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ある日、森の中(〆)/1130


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自分のトピックを作る
281: 皐月 夜 [×]
2017-09-30 16:30:40



あー、あの時はさ、私もいっぱいいっぱいでちゃんと見れてなかったんだよね。ジュリーに見せる顔はやっぱり笑顔がいいもん。
( 確かに酷く取り乱したあの時、相手は慌てたような悲しそうな顔をしていたかもしれぬが頭も心もぐちゃくちゃだった為に上手く思い出す事が出来ず。また、あんな風に泣く姿を見られた事はどうにも気恥ずかしく出来る事ならこれから先に見せる表情は──とある種の決意を込めた返事を返して。押したり引いたり、との特に苦手な駆け引きはまさかこんな所で必要になってくるとは。「──そんなもの、かな?でも素直な子供ってどうやればいいんだろう。魔法使いさんの望むイイコで居たらさ、それこそ魔法使いさんと会えないんだよ。だって森に来ない事を望んでる訳だろうし」むむ、と難しそうに眉を潜め困ったように首を傾ければ"素直なイイコ"を演じる難しさを噛み締め。「大丈夫大丈夫、歩いてればきっとそのうちいい所に出るよ」森を自分の庭のように扱うだろう相手にもこれだけ広ければ知らない所があるのかと新鮮な気持ちを抱いてすぐ、なんとも楽観的な言葉を返しては続けて「でもジュリーと一緒な何処でだって美味しく食べられる自信があるけどねー」とおちゃらけて見せて )




282: 妖精 [×]
2017-09-30 23:56:39



そっか、まぁそうよね。ふふ、じゃあこれから私が慌てる姿を見る機会は無いかもしれないわね
(相手もそれどころでは無かったであろうと改めて思い出せば、すっかり立ち直って見える決意の込められた言葉に嬉しそうに耳を傾けるも、それならばと笑みを浮かべながら言葉を返し。「そんなに難しく考え無くて良いのよ、相手の言い分を鵜呑みにするんじゃなくって、「そうだよね」って従う振りをして頷きつつ、例えば……エルフはヨルに来て欲しくないけど、ヨルは森に来たいなら、その中で妥協点を探すとかさ。何日に一度この時間からこの時間までって制限するのと、毎日来たいって願いを口にするのとじゃ、大違いだとは思わない?」難しく捉える相手にあくまで振りだと述べては、此方の要求をただがむしゃらに主張して通そうとするのでは無く、良い子を装い相手の立場を考えた上で選択しを提示し、どちらの方ならマシだと思わせながら頷いてくれるのかを探って妥協点を見つけるのだと言葉を続け。「はいはい、なら、もう少し歩いてみましょうか。疲れたらすぐに言うのよ?」おふざけ混じりの言葉には適当な返事をしては、幾多の木々が何処までも立ち並ぶ鬱蒼とした森の中を、魔素に注意しながらさらに奥へと進んで行き)

283: 皐月 夜 [×]
2017-10-02 00:43:53



いやいや、私少なくとも後50年は生きるからね。それだけあれば一度くらいはお目にかかれるってものだよ。
( 妖精とは違い人間の寿命なんてたかが知れているだろう、それでもまだ成人も迎えていない今なら普通に計算してもまだまだ余裕があると何処か自信満々に答えて。己のやる事なす事何でもを否定してくるような魔法使いの言い分に果たして"そうだね"なんて広い心で頷けるのだろうか。「──まぁ、確かに。じゃあ本当は会う度に抱き着きたいけど、それは魔法使いさんも嫌だろうから三回に一回にするからOKして!って事だよね」どんな選択肢を出したとしても結局の所転移魔法であっという間、なんて事は目に見えているのだがそれでも確かにジュリーの言ってる事に僅かの希望がある事も事実であれば深く深く頷き。それから気遣いの言葉には嬉しそうに笑って見せて。落ち葉を踏みしめ、ある程度歩いただろうか、目前に綺麗とは程遠いながらにも好奇心の唆られる冷たい空気流れる薄暗くおどろおどろしい雰囲気の場所へと出ればそこでぴたりと歩みを止め「ジュリー、お昼は此処にしよう!まーったく綺麗ではないけどこういう所も何て言うか……味があるよ!」先を行く相手に静止を促す言葉投げかけつつ大袈裟に両腕を広げてアピールして )




