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ある日、森の中(〆)/1130


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自分のトピックを作る
841: ラウル [×]
2019-10-24 20:23:45


(/力強いお言葉をありがとう御座います…!背後様に出会えて、こうしてお話や相談も出来て、幸せです。何度も言わせて下さい。背後さまも夜ちゃんも大好きです…!!

了解致しました。ありがとう御座います。宜しくお願い致します。

そうなんですよ!夜ちゃんから話が上がった時にふと思い付きまして。そうですね、魔女との交渉に薬を望まれて入手もありですね。次回はその流れで行きましょうか!やりたい展開が盛りだくさんで、そちらも楽しみです。

ではすみませんが、お時間がありました時に先レス、宜しくお願い致します!)


842: 皐月 夜 [×]
2019-10-25 13:53:08



( 森の奥で見た事もない凶暴なモンスターに追いかけ回され、魔法使いに再び魔法や呪文についてのあれこれを聞かされた数日後。誰とも会う約束こそはしていないが森に出向くのは最早一つの楽しみとなっていて、風を操る浮遊魔法、治癒魔法、薬草、どれもこれもまだまだ未熟で一つ一つを確実に高めて完璧にしてから次の分野に行くのが適切なのかもしれないが何せこの性格だ。あれこれと手を出したくなるのだ。一人にんまりと笑みつつお馴染みのショルダーバッグの中に木の枝の杖と魔法書、それからまたクローゼットの中で育てられる何かを見つけられるかもしれないと言う理由からコルクの蓋付き試験管を三本入れ、森へと繰り出し。今度は忠告に従おう。奥ではなく少し入った先のそこで生える植物をまじまじと観察していて )


(/ 私もです!こうして何年もお話や相談が出来る事本当に嬉しいです!大好きですー!!

今からワクワクであります!また交流していく中で新たに出来そうな展開の話が出てきたら是非それも!溢れてきたら今度纏めます!

それでは、夜をまた森に行かせましたので改めてよろしくお願いします!背後はここで失礼しますねー! )




843: 妖精 [×]
2019-10-25 15:14:46


(住み慣れた森。広さこそ目を見張るものがあるが、ただそれだけ。妖精の住処から時折足を運ぶようになり何年、何十年もの月日が経ち。森を知り尽したとまでは言えなくとも、新しい発見を求め気晴らし目的以外の散歩をするのは久しぶりで。それもこれも、人間の友人である彼女の影響だ。木目に人の顔を見出し楽しむ様に、感化されたのだ。そしてとある洞窟の存在を先日知り、今度彼女に会ったら教えてあげようと心に留め、また数日が経過し。噂好きな風の精霊とのお喋りに花を咲かせ、彼女達から相手が森を訪れていると話を聞けば、一言二言告げてから輪を外れ。紫髪は青い蝶のバレッタでハーフアップに纏め、寒さ対策にモコモコの白い上着を羽織り黒のロングスカートを揺らし、パタパタと宙を舞い。相手が居るであろう場所まで到着すれば、程無くして肩から鞄の提げた後ろ姿を発見。パッと表情を明るくさせ名を呼びかけ、相手の正面へと回りこみ。彼女の目線の先にある植物へ自分も視線を落とし)
この辺りに居るって言ってたわよね……あ、居たいた。こんにちはヨル、何してるの?また薬草探し?

(/そう言って頂けて嬉しさで爆発してしまいそうです。重ねがさねありがとうございますー!了解致しました。では此方も失礼致します!)


844: 皐月 夜 [×]
2019-10-26 11:49:21



( 膝周りのズボンが汚れる事も気にせず地面に膝を付き、見つけた背の低いやや黄色みがかった双葉の植物をまじまじと観察していたその時、ふいに何処かから飛んできた友に話しかけられれば視線はすぐ様其方へ。出会えた事を素直に喜ぶようぱぁぁっと表情朗らかなものに変えて「その通りっ!今週は魔法の練習じゃなくって、薬草とか何か…魔力を高めてくれそうなものを探す週にしようと思ってね」立ち上がると同時に両手を腰横に当てエッヘン、とわざとらしくリアクションして見せては続いて「ジュリーは散歩?」と問い掛けて )




