TOP >
1対1のなりきりチャット
自分のトピックを作る
301:
皐月 夜 [×]
2017-10-11 14:09:54
( その笑みから恐らく見破られているのだと感じてはバツが悪いような何とも言えぬむず痒さの中でぽり、と人差し指で頬を掻き小さくはにかんで見せ。それにしても表情がわかりやすいまでに変わる事。魔法使いの話が出た途端に顔を顰める様子にクスクスと笑っては「大丈夫大丈夫、もし魔法使いさんが教えてくれなくたっていろいろ勉強して絶対使えるようにしてみせるから」と意気込み。それからよっこいしょ、と何とも年寄りくさい言葉と共に立ち上がると紡がれる言葉の一つ一つに魔力とは違う温かさを感じながら、相手を乗せていない方の手だけを上に上げ伸びをした後に「──さーてと、お店が閉まる前にあの本買って来なきゃ。ねぇジュリー、私これからさっき言ってた人探しの魔法本買うからさ、また明日も此処で待ち合わせ出来る?やっぱり一人じゃちょっと不安だしジュリーに傍に居てほしいんだよねぇ」森の奥で話題として出した魔法本の話を再び持ち出しては、早めに閉まってしまうお店の心配をしつつ明日の約束を取り付けて )
302:
妖精 [×]
2017-10-12 12:35:22
それは多分……んーん、何でもない。頑張ってね
(魔法の中でも高度な転移魔法。習得する為には才能と気の遠くなるような年月が必要であろうが、やる気に満ちた相手を今此処で否定してしまうのは酷だろうと思えば、言い掛けた言葉を飲み込み、ヒラヒラと片手を振ってはエールを送り。「え、本当に買うのね。やめた方が良いと思うんだけど……うん、分かったわ。明日も此処でね」話題に出ていたあの本を早速買うらしい事に驚いては、何故こうも嫌な予感がするのか分からないが相手を心配そうに見つめ。口からはなおも渋るような言葉を溢すも、相手の性格を考えてはやらずにはいられないのだろうと最後は迷いながらも頷いてみせ)
303:
皐月 夜 [×]
2017-10-12 12:44:10
任せといて!この森を守るためだもんね。
( 飲み込まれた言葉の後に続くものを理解しているのかしていないのか、どちらにせよ結局やる気は少しも減っていなければ森を守る為に共に戦えると言う事に深く喜びを感じるようで。最後の最後まであまり乗り気ではない相手の表情をちらりと伺い見るも、魔法本が一冊しかなかった事、今が必要である事を再度思えば「大丈夫」と根拠の無い言葉を掛けて。「じゃあ決まりね!ちゃーんと買って来るからまた明日此処で。…あ、お菓子も持ってくるから楽しみにしててー」ひらひらと片手を閃かせ、相手が楽しみにしているだろうお菓子の話も最後に出しては暗くなる前に、と相手に背を向けはやる気持ちを前面に押し出すように掛けていき、ややして森を抜けて )
304:
妖精 [×]
2017-10-12 16:20:56
うん……じゃあまたね、ヨル
(大丈夫と言われても、好物のお菓子の話にも今は何故か心惹かれず気持ちは晴れないまま、喉に何かつっかえたかのように歯切れの悪い言葉を、やる気に溢れる相手の背中に向けて呟けば、バイバイと手を振って見送り。自分も家に帰るもその日は何故かあまり眠れず、その後の相手の事ばかり気になり。やがて朝になれば、日差しを浴び少しは気分が上向きになるもそわそわと心は落ち着かないまま。気を引き締める意味も込め、髪は耳よりも高い位置の右側頭部で一つに纏めたサイドテールにし、白いフリル襟の付いた灰色のチェックのワンピースに身を包み、朝食を終えては一足早く切り株に向かいその縁に座っては、相手が来るのを今か今かと空を見上げながら待ち)
305:
皐月 夜 [×]
2017-10-12 16:35:51
( 森を抜けてすぐに立ち寄った古めかしいそのお店では口元をだらしなく歪めた老人がまるで来るのをわかっていたかの如く待っていて、半額と書かれた魔法本はそこに冷たく置かれたまま。再びの出会いに気分は更に上がると言うもの。お金を払い本を片手にお店を飛び出せばそのまま真っ直ぐに家へと帰り興奮冷めやらぬままに朝を迎えて。用意した鞄の中には昨日買った魔法本と、魔法使いに貰った教科書、それからジュリーにあげるためのチョコクッキーと昼食のカロリーメイト、大切な杖である木の棒。行ってきます、と元気に声を上げて家を飛び出せば至極軽やかな足取りで以て森へと向かい。「──ジュリーおはよー!早かったね!」サクサクと落ち葉を踏みしめ奥へ奥へとその歩みを進めややして待ち合わせの切り株の上のジュリーを発見すると大きく片手を振りながら満面の笑みで挨拶をして )