284: 妖精 [×]
2017-10-03 15:58:25



そう?じゃあいつか私をまた慌てさせられるよう頑張ってね。楽しみにしてるわ!
(50年と聞いても大した年月には思えず、あっという間ではないだろうかとピンと来ないものの、何か策でもあるのだろうか自信満々な様子にはくすりと楽しげに笑みを溢し。「その要求は考えるまでもなくどっちちも却下されるだろうけど……まぁ、そう言う事よ。この小細工が効くかどうかは分からないけど、これは高い要求の次に低い要求をすれば受け入れやすくなるって言う心理を突いたテクニックの一つなのよ」余程実現させたいのかと出てきた例えには呆れたように息をつくも、おおむね自分の言いたい事はそうだと頷き。「綺麗じゃないって森に失礼よ、まったくもう……。まぁいいわ、そうしましょ。ヨルは何を食べるの?別のお菓子?」両手を広げてのアピールには森の番人の話を忘れたのだろうかと肩を竦めるも、昼食にする事に同意すれば、豊かな森の中では食材に事欠かない為、自分は持参では無く現地調達だと薄暗い辺りをぐるりと見渡し。木になっている小さな粒が集まった赤いベリー系の木の実を発見すれば、二つ程もいで両手に持ち、近くの木の枝に腰かけては相手の持つ鞄に視線を注ぎ)

285: 皐月 夜 [×]
2017-10-04 01:58:35



( 相手と自分との生きる時間に大きな差がある事はわかっていながらもそう言葉にしたのはそれだけ相手の事を慈しんでいるからか。言葉は無くにこやかな頷きだけで終えれば次いで紡がれた心理作戦にふむ、と考える素振りを見せてから「──何か出来そうな気がするよ!取り敢えず少しでも魔法使いさんにとってプラスに働く何かを引き合いに出す事が大切だね」と己が最も苦手とする心理作戦へのよくわからない活路のような物を見出し自信有り気にVサインを送り。それから一度飛んで行った相手に視線をやり、またその視線を鞄へと移すと手馴れたようにそこに着くチャックを開け中からチョコ味のカロリーメイトを取り出して「私の昼食はこれだよ。これが一番手軽で美味しいしねぇ。…ジュリーも少し食べる?」やや適当な動作で以て箱を開け中の袋も開ければ出てきた焦げ茶色のそれの頭の部分を少しだけ折って木の枝に座る相手へ向けて軽く振って見せて )




286: 妖精 [×]
2017-10-04 21:51:50



そうそう、そんな感じよ。やられっぱなしな私の分まで頑張ってちょうだいね、ヨル!
(自分の言葉を咀嚼し紡がれた言葉は先程よりは意味合いが近いと大きく頷いては、Vサインに向けてその調子だとぐっと片手の親指を突き立て。「ふーん、変わった食べ物ね。何だか固そうだから、もうちょっと小さく……欠片くらいの大きさで頂戴?」興味深そうに相手の動作を目で追いかけていれば、軽い音を立て折られ、此方に向けられた長方形の棒のような食べ物を見つめ。木の実を一つお腹に納めてはくんくんと鼻を鳴らし、食べ物から仄かに香る甘い匂いを嗅ぎつつも、自分の歯では折れてしまいそうだと冗談混じりに要求し。もし聞き入れてくれるのであれば両手を伸ばして受け取ろうとするだろう。「あ、そうだ。食べ終わった後はどうする?まだ奥を目指すか、引き返して別の方角を探ってみるとかさ」と、足をぶらぶらと前後させては、空を見上げおおよその時刻を確認してから今後どうするかと問いかけ)