845: 妖精 [×]
2019-10-26 18:35:08



(蕾が花開くかのように。惜しげもなく喜色満面の笑みを向けられては、むず痒いような照れ臭さから自分もはにかみながら口を開き。「ふふ、毒や薬草探しの次は魔力の向上を頑張るの?ヨルはいつも元気ね。でも折角の洋服が汚れちゃってるわよ」魔法に薬草探しに試験勉強。一歩ずつ前へと進んでゆこうとするバイタリティ。良い意味で好ましいと滲ませつつ、からかい混じりに言葉を続け。目線を下に傾ければ、立ち上がった拍子に膝からパラパラと剥がれ落ちる土を指差し。自分はと問われれば、ゆるゆると首を左右に振り「いいえ、今日はヨルを探してたの。この後時間はある?もしあるんだったら──洞窟探検、なんてどうかしら?」膝を示していた指先を相手の顔へと向け。わざとらしくもったいぶった間を数秒置いた後、二人だけの小さな冒険へと誘い掛けようか)



846: 皐月 夜 [×]
2019-10-27 12:07:22



元気だけが取り柄だからねぇ。それにね、前ジュリー言ってたでしょ?私にはまだ魔力が弱いって。それで、その後魔法使いさんに会った時にいろいろ教えてもらったの。薬草とかで一時的に魔力を高めるとか、何か魔力を高めてくれる装飾品を身に付けるとか。──だからね。
( 紡がれたからかい混じりの言葉にも、ふふんと鼻を鳴らし、少し前に魔法使いに出会いそこで言われた数々を自分なりにもう一度考え纏め、そうして出した答えの元に今此処に居る事を伝えつつ「その為には汚れも平気なのさ」なんて意気込み。さて、薬草探しを再開しようか。そう思った刹那自らを探していたと言われればどうだろうか。それに続けて洞窟探検だなんて──。「一緒に行く!!」勿論返事は決まっている。薬草探しを後回しに…否、洞窟内でも出来るかもしれないそれを断る理由などない。膝に着いた土をパンパンと払いつつ顔を上げ、好奇心に燃えるギラギラとした瞳を向けて「早く行こ!」と急かし )




847: 妖精 [×]
2019-10-28 19:30:58



あら、元気だけじゃないわよ。ヨルの素敵な笑顔や物怖じせず前向きに努力する所、お喋り上手なその口だって、十分魅力的よ?……へぇ。エルフがヨルにそう教えたの?本当に?ソイツ偽物なんじゃないかしら。それとも明日には雹でも降るのかしら
(自分から見て、相手の長所と呼べるものは他にもある。まずは感情豊かに変化する相手の顔を、次に杖や本が詰まって膨らんだ鞄を指差し、にっこりと笑い掛け。過去の会話を引き合いに出し、エルフの名が出てくれば目を丸くする。詳しいやり取りは不明ながら、自分が知っている限り、質問した所で素直に幾つも助言めいた言葉を発するだろうか?相手を疑うわけでは無いが、半信半疑な様子で木々の間から空を見上げ。最後に確固たる意思を持った発言が飛び出せば「ふふ、ヨルってば格好いい。惚れ直しちゃったわ」体全体を震わせ笑ってみせてから、今一度相手に視線を戻し。「そうこなくっちゃ!此方よ。多分ヨルが探しているような魔素を含んだ石や植物も生えてると思うわよ」打てば響くような気持ちの良い返答を受ければ、満面の笑みを浮かべながら胸元で両手を合わせパチンと鳴らし。次いでパタパタ羽を震わせ、普段よりも速度を早め相手を導こう。整備されていない獣道を通り最短ルートを進めば、それほど時間は掛からずに到着するだろう。木々の根本に、ぽっかりと人間が一人入れる程度の岩石の穴を。地下へ続く洞窟の入り口の前へと)




