたが、大きな差異も無かったようで安心しました。素敵な息子様との機会のみならず、その後の展開まで頂けるとは光栄です。同じく背後の時間の都合上、直ぐには難しいとは思いますが、可能な限りお返し出来ればと思います。此方こそ、お付き合い頂き有難う御座いました!)


112: 人魚姫 [×]
2018-06-07 14:45:07

小さいとき読んだ絵本がある。
その絵本は最後愛しい人のために自ら海に飛び込む。私は思った。あぁ…なんて美しい愛なんだろう…。愛しい人のためどんなことやってもいい。例え嫌われようとも、私みたいな傷物より美しい人と結ばれたら愛しい人は幸せだろう。

そう思い、少女は手首を切った。

(はじめまして、気まぐれで書いてみた物語です。すれ違いをイメージした恋物語をやりたいと思います。やってやるかというかたがいれば幸いです。)

(黒髪方ぐらいの長さ。少しつり目。162㎝スレンダーな体型。)

113: 長距離ランナー [×]
2018-06-10 00:25:38

(一週間。地球が7回回転し、月の光る面積が半分変化して、ジャン○の表紙が変わるだけの期間。詰まらない日常の繰り返しであったなら存外あっという間に過ぎ去ってしまうこの期間を、今自分は人生で最も長く感じている自覚があった。一日千秋、なんて実際イベントの前日くらいでしか感じないものだ。世の中そんなに都合よくできていない。__我ながら卑屈で笑ってしまう。
避けられている、確実に。気付かれないと思っているのだろうか。傷つかないと、思っているのだろうか。_否きっと、先に自分があいつを傷つけてしまったのだ。不安と葛藤と、少し、いや、多大な期待を込めて、放課後の教室で胸中を吐露したあの日の自分をぶん殴ってやりたかった。顔を合わせられて、声も聞ける贅沢な立場にいながら、受け入れて貰えるなどと夢想した自分の浅はかさを呪い続け、気がついたら視線を周囲に走らせている。何もできないのに動き出したい衝動を殺せないままで、時間が過ぎていくのがそろそろ辛かった。結局部活も上の空で、終了後俺を呼び出した監督と無情にも置いていきやがったチームメイトへの小さな怒りをずごずごと空のパック飲料容器にぶつけながらの帰り道。)
……っっっ!!
(瞬間、まるで何かがそうさせたみたいに、ばちりと音が鳴りそうなくらいに、あの吸い込まれそうな目を見つけた。2,30m先のあいつも多分俺と同じように目を見開いて、怯えたように顔を歪めて踵を返す。ぐしゃりと遊ばせていたパックを潰してカバンに突っ込み、形振り構わず駆け出した。畜生、ちょこまかと逃げ回りやがって!)

っはあ、はあっ、今、目ェ、合った、だろ、が……!!
(数分の攻防の末、やっと手首を捕まえて。諦めたのか向こうも足を止めて、お互いに切れた息を整えるのに暫く忙しかった。なんだか少し間抜けだ。どこからともなくやって来て居座る静寂に気まずくなって一度視線を外して、ぽつりと吐き出す。捕まえるために握った手に思わず力がこもった。)
……こんなんなるくらいなら、言わなきゃよかったって、思った、けど、いつか言わなきゃなんねェことだった、とも、思う。返事は、何だっていいんだ。断るのでも、引っぱたいてキモいって言うのでも、別にまだ分かんないってのでも、いいから、だから、__逃げないでくれ、頼む……。


(/まずは目に留めてくださってありがとうございます!こちら診断メーカーさんでお題を頂き好きな子に勇気を出して告白したら一週間避けられちゃった系男子を赴くまま書き散らかしたものになります。もしレスを下さるなんて方がいらっしゃいましたら好きに絡んじゃってくださいませー!
Data→男/高3/陸上部/黒髪ベリーショート/眉太め/170cm半ば/制服
最後にこのトピの繁栄をお祈りしまして。スペ感でした!)