287: 皐月 夜 [×]
2017-10-05 12:15:09



任せなさいッ!──取り敢えず魔法使いさん見付けないと何にもならないけどねぇ。
( 自分だけではなく大好きな相手の為であるとなれば俄然やる気の湧き方も変わってくると言うもの。何度も大きく首を縦に動かしてみせるも途中で肝心な事に気が付くとやれやれと言ったように表情をやや困ったものへと変えてカロリーメイトを一口齧り。そうやってエネルギーの補給をした中で要望が来れば、今度は割った先端を更に小さく砕き、ポロポロと粉状の欠片が僅かに地へ落ちたのも気にしないままに手に残った食べやすいだろう大きさの欠片を相手に手渡して。「これは便利な食べ物なんだよ。簡単にエネルギーが補給出来るし美味しいし、まぁちょっとモソモソはしてるけどもさ」簡単に説明をしまた一口齧り付くと次いで紡がれた問いには少しばかり考える間を落とした後に「…結構来た気がするし一度戻ろっか。もしかしたら戻ってる最中に見逃した何か見付けられるかもしれないしね」と来た道に視線をやり「あ、そう言えばね、このローブ買ったお店で探し人とか探し物とかを見付けられる魔法って書かれた本が売ってたんだよ。私には必要ないって思ってたけど、今買うべき時だよね」その視線を再び相手に向ければ、ふと思い出したように瞳の色を濃くして希望が見えて来たとばかり身を乗り出して )




288: 妖精 [×]
2017-10-05 19:56:20



良い子ね、ヨル。……まぁそうよね、そこが一番の問題点よね。私達がせっかく色々と策を練ってもアイツに会わない事には、何も始まらないわよねぇ
(やる気に溢れ気持ちの籠った返事に心地よさそうに笑みを浮かべては、瞳を細め。相手が口に出した問題点には確かにそうだと頷いては、辺りを見渡し捜索一日目とは言え手がかり所も変化も分からないままの現状にため息を溢し。「へぇ……人間って便利さを求めて色々と考えるのね。ありがとうヨル、頂きます──んー、モソモソって言うかパサパサって言うか、私はもっと柔らかくて甘いケーキの方が好きだなぁ」説明を受けたった一本に様々な栄養が詰められているらしい事を理解すれば、面倒臭がりなエルフと似たような人物が作ったのだろうかと思いつつ、実は膝の上に置き、粉状になったそれを両手で受け取れば口に流し込むように手を傾け。クッキーと似た食感のようにも思えるが、僅かに感じる甘さは甘い物好きの自分には些か物足りず、不満そうな顔をすれば水分と甘味を求め、再び木の実にかぶりつき。「了解、そうしましょうか。なら魔素を見るのも交代しましょ、私が見えなかったものにヨルが気付くかもしれないしさ」指を伝う果汁をまたもやペロペロと行儀悪く舐めながら、軽く頷き。「そのローブって、ぼったくられたかもしれない所のでしょ?何か怪しいしまた馬鹿高そうだし……止めた方がいいんじゃない?」相手の瞳に宿る希望の光に気付くものの、前に話を聞いた話を思い出しては、使える手は試してみようとは言ったものの嫌な胡散臭さを感じてしまえば、あまり乗り気では無いような反応を示し)

289: 皐月 夜 [×]
2017-10-06 00:12:49



焦りは禁物だってわかってはいるけどさー。何かあの魔法使いさんの事だから一ヶ月も会わなかった忘れられそうで。
( まだ魔法使いを探して僅かしか経ってはいない。が、全くもって友好的ではない彼の性格を考えれば記憶から抹消されるのも時間の問題だと思わざるを得ないようで。わたしたカロリーメイトの欠片を頬張るその姿からどんな感想が出るのかと楽しみに表情は綻ぶばかり。しかしながら出て来たのはやっぱりと言えるもので「もし魔法使いさんに会えたらこれあげたいんだよねぇ。ジュリーにはこれじゃなくてもっともっと可愛くてお洒落なお菓子にするよ」袋に入っている一本を食べ終えて苦笑いを浮かべれば水分の持っていかれた口内で一度ぐるりと舌を回し、残りの一本をまたモグモグと咀嚼して。それから立ち上がれば休憩した事と食事をした事でかなり体力も精神力も回復したのを実感し頷くと同時、自らの話に乗り気でない様子の相手にそんな事ないと首を左右に振り「それがさ、値段はこのローブの半分以下だったんだよ。これは運命だね!あの本と私は運命の赤い糸で繋がってるんだよ、絶対!だってじゃなきゃこのタイミングで魔法使いさんが居なくなるはずないんだから」どこから来る自信なのか、瞳のキラキラとした色は消さぬままに最早それしか見えていないのだろう買う気満々の様子を見せて )