848: 皐月 夜 [×]
2019-10-29 13:58:44



こればっかりは紙一重だと思っちゃうけどねぇ。
( 自身の長所を迷う事なくあげてくれる友達は貴重な存在だ。それは人であれ妖精であれ。むず痒い嬉しさに支配される中で最後にあげられた“お喋り”には果たして魔法使いはそう思うだろうかと疑問は浮かぶが。そうしてその魔法使いがした助言はそれこそ助言と呼べる程真っ直ぐでわかりやすいものではなかったかもしれぬが大満足。「魔法使いさんが本当の魔法使いさんかどうか見破る魔法を先に覚える必要があるかな?」紡がれた半信半疑の言葉にクスクスと笑み冗談めいた戯言を返し小走りで相手の後を追えば、ややして木々の根本、誘い込むようにして口を開ける洞窟への入口の前へ。「こ、これは…何かなかなかに本格的ですなぁ。──出て来ないよね?ほら、例えば牙も爪もすんごーいモンスターとか、」吸い込まれそうな暗闇を真っ直ぐに見つめ思い出すのは森の奥で出会った凶暴なモンスター。石や植物を見つけたい気持ちは大いにあるがあんな怖い思いはしたくないのが素直な気持ちで )




849: 妖精 [×]
2019-10-29 19:42:45


ふふ、そうね
(相手の心地よい笑い声に釣られるようにして、自分も声を震わせ口元では弧を描き。距離的な物理的な問題もあるが、楽しく話しながら奥へと進めばあっと言う間に目的地へと辿りつき。「あらあら、さっきまでの勢いはどうしたの?それに私がヨルをそんな所へ案内するはず無いでしょ?見つけた時にちょっと潜ってみたけど、居たのは……って、此処で話しちゃったら面白くないわね。兎に角行きましょ。大丈夫、何かあってもヨルの事は私が守ってあげるわ」先日相手の身に起きた出来事を知らなければ、不安に揺れる相手の瞳の前まで移動しては軽くその様を笑い飛ばし。困らせた時の反応が知りたいが故に、案内を途中で放棄した前科持ちでありながら、今では何かと小言も多い自分。信用の天秤がどちらに傾くかは相手の判断次第だが、その不安を拭うべく自分が知る限りの情報を開示しかけるが。明かさない方が相手の驚く顔が見られると、根本にある悪戯好きな性根は変わっていないらしく。思わせぶりに途中で口を閉ざし、相手の元を離れ一足先に洞窟の入り口へと身を近付ければ暗がりに呼応し薄緑色に発光する羽。大丈夫だからと言葉を続けながら、ちょいちょいと手招きしては相手に呼び掛け)



850: 皐月 夜 [×]
2019-10-30 13:07:54



な、なんで途中でやめたのさー!──行くけどね!行かないって選択肢はないけどね!
( この洞窟がもしあの凶暴なモンスターの巣穴で、自身の匂いを知っているソイツは逃した獲物が自分からノコノコお出ましか、とまた襲いかかってくれば狭い洞窟内、今度こそ逃げる事は出来ないと珍しくあれやこれや考えるも一度下見をしたと言われればその心配は杞憂に終わるだろうか。ならば…と足を踏み出すも続けて言葉の終わりを消されてしまえば、ギョッとしたように踏み出した片足を地面につけぬ不格好な姿のままで講義の言葉を。それでも行かぬ訳にはいかない。身を奮い立たせるように声を上げて地面に足を付ける。それからもう一歩、もう一歩、と呼ばれるがままに入口へと近づけば「──何か少し懐かしい気がするね」と目の前の暗闇を見つめつつ、あの日洞窟の中で魔法使いからの司令の花を探した時を思い出しほっこりとした気持ちを覚えて )




851: 妖精 [×]
2019-10-30 16:02:32


ふふふ、後の楽しみは取っておかなきゃ勿体ないわ。大丈夫、行けば分かるわ
(怯えながらゆっくりと歩む足。顔を歪ませながらの抗議の言葉には、含み笑いでもって軽く聞き流すように軽やかな声音にて答え。「そうね、懐かしいわ。あの時も楽しかったわね。けど、エルフが居なければこうして私達出会ってなかったんだから、不思議な話よね」相手が洞窟へと踏み込めば、その足元を照らすようにやや低い高度で羽ばたき。自分も過去の出来るを回想すれば、瞳を細め。憎たらしいエルフがもし森に居なければ、もしくは相手と出会わなければ。歯車が一つ違えば、自分と相手の間に接点は生まれなかったかもしれない。コクコクと首を縦に振り同意しながら、相手のペースに合わせ奥へと進んで行けば、暗闇の中からぼんやりとした輝きを放つ光苔が、壁や足元に生えているのが見えて来るだろうか)