114: 一見さん [×]
2018-06-12 21:49:47

【創作キャラ】

(暗い森の中にある城が燃えている。その城に住んでいる女性は『ここを追い出したあの子の仕業か』と思い、呑気にワインを飲む。『あと少しで迎えがくる』女性はカウントを数える)

3

2

1

0(扉があいた音がする)

いらっしゃい
お前を殺す!

(美しいが故に歪んでしまった女性が笑い。純粋に美しいが故に憎まれた女性は血に浴びている。それさえも女性は美しいと思ってしまう、これから殺されるというのに)

115: 男子高校生 [×]
2018-06-13 01:05:26

──なぁ、どうしたら良い?どうしたら俺の事好きになってくれんの。
(梅雨入りした空から落ちて来る霧雨が柔らかく全身を濡らす中、屋根の無い屋上で体が冷えて行く事にすら意識を向ける事ができない。目に見えて狼狽えている相手の胸倉を縋るように両手で掴み、強引に此方へ引き寄せれば視線を合わせて強い眼差しを向け。相手への想いが溢れて零れ落ちる程なのに、その一滴のやり場さえ何処にも見当たらずに自身の胸の中へ蟠るばかり。いい加減限界を迎え、気付いた時には文脈も何も無く思いの丈をぶつけてしまっており。一言口に出してしまえば堰き止めていた支えは呆気無く崩れ去り、大切にしまっていたはずの想いを鷲掴みにして相手に押し付ける事しかできない。あまりの胸の痛みに視界が滲む中、拒絶を恐れて言葉を発せさせまいとするように次から次へと涙声が漏れていく。か細い声は支離滅裂な言葉を紡ぎ、力無く視線が落ちていくのに伴い力無く項垂れて)
…なぁ、ごめん、頼む。好きになってごめん、でも、俺…頼むから、俺の事見て…。


(/スペースお借り致します。此処まで読んでくださった方がもしもいらっしゃれば、心からのお礼を申し上げます…!兼ねてより皆様の素敵なロルを拝見しており、遂に投稿に至りました!テーマは夏と青春と高校生と同性愛。他には何も考えていませんが、最近彼女にふられてしまって傷心中だとか、将又好きな人が居るだとか、そんな友人の相談に乗っているうちに我慢の限界がやってきた男子高校生が想いをぶちまけるシーンです。書きたい部分だけを書き殴った自己満足な文章ですが、もしも何方か絡んでくださる方がいらっしゃれば是非お願い致します…!)

116: 名無しさん [×]
2018-06-13 11:55:32

【創作キャラ】

ありがとう……。

大好きだよ。

(そう言った彼女は、柵から手を離し。
茜色の空に吸い込まれて消えていく)



117: 男子高校生2 [×]
2018-06-13 12:43:26


>>115 男子高校生様

(胸ぐらを掴む手がやけに熱い、それに反して天から降ってくる雨は嫌に冷たかった。そして触れてさえしないのに突き刺さるように刺さる相手の視線、狼狽することしかできないのにその目から逃れることもできない。唐突に突きつけられた相手の想いをどう受け止めればいいのかあるいは跳ね返せばいいのかわからず、ただ呆然とすることしかできなかった。やがて相手は項垂れ力ない謝罪と懇願を口にする。ただの友達だと思っていた相手から「好き」だと告げられた。「好き」ってなんだ、どういう感情なんだ、こいつから見て俺はどんな風に見えてるんだ…相手は友達だ、できれば笑っていて欲しい、悲しんで欲しくない。でも、どうすればこいつを笑わせられる?俺がこいつを好きになるとは…どういう感情を持てばいいんだ?)
…なぁ、おい…俺が好きってのは……その…俺と、手繋ぐとか、その…キスしたい、とかなのか?
(我ながら何を聞いているのだと言いたいところだが、とにかく今は混乱した頭を整理することが必要だ。まるで子供でもあやすように相手の両肩に手を置くとそう問いかけてみて)

(/初めまして!とても素敵な文に思わずお返事させていただきました…合わないと感じられたら蹴っていただいても構いませんので!)