290: 妖精 [×]
2017-10-07 13:01:47



あー……それはあり得るわね。彼奴なら一ヶ月じゃなくって一週間で忘れてそう
(思い浮かべるエルフの姿は、現在取り組んでいる魔法の研究なりに夢中になり、相手との記憶は彼方に追いやっている様がありありと思い浮かべば、否定出来ないと苦笑いを浮かべ。「ふーん……うん、そうして!」エルフにプレゼントすると聞けばアイツにも渡すのかと面白く無さそうに気の無い返事を返すも、次に紡がれた菓子については瞳をキラキラと耀かせ大きく頷き。「えー、それこそ怪しくない?やっぱりその店信用ならないわ。後半ヨルが何言ってるのか正直分からないんだけど……一応、私は止めたからね?後は、ヨルのお金だし……うん、好きにするといいわ」半額と聞いてもさらに言い知れぬ不安が積もり胸の奥で渦を巻くも、真っ直ぐな瞳で信じる相手を見ては、何故運命うんぬんの話になるのかと不思議そうに首を傾げた後、自分の言葉はこれ以上届かないだろうと思いながら言葉を返し。自分も腹ごしらえは終わり、ハンカチで口許や手を綺麗に拭っては再び宙を飛び、相手が来た道を戻ろうとするならそれに着いて行こうとするだろう)

291: 皐月 夜 [×]
2017-10-07 22:12:28



ちょ、それは私も思ったよ!思ったけど敢えて心の傷を増やさないように一ヶ月って言ったんだからー!
( 自らが蓋をした期限をいとも簡単に開けられてしまえばギョッとしたように首をぶんぶんと左右に振り、魔法使いとジュリーの両方に送るプレゼントについてはそれ以上触れる事はせずにそのどちらをも楽しみに秘めて。「これは絶対に今買わなきゃ駄目なやつだよ、うん。お金の方はちゃんとお小遣い貯めてるから心配ないし、もし難しそうな魔法でもきっともっともっと練習したら大丈夫なはずなんだから」相手はどうにも乗り気ではない。だがこのチャンスがとても大きくまた感情が高ぶっている状況ではひたすらにそれだけを見るようで、ふふふ、と一人楽しげに笑い。そうやって一通り浮かれ終わった後は魔法使いを探す事に専念すべく一度深く息を吐き再び空気中に漂う魔素に意識を集中させながら至極ゆっくりと、何も見落とさんばかりにモタモタと歩みを進めて )




292: 妖精 [×]
2017-10-08 10:12:29



あ、そうだったの?気が付かなかったよ、傷増やしちゃってごめんね?
(相手があえて触れていなかったのだと知れば一度瞬きをした後、あははと軽く笑っては小首を傾げ悪びれる様子も無く言葉だけの謝罪を述べ。「盲目状態ねぇ……私だったら高級なお菓子とか洋服にそのお金を使うけどなぁ」うまい話には裏があると言うが、相手の瞳にはいったいどんな未来が今見えているのだろうか。一人楽しげに笑う声を耳にすれば、意思の変わる兆しの無い様子にはぁと深くため息をつきぽつりと呟き。やがて相手が歩みを再開すればその後に続くも、注意深くゆったりとしたその足取りを急かす事は無く、その肩にそっと乗れば自分のお喋りで相手の集中を切らさないよう静かに黙ったまま、つい先程見た木々や草花、地面等に視線を落としては今一度何か手がかりは無いだろうかと辺りを見渡し)