306:
妖精 [×]
2017-10-12 23:52:21
あぁ、おはようヨル。今日も元気一杯ね
(心地よい風が頬を撫で、静かに木々の葉を揺らす音に耳を傾けては空に流れる雲の流れをぼーっと眺め、やがてそれに飽き始めては瞳を閉じ。そのまま少し休めば気持ちも段々と落ち着いてきた頃、明るく聞き慣れた相手の声が鼓膜に響き。パチリと瞳を開けては顔をそちらに向け声の主を確認しては、小さく笑みを浮かべ。羽を動かし宙を飛んで相手の顔の前まで来れば、昨日よりも膨らんで見える鞄をチラリと見るも、それには自分からあえて触れないまま「今日はどうする?昨日言ってた湖のある所まで行ってみる?」と、今日の予定について問いかけ)
307:
皐月 夜 [×]
2017-10-13 00:22:26
私はいつだって元気なのさ。
( 朝の清々しい空気を肺いっぱいに吸い込んでから再び明るい声色で以てふふんと言葉返しては、相手がまた肩に乗りやすいようにとほんの少しだけ体を前屈みにして。そうやって今日の予定にうんうんと頷けば「そうだね、取り敢えず湖見たいしまずはそこに行こう。それで、お昼ご飯食べた後はこれを使って魔法使いさんを探す」相手が敢えて触れないようにしている魔法本の話をいとも簡単に持ち出し、大きく膨らんだ鞄の外側をぽふ、と一度叩いてからにんまりと口元弧を描くようにして笑って )
308:
妖精 [×]
2017-10-13 17:43:08
ふふ、そうね
(相手の言う通りだと微笑みながら頷き、前屈みになった意図に気付けば、そのまま相手の肩まで移動しては腰を下ろし。「私としてはそれを使う前に見つけたい所ではあるわね。……それじゃ行きましょうか。方角はあっちよ」湖に行くのは良いが、本を使用すると言う言葉には鞄に今一度目線を向けては、笑みを浮かべる相手とは正反対な苦い表情を浮かべながら返事を返し。湖のある南西の方角を指差せば、相手がそちらに歩き出すのを待ちつつ「内容はもう読んだの?」と、本について質問を投げ掛け)
309:
皐月 夜 [×]
2017-10-13 18:46:38
( 最早相手の定位置となった己の肩に小さな小さな衝撃とも呼べぬ重みが来れば満足したように大きく頷き指し示された南北の方向へと歩みを進めて。そんな中、鞄の中に入っている魔法本について質問を受ければ待ってましたとばかりにニマニマと笑みを浮かべ「一応、ね。厚さもそんなに無かったから読みやすかったよ。特別用意するものも書いてなかったし、呪文と魔力さえちゃんとしてればきっと成功するはずなんだ」再び鞄をぽんと叩いて本を主張しては、ざっと目を通した事を伝えつつ足早に森の奥へ奥へと入っていき )
310:
妖精 [×]
2017-10-13 19:56:10
え、何も用意する物は無いの?本当に?……私の知ってる人探しの呪(マジナ)いは対象者の髪の毛とか持ち物とか、魔方陣も必要だった気がしたんだけどなぁ……
(座るお尻の位置を調整しつつ話に耳を傾ければ、特別必要な物も魔方陣も無く、魔力と詠唱だけで効果を発揮出来る魔法が果たして誰でも使えるものなのだろうかと、驚き目を丸くしては相手の瞳をまじまじと見つめ。しかし相手が嘘をついているようにも思えなければ、正確に呪文や方法等覚えているわけでは無いが、自分達が人探しに使用する魔法は多少の下準備があったはずだと可笑しく感じれば、一人首を傾げ不信感を募らせ。足早に歩を進める相手に慌てては、何とか手がかりを探そうと一度瞬きしては、キョロキョロと辺りを見回しながら魔素の流れに注目し始め)
311:
皐月 夜 [×]
2017-10-13 21:37:00
でも何も書いてなかったよ?魔法陣は今の私にはきっと作り出せないだろうし、魔法使いさんの髪の毛とかないもん。──ほら見て。
( 疑いと驚きに満ち満ちたその瞳に自分の顔を映してふるふると首を左右に振れば、チャックを開けた鞄に片手を突っ込み徐に昨日買ったばかりの魔法本を取り出して。その中の折り目の付いた1ページ、そこを開くと見せ付けるように相手の目の前に差し出し。そこには本当か嘘か、やや大振りな字で以て"意識を集中させて呪文を唱えるだけで探し人の気を感じる事が出来て居場所がわかる"と書かれており。それを相手がちゃんと見たのならば次は己も一先ず魔素の歪みや流れに集中して本ではなく自力で探すだろう )
312:
妖精 [×]
2017-10-14 21:31:11
持ち物なら彼奴が渡した本があるでしょ。って、はぁ?……本当にこんな本に書いてある事を信じるつもりなの?