118: 逃走中だったノンケ [×]
2018-06-16 10:36:52

 
 
 
>>113 長距離ランナー様

( 一週間前の今日、あろう事か友人から告白された。──いや、友人だと思っていたのは俺だけだったのかもしれない。あの日真っ赤に燃えているような夕日が差し込む教室の中、他愛もない話をしていたはずなのに突如告げられた思い。今でも忘れられない。あいつの不安や葛藤が入り混じった表情、そしてほんの僅かに滲んだ期待。愛だのなんだのは可愛い女の子とするものだと思っていた自身には到底受け入れられるものではなくて。けれどこのままあいつの手を取ってしまえば…?離れる事はなくともきっと今まで通りには戻れない。だがしかし手を取らなくても戻れないのだ。その事に怖くなってしまった俺は──…逃げた。そう、あいつの決意から逃げてしまった。その足で自宅へ、そして転がり込むように自室へと駆け込めば限界だった足はかくりと折れ床へとへたり込む。──…わからない、けれど、どうしてこんなにも心臓が締め付けられているのだろうか。夕焼けに照らされたあいつの顔が頭から離れない。ああ、きっとこの熱は走ったからだ。自身の意思に反し熱くなる頬に緊張のあまり冷えた手のひら当て。あいつに当てられた…そんなことは断じてないのだと自身に言い聞かせた。

ぐるぐるぐるぐる、まわる頭の中はこの1週間ずっとあいつに占拠されたまま。あの時のあいつの表情はどうだったんだろうか、振り返ることなく去ってしまったけれどきっと傷付けた。けれどこちらとて同じ。何となく友人だったあいつに裏切られた様な気持ちになりながらとぼとぼと力なく帰路につき。部活が終わったのか陸上部の面々とすれ違う。あいつも確か陸上部だったような──…?ならばどこかで時間を潰してから帰るべきか、と踵を返して。その時の俺に何か1つ言えるならば帰れと言ってやりたい。暫く時間を潰した後再び家へと歩み進め、あの日と同じ…真っ赤に燃え上がる夕日。嫌でも思い出してしまうあの光景を振り払うように視線を外せばその先にいたのはあいつ。無意識に双眸を開いてしまった、もう、気付いていないフリもできない──…その刹那、向こうも気付いたのかこちらへ駆け出した。死にものぐるいで走る、走る、走る。後ろから何か聞こえるけれど足を止めるわけには行かず。だがしかし現役の陸上部員に勝てるはずもなく、あっという間に距離を詰められ手首を掴まれた。後悔、そんな感情に塗りつぶされたあいつの表情に刺すような痛みが胸を襲う。そして逃がさないとばかりに遠慮の欠片もなく締め付けられる手首に眉を顰めてはひゅうひゅう、ぜえぜえと上がる息を抑え込むように深呼吸を。 )

っ、は……、はー…。ッ……う、
お、っまえ…ッ、お前が悪いんだろ……!急に好きとかいうし、どうしたらいいかわかんなかったんだよ…!男同志とかありえねーし、将来はガ〇キーみたいな可愛い嫁さんと嫁さん似の娘に囲まれてさ、…そんなふうに思ってたのに…。あれからお前のことばっか考えてる。ほんと、もう、やだ…。どうしてくれんの、頭バカになったんだけど。
( ずるり、掴まれた腕はそのままにしゃがみ込み。捲し立てるように口からこぼれ出た言い訳じみた言葉は紛れもなく本心。まるであなたが好きです、と言わんばかりのその言葉に気付くことなく全てを相手の責任としてなすりつけ )


( /あ…ああ…ああぁ…!( 語彙力 )素敵な息子さんを穴が開くほど見つめていたらいつの間にか筆を取っておりました…!当方も書きたいことを書き連ねただけの文になりますのでお返事等は無くて構いませんっ。素敵な場面をありがとうございました…!( 感無量 )

自PC:
男/ゆるふわ茶髪/ゆとり世代/170中盤/ノンケ/高3/( 他ほぼ白紙 )


スペース感謝! )
 
 
 