293: 皐月 夜 [×]
2017-10-08 23:19:43



その笑顔が許されるのはジュリーだけなんだから…。
( 悪びれた様子の欠片も無い相手の笑顔をじとっと不服そうに見つめ恨めしそうな呟きを落としては、次いで紡がれたお金の使い道の話をどこ吹く風で聞き流すようにおどけた笑みを浮かべて。それから最早定位置となった自分の肩に座る相手をちらりと目線だけで確認した後、その視線を再び目前へと移動させ「──魔法使いさんってこの森に住んでる訳だけどさ、何でわざわざ此処なんだろうね。人間の住む街からも近いし、森が好きならそれこそもっと人の立ち寄らない秘境みたいな所選べば良かったのに」ふわふわ、さわさわ、と風の流れに沿うようにして浮かび流れる魔素の集合体から違和感や歪みは何かないものかと集中しながらも、やっぱり魔法使いの事が気になるのか今までよりは幾分も真剣味を帯びた口調で以てそう問い掛けて )




294: 妖精 [×]
2017-10-09 17:48:32



ふふ、許してくれてありがとヨル。だーいすきよ
(不満がありありと伝わる眼差しを受けるもそれ以上怒られる事が無ければ、笑みを浮かべた表情は変わらないまま、語尾にハートマークでも付きそうな猫なで声で答え。「さぁ?でも、此処は私達みたいなのが住むにはぴったりよ。魔素がたくさんあって過ごしやすいし、隠れ場所も自然も食べ物も多いしさ。それに釣られていろんなのも集まってくるし!人間については、多分私達よりも後にいつの間にか近くに住み着いてた気がするわ。……まぁだからなのか、それとは違う理由があるのか、詳しい事は本人に聞かない事にはさっぱり分からないけどね」相手の肩で揺られながら、やはり先程と変わらない景色が流れていけば此処は外れならば何処だろうかと、無言のまま思考を働かせ。しかし相手から声を掛けられれば考えは一旦中断し、この森を住みかにする者としての個人的な感想を述べた後、記憶を辿っては自分達が先に森に暮らしていたはずだと口にだし。エルフ自身の考えを予想しても、結局本人に聞かなければ真偽は付かないと首を左右に振り。「あ、ねぇそう言うヨルは、どうしてこの近くに今は住んでるの?遠いニホンって国に元々は住んでたんでしょ?」エルフに繋がる質問かはともかく、相手からの言葉や容姿から異国から来た事は教えられてもその理由までは聞いていなかった気がすれば、今さらな気がしないでも無いがふと湧いて出た疑問を投げ掛け)

295: 皐月 夜 [×]
2017-10-09 19:14:06



ジュリーには勝てない気がする…。私も魔法使いさんに謝る時語尾にハートマークでも付けてみよっかなぁ。
( 変わらない笑顔に加えて語尾には見えないハートマーク。それら全てが確信犯であっても可愛くて愛おしいと思ってしまうのならばもう最初から負けは決まっていたのだろう。この手を使えば魔法使いに許して貰えるかもしれないと僅かばかり考えてすぐその考えを打ち消しては、再び魔素に集中して。ふつ、と泡ぶくのように沸き上がった疑問には成程と一つ頷きを。「この森は魔法使いや妖精達の所有地なので人間は立ち入り禁止、って看板でも掲げられたら良かったのにねぇ。──おっきなビルとか建てられたらたまったもんじゃないよ」住みやすい場所であるならば尚更このまま永遠に人間の手にかからない事を祈るようにぽつりと呟きを落とし。それから次いで問われた問い掛けにはぴたりと歩みを止めて顔を向け「そうそう、日本っていう小さな島国に住んでたんだけどね。お父さんの仕事の都合でお母さんと三人で此方に来たんだよ。日本以外の国に来たのって初めてだからさ、まだ慣れてない事とかいっぱいなんだけど何だかんだで楽しいし、此処に来れたから魔法使いさんやジュリーに会えた訳だしもういろいろと完璧だよね!」わくわくした気持ちを前面に押し出すようにキラキラとした瞳で一つ一つ言葉を落としていき、最終的には今がとても楽しく幸せなのだと言う気持ちで締め括って )