(媒介になる物ならあると相手の鞄を指差せば、今日も入っているであろう冊子を示し。確認の為か目の前に広げられた話題の本のページを見てはすっとんきょんな声を上げ、魔素に集中した目を凝らし魔力によって隠された文字は無いかと探るも、何度読み返しても特にそんなものは見つからず、腕組をしては信憑性に欠けると再び訴え。「……無いわねぇ」気持ちは焦るばかりだが、空や木の枝を見てもそう都合良くエルフの使い魔の姿を発見する事も無ければ、奥に進むにつれ水辺が近いのかひんやりと冷えた風が流れてき始め)
313:
皐月 夜 [×]
2017-10-14 22:14:53
これは──、
( 確かに相手の言う通り魔法使いに貰った魔法冊子はある。鞄の外側を今度はゆるりと撫でるようにして手を滑らせるも半ばで言葉を止めると後に続くものは音として発する事なく静かに手を止めて。「そりゃあ百パーセント信じてる訳では無いけどさぁ、折角出来る事があるんだし試してみたくなるじゃんか。上手くいけば儲けものだね」魔法の事はどう考えても相手の方が詳しいだろう、けれど目の前にあるチャンスを見逃す事は出来なければ結局最後は何とかなる的な返事を返すだけで。そうこうしているうちに肌に感じる空気がひんやりとしたものに変わっている事に気が付くと嬉しそうに目を細め「湖近いかもね!湖の真ん中、水中から魔法使いさんの家が浮かんでくればいーのに」何ともお伽噺感満載の発言を一つ落とし、むふふと一人楽しげに笑って )
314:
妖精 [×]
2017-10-15 09:57:58
これは?
(ね?と同意を求めるような眼差しを向けるも、相手の言葉が途切れてしまえば、続きを促すように、またどうかしたのかと疑問を投げ掛けるように相手の言葉を繰り返しては首を傾げ。「私もその考えには賛成なんだけどさ、魔法は例外よ。エルフは教えてくれなかったんだろうけど、もし失敗して、不発に終わるだけならまだしも、中には小さな爆発が起こったり、私だったら風向きを間違えて自分で自分の幻覚に掛かったり、大変な事もあるんだからね?その時は先生が解除してくれたから私は何とか無事だったんだけどさ」自分も相手寄りの考えではあるものの、自分の体験談を話せば相手を心配するからこそ口を酸っぱくして伝え。しかしそれでも決意が変わらないのであれば、それを信じ、もしかしたら相手の言う通り成功するかもしれない可能性に自らも賭ける事だろう。「それ面白そうね。でも彼奴にそんな遊び心は無いでしょうし、湖の中なんて寒そうだから私はゴメンね。あったかい場所の方が好きだしさ。……っと、着いちゃった。此処よ」水の中から浮上し、その扉からエルフが出てくる様子を想像しては思わず笑うも、相手のような楽しい発想はあれの中には無いだろうと片手を左右に何度も振りつつ個人的な感想も付け加え。やがて開けた場所に出てしまえば、時間切れだと肩を落としつつ前を指差し。そこには高い木々に囲まれ、静寂に包まれた湖が広がっており。水面は穏やかで、まるでよく磨かれた鏡のように周囲の景色を映し出しており、浅瀬に目を向ければ、赤や白の睡蓮が咲き乱れている事も分かるだろう)
315:
皐月 夜 [×]
2017-10-15 19:43:12
これはさ、魔法使いさんに唯一貰った大切なやつだから何て言うか…もし燃えたりとかしたら嫌だなって。