119: 青年将校 [×]
2018-06-18 01:44:29


(本日天気晴朗なれども雨強し、と云うのは些か不敬であろうか。さりとて文学なる分野に髪一本程の所縁も持たぬ己は他に此の不幸を形容しうる言葉を知らず、天照雨に煙る帝都を阿呆の面で仰ぎ見るなり、やはり晴朗なれども雨強しと呟くのであった。辻の向こうでは燦然たる夕陽が蒼天を鮮やかに燃やしている。だのに己が立つ軒先から一寸先ばかりが排ガスと見紛う暗雲に覆われ、矢庭に降り出した雨に濡れそぼっていた。蛭の如く頬へ頸へ吸い付く髪の疎ましきこと甚だしいが、此の不愉快は洒落にかぶれて頭を丸めずにおいた己の虚栄に対する刑罰であろう。仕立てて間も無い夏衣の純白までもがしとどに湿った濡れ鼠の様相を帯びているのが情け無い。右手に握る番傘の深緋ばかりが水を得て艶々と得意満面の様子である。ふと、足許の水溜りが小さく跳ねた。横目を遣れば此方も雨に追われて来た風体の人間が懸命に露を払っているらしい、着物の袖が重く揺れている。民衆の視線は軍帽を目深に被りやり過ごすのが愛想無しの常なれど、傍らの同宿に奇ッ怪なる眼差しで傘持つ濡れ鼠を観察されるのは些か気詰まりで、致し方なく引き結んだ唇を解き)

──軍人は、傘を差してはならんのだ。手傘は太政官令に反する。何時も両腕を空けておかねば、いざと云う時に軍刀や拳銃を握れぬと……そう、叩き込まれてきたのだが。

(未だ小僧気分が抜けぬのが己の悪癖だ、と。ハイカラ洋傘の咲く往来を見据えて語る帝国軍人の心構えは、独言を以って俯き加減の自嘲へと成り下がる。己が子供の時分には雨覆のあの字も知らず、驟雨の気配が垂れ込める日は当然傘を携えた。或いは母に、女中に、時に父手ずから確と握らされた。そうして今日も、傘を握って此処に居る。士官学校を卒業し、晴れて帝国軍人と成り、上官の地位を賜って尚捨て切れぬ幼心の証が手に持つ番傘であるならば、艶なる紅も憎らしい。そういった具合に濡れ鼠の所以を云った処で暗雲が晴れる訳も無し。要らぬ言葉を寄越される前に所在無さげに項垂れる傘を突き出し、有無を言わさず押し付ける。)

貰ってやってくれないか。夏とは言え夜は未だ冷える。雨に濡れれば尚更、風邪でも引いたら大事だろう──日が暮れる前に帰りなさい。

(彼乃至は彼女がどの様な顔で其れを受け取ったのかは己の知る処ではない。形相はおろか面構えも性別さえも皆等しくブリムの向こうであった。只使えぬ傘を押し付けるだけ押し付けて、スコォルの下へ身を晒す。良き"将校さん"ごっこに興じるというよりかは捨てるは惜しい、持ち帰れば年嵩の部下達に良い嘲笑の餌と喰らい付かれる獲物の厄介払いが主なのだが。不純な動機が吐き出した方便とて嘘には有らず、存外優しげな声音を生んだ咽頭に驚きつつ通りを歩む。目指すは眼前に満つ熟れた夕空。あれへ追いつけば雨は止む。率いるは泥濘む足跡と軍刀の冴えた音のみの侘しい軍隊ではあれど、無様に駆けず、背を丸めず、凍てつく梅雨の嵐の外へ只々真っ直ぐ歩を進め)


(/スペースお借り致します。梅雨らしい&かっちりした雰囲気のロルを回してみたいと思い立ち、明治軍人でお邪魔させていただきました。もしお相手してくださる方がいらっしゃいましたら雨宿り仲間・上司部下・通行人その他諸々どんな関係でもぜひよろしくお願い致します…!
「軍人」は170後半の黒髪七三健康優良児。20そこそこのエリート新任少尉であり、優秀ながら少々不器用で生真面目なオーソドックス大和男児…というイメージで書かせていただきました。くどくどした文章になってしまいましたが、ここまで目を通してくださってありがとうございました!)


120: 匿名さん [×]
2018-11-09 15:44:38

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