296: 妖精 [×]
2017-10-09 22:05:17



そうでしょう、そうでしょう……え、あの朴念仁に使うのは止めときなさい。あんなのにヨルが可愛く謝る必要なんて無いわ
(相手の言葉を褒め言葉として受け止めれば、ふふんと口角を上げ鼻を高くし胸を張るも、自分の真似をしてみようかと聞けばぎょっと目を開き。また心ない言葉の刃で一蹴されるだけだと、ブンブンと首を左右に振っては激しくその案を反対し。「それ、子供の悪戯だとか言われて信じてもらえないと思うわよ?それに私、人間の言葉は喋れても、文字は書けないしさ。あ、それは大丈夫よ。そんな事しようとした奴等は片っ端からお仕置きしておいたから、当分は来ないはずよ。──ふふ、大の人間の男が揃いも揃って怪奇現象だーって叫んだりみっともなく悲鳴上げて逃げてく姿はすーっごく面白かったわよ!ヨルにも見せてあげたかったくらいだわ!」相手からの提案には若干呆れの含んだ声音で答え、文字については自分は人間をからかう悪戯に生かす為に言葉だけは覚えた為に出来ないと伝え。また、ぽつりと呟かれた言葉に耳聡く反応しては、いつだったか森の一部を崩す目的や建物を作る為の材木目当てであろう工事の人間達から、自分達が森を守る為に撃退してやった話を何処か誇らしげに語ってみせ、当時を思い出しては両手で口許を抑え無邪気な気持ちで可笑しそうに笑い声を溢し。「へぇ、島国なんだ。親の都合に振り回されるなんて大変ね。今が楽しいなら良いんだけど……故郷をずっと離れるなんて寂しくないの?私だったら、外にたまに遊びに行くのはいいけど、この森から遠い知らない場所で何日か後に暮らしなさいなんて言われたら、例え家族が一緒でも嫌だなって思っちゃうわ」問いの答え、ニホンについて新たな情報をしればそれを覚えるように言葉を繰り返し、見知らぬ土地を楽しめる要因の一つに自分も含まれていれば嬉しく思うものの、キラキラと輝く瞳を肩に座ったまま身を乗り出すように前傾姿勢を取って覗き込んでは、もし自分が相手の立場だったならそこまで楽しそうに話せないだろうなと言う思いを口に出し)

297: 皐月 夜 [×]
2017-10-10 19:35:26



──ちょっと言ってみただけ。魔法使いさんにはそう言うの通じなさそうだし、まして私がそんな可愛く謝るとか出来なさそうだしねぇ。
( ギョッとしたように首を激しく左右に振るその姿を少しの間黙って見詰めていたも、いろんな角度から無理だという判断に至れば小さな溜息と共に諦めを口にして。「へぇ、文字はやっぱり人間が使うものとは違うんだ!これは新たな発見だね。にしても残念だなぁ、ジュリーがどんなお仕置きしてるのかすんごい興味あったのに。もし今度そんな事になったら私も加勢させてもらうからね!」話す言葉は同じなのに書く文字が違うというのはやっぱり何処か不思議に感じるもので。それと同時に見てこそいないが頭の固い大人達が逃げ惑う姿はとても楽しそうに感じて、果たしてどちらの味方なのか至極可笑しそうに笑ってはワクワクとした気持ちを抑えきれぬと言うように口角持ち上げ。そうやってまた歩みを再開させて。「──まぁ、和食がなかなか食べられなかったりとか、不便な面も確かにあるけど…寂しくはないかな。元々愛国心…自分の住んでる国が大好きで大好きで仕方がないって訳じゃないし、寧ろいろんな所でいろんな体験したいんだよね。楽しい事とかワクワクする事とか、他にもいーっぱいね」家族と過ごす時間が極端に少ない事に寂しさを覚えた事はあったが、国を離れる寂しさを感じた事はそう言えば一度も無かったかもしれない。問われた問いに少しばかり考える間を空けてからそう答えては、それよりも何よりも楽しみが強いのだと暗に心配しないように伝え )