852: 皐月 夜 [×]
2019-10-30 23:41:40



確かにそうだよねぇ。魔法使いさんに出会っててもさ、花探して来いって言われなきゃジュリーと会えなかったかもなんだ。…どれもこれも素敵だねっ。
( 真っ暗だと思っていた洞窟内は足元をぼんやりと照らしてくれる相手の羽の光と、壁等に生えている不思議な蛍光植物によって仄かで温かな光を灯す。なるべく踏まないように、そんな気持ちでやや覚束無い足取りの歩みを時折見せながらも初対面のあの日をぼんやりと思い浮かべつつ懐かしさを噛み締めて。それから少し進んだ先。細く柔らかそうな茎の先に黄緑色の光を灯すタンポポの綿毛のような植物を発見すれば、その形が自身の何かを擽ったのかピタリと歩み止め。「ねぇジュリー、これって此処じゃなきゃ育たないのかな?クローゼットの中とかでさ、育てたいなぁって」徐に鞄を開けて中から小さな細長い試験管を取り出して相手の目の前へ。いつかの日にクローゼットの中で育てた花を引き合いに今回もどうかと尋ねて )




853: 妖精 [×]
2019-11-01 22:22:33



素敵って素直に言えるヨルが素敵だわ。エルフにはこれまで積み重ねられた恨みしか無いけど、ヨルと友達になる切っ掛けを与えてくれた一点で言えば、感謝してなくも無いわ
(最初に出会った日からどれ程の月日が経過したのか。これまで生きた日々と比べれば一瞬のような日々の中。お茶会やクリスマス、魔法の勉強の手伝いに薬草やユニコーン探し。花を贈り合い、森の案内をした日もあれば、ドールハウスを一緒に選んだり、こうして洞窟を探検したり。片手では溢れてしまう程に甦る思い出の数々に対し、穏やかな表情を浮かべ。「ん?──え、コレをクローゼットのコレクションに加えて育てるの?うーん……どうかしら。私には分からないんだけど、とりあえず持って帰ってみたら?」後ろから続いていた足音が止まれば、どうしたのだろうかと振り返り。彼女の好奇心を擽る何かに目を向ける。こんな陽光の届かない洞窟へ悪戯な風に運ばれ、森に比べ魔素も薄く栄養分も少ない洞窟内で種が芽吹いていたとは。苔から発せられる光を頼りに、成長したのだろう。示された綿毛の植物を見つめ、いつだったか中身の整理に協力した後、クローゼットを魔法の為の場にするとの話を思いだし。見覚えの無い種類故に、その環境が適切かどうか、ハイともイイエとも答えられなければ、困ったように笑いながら無難な回答を落とし、相手の持つ不思議な硝子瓶に注目し。──そう二人が話している最中。相手が見落とさなければ視界の端に、壁際の地面に散らばる小さな石ころの内の一つが。風も無くひとりでに、ふにょんと表面を震わせ地面を静かに這うようにして、ゆっくりとその場を移動しているのが見えただろうか)



854: 皐月 夜 [×]
2019-11-03 09:34:19



じゃあ魔法以外の私の目標は、いつか三人で仲良くお茶出来る事かな。いつか、ね。
( あの魔法使いがお茶会に招待されて嬉々とした気持ちで来るだなんて欠片も思っていないが、そんな未来を想像するのもまた楽しければ、どこかお巫山戯音色でそう答えつつ試験官のコルクをすぽんと抜き。「ちょっとだけ貰おーっと。ほら、このふわふわな所がなんとも言えない可愛さでしょ?これで魔素に関係する植物だったらもっといいんだけど」やや前屈みの体勢で光る綿毛の部分だけをちょいちょいと突きその綿を試験官の中へ。その際に一度にへら、と笑えば枯れてしまうかもしれない事など少しも考えていないような楽しみを滲ませ、再びコルクで蓋を閉めて鞄の中へしまい込み。と、ふと何気なしに視界に入った小さな小石に意識をとられた時、あろう事かその無機物は移動したではないか。「っ!!?」ぎょ、と目を見開きまじまじと凝視すればそれは確かにゆっくりとしたペースだが動いている。「ジュリー!!あれ!、あれ見て!!」ビシッと勢い良く動く小石に人差し指を向ければ早く見ろとばかりに声を上げて )