( 物と言うものはこれ以上に持ってはいない、がもし何かが起こりそれが目の前から無くなるような事態になった時それは酷く心痛む事になるだろう事がわかればそれは避けたいとばかりに首を左右に振り。紡がれていく諭すような忠告には似たような危険性を魔法使いにも言われた事があるために少しばかり考え込むような間を空けるも、結局会いたいと言う気持ちが先走る事となれば「似たような事言われた、前に。力を使い過ぎて立てなくなった事もあったんだけどね、それでもこのまま会えないのは嫌だなって思う。──一回だけ試してみて、それで駄目だったらもう絶対にやらないから、」うんうんと真剣に頷きつつもぽつり、ぽつり、と気持ちを伝えていき結果的に一度だけという約束を取り付けて。そうこうしているうちに目の前には美しい広がる湖が。澄んだ水、空気、そうして映える色とりどりの睡蓮にほぅと歓喜の溜息を零すとパタパタとそちらに駆け寄り「この景色見ちゃったら、やっぱり魔法使いさん出て来なくて良かったって思っちゃった」双眸いっぱいに景色を映して一言、先程とは百八十度違う気持ちをどこか冗談交じりで述べて )
316:
妖精 [×]
2017-10-16 12:38:26
ふーん……まぁそうよね。また彼奴が書いてくれる可能性なんてほぼ無いものね
(エルフからの物を余程大事にしている事が伝われば、友達を取られたような嫉妬に似た感情を抱きつつ、面白くなさそうに相手の鞄に視線を注ぎ。「……分かったわ。じゃあ一回だけ付き合ってあげる。もしかしたら本当に成功するかもしれないものね」相手の瞳をまっすぐ見据えながら話を聞けば、肩を竦めた後、しょうがないなぁとため息をついては微笑みながら、前向きに考えを切り換え。「そうね、真っ黒で性格も悪い彼奴が居たら空気が淀んで、こんなに綺麗な景色が台無しになっちゃうわ!ってヨル、落っこちないよう気をつけなさいよ?」相手がこの湖を気に入った様子には満足そうに笑みを深めつつ、辺りの空気をめいっぱい肺に吸い込んだ後、その通りだと此方は至って真面目に答え。睡蓮に駆け寄る様には親が子にするような言い方で、注意を呼び掛け)
317:
皐月 夜 [×]
2017-10-16 14:54:24
だからこそこれは死ぬまでちゃんと取っておかなきゃならないのだよ。
( 相手の言葉にその通りだと大きく頷き捲し立てるように早口で紡ぐも、半ばで何やら不貞腐れている様子に気が付くとまさかそれが嫉妬に似た感情だと言う事がわからずにきょとんとしたように首を傾けて。結果的に己の意見は通った様子。渋々ではあるだろうが許可を貰えば嬉しそうに表情綻ばせ「さっすがジュリー!何か上手くいきそうな気がするよ」煽て持ち上げるように矢継ぎ早に褒めちぎる口調は至極楽しげで。水辺という事もあり少しばかり肌寒く感じられ片手で一度腕を擦った後は注意の言葉に小さく頷いてその場にお尻をつかないように腰を下ろし「ジュリーってば本当に魔法使いさんが嫌いなんだねぇ。──水の中でも息が出来る魔法とか、水の上を歩ける魔法とかあればいいのに。便利そうじゃない?」魔法使いへの強い風当たりには苦笑いを、後半はゆらゆらと揺れる水面に視線やりながら思いを馳せるかの如くぽつりと呟いて、ぱちりと一つ瞬きを落として )
318:
妖精 [×]
2017-10-17 11:29:07
死ぬまでって……そこまで大切にするような物?ヨルはいちいち大袈裟ねぇ
(自分の最後までただの紙の束であるそれを大事に抱えていくのかと、ますます募る不機嫌さを声音に乗せて運び。しかしそれも相手らしいかとも思えば、表情は呆れた風に変化させ。「私はただ、ヨルの頑固さに負けただけよ」軽快に紡がれる煽てるような調子の良い言葉達が鼓膜を通りすぎればくすりと笑いながら、自分は相手の根気強さに折れただけだと首を左右に緩やかに振り。「当ったり前じゃない!彼奴が右も左も分から無い余所者だった頃、私がせっかく親切に声を掛けてやったのに、やれ気が散るとか邪魔だとかばっかり言ってきて、もう可愛くないったらありゃしないわ!