298: 妖精 [×]
2017-10-10 20:37:43



それが賢明ね。でもヨルならきっと可愛く謝れるわよ。だってもともとが可愛いんだもの
(相手が諦めた事にほっとしつつ頷くも、後半の部分は否定しては相手の黒髪や表情を見つめては、可愛いと思いを言葉に出し。「そうよ、今度見せてあげる!森を荒らす奴等なんて正直来て欲しく無いんだけど、でも良いわよ。鳥に頼んでヨルに伝えさせるわね。それで、もし来たらヨルはどんな風に加勢してくれるのかしら?」自分にとっての当たり前も相手から見れば面白く写るのであれば、何か持ってきてあげようかと気持ちが芽生え。敵の出現は望まないものの、自分と同じく楽しげな様子を見せる相手を嬉しく思いながら了承しては、その時相手はどんな事をしてくれるのだろうかと興味が湧き問いかけ。「そうなんだ、ヨルは強いね。──ふふ、それじゃこれからもたーっくさん遊ぼうね。ヨルがビックリするような事や場所、探してみるからさ」例え見知らぬ場所でもその中から楽しさを見出だせる相手に、ぽつりと本音を呟き。また相手が暗に何が言いたいのか伝われば、わかったと言わんばかりに笑みを浮かべ。いろんな体験を相手がしたいと言うならば、友である自分が進んで手伝ってあげようと思いながら微笑み。そうこうしているうちに岩の群れを過ぎ、大樹の辺りまで戻ってくれば、切り株は後もう少しである事を感じ始め)

299: 皐月 夜 [×]
2017-10-11 12:42:38



褒めたって何も出たりしないよーだ。
( おちゃらけた性格やその他から褒められる事にあまり慣れていなければそれは落とした絵の具が静かに静かに広がるかの如く胸いっぱいにムズムズとした感覚として生まれ、結果、可愛くない返事が口を付き。「そうだなぁ──罠とか仕掛けるよ!落とし穴とかね。後は、もしその頃に魔法が凄く凄く使えるようになってたらやっぱり空中浮遊でしょ。あ、魔法使いさんが使う転移魔法も覚えたら使えるよね!」人間とは強欲で酷く利己的な生き物だと同じ人間であるのにも関わらずそう認識してしまうのは何故だろうか。今はまだ悪さをしに来ないだろうが、いずれまた…とその時はやれるだけの手伝いをするつもりだと指を一本一本立てつつ案を挙げていき。お気に入りの大樹は目の前。魔素が集まり光り輝く様はやっぱり此処が一番綺麗な気がすると、ほぅ、と一つ息を吐き「ありがとうジュリー。でも私はこうやってジュリーと一緒に居てご飯食べたり散歩したりしてるだけで十分楽しいんだからね」相手の優しさには満面の笑みで答えて。そうやって再び歩き出してはややして目印として選んだ切り株が目の前に。駆け足でそこまで戻れば徐にそれに腰掛け「…ふぅ、到着だねぇ。魔法使いさんの姿は見付けられなかったけどこれはこれで楽しかったし結果的にはOKだね」額にじんわりと浮かぶ汗を手の甲で拭った後に肩に座る相手に視線向けてはお疲れ様と労うようにその頭を人差し指で軽く撫でて )




300: 妖精 [×]
2017-10-11 13:37:17



何も出さなくて良いわよ、見返りを求めて言っているわけじゃないんだしさ
(おそらく褒められ慣れていないのだろうと口振りから察すれば、そんな所も可愛らしいとくすくすと笑い。「結構出てくるわね、頼もしいわヨル。あーそうね、彼奴の魔法が使えたら一発で片付くわね。まぁ、そう簡単には教えてくれはしないでしょうけど」指折り数え、思いの外色々と考えてくれた相手を面白そうに見つめ。しかしまだ会うことも叶わないエルフの名前が出てくれば途端に顔をしかめ、使えれば便利だがと言葉を溢し。「此方こそありがとう、私もこうやって一緒に居るだけでとーっても楽しいわ!」満面の笑みには此方も破顔して答えれば、嬉しそうに自分も同じ気持ちである事を伝え。「そうね。まぁ今日始めたばかりだしね、これからよ、これから!」やがて切り株に着けば、軽く頷きつつ答え。撫でられれば笑みを浮かべた後、パタパタと羽ばたき上昇すれば、此方も相手の疲れを労うようにその頭をよしよしと撫でつつ励ましの言葉を送り)

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