855: 妖精 [×]
2019-11-05 09:00:42



ふふ、ヨルのお願いでもそれは無理。エルフがこれまでの振る舞いを土下座して私に謝るまで、仲良くなんて絶対に嫌よ、私は
(未来を想像し楽しげな相手を見て。やんわりとした笑顔で表情は固定したまま、冷えた声音で紡ぐ言葉は対極的な拒絶一色を示し。僅ながら上昇したエルフへの印象は、簡単には覆せない。魔法で強風や氷の刃をぶつけられた日も、嫌味や毒を吐かれた日も数知れず。同じテーブルに着くくらいならエルフを追い出すか、自分からその場を立ち去る方がマシだと思うくらいには、自分とエルフの溝は深く。「ああ、その可愛いは私にも分かるわ。毒とかは無いと思うんだけど……手袋も無しに触るのは危ないわよ」ふわふわと見るからに柔らかく、害の無さそうな見た目。だが植物は時に、触れただけで被れを引き起こす等の効果をもつものもあれば採取の仕方には眉を寄せ注意をまた促し。「っ、どうしたのヨルそんなに慌てて……って、何だ。ただのスライムじゃない」相手の視線が一点に集中し、見開かれる。洞窟内に響く勢いのある声に従いそちらを見れば、何とものろまな低級の魔物が一匹。プルンとゼリーの如く柔らかい物体は半透明で、周囲の景色に溶け込むように擬態するカメレオンに似た性質を持ち合わせていれば、小石に見えなくもなかったのだろう。自分達が注目しているのも気にせず、マイペースにただ動いている様に驚く相手に対し、拍子抜けしたようにパチパチと自分は瞬きを繰り返し)



856: 皐月 夜 [×]
2019-11-06 17:04:29



これは私が素晴らしい魔法使いになる事より難しいかもしれない…!
( 積もりに積もった積年の恨みはちょっとやそっとの事では解消されないようだ。口だけの謝りですら難しいだろう魔法使いから土下座だなんて、考えただけでも早急に諦めなくてはならない事態にこれは無理だと首を横に振り。続けて自らの危機感のない行為に対しての注意が来ればハッとしたように身を固まらせ。「あ、そうだよね。──こういう所ってきっと魔法にも影響するんだ!」一つ一つの行動が、注意が、この先たくさんの魔法やその他私生活にまで影響を及ぼすのかもしれないと。そうしてこう言う所を魔法使いである所の彼に嫌悪を与えてしまうのだと。しかしながら何にせよの反省は終わり。透き通った体が洞窟の地面や壁の色を取り込み擬態化しながらのんびり、もったり、しかしながら確実に動き回る小石──スライムは“たかが”というくらいなのだから少なくともいきなり襲ってきたりはしないのだろう。拍子抜けしている相手からスライムに視線を向けてはもう少し近くで見ようとしゃがみこみ「…小石がスライムだったなんて……。──この子は何を食べるんだろう…」ぽつり、小さな疑問を一つ。触りたい気持ちがムクムクと湧き上がるが今さっき注意されたばかり。ここはグッと我慢しようか )




857: 妖精 [×]
2019-11-07 17:49:27



そうかもしれないわね。エルフとは一生分かり合えない気がするし、仲良くなんてなりたいとも思わないもの
(エルフとテーブルを共にし、お茶を飲み交わし笑い合う、万に一つもありはしない未来を想像しては、寒気からか鳥肌が立ち。二の腕を左右の手で擦っては、作り物の笑みを歪めむむむっと眉間に皺を寄せ。「魔法にも?あー、まぁうん。スペルを一つ間違えても発動しない魔法があったり、もしもを想定して準備するのは大事よね。周りやヨル自身を守る意味でもね」植物の扱いへの注意から魔法の話に繋がれば、虚を突かれた顔を浮かべ。しかし用心深くなるのは良い事だと、肯定するようにうんうんと頷き返し。「スライムは掃除屋って呼ばれるくらい、肉でも野菜でも石でも何でも食べるわよ。強くは無いけど、食に困らないから何処にでも生息してるし。まぁ、自分の体格以上の物はあまり食べないみたいだけどさ」相手の疑問には、さして悩む事無く回答を述べる。性格は総じて好戦的で無いにしろ、自分達と同じ食べ物や、死骸とて生きる糧とする生命力の高さは目を見張るものがあると、その生態系を解説し。ふたたび視線をスライムに戻せば、地面に生えた苔の上に座るようにして動きが止まり。やがてじわじわと苔を溶かして消化し、体内に取り込む食事風景が見える事だろう)