あれからずっと大嫌いよ!」嫌いの言葉に力強く頷き、それをきっかけに表情を怒りへと一変させては興奮した様子で、今思い出してもムカムカする最悪な第一印象だった事を甲高い声で主張し。思いの丈を叫んで漸く落ち着きを取り戻せば、一度深呼吸し息を整えてから「ふぅ……すっきりした。で、何だっけ?あぁその魔法どっちもあるわよ。水の中は魚が居て危険だし、空を飛べる私からしたらあまり魅力は感じないけどね」なんて事は無いとでも言いたげな調子で問い掛けに答え。自分も相手と同じく湖へ視線を落とすも、湖面の冷たさを運ぶ風が肌に吹き付ければ、両手で自分を抱き締めるようにして腕を擦りつつ、暖を取るべく相手の真っ黒なローブのフード部分に入ろうとし)
319:
皐月 夜 [×]
2017-10-17 12:41:32
それだけ価値のあるものなんだよ。──あ、でもねジュリー。私はジュリーと出会えた事だってずっとずっと、お婆さんになって痴呆とかになったって忘れないつもりだからね。
( 己が何か言葉を発する度に相手の機嫌はどんどん悪くなるばかり。魔法使いが嫌いだと今まで散々聞かされてきた事から漸くその理由を結び付ける事に成功すると、その可愛らしさに破顔しながら自らの胸に両手を当てて幸せ、温かさ、プラスの感情全てを感じるように柔らかな口調でそう伝えて。自分が頑固な事は自分が一番良くわかっているというもの。それでも何だかんだで伝わるのは相手の優しさなれば笑顔はひたすらに濃くなるばかりで。されど次の瞬間、まるでマシンガンの如く魔法使いがいかに嫌いかを熱弁されれば表情は苦笑いへと変わり。「あー…それは魔法使いさんがちょっと悪いよねぇ。ジュリーの優しさを踏み躙るのは良くないよ、うんうん」いくら魔法使いが好きであってもやっぱりここは──。相手の怒りに同調するように何度も首を縦に動かしある程度落ち着いたのを見てから「やっぱり魔法は奥が深いね!…ジュリー寒い?ちょっと離れよっか」またまだ知らない魔法に瞳を輝かせ、フードに潜り込んで来る相手が入りやすいように片手で隙間を開けつつ、入って来たのなら寒くないようにと湖から離れる事だろう )
320:
妖精 [×]
2017-10-17 17:42:14
っ──あ、当たり前じゃない、忘れたら承知しないんだから!
(不意に相手の口調が柔らかになり、話題が自分に移れば胸の内に燃えるこの苛立ちの原因に勘付かれたのだと素早く察し。羞恥心からみるみる顔を真っ赤に染め上げれば、嬉しさと恥ずかしさが入り交じった感情と共にやや叫ぶようにして述べてはぷいっと顔を背け。「ちょっとどころか全部悪いのよ!だから彼奴が泣いて謝るまで、嫌がらせは止めてやらないって心に決めたの」くわっとまた般若の面を被れば、自分の親切心を蔑ろにし、さらに羽虫と呼ぶ等今まで積み重なった恨みは深いのだと拳を固く握りしめては語り。「此処に居れば大丈夫よ。それより水の中をよぉく見てみなさい。人間にとっては珍しい奴等もきっと居ると思うわよ?」自分への気遣いにはふるふると首を左右に振って断り。相手の手助けによって座る隙間の空いたフードの中に足を踏み入れ体育座りのような体勢をとれば、フードの縁を掴み毛布のように膝の上に持ってきつつ話。湖面の奥に注目すれば、ヒレが揚羽蝶のような形と模様の魚もいれば、自分の倍以上あるヒラヒラとした虹色の尾びれを揺らすもの、まるで骨が泳いでいるかのように皮膚が半透明な小魚の群れ等、一風変わった魚達が暮らす世界が見れる事だろう)
【お勧め】
・初心者さん向けトピック
[0]セイチャットTOP
[1]1対1のなりきりチャット
[9]最新の状態に更新
お問い合わせフォーム
(C) Mikle