858: 皐月 夜 [×]
2019-11-09 15:24:22



反省から学ぶのさ!──なーんてね。
( 返された肯定の言葉に気持ちが上を向けばふふんと大袈裟な頷きを見せるも、結局何とも言えぬ照れくささがふつふつと湧き上がってくれば最後には冗談としての言葉で締め括り。確かに相手の言う通りマイペースな生き物はその辺に疎らに生える苔を食している。少しずつ少しずつ端っこの方から吸収されていく苔を黙って見やりつつ思う事はただ一つ。「──ねぇジュリー、何でも食べるって事は勿論お米とかも食べるよね?このスライムさ、私の相棒に出来ないかな?」魔法使いに梟の相棒がいるように自分も特別なパートナーに焦がれるのだ。「暗い所じゃなきゃ駄目ならクローゼットあるしさ」どう思う?と首を傾けつつここはやっぱりこういう生き物や生態に詳しい相手に助言を仰ごうかと )




859: 妖精 [×]
2019-11-11 00:31:59

 

スライムを、相棒に?えぇと、……人間の食べ物だってスライムは関係無く食べれるでしょうし、住む場所は選ばないと思うけど……それは止めなさい、ヨル
(名を呼ばれ、続く突拍子の無い発想。未だにその思考の柔軟さには慣れずパチリ、と驚きから瞬きつつ、一先ずは問われた質問を順々に答え。相棒に選ぶならもう少し可愛いものにしなさい、ともし冗談であればその後は続けただろうが。相手の言葉に僅かに滲んだ焦がれるような思いや魔法使いを目指したい、との発言が頭に過れば、母親が子に注意するような凛とした声音で相手の瞳を真っ直ぐ見つめ。「理由は沢山あるわ。まずは、お互いの合意が取れるような意思の疎通の難しい知性の生き物を、勝手に"捕獲"して良い事なんて何も無いわ。弱いとは言えあれも魔物よ。家族や他の誰かに見られて不気味がられたり、ヨルの知らない所で捨てられたらどうするの?森に帰りたくて、自分で勝手に隙間から部屋の外に出ちゃうかもしれないし。それに一気には難しくても、クローゼット自体を齧って穴を開ける程度なら可能よ。ヨルにとって大事な植物や本も、分別を付けるのが難しいスライムにとっては、目に入る物全部がご飯と言っても過言では無いわ。──使い魔みたいに、契約によって力や動きに制限が掛けられない相棒は、危険なの。だから……駄目。分かった?」何も頭ごなしに否定しているのでは無いと。ただ、ペット感覚で野生の魔の物を扱っては、それに伴う取り返しのつかないリスクもあるのだと。一つひとつ理由を明らかにし、問いかけ浮き彫りにしていく。相手の笑顔を崩してしまう事になったとしても、自分は相手が好きで大事だから)



860: 皐月 夜 [×]
2019-11-11 10:30:32



( この小さくのんびりとした生き物を相棒にすれば魔法使いへの道も少しだけ近付くかもしれない。そうして今度は魔法使いや相手と会う度にスライムもお供として連れて行き、一緒にご飯を食べて、眠って、魔法の勉強をして──そんなまるで夢に溢れた新入生や初めて子育てをする母親のような気持ちで“素敵な案ね”の言葉を待っていたが現実はそう上手くいかないらしい。スライムを相棒にしてはいけない理由を一つ一つ真剣に挙げられていく中で徐々に笑顔を消えていき最後には眉下げたしょんぼりした表情を晒す事に。「わかった…。もちゃ──あ、スライムの名前ね。もちゃとはこの洞窟の中だけで会う事にする。たまに遊びに来て様子を見るくらいならいいよね?何処にも連れてかなければ、」それでも従おう。相手が自分の為を思って言ってくれているのがわかるから。たった一つだけ妥協案のようなものを出してもう一度問い掛ける。その間にも地面をのんびり歩いていたスライムは次なる苔を求め移動